ポッドキャストの最新ランキング
さて、ポッドキャストの世界、本当に目まぐるしく動いてますよね。
えーそうですね。
今回はですね、いくつか最新の業界動向、これをギュッと凝縮して、忙しいあなたのためにサクッとポイントを抑えていこうかなと。
いいですね。特にランキングの新しい顔ぶれとか、あとプラットフォーム周りの動きは結構注目ですよね。
ですね。じゃあ早速ランキングからいきましょうか。
エディソンリサーチの2025年第一四半期の米国トップ50ポッドキャスト。
はいはい。
これ見ると、ロッテンマンゴが初めてトップ10に入ってきて。
へー。
で、ザ・メルロビンズポッドキャストはなんと初登場でいきなり15位。これすごくないですか?
いや、すごい勢いですね。新しい番組がこう、急速に支持を集めてるっていう証拠ですよね、まさに。
えー。ちなみにホスティング会社別で見ると、これまた興味深くて。
というと?
トップ50のうち、メガフォンが22番組、シンプルキャストが12番組をホストしてるんです。
あー、メガフォンが多いんですね。スポティファイの。
そうなんです。だからまあ、スポティファイのエコシステムっていうのが、有力なクリエイターにとって魅力が増してるのかな、なんて見方もできますよね。
なるほど。単なる10位だけじゃなくて、その裏側のプラットフォームの力学みたいなものもつけてみえると。
えー。それから業界イベント。これも動きがありますね。ムーネン風ポッドキャスターワーズ。これ登録が始まったとか。
あー、ありましたね。同盟のダッシュが主催しているやつですね。
そうですそうです。女性クリエイターにスポットライトを当てる。いい動きですよね。
本当に。あと8月にはノースカラライナでスポーツポッドキャストフェスティバルの第2回も。
スポーツ専門ですか。
はい。こういう専門分野のイベントっていうのは、コミュニティを強くしたり、新しいコラボを生んだりする。いい時代になりますよね。
確かに。さて、次はちょっと影響が大きいかもしれない話題ですけど。
はい。
制作面。トランプ大統領がNPRとかPBS、つまり公共保障への年報予算、これを停止するっていう大統領令に署名した。
アップルの判決と収益化
という情報が入ってますね。
あーこれですね。これに対してニューヨーク・パムリックラジオが声明を出していて、公共保障への資金提供というのは、納税者1人当たり年間1ドル60セントに過ぎないんですよと。
なるほど。
まああくまでこれは情報源にある技術としてお伝えするんですけど、公共メディアのあり方みたいな議論がまた動き出すかもしれないですね。
そうですね。そしてテクノロジーとビジネスモデルに直結する話。アップルです。
来ましたね、アップル。
米国の訴訟で結果的に開発者がアプリの中から外部の支払いページとかにリンクを貼ることがOKになったと。
ええ。
Spotifyが早速対応したなんて話も、これどういうことなんでしょう。
いやこれは大きいですよ。今までってアップルのプラットフォーム内で、例えばタブックとかで収益を得る場合、最大30%の手数料、いわゆるアップル税を払う必要があったわけです。
はいはい、ありましたね。
今回の判決で、Podcastの有料購読とかもアプリの中から自社のサイトとか別の決済システムに直接ユーザーを誘導しやすくなる可能性があるんですね。
ああ、なるほど。手数料を回避できるかもしれないと。
そういうことです。Patreonなんかもアプリの変更を予定してるって言ってますし、クリエイターの収益化の方法にかなり直接的な影響が出てくる可能性がありますね。
それは大きいですね。単に手数料回避っていうだけじゃなくて、クリエイターがもっと自由にビジネス設計できる、そういう道が開けるかもしれないってことですかね。
そういう見方もできますね。
ただこれって今のところはアメリカ限定の話なんですよね。
そうなんです。現時点ではアメリカ国内の判決なので。
でも同じような問題に関心を持ってるEUとか他の国々もこの動きはすごく注目してるはずですよ。
なるほど。
だからこれがきっかけで世界のプラットフォームのルール自体がこう変わっていくかもしれないですね。
いやー今回はランキングの新しい動きから業界イベント、それから資金提供の話やプラットフォーム規約っていうかなり構想的な変化までいろんなレイヤーの話がありましたね。
そうですね。目まぐるしいですけど、特にAppleの判決。
これは今はアメリカの話ですけど、もしこれが世界的に広がったら、あなたが普段使っているPodcastアプリとか応援しているクリエイターの活動、これにどんな変化が起きる可能性があると思いますか?
うーん、確かに。
ちょっとこんなことを考えてみるのも面白いかもしれないですね。