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はい、バーニング親のアウトプット読書術
本日の一冊は、「親の介護でパニックになる前に読む本」という一冊を紹介いたします。
こちらの著者は、結城康博さん。
1969年生まれの祝徳大学総合福祉学部の教授で、介護福祉士の資格もお持ちです。
さらに、地方自治体に勤務した経験から、介護職、ケアマネージャー、地域包括支援センターの職員としても従事されており、
数々の福祉関連の書籍を出版されている方ですね。
皆さん、介護について考えたことありますか?
僕自身ね、親が一人親なんですよね。父親が今72歳でして、
いつ介護が始まるかわからないなっていうことからね、ちょっと興味を持ってこの一冊展に取ってみたんですけれども、
介護は40代になったら考え始めようってね書かれてるんですよ。突然始まりますよ。ここが怖いんですよね。
僕今38歳なんですけども、もう間もなく40代。そしてね、この著者がおっしゃってます。40代になったら考え始める。
それは50代。40代の方からしたら目前の50代。これが一番多難な時期。
難しいことが多い。困難が多く訪れる時期。そういうふうにおっしゃってるんですよ。何があるかな。
熟年離婚。怖いですよ。結婚20年以上経ってから離婚してしまうケースね。
この本が発刊されたのが2018年なんですけれども、2017年のデータでは全体の離婚ケースの約2割がこの20年以上経ってからの離婚、つまり熟年離婚なんですよ。
さらにね、自殺のリスク。これも2017年の自殺者。約2万1000人年間のそのうちの約3割が40代から50代の方。
そしてその40代から50代の方の自殺の原因の第1位が健康問題で約5割になるんです。
半数も占めるんですよ。健康問題ね。その中でも多いのは癌ですよね。悪戦新生物。
そこにね、いろんなこの熟年離婚、自殺のリスク、健康問題、そしてですよリストラ、肩たたきなんてね言われますよ。
もう無法じゃありませんよ。ポンって叩かれる嫌な方ですよ。
そこでまたいろんなね、こんな乗っかっている上での介護問題。
親が急に倒れた。ドーンってくるんですよ。どうですか。まさに多難。
それを乗り切るためにまず知っておきましょうよっていうことが大事ですとおっしゃってるんですね。この一冊。
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興味湧いてきませんか。いや知っとかなあかんな。確かにな。怖いなって思いませんか。
そういう方はね一冊でもいいです。読みやすい本からちょっとね興味を持って見てみましょうよ。
ということでこの一冊からね、僕が知らなかったなというデータを4つほど紹介させていただきます。
まず一つ目。平均寿命と健康寿命の差は約12年。そもそもその寿命の種類って何ってとこなんですけど。
平均寿命はね言わずもがなくなるまでのね生きている間の寿命のことですよね。
その中でも健康寿命っていうのは必ず平均寿命よりも短いんですよ。
その差っていうのがね約12年が平均と言われてるんです。
つまり健康寿命は健康に一人でも生きていける年齢のことですよね。
それ以降っていうと何かしら病気、健康的な被害を負って誰かの支援が必要となるその年数がつまり平均男女で合わせて12年と言われてるんですよね。
だいたい70代で何らかの健康障害を抱えるんですよ。
多いのは認知症これも含めてね健康障害と捉えるんですが、
つまりこの平均寿命と健康寿命の差の約12年これがイコール子が親の世話に費やす平均年数と捉えてもいいんですよということなんですね。
そして2つ目特別養護老人ホームの入所待ち期間の平均年数これは1年3ヶ月と言われてるんですよ。
先のデータでね約12年子が親の世話に費やすと言われてるけどいやいやお金の貯めてるのがあるからすぐにね施設に入れるから施設で面倒を見てもらうよって楽観的な方もいらっしゃるかもしれませんがこのデータ待ち時間があるんですよ。
しかも平均約1年3ヶ月つまりはそれより長く待つ可能性もあるんですよってことなんですね。
ご存知でしたか。保育園とかと一緒ですよ。いいサービスを受けようと思ったらそれなりにね人気の施設だから待ち時間があるこれ考えてみたら当然ですよね。
1年以上は在宅で頑張る必要があるってことなんですよつまりはね。
これ保育園とか幼稚園だったら来ることがわかってるじゃないですか。
月齢ね子供がその年齢になれば必ず来るんですよ。でも親の介護の場合75歳になるから入所決めましょうかとはいかないでしょう。
いつね健康被害が訪れるか急に降ってくるんですよ。
まさにねこの表紙にも書いてるんです突然始まるんですよ。親の介護でパニックになる前にね知っておきましょう。
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そして3つ目、毎月の介護費用の負担額は平均で約8万円。
どうですか高いと思うのか安いと思うのかでもこれね想定してないわけですよ。
月に8万円の出費いきなりのしかかってくるこれが親の年金だけでちゃんと賄えるんですか。
そのことをお子さん皆さんご存知ですかちゃんと知ってますか。
親の年金当てにしてたらそこまでもらってないだとか貯蓄貯めてなかったとかそういう問題になったらあなた方が支援していかなければいけないんですよ。
こういうことしっかり話し合っておきましょうね。そのきっかけとして知っておきましょう。
そして4つ目ね、介護サービスを受ける流れ。
いざ親が倒れました。骨折しました。怪我をした。
足が悪くなって寝た気になっちゃった。養介護必要だ。
でも私も妻もしくは夫どちらも働きに出てるから世話することできない。
じゃあ入所させましょうか。なった時に何からすればいいの。
それを知っておきましょう。
まず1つ目市町村の役所の窓口へ申請書を提出するんです。
つまりは相談に行きましょう。市役所に行くんですよ。町役場に行くんですよ。
そこで認定調査員が聞き取り調査を行いに行きます。
そこで調査をいろいろ行った結果認定通知がくるんですね。
それが養子園1、2、さらに重いのが養介護1から5まであるんですね。
そこが判断されてからケアプランが作成されて、そしてやっとサービスが開始される。
こんな流れになるんですよと。
まず介護サービスを考えたら市役所市町村の役場に行きましょうねってことですね。
こういった流れっていうのを把握しておくことも安心材料になりますから大事ですよ。
さらに付随して一つだけこれを覚えておきましょう。
養介護家族1人につき通算93日間の介護休業を取得することができる。
これは育児介護休業法に基づいて定められた権利ですので、
働いていて親の介護で休み取らなあかんってなったときに年給取らなくてもこの介護休業というのを取ることができます。
これの所得率は2018年時点で2パーから3パーセントにとどまっていると知らない人が多いんじゃないかなと思うんですよ。
これ知っておきましょうね。
そのことで少しでも不安を和らげましょう。
介護ということについていろいろ書かれてるんですよ。
この他にも介護保険のこと、介護医療のこと、そして介護施設のいろんなあらゆることについて書かれてるんですけれども、
まずはこの知るきっかけを持ちましょう。
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そして介護について興味を持ってくださいね。
いきなり来ますよ。何度も言いますよ。
パニックになる前に知っておくことが大事ですよね。
そして著者が最後に一つだけこれはっていうのでおっしゃってるのは支えられる側、このモラルも重要ですよっていうことですね。
お金を払ってるんだから介護保険を利用して使ってるからヘルパーさんやボランティアさんやってもらって当たり前っていう感じで上から目線でね。
いろいろこう指示を激しく飛ばすとかそういうことをしないでね。
ちゃんと感謝の気持ちを忘れないでおきましょうね。
介護する側のねセクハラパワハラこういうのを受けるっていうのもあるらしいんですよ。
介護受ける側が介護をしてくれる側に対してやるっていうことがね。
まあこれもその立場によってですけど結局人と人なので助けていただくっていうことに対してねきっちり感謝の気持ちを持っていきましょう。
そういったことを当たり前にやっていけることによって双方支援の優しい世界がね広がっていくんじゃないでしょうか。
という提言で締められております。
というわけで本日は親の介護でパニックになる前に読む恩ということで。
介護早めに考えておきましょうね。
そんなきっかけになればということでこの一冊紹介させていただきました。
さあ明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう。
それではまた明日。