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はい、バーニング大家のアウトプット読書術
本日の一冊は、身近な人を守るために知っておくべきこと
あやしい催眠商法だましの全手口
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者はロバート・クマさん
1970年代生まれの関西在住
経理の専門学校を卒業し
事務・営業・建築・運送・飲食
様々な職種を経験し
ご自身20代から30代の6年間で
催眠商法の会社に勤めていたという経歴をお持ち
さらに営業成績1位の表彰をされたりとか
数々の功績を残されていた中で
そこを退職して
ブログ等を通じて
悪徳商法の手口を公開して
被害者を少しでも減らすという
そんな運動をされている方です
前置き長くなりましたけれども
ご自身でね
催眠商法の会社に勤めていたという経験から
伝えられることが大きいのではないかということで
一冊書かれたんですけれども
悪徳商法とはどんなものですか
っていうねそもそもの定義ですよね
特徴としては3つあります
1つ 空き店舗 空き倉庫などを短期で借りる業種
2つ目 無料の試供品などで多くの人を集める
3つ目 締め切った会場内で高額な健康食品や
健康器具を売り付けるということなんですよね
この催眠商法は悪徳商法の一種なんですよ
しかしこれがまたうまいことできてるんですよね
だいたい被害に遭うのはお年寄りがほとんど
最初は安いものも100円とかで日用品持って帰ってもらったりしながら
いずれどんどんと買い追い詰めることによって
20万円とか40万円とかの高額商品を
次々と売り付けられるような形に持っていかれるんですが
これが難しいんですよ取り締まるのが
それが理由も4つありますと
まず1つ目に合法性なんですよね
グーリングオフができないようにとか
そういうことは言わないんですよ
必ずこの健康食品を食べれば健康になりますとか
薬事法とかにも引っかからないような
ちゃんと適法なことを言いながら
ただこの1万円で仕入れた商品を
30万円で売り付けるっていうこと自体は
違反にはならないっていうところで
合法性があるっていうところで
安心感を煽るんですよね
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2つ目これ笑いと興奮の渦に巻き込むっていうね
この流れもあるんですよと
これちょっと例えてね最初に漫画が書いてあるんですよ
Aさん一緒に行こうよ
お友達のBさんに誘われたAさん
どうしようかしら
大丈夫よ一緒に行ってみましょうよって言ったら
その会場で
あれ若い男の子出てきたわね
私の孫と同じぐらいの年齢かしら
っていう子が出てきてどう思う
いやちょっとこういった
たくさんの方の前でお話しするのは
すごく緊張するんですけど
いやなんだかすごく好感が持てるわ
っていう感じでね見るんですよ
でも一生懸命しゃべりますね
しかもそこからですよ
ちょっと苦労話に行ったりするんですよね
実は両親が若い時に離婚しまして
母の手一つで育てられてきたんですけども
やっと苦労して苦労してね
今好きな仕事に就けて
母親に仕送りができるような環境になったんです
僕頑張っていきますみたいな
応援したいわっていう気持ちを煽られるんですよ
そこでまたこの裏からね社長が出てきたりして
いやいやいや頑張ってましてね
っていうこの若い社員がね
やってるんですけども
いや私もねついこの間
40年ぶりにね同窓会に行ってきたんですよ
その時はねもうほんとね
みんなでカラオケとかもするんですけども
40年前の歌をもう最近の歌かのようにみんな歌うんですよね
今の曲全然わからないですよね
しかももう会った一言目が
おい生きてたかみたいな
生存確認かよみたいなね
こういうところでわって笑いが起こったり
共感とかであ面白いわ
ところ興奮の渦に巻き込む
そして皆さんはい拍手をしましょう
パチパチパチパチみたいなところで一体感を生む
結局何も売りつけずにその場は解散
ねえ面白かったでしょ
やべえんですよ
こういうところから入っていくんですよ
そしてね
ここのちょっと笑いのところ長かったんですけど
3つ目の特徴
こうやって最初は全然関係ないところから
完璧に信じ込ませていくんですね
この商品は実はこんなところがいいんですよね
いやもう分割払いで結構クーリングオフも全て受け付けますよ
というところからまずはお試しください
いう風に信じ込ませていくと
そして4つ目
毎日ただ同然で日用品を配るんですよ
どんなものかっていうと
例えばね12ロールのトイレットペーパー
はい100円ですとか
お米5キロを配ったり
えいいんですかこんなに100円
えーみたいなところから
毎日配るんですよね
そのバッグに高額商品あったらそんな宣伝費みたいなもんでしょ
っていうところから
いやーまた明日も行こうってなるんですって
この辺が難しいんですよ
こういうところねトリックですよね
やっぱりねお友達が一緒に行って
そこでもうこれ買わなきゃ
なんか悪い気がするわってなっていく
その心理が難しいんです
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はいこういうことで
催眠消保どんなものかっていうのが分かったところで
大事なここ
被害に遭わない3カ所
これをお伝えしていきます
ここが一番大事ですよね
まず第1に近寄らない
これが絶対大事
最初は絶対そうなんですよ
最初ねAさんが
えーこれ一緒に行きましょうよ
Bさん
いやでもちょっと心配だし
大丈夫よちょっと面白いからね
昨日私行ってきたんだけど
すごく楽しかったから一緒に行きましょう
ここで行くなですよ
ちょっと私用事あるからとかごめんなさい
私ちょっとねそういうのは行かないと決めてるの
娘がでも反対するからっていう
多席でもいいんですよ
人に言われてるから止められてるから
っていうことでも断る
じゃないと行ってしまうと
買わないことへの罪悪感を刺激されちゃうんです
そうなればなるほど
どんどん断りにくくなる
だから最初にきっぱり断ること
そして2つ目
一度行ってしまった場合ですよ
次も行きましょう
明日も明後日も行きましょうってなった時には
これ違うかもな
これ言ってたやつやなって分かったら
きっぱりと通うのをやめましょう
これなんですよね
今日なんかいいのもらった
思ったほどそんな高いもの売り付けられるのなかったわ
じゃあ明日も行こうかな
なったとしてもこの話思い出してください
自分がね子供やったら
親がそういうの言ってるなってなったら止めてください
もったいないと思わない
日用品なんて仕入れてるんですよ
その後に待ってる
高額商品が怖いんですよ
こっちに誘導されたら断れないんですよ
だから通うことをやめましょう
ですね
そして最後3つ目
クーリングオフに遠慮するな
ここですね
もう最終ね通っちゃったんですよ
最初止められずに通っちゃいました
そこから継続しちゃいました
きっぱり通うのをやめることもできなかった
商品買っちゃったんかい
はいですけど大丈夫
まだ間に合います
契約後8日以内なら
無条件でその契約を解除できます
そしてこれは
書面で行うことが原則
口頭じゃないんですよ
でね
いやもう店に行くのもちょっと気まずいわ
大丈夫です
店に直接行かなくても大丈夫
着払いでその商品を送り返しましょう
そして書面でちゃんと
解約をしますということを伝えましょう
はい
もうね悪いなって思っちゃダメです
向こうは理屈じゃない
気迫で説得してくるんですよ
論理的な説明できないんですよ
だって本当にいいものじゃないものをね
売りつけてるわけですからね
でこれやり方わからないわどうしようかしら
相談する子どもたちもいないわってなった場合
これ覚えておいてください
188番
ここの番号に電話をしましょう
ここは消費者ホットラインという電話番号なんです
ここにかけるとご自身の情報を
プッシュで押していって
その先に市区町村とか都道府県の
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消費生活センターにつながりますから
ここでちゃんと相談をしましょう
どういうふうに対処したらいいのかっていうのを
丁寧に教えてもらいます
188
いややって覚えておいてください
これ皆さんね
お子さんの立場でも覚えておいてくださいよ
親がそういう風になってるってなったら
いきなり悪徳商法やんって決めつけるんじゃなくて
ちゃんと話を聞いてあげて
これはねこうだよこうだよっていうのを
ちゃんと寄り添ってあげて
説明してあげて止めていきましょう
っていうことを話されてるんですね
最後に話されてますよ
この著者のロバートクマさん
こういう悪徳商法の会社に入社する人の
気持ちも書かれてるんですね
最初わからないんですよ
そういう求人では全然わからないの
なんとなく入社する人がほとんど
しかも最初言いました
法律の範囲内でやってる
っていうところと
楽に稼げるかもしれないっていう
この2つから意外とね
中身を知ってしまった後でも
逃げる人って少ないんですよ
それでいてはなんか悪いことしてるなぁ
老人からすごくなんか巻き上げてる感
罪悪感感じるところを
扱ってる商品はいいものだ
と思い込んで正当化させていたんですよ
自分もそういうことがありました
いうことあったんですが
思い返すきっかけが
変わってこの人好きになれないな
っていうところから一線を退いて
俯瞰で見た時に
自分がやってたことは間違ってたなと
こうやって購買意欲を過剰に刺激して
老後破産に追いやられるお年寄りも
たくさん見てきた
そういうところからこの本を書いて
少しでも役立つことを願って書かれたんですね
もっと細かないろんな特徴であったりとか
対処法も書かれてます
ぜひこういう怪しい
催眠症法引っかかってるかもしれないなっていう
疑いとかね
親がそういうの引っかからないように
知識をつけたい人は
ぜひお読みいただけたら幸いです
というわけで
明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日
