【再】#786. man の起源と発達についてあれこれ
2026-09-14 13:58

【再】#786. man の起源と発達についてあれこれ

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に
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そして、英語のなぜに答える初めての英語史の著者の堀田隆一です。 英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間におもとに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は7月26日水曜日です。いかがお過ごしでしょうか。 本日お届けする話題は、
マンの起源と発達についてあれこれです。 どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前にプレミアムリスナー限定配信チャンネル英語史の話、ヘルワのお知らせです。 毎週火曜日と金曜日の午後6時に配信しています。
昨日火曜日でしたので予定通りですね、第16回となる英語史の話配信しました。 お題はですね、なぜ私は英語史を面白いと思っているのか、英語史をお茶の間に広めたいと思っているのか、と題しまして、ちょっと厚めに語りました。
私の英語史活動、ヘル活、英語史を広めようという活動に賛同していただいている方がですね、このプレミアムリスナーになっていただいているというところで、通常配信ではあまり話さないようなタイプの話題をお届けしてみました。
プレミアム限定配信では、このようにヘル活ですね、英語史活動に関することであるとか、雑談的なものであるとか、普段のレギュラー配信とはですね、異なるテイストでお届けしています。
英語史活動を応援したいという方はですね、参加を検討していただければと思います。月額800円となっておりまして、参加方法はVoicyアプリから入る方法とWebブラウザから入る方法があります。
後者のWebブラウザから入る方法の方が、手数料の観点から圧倒的にお得となっております。
ぜひ参加を検討されている方はですね、そちらからお入りいただければと思います。
そして、このチャプターにですね、プレミアム限定配信のチャンネル設立趣旨、解説趣旨もですね、書いておりますので、ぜひお読みいただければと思います。
さて、昨日おとといとですね、この通常配信会でも少し長めのお話をしたんですね。
平日はなるべく短めに終えたいなと思っていながらですね、話題によってはどうしても長くなってしまうということで、今日はなるべくさらっと終えたいなと思っております。
それでは本編お聞きください。
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今日の本題はマンの起源と発達についてあれこれということで、男、人を表すマンですね。これについてあれこれと語源話をしたいと思います。
この単語はもう非常に当たり前の平凡な単語なんですけれども、話題にこと書きません。
まずですね、語源は何かということからお話しするんですが、これがですね、定説がないんですよ。
こんなに大事な単語なんですが。
語彙語にMANの形でもうすでに出ています。
さらにですね、他のゲルマン語にもですね、ありますので、ゲルマン祖語の段階からまあ存在したということはわかってますね。
さらに陰陽祖語にまで遡るだろうとは予想されているんですけれども、どの陰陽語根に遡るか、これについてははっきりとしたことがわかっていない。
候補はいろいろと立てられているんです。
例えばですね、一番単純なのはMANという陰陽語根があって、それがもう人間という意味だったんだと。
これは一番ストレートなんですけれどもね。
次に陰陽語根はMANという語根だったのではないかという説があります。
これはですね、例えばラテン語のMENSU、心を意味する単語ですが、これと同根だというような説なんですね。
考えるとか息を吸うというような極めて基本的な意味を持っていたので、派生語が非常に多いんですね。
その中の一つがこの英語のあるいはゲルマン語のMANなんではないかという説です。
もう一つはですね、同じMENなんですが、異なる語根で小さいとか孤立したというような意味。
これに遡るんではないかということです。なかなか意味深調ですけれどもね。これが人間だというわけですから。
さらにですね、ドゥゴモン、ドゥゴモンというような語根に遡るんではないか。
これはラテン語のHOMO、これホモサピエンスのHOMOですから人っていうことですね。
ここに遡るんではないかという説もありますね。
そして最後にMAN、これもMANと読めるんですけれども、テを意味する単語、ラテン語マヌスですね。
テに関係するんではないかとかですね。
いろいろと言われているわけです。
ですので究極の引用語根については諸説あって、これぞ定説というものは出ていないっていうことなんですね。
究極の語源についてはここまでにしておきたいと思うんですけれども。
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さて、この単語、今でも人、人間という意味ですね。
つまり性別を問わない人間です。
言い換えればマンカインドとかヒューマンカインド、
the human race ぐらいの意味ですね。
人類全体を指すこともできるし、個別に見ればa humanとかa human beingとかapersonというようです。
人ですね。男女問わない人という一般の意味があるかと思えば、もう一つの意味があって、今度は女性に対して男性という意味ですね。
つまりwomanに対してmanという性別を意識した男性側の表現、これがmanだということです。
つまり大きく2つ語義がありまして、人間、人という意味と、もう一つは性を意識した
男、男性という意味ですね。
おそらく第2の語義、男性の方が
前面に出てきている方の意味なんではないかと、こちらの方がまず最初にmanと聞いて、
浮かんできやすい意味なんではないかと思うんですね。
ですが、どうも元々はですね、逆なんですね。
公英語とかゲルマン語では、まず
第1の意味として人、人間、こっちの方があったんですね。
そして、公英語中にもう
男性という意味は芽生えていたんですが、それも比較的遅くになってからです。
つまり明らかに派生的な意味、元の意味から派生してできた意味っていう
のが順番なんですね。
まず最初に人、人間があり、そしてその後になって
男性に限定された
っていうことなんです。
それ以降、むしろ立場が逆転してですね、
現代英語では多分manというと、一番最初に男、男性が上がって、そして2つ目に人、
人間という順番で
連想されると思うんですが、もともとは逆だったっていうことです。
ですから、公英語ではまず第1の意味、基本的な意味っていうのは人、人間だったんですね。
このことを示すいくつかの証拠と言いますか、
ヒントがあるんですけれども、例えばですね、
一般的に男というと、公英語ではwellっていう単語を使ったんですね。
これについてはですね、実は344回で詳しく語っていますので、ぜひそちらを聞きいただければと思います。
男らしい狼男のバーチャルな世界
同婚後4連発という回でした。
そちら聞いていただければと思うんですが、wellっていうのが男の意味であったんですね。
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そして女の意味はweave。
これ、現代語のwifeに相当します。
もともとは妻という意味ではなくて、女、女性だったんですね。
ですのでwell and weave。
wで党員を踏みながら男と女という表現があったわけです。
ここにはmanっていうのはあまり使われないんですね。
一方同じような男と女という言い方で、こんな言い方もありました。
weapon man and weave man
最初のweapon manっていうのはこれweapon manってことです。
武器の人。この場合のmanっていうのは人ですね。
武器を持つ人っていうことで男。
そして2つ目はweave manということでweaveは先に述べた女、女性ですね。
であるmanですから人ですよね。weave man。
女性である人ぐらいの意味になります。
ですからここのmanが男だったら完全に矛盾しちゃうんですよ。
女性である男になってしまうので、
ここでのmanの意味は由緒正しき人、性別を問わない人という意味だとわかるかと思うんですね。
ちなみにこのweave manが
つづまったり音が変わったりしたのが現在のwomanなんです。
womanっていうのはweave man、wife manと言ってるようなものなんですね。
さあこのように小英語では基本的に人という意味でですね、
複合語においてもmanの部分は人として使われることが多かったと。
すでに男性の意味も芽生えてはいましたが、まだですね、前面に出ているわけではなかった。
それがだんだんとman and womanみたいな言い方が出てきます。
そうするともうこの場合のman、
最初の語は男という解釈しかできませんよね。
こうしてだんだんと男性という意味の方が前面に出てくるようになったという、そんな流れなんですね。
ただ中英語くらいまではですね、まだ人という意味もかなり残っていて、実際、弱く読まれてですね、
不定認証代名詞、つまり今で言えばoneぐらいの人はぐらいの意味でmanがよく使われました。
男性という含意は特になく、あくまで
anyoneのような意味で使われていました。
現代英語では
性を特にですね、明示しない一般に人という時に
manを使うという用法はどんどん減ってきています。これは
男性の意味が前面に出てきてしまっているからこそなんですね。
つまり人の意味で使っているのか、男の意味で使っているのかわからないということもありますし、
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人全般を意味するのになぜ男を優遇するのかという見方になってしまいます。
ですのでよく取り上げられる話題ですけれども、
一般に議長を表すのにchairman
という言い方は好まれなくなってchairpersonあるいはもう端的にchairということが
一般化してきていますね。
他にはpolicemanとか
firemanというのは
好まれなくなってきていて代わりにpolice officerであるとかfirefighter
といった表現が多く用いられるようになってきています。性に関するpolitical correctness
このような時代の風潮によってmanを含む
複合語というのはですね、どんどん使用が減ってきているというのが昨今です。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
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それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、ほったりうちがお届けしました。また明日。
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