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英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。 本日は6月2日、金曜日です。いかがお過ごしでしょうか?
本日お届けする話題は、【ブルターニュ展】に行ってきました、です。 どうぞよろしくお願い致します。
本題に入る前に2点ほどお知らせです。 まず1点目ですけれども、今日6月2日は私がボイシーを始めた記念日ということで、
2年前、ちょうど2年前にスタートしました。 この英語の語源がミニスクラジオヘルディオですけれども、毎朝6時に更新してきまして、
無事に2年間、毎朝お届けすることができました。 やりましたー! これも皆さんのおかげと言いますか、リスナーの皆さん聞いていただくことで、私も続けられているということですので、まずはですね、
継続的に聞いていただいているリスナーの皆さんに感謝申し上げます。 ありがとうございます。これからも引き続きこちらのレギュラー放送を毎朝お届けしていきますので、どうぞよろしくお願い致します。
そして2点目なんですけれども、このボイシーを始めて2周年というこの記念日にあえてぶつけてきたということなんですけれども、日々のレギュラー放送に加えてプレミアムリスナー限定配信の新チャンネル英語誌の話を今日から開始します。
こちらも今日解説日ということでですね、私も少しそわそわしているわけなんですけれども、新たな試みとしてスタートすることに決意しました。
この新しいチャンネルの趣旨であるとか狙いですね、これについては727回、この間の日曜日の放送会で詳しくお話ししています。
ブログ記事の方も併せて書いておりますので、そちらへリンクを貼っておきます。このチャプターに貼り付けられたリンク先からたどっていただきまして、この新チャンネルの趣旨であるとか抱負のようなものをたっぷり話していますので、そちらぜひお聞きいただいてアイディアにご賛同いただける方はですね、
ぜひプレミアムリスナーになっていただき英語誌の話に加わっていただければと思います。このプレミアムリスナー限定配信の新チャンネル英語誌の話はですね、今のところ考えているのは毎週2回、火曜日と金曜日、
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今日金曜日なんで初回となるんですけれども、午後6時、夕方6時ですね。レギュラー配信が朝6時なのに対して、この新しいチャンネルはですね、午後6時に火曜日と金曜日をお届けしていきたいと思っています。
たまに生放送があったり、フレクシブルにですね、時間の方は日時の方は原則としてその火、金の午後6時ということに設定はしてありますけれども、場合によってはですね、フレクシブルに動かしていくということも含めまして、週2回このペースでやっていきたいと思っています。
新チャンネルは有料放送ということになっておりますが、月額800円です。これはweb上での販売価格が800円ということで、アプリ経由でお支払いいただきますと、これはですね、手数料がとっても高くかかりまして、1200円って言いましたかね、全体で。かなりの手数料ということで全くお勧めしません。
アプリ経由ではなくて、web経由、ブラウザ経由でお支払いいただくことを強くお勧めします。お聞きのチャンネルのページからですね、今もプレミアムリスナーへと入れるボタンっていうんですかね、クリックするところが表示されているかと思います。
これで初めの設定ということで、昨日6月1日になって初めて私も解説の設定ができるようなことになったので、昨日作ってみたんですけれども、今のところ私の画面ではちゃんとプレミアムリスナーに参加できるというような欄がですね、設けられているので大丈夫かと思います。
詳しくはURL貼り付けました先にですね、情報がありますのでそちらを覗いていただきたいんですが、ここでも一言だけこの新しいチャンネル英語師の輪のプレミアムリスナーに是非ともなっていただきたい方ということで、私パーソナリティの方から6点手短に説明します。
1点目、減るかつ英語師活動を応援したい方。 2つ目、毎日もっともっと英語師に触れたい方。レギュラー放送だけでは足りないという方。
3点目、私ほったりうちの話をもっと聞いてみたい方。 4点目、レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず、もっと専門的な英語師の話題も聞いてみたいという方。
5点目、レギュラー放送では言えないあるいは配信できないような低い話題ですね。対談のアフタートークであるとか飲み会雑談などこうした低いものも聞きたいという方。
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最後に6点目、パーソナリティおよびリスナーさん同士でもっと交流したい方です。 関心がある方はぜひ英語師の話に加わっていただければと思います。
ということでボイシー2周年記念、そして新チャンネル開設のお知らせでした。 今日の本題ですけれども雑談会に近くなると思います。
ブルターニュ展に行ってきました。 これついに行きました。もう4月くらいからですね、このブルターニュ展。
上野の国立西洋美術館で開かれている特別展ですね。 称形の地ブルターニュ展。
こちらにですね、行こう行こうという風に行っていまして、もちろん私一人であればいつでも行けたんですけれども、実はこれ大学の授業であるとか、そしてこのヘルディオでも連動させる形で
ブルターニュといえばブルトン語、ブルトン語といえばケルト系言語、ケルト系言語といえば英語史とも関係するといったような、ちょっと遠い関係ではありますけれども、英語史の学びと今回の国立西洋美術館の称形の地ブルターニュ展を引っ掛ける形でお話をですね、届けてきました。
大学でも授業を展開してきました。大学生と一緒に見に行こうということを決めていまして、つまり準備期間を経てですね、先日5月30日火曜日だったんですけれども、予定していた通りにブルターニュ展行ってまいりました。
非常に良かったです。予習をいろいろしていったっていうことがいいですね。絵画の予習はですね、テレビ番組であるとか、ホームページの方もですね、女優のアンさんによるナビゲートがあったりですね、テレビの方ではBSの日テレですかね、ブラブラ美術館、博物館でも番組で取り上げられていまして、
それも含めて、私、絵については特別詳しくなんでもないんですけれども、予習をした上で訪問しました。さらにですね、その訪問先でも音声ガイドですか、有料の600円だったんですが、音声ガイドを聞きながら一つ一つ、レクチャーを受けながら見たということで非常に理解が深まりました。
改めて、ブルターニュという地方について、そしてその地方で話されているブルトン語であるとか、ブルトンの文化ですね、ひいてはケルト、ケルト語全体の問題、そしてものは英語史の側、英語史の立場からどのように解釈していけばいいのかといった問題について、改めて深く考える、
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きっかけを得られたと思います。このヘルディオでも何度か関連する話題をお届けしてきまして、スタートはですね、692回だったと思うんですね。ケルト語派を紹介しますという話題で、インドヨーロッパ語族の中の1語派であるケルト語派を紹介しました。
そしてその次の回、693回で英語史とケルト、英語史とブルターニュ、国立西洋美術館の象形の地ブルターニュ展訪問に向けてという回ですね。この辺りから本格的にスタートしたっていう感じでしょうかね。
692回、693回ですね。その後もいろいろな形でブルトンレと呼ばれる、ブルトンに伝わる短詩、短い詩の形式ですね。これを中英語に翻案したジェフリ調査によるカンタヴェリ物語の中から地方字主の話、これを紹介してみたりですね。
イギリスにおけるケルト系言語に対する言語政策であるとか、いろいろとこの4月24日、4月下旬以降ですね、点々と関連する話題というのをお届けしてきましたので、改めてですね、皆さんにはこの辺りの放送回も聞いていただければと思います。
それから昨日ですね、まさに昨日の回731回は、ケルト語の初期文化の開花が英仏独語よりも早かった理由ということで、やはり関連する話題をお届けしました。
このような経緯でいろいろとお話をお届けしましたが、ついに5月31日に私自身も学生と一緒にですけれども、この国立西洋美術館、紹敬の地ブルターニュー展に行ってまいりましたので、その感想と言いますかね、雑貫をお話ししたいと思います。
まずですね、久しぶりの美術展という感じで、私もしょっちゅう行き着けているわけではないんですが、かなり多くの作品が集まっていたなという、つまりお腹いっぱい満足という数の点でも満足しました。びっくりしました。
ブルターニューを画材、題材としたものがですね、日本国内からもかなり多く取り寄せられているということで、これだけブルターニューが画材となっていたのかというびっくりというところはありましたね。
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モネ・ゴーガン、そして日本人画家もいまして、黒田誠希をはじめとして、こちら、バリエーションブリもですね、大変満足することができましたし、予習の会がありまして、一点一点の絵画の背景も知ることができた上で行きましたので、本当に楽しむことができました。
少し時間が足りなかったぐらいなんですね。閉館間際まで残っていましたが、それでもちょっと足りなかったかなという気がしています。
特別展のタイトルに、象形の地という表現が入っているんですね。憧れの地ということですけれども、今回の特別展に展示されていた絵画を描いた画家たちですよね。
も、象形の地として捉えていて、ブルターニュに素朴さであるとか、なんだかの源流みたいなね、ヨーロッパの源流みたいなものを見ていたんではないかと思うと同時に、この特別展に足を運んでいる多くの人々ですね。
私も含めてなんですが、同じような思いでブルターニュというフランスの中の最果ての地、異郷の地に思いを馳せているのかなと。この象形というのが宣伝文句になるっていうのはそういうことだと思うんですね。
これは19世紀20世紀の画家たちもおそらく同じような思いで、なぜこのケルトって日本でも定期的に流行しますよね。これ何なんだろうって思ったときに、ケルトの神秘性であるとか無限性であるとか、想像力を刺激するような要素がケルト文化にはですね、たくさんある。
美術のみならず音楽もそうですし文学もそうですね。芸術全般に何らかのインスピレーションを与える要素というのがケルトにはある。これは歴史的なものでもあると思うんですね。アーサー王伝説もそうです。それからイス、沈んだ都市の都市伝説もあります。
妖精のイメージというのもケルトと結びついています。いずれも神秘性とともに儚さみたいのが感じられるんですよね。そしてこの儚さというのはどこから来るのかと言いますと、やはり紀元前1000年期においてはケルトの人々はヨーロッパ中に展開していて非常に強力な民族だったわけですね。
それがギリシャ、ローマですが、そしてさらにはゲルマンの人々に押される形で西へ西へとコーナーに追い詰められた結果、現在ではイギリス諸島ですね。
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その中でもブリテン島でもウェールズスコットランド、それからアイルランド島は全域ですかね。そしてフランスでは今回のブルターニュ地方といった非常に限られたヨーロッパの最果ての中の最果てにのみ細々と生き残る民族というような事実でもありますし、そのようなイメージを持って見られている。
強かった民族がどんどんコーナーに追い詰められて、今ではマイナーな存在となっている。
そこに儚さであるとか、衰退の悲哀であるとか、そしてその裏返しとしての憧れ、憧憬みたいなものを、画家たちもそうですし、特別展に足を運んで鑑賞する現代人の我々も見ているっていうことなんではないかなというふうに思いました。
このようなイメージを背負ったブルターニュという土地を職場として我々がそこに見たいものを見ている、感じたいものを感じ取っているというふうにも思いましたね。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
今日は美術館を訪れての雑談ということで、特にまとまりはない雑談会なわけなんですけれども、最後のところで述べたようにブルターニュというある一種の個性、独特さを背負った土地ですよね。
この土地を職場として、画家やそして鑑賞者がですね、思い思いに感じていることを載せていくといったような、そんな職場のような役割がブルターニュにはあるのではないかというふうに感じました。
ゴーガンもタヒチ帰りでですね、このブルターニュに再び絵を描きに行った時に、あたかもタヒチ人のようにですね、ブルトン人の女性2人を描くということがあったりしました。
それから彼の地を訪れた日本人画家もですね、ブルターニュを描くことによって日本画の特徴と魅力に気づいたといったような解説もありました。
ですのでブルターニュであるとかケルトというものを職場にしてあるいは鏡としてという言い方でもいいかもしれませんけれども、写してみせることによって本当に関心のあることを際立たせてくれるというんでしょうかね。
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その意味では私、英語史研究者として、ケルト語を職場としてあるいは鏡として英語史を見るということは一つの経験となったかなというふうに思うんですね。
何度かこのヘルディオの放送の中でもお話ししてきましたけれども、ケルトの衰退の歴史というのは英語の拡大の歴史と表裏の関係にあるんですよね。
ブルターニュの場合、むしろフランス語の拡大という問題が関わってくるとは思うんですけれども、英語の世界的拡大という問題は英語史の中でももちろん非常に重要なトピックなんですけれども、その背後に何があったかというと、
いわば犠牲になったケルト語といったような関連するネガティブな歴史があったということなんですよね。このあたりはペアで考えていく必要があるのかなと思います。
さらに一般化して言えば、英語の世界的拡大の影には、それぞれ英語の拡大の背後にあった世界各地の現地の土着語の衰退といった問題も必ずセットでですね、考えていく必要があるだろうとも思うわけです。
日本においても、日本語という土着言語は非常に優勢ですけれども、世界的拡大した英語、そしてこの英語が義務教育化されている、やはり日本という国でもですね、セットで考えていく日本語のあり方、英語のあり方、こういったものを考えるにあたってもですね、
片方の面のみを見るのではなくて、両面セットなんで、両面を常に見ていく必要があるのかな、などというふうに考えた次第です。
このブルター入店、6月11日まで開催しています。ご関心のある方、そして東京近郊でですね、アクセスできるという方は、ぜひおすすめです。英語誌を考える上でも、このようにいろいろインスピレーションを与えてくれます。ぜひですね、訪問していただければと思います。
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そして先ほども宣伝しましたが、今日の午後6時、夕方6時に新チャンネル英語誌の話が開設されます。そして第一回放送となります。そちらご関心のある方はプレミアムリスナーとなっていただきまして、聞いていただければと思います。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように。ほったりうちがお届けしました。また明日。