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はい、バーニング公演のアウトプット読書術
本日の一冊は、1人でできる子が育つテキトー母さんのススメ
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は、立石三津子さん
1961年大阪市生まれ
保育園・幼稚園で0歳から小学校低学年の子どもたちと触れ合いながら
執筆・講演活動に奔走されている方でございます。
いや、タイトルがいいっすね
この力の抜け具合
テキトー母さんでいいんだよっていうね
優しいタイトルですよ
この著者の立石さん
ご自身の子育ての経験をもってお話をされてるんですけれども
ご自身のお子さんが自閉症をお持ちだという経験から来るものなんですよね
いやーこの1ページ目見開きでね
まずはテキトーでいいんですよ
でもそれは投げやりな子育てということではないんですよ
ということなんですけども
親御さん皆さん思い出してください
お子さん生まれた時は
そのおぎゃーっていう鳴き声を聞いただけで
ママも子供も健康に生まれてきてくれたなぁ
それだけで幸せだと思ってたでしょ
でも大きくなるにつれてどんどん期待をしてしまうんですよ
周りと比べてしまうんですよね
子供が8ヶ月になったら
お友達のお子さんは離乳食もパクパク食べてるのに
うちの子はミルクしか飲まないとか
1歳になったらあの子はスタスタ歩いてるのに
うちはまだ伝えやる気しかできない
4歳になったらあの子はひらがなが書けるのに
うちはまだ何も書けないじゃない
どうした大丈夫なの心配なっちゃうんですけども
他の子と比べちゃダメなんですよ
この著者の縦石さん38歳の時に妊娠をされたんです
9週目にもかかわらず妊娠がね
クラシックのCDを聞かせたり
1日30冊の絵本を読み聞かせたりめちゃくちゃストイックですね
ご自身もお母さんにそういった子育てをされていたという経験から
いや自分はそこまで熱心にならないぞって思ってたにもかかわらずね
結局やっちゃってた
そして出産後も漢字カードを見せたりとか
いろんな教育をねやってこられたらしいんですよ
でも結果その努力は実らず
2歳の時に知的障害のある自閉症です
と診断されたらしいんですよね
これが1年間もショックで引きこもったらしいんですよ
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でも次第にね
理想の子育てっていうことをずっと望み続けてたから
こんなにつらいんだ
もう自分の子供をあるがままに受け入れよう
ということで気持ちを切り替えていくことができた
そうするとボタンがはめられたね
水道の蛇口が一人でひねれたね
いちいち感動するんです
これは良い意味で子供に期待しないっていう意味なんですよ
そういう子供のため
子供本位で考えていく子育てについて
まずはお母さん自身が適当お母さんになりましょう
そういったすすめでもって
おすすめの子育てについての提案をされています
本日は3つ紹介させていただきます
まずは一つ目
子育てに自分を犠牲にしないということですよ
いろいろと目についちゃうんです
やっぱり計画通りに進めたいとかも
こういうふうにスケジュールを組んでいって
次はこうしてっていうことが
一切通用しないのが子育てなんですよ
子供にご飯あげたらかけすぎたとかね
なんか醤油だソースだとか
もうぐちゃぐちゃにしてお皿から
こぼれまくってるやないのみたいな
それでいっぱいね準備してもう刻んであげて
食べやすいようにスプーンとフォークも準備したのに
いらん半分も食べてへんやないのって
いちいち気にすなもうね見ない口を出さない
残していいはい適当に聞いとけ
もうね耳栓と合いますくせえって言われてる
そこまでやる耳栓してるのが見えたら
子供ショック受けるかもしれないから
髪の毛で隠しましょう
そんなアドバイスまでいいんですよ
もうね気にしすぎてたらお互いしんどい
もうねこうやって口出さない見ない聞かないって
決めちゃえばはいお互い楽ですよ
もう汚したら掃除すりゃいいんですよ
後で片付ければいい切り分けて考えよ
その都度ね神経すり減らしてたら毎日持たへんから
はい今日も一日楽しかったねーで
ぐっすり寝れるでしょっていうことなんです
徹底してねここはもう適当に行けって
言い切られてるわけです
さあ2つ目単語に反応をしない
これどういうことなのっていうことなんです
例えばこういうことないですか
小学校からお子さん帰ってきた時に
ただいまママジュース
こう聞かれたらこう答えましょう
えどこにジュースどこにあるの
いやいやジュース飲みたいの飲みたいのか
じゃあそれ言ってくれないとこういうことなんです
言葉の過保護にならないっていうこと
そう単語に反応しないんです
ママおしっこママはおしっこじゃないよ
違うよおしっこに行きたいんだよ
行きたいのそれは言ってくれないと
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そっか行きたいのかじゃなくて
トイレどこにあるのみたいなね
一緒に連れてってとかね
外に遊びに行ってたらこういうふうに
ちゃんと何をどうしたいのか
あなたはどうしたいのっていうことまで言わせましょう
これを言わせないっていうのは
つまり停止感爆
昭和のお父さんみたいな感じですか
おい飯はいはいはい準備できますよ
もうちょっと待ってくださいね
ビールはいはい
ちょっとグラス今冷やしてますからね
風呂はもう湧いてますから
あの先にどうぞ蓋開けておきましたから
こんな子供になってほしくない
子供育って大人になってほしくないですよね
いうことなんですよ
でも単語に反応しちゃうっていうのは
実はこういう大人になる可能性をね
育ててしまっているということなんですって
いやこれは自分も気をつけなきゃ
いけないなって思いましたよね
僕たちがこうやって
親同士で会話してるところも腹減ったな
いうことだけで
もう準備してるしって
こういうことね駄目ですよっていう
ご飯減ったけど
なんか伝えることあるとか
先にお箸だけでも並べとこうか
とかご飯俺入れるわとか
こういうねところ見てるんですよ
単語で会話しない
反応をしない
いうことに意識してみましょう
そして3つ目
子供がやらかした時に
その場で教えよう
っていうことですね
例えば絵本を踏んでたっていう場所を
目撃したとしてね
踏んじゃダメだよ
いきなりどうなったら
これ知らないだけなのに
理不尽だなって思っちゃうんですよ
お子さんね
初めて言われたっていう場面
この初めての場面って
結構慎重にならなきゃいけない
ダメでしょって
頭ごなしに言っちゃったらダメなんだよ
例えば他にもね
そうかでもね
まだ2歳ぐらいとかで
まだ小さいから仕方ないかって
流しちゃうこれも良くないんですよ
それでだんだん大きくなって
3歳ぐらいにもなって
まだ本を踏んでるってなった時に
ダメでしょって言ったら
あれ子供の目線から見ると
あの時は良かったやん
ずっと良かったやん
なのになんでいきなりダメになったの
戸惑っちゃうんですよ
ある日急にダメになるっていうことに
混乱を起こすんです
お子さんって実は矛盾に敏感なんですよ
そして他にもね
絵本は踏むものではないよって
先回りをして先に教えておく
これもよろしくないよって
おっしゃってるんですよ
なんか一見良さそうなんですよね
例えばお子さんが友達の家に遊びに行って
これからおもちゃで遊ぶけれども
このおもちゃ取り合ったりして
喧嘩したらダメだよ
良さそうじゃないですか
でもこの先回りダメなんです
実際に取り合って喧嘩してる時に
はいおもちゃは仲良く2人で使ってね
さっき遊んでたんだったら
今回は何々ちゃんが遊んで
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これでもう1個何々ちゃん遊ぼう
交代で使おうね
そのことが起こった時に
どうしたらいいのかという
提案ベースで教えてあげる
こうやっていざこざとかね
トラブルから子どもたちって学んでいきます
その機会を失わせちゃダメなんです
っていうことなんですよね
だから絵本は踏むものじゃないよ
読むものだよって
正しくどうすればいいのかっていうのを
ちゃんと丁寧に教えてあげる
癖をつけましょうっておっしゃってます
こういった事例がたくさん書いてるんですよね
意外と適当子育てと言いつつ
一定の線引きはされてるんだな
っていう感想を受けましたね
でも何よりも思ったのは
その散らかしても気にしないとか
見ない聞かないというところ
これって自分本位ではない
子育てを徹底されてるなって思いますね
どうしても散らかすとか
もう片付けるのが面倒とか
汚れるやんとか
もう洗濯しなあかんやんっていうのは
親の都合なんですよ
仕方ないんです
もうこれはもう見ないと
ストレスを感じないと決めてしまう
それによって子供が伸び伸びと育つ
食卓でお箸の使い方とか
はいぶっ刺さない
肘つかない
はい水こぼしたらすぐ拭く
こういうのは楽しくないでしょ
食卓が楽しくないって思ったら
ストレスになっちゃうんですよ
みんなで楽しく食べよ
しつけに関しては
おままごとの延長で教えてあげよう
別の場面で育てればいいんですよって
こういう線引きされているところ
子供目線で愛情を持って育てられてるな
っていうの非常に実感できる一冊でございました
最後におっしゃってます
子育てにとって一番大切なこと
それは自分を好きで自信を持ってもらうこと
それができればどんな辛いことがあっても
これから乗り越えていける
そんな人生を自分の手で切り開いていけるんだよ
だからあなたはあなたのままでいいんだよ
こういった子育てのための適当お母さんのすすめ
本日は紹介させていただきました
というわけで明日もワクワクと
楽しく元気にいきましょう
それではまた明日