デジタル音声広告を音声業界のニュースをまとめるよ
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#68 CoeFontが「ソーシャルプロダクツ・アワード2023」優秀賞を受賞
CoeFontさんが一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催する「ソーシャルプロダクツ・アワード2023」において、声を失う可能性がある方々へのサービスを無償提供する取り組みの社会的な価値を評価され「優秀賞」を受賞したことを発表しました。今回はこのニュースを紹介していきます。 CoeFontは、2021年9月より病気等の理由で声を失う可能性のある方に、「AI音声の作成」と「AI音声の利用」を無償で提供していました。2023年4月現在、350名以上の声を失う可能性のある方々が活用しているとのこと。 審査員コメントもソーシャルプロダクトとしての期待の高さが伺えるものになっています。 音声合成の一つの方向性として、この素晴らしい取り組みを広げていっていただきたいですね。 ではまた！
#67 Amazon Alexaが子供のデータを違法に収集していた？
Amazon Alexaが収集している子供たちの利用データに関して、法律に違反している可能性があると連邦取引委員会（FTC）が指摘しているとのこと。今日はブルームバーグが報じたこのニュースを簡単に紹介します。 争点となっている法律は米国の児童オンラインプライバシー保護法（The Children’s Online Privacy Protection Act ：COPPA）です。この法律は、子供のオンライン個人情報が保護者の管理のもと安全に保たれるようにするためのものです。 今回、FTCが指摘しているのは「13歳未満の子供が使うAlexaにおいて事前に親の承認を得ることなく子供の情報を収集している」「子供向けAlexaスキルの多くにプライバシーポリシーが定められていなかった」という点です。結果、今後FTCに代わって司法省がAmazonを提訴する可能性があると報じられています。 事実関係は現時点では不明ですが、このような問題が取り上げられることで、今後ますますオンラインプライバシー保護の重要性が強調されることになりそうです。 ではまた。
#66 Audiostart News中の人がオススメするポッドキャスト番組「亀っちの部屋ラジオ」
不定期に、Audiostart Newsの中の人が日々愛聴しているオススメのポッドキャスト番組を紹介するコーナーです。 今回はDMM.com会長 亀山敬司さんによる「亀っちの部屋ラジオ」です。不定期更新ということなんですが、ちょっと前まではほぼ毎日更新されていたので聴くのが日課になっていた番組です。 そもそもメディアに顔を出さない亀山さんが、生声で経営やビジネスにまつわる話をしてくれるというだけでも価値があります。内容の良さはもちろんのこと、亀山さんのゆったりと落ち着いた声、そしてバックに流れるジャズのBGMと相まって、とてもいい雰囲気の番組だと思います。最近では毎日更新ではなく、週末に更新される感じになっていますが僕にとっては更新が楽しみな番組のひとつです。興味のある方は是非聴いてみてくださいね。 ではまた！
#65 Spotifyがデジタル音声調査レポート「Sonic Science Vol.2」を公開
Spotifyさんが「音を科学する」をテーマにした年次調査「Sonic Science Vol.2」を公開しました。今回はこの調査結果の一部、Audiostart Newsが気になった箇所の概略を紹介します。 まず、デジタル音声はリスナーの日常生活の一部になっていることが明らかになったそうです。 ・63%が、Spotifyはリスナーの日常生活に欠かせない存在と回答。 ・3分の1以上が、ながら聴きであっても、再生中のオーディオに注意を集中していると回答。 ・60%が、広告エンゲージメントは直前に聴いたコンテンツの影響で高く保たれていると回答。 ・73%が、広告のトーンがそのときの活動に合っていれば、積極的に広告を聴くと回答。 ・5人に1人が、広告を聴いた後に、広告主をネットでチェックすると回答。 続いて、Spotifyを聴いていたリスナーのエンゲージメント、ムード、広告想起率すべてが大きく向上したことが明らかになったとのこと。 ・ワークアウト中には活動を促してやる気を高める楽曲が主に聴かれている。広告のスタイルは、その前後のコンテンツのスタイルに合わせることが効果的。 ・通勤/通学でも有意義に使われている。広告のスタイルは行動喚起メッセージにすぐ対応できないことも想定してURLを覚えやすいものにする必要がある。 ・料理中は、リスナーがクリエイティブに情報を取り入れようとしている時間で、新しいアルバム、アーティスト、ポッドキャスト、ブランドにも興味をもつ可能性が高くなる。広告のスタイルは、耳で聴くだけではっきり理解できる内容になっていることが重要。 他にもさまざまなノウハウが紹介されているので興味のある方は原文をご覧いただければと思います。 ではまた！
#64 Audiostart News中の人がオススメするポッドキャスト番組「JOI ITO 変革への道」
これから不定期に、Audiostart Newsの中の人が日々愛聴しているオススメのポッドキャスト番組を紹介していきたいと思います。 初回は伊藤穰一さんによる「JOI ITO 変革への道」です。シーズン1から愛聴していましたが、今回シーズン2が始まったこともあって、このタイミングで紹介できればと思います。 伊藤穰一さんといえば、IT業界で知らない人はいないと思われる超大物です。直接お会いすることは難しい方でも、ポッドキャスト番組を通じて生の声を聞くことができます。シーズン1では、主にWeb3/NFTに焦点を当てた内容でしたが、ゲストを招いて幅広いテーマについてトークを展開していました。シーズン2はまだ始まったばかりですが、初回はGPT-4をテーマにした内容でした。海外の最新テクノロジーをわかりやすく紹介してくれるため、IT系ビジネスマンにとって非常に有益なポッドキャストの1つと思います。興味のある方はぜひ聴いてみてください。 ではまた！
#63 LINEでChatGPT利用可能なpicponのボット「AIチャットくん」がリリース1ヶ月で登録者数100万人突破
piconが、ChatGPT利用のLINE bot「AIチャットくん（ID: ai_chat）」についてリリースから1ヶ月で登録者数100万人、総メッセージ数2,000万回を突破したと発表しました。 前回お伝えしたときは、3月27日のリリースから25日で87万人が利用、総メッセージ数は1,500万通を突破ということだったので、そこからわずか10日で25万人増加、総メッセージ数500万回増加という計算になります。 この「AIチャットくん」の利用料金は、毎日5通まで無料です。検索、ポンコツ、難しい質問（哲学的な）、子育て相談、人生相談、なりきり、メール作成、添削、献立レシピ、話し相手、創作検索等が利用内容の例としてあげられています。 ChatGPTを日常使っていない人は、認証や専門知識がなくてもすぐにスマホで使えるサービスとして一度試してみてはいかがでしょうか。 ではまた！
#62 stand.fmが「音声ファイルの文字起こし・要約サービス「Summary fm」をリリース
stand.fmさんがAI技術を活用した音声ファイルの文字起こし・要約サービス「Summary fm」をリリースしました。このサービスを実際に使ってみたので報告します。 使い方は簡単です。まず文字起こししたい音声ファイル（mp3 / m4a / wav）を指定します。URL入力またはファイルをアップロードが選べます。 今回はYouTubeから「【落合陽一】スタートアップとベンチャーキャピタルの新常識を考える。」の動画を要約してもらうことに。 ファイルを指定したら、「✨✨Let’s✨✨」ボタンを押して、あとはAIが文字起こしと要約を行うのを待つだけ。 文字起こしと要約が完了しました。文字起こし精度はこんな感じです。ノーチェックでビジネス利用可能なレベルとは言いませんが、無料でこのレベルなら文句はありません。 要約ボリュームの調整ができてほしいかなと思います。もっと短くしたい場合や、長くてもいい場合があるように思います。 なお要約の言語については、日本語・英語・中国語・ヒンディー語からプルダウンで選択可能です。 ということで無料でこれが使えるならありがたいサービスだと思います。ポッドキャストの音声データを文字起こししたり、要約文を作ったりが楽になります。音声系の仕事をしている人ならぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。 ではまた！
#61 Amazon Alexa、新しい声が選択可能に！
2023年4月3日、AmazonがAlexa利用時の声に、新しい声を選択できるようになったことを発表しました。今回はこのニュースをお知らせします。 Alexaの新しい声を選択するのはとても簡単です。Amazon Echoシリーズはもちろん、FireTVシリーズ、FireタブレットなどのAlexa搭載デバイスに対して、声を変えたいデバイスごとに「アレクサ、声を変えて」と話しかけるだけでOKです。 ウェイクワードは、従来通り、Alexa（アレクサ）、Computer（コンピューター）、Echo（エコー）、Amazon（アマゾン）の中から1つを選択可能です。 今回の声の追加はユーザーからの声の選択肢が欲しいという要望をもとに対応した機能とのこと。Amazon、ちゃんと要望に答えてくれるんですね！ ではまた！
#60 Voicyが音声特集「#もし今私が新社会人なら」を実施！
Voicyさんが、入社式シーズンに合わせて、2023年4月3日から9日の7日間、音声特集「#もし今私が新社会人なら」を実施すると発表しました。今日はこのニュースをみていきます。 今回の特集では「#もし今私が新社会人なら」というテーマで、仕事との向き合い方や情報収集の方法、知っておきたいビジネスマナーや成長するためのヒントをVoicyパーソナリティが独自の視点で語る放送を集めるというもの。集まった放送はVoicyアプリやWebの特集カテゴリより聴取可能です。 この特集に際して、「もし今私が新社会人なら」をテーマにしたアンケートを実施した結果も発表されました。 「もしあなたが今、新社会人になったとしたら、情報収集にはなにを選びますか？」という質問に対し、「Voicyやラジオ、Podcastなどの音声」という回答がトップとなっています。「書籍」「Webメディア」を抜いての結果なのですごいことですね。 このアンケートはVoicyパーソナリティ・リスナー1,244名の回答によるものなのでこの結果が一般的なものだとは言えないと思います。しかし、Voicyを聞いている人にとっては、「音声」が情報収集元としてトップとなっているのは驚かざるを得ません。素晴らしい結果だと思います。 ではまた！
#59 ChatGPTに尋ねる、ポッドキャスト業界や音声広告業界の未来
最近のAI関連ニュースは、ChatGPT関連でもちきりですね。僕たちAudiostart Newsでも最新チャット関連の話題を多く取り扱ってきましたが、今回は音声業界についてChatGPTに尋ねてみた結果を簡単に紹介してみたいと思います。
#58 「MixerBox Chat AIブラウザ」がChatGPT-4とSiriを融合
ミクサーボックスが提供する「MixerBox ChatAIブラウザ」にて、OpneAIのChatGPT-4とSiriを融合させた新機能を発表しました。今日はこのニュースを紹介していきたいと思います。 今回「MixerBox ChatAIブラウザ」が、Siriの音声アシスタント機能とChatGPT-4を融合させたことで、AIの回答精度が大幅に向上したとのこと。 Siriは一般的なAI自然言語処理技術を採用していることから事前に設計された固定の機能を実行することに適していました。一方、ChatGPTは先進的なAI大規模言語モデルを採用しており、質問応答、翻訳、プログラム作成、様々なコンテンツの作成など、多様でコミュニケーション形式な問題解決能力を持ち、前後の文脈を記憶して個人化された応答を行うことができます。両者は思った以上に異なっている部分がありますね。 実際に体験してみました。「ポッドキャストのマネタイズについて教えて」と聞いてみたところ、それらしい回答がずらずら読み上げられました。ちょっと読み上げの品質や読み上げ速度は改善の余地があるように思いますが、とりあえず機能しているのはわかりました。 それはともかく、ポッドキャストでマネタイズをご検討のポッドキャスターの皆様、Audiostartではそのお手伝いができますので、ぜひお問い合わせいただければと思います。 ではまた！
#57 トヨタが車載AIアシスタントをAlexaからChatGPTへ切り替えを模索？
今回はThe Informationが報じたトヨタの車載AIアシスタントに関するニュースを紹介します。 2018年1月9日、北米トヨタがCES2018にてAmazon Alexaのサポートについて発表を行ってから月日が流れ、今回ついにトヨタがAmazon Alexaアプリのサポートを打ち切ったと報じられました。 すでに、トヨタはRAV4・プリウス・カローラなどの2023年モデルでのAlexa対応のサポートをすでに終了しているとのこと。さらに今後数年のうちに、他のラインナップからもAlexaの統合を段階的に廃止する予定だといいます。 実際、Amazon Autoのサイトでも対応車種からトヨタが消えている状態になっています。 報道によればトヨタは現在、自社開発の車載AIアシスタントの改善に注力しており、OpenAIの「ChatGPT」をそこに統合することを検討しているとのこと。 こうなってくると既存の音声アシスタントが新世代のチャットボットに対抗するのは難しい部分も多く、Alexa自体も仕組みを見直すタイミングが来ているのかもしれませんね。 またこの領域の動きがあればお伝えしていきたいと思います。 ではまた！
#56 Amazon AlexaにChatGPT活用のスキル登場！
Amazon AlexaスキルストアにOpenAI社のChatGPTを活用したスキルが登場しています。 Audiostart Newsでは、以前より音声アシスタントとChatGPTなどの最新技術の動向を追ってきましたが、それが現実味を帯びてきていることを感じさせる出来事です。現時点で2つのスキルが公開されていますので、今回はそのスキルたちを紹介していきたいと思います。 ■Alexaスキルストア / TIチャットくん ティーアイさんが開発した、ChatGPTと会話できるスキルです。スキルは「アレクサ、チャットのボットを起動して」で立ち上がり、「埼玉県で桜がきれいな場所は？」などと質問するというもの。 ■Alexaスキルストア / サイバーイルカ HideGさんが開発した、ChatGPT APIと会話できるスキルです。説明によれば、話しかけられた内容はAIの学習には利用されないようになっているとのこと。スキルは「アレクサ、サイバーイルカを開いて」で立ち上がり、「野球の大谷翔平選手の強さの秘密を教えて」などと質問するというもの。 これらのスキルはどちらもほぼ同じコンセプトになっています。残念なことに、いずれもユーザーのレビューが低い状態となっています。ユーザーの期待値が高すぎるのかよくわかりませんが、僕も思ったような結果が得られずPCで使うChatGPTと同じようには使えないと感じました。とは言え、まだまだこの分野は期待できると思うので引き続きウオッチしていきたいと思います。 ではまた！
#55 Sony MusicがAI音声の朗読付き電子書籍「YOMIBITO Plus」を配信へ
ソニー・ミュージックエンタテインメントが、AI音声による朗読付き電子書籍「YOMIBITO Plus」を配信すると発表しました。今回はこのニュースをみていきましょう。 「YOMIBITO Plus」は、名作文学をAI音声による朗読とテキストで同時に楽しめる新しい形の電子書籍です。今回のAI音声作成には、CoeFontの合成音声技術が活用されているとのこと。 今回発表されたのは、「鬼滅の刃」でお馴染みの声優・小西克幸のAI音声が読み上げる「羅生門」と、「第十七回声優アワード」新人声優賞を受賞した梅田修一朗のAI音声が読み上げる「走れメロス」の2作品です。 YOMIBITO公式YouTubeチャンネルで、制作過程を記録したメイキング映像も公開されました。 これらの作品をお聴きになりたい方は、電子書籍ストア「Reader Store」で聴くことができます。コンテンツは無料ですが、会員登録が必要です。なお配信開始日は2023年3月29日、配信終了日は2024年3月28日までの期間限定配信となっていますので気になる方はお早めにどうぞ。 ではまた！
#54 stand.fmの最新アップデートで追加された新機能を見てみよう
2023年3月28日、stand.fmのアプリがv1.106.0にアップデートされました。今回追加された新機能や改善内容を簡単に紹介したいと思います。 ライブBGMの音量を配信前に設定可能に これまでライブのBGM音量は、ライブ配信開始後の設定でしか調整ができなかったところ、今回のアップデートによりライブ配信開始前のBGM設定画面でも調整可能になりました。僕も毎週stand.fmのライブ番組を聴いているものがあるので、なるほどと思いました。 チャンネル内で放送の検索が可能に チャンネルページの右上に新たに設置された検索ボタンにより、そのチャンネルの放送に絞った検索結果が表示されるようになりました。毎日のように配信する方では過去の放送が膨大になっており、過去の記事を探すのが大変という問題が解決できるのはいいですね。 web版のチャンネルページと放送ページをリニューアル 基本スマホアプリで使うことが多いと思いますが、web版についても、これまで以上に大きな画面で情報が見やすいデザインにリニューアルされました。 その他の改善点 webのメンバーシップ詳細ページや、その他の軽微な不具合が改善されたそうです。 この領域のサービスは日々改善が進んでおり、使っていて気持ちいいですね。 ではまた！
#53 オルツ、音声認識を人力で修正して100％の精度の議事録を作成する「AI GIJIROKU 100」を提供開始！
オルツさんが、議事録等の書き起こしにおいて100％の精度を保証する「AI GIJIROKU 100」の提供開始を発表しました。 100%の書き起こし精度ってすごいですよね。今回はこのサービスの仕組みをみていきます。 「AI GIJIROKU 100」はAI自動議事録ツール「AI GIJIROKU」に誤認識があった場合に、その部分を人の手による修正を加えることによって、100%の書き起こし精度を実現するというもの。なるほどですね。主に、高精度の記録が求められるジャンル、例えば法務、税務、会計、医療、学術といった分野でより活用しやすくなるそうです。 また、さらに人の手が入ることで、ケバ取り・素起こし・整文・要約などのオーダーも可能になっています。AIと人力の組み合わせならではで、とてもいいと思います。 なおこのサービスは現時点では日本語のみ対応ですが、今後英語版も対応予定とのこと。また、現在、トライアル・パートナーも募集中となっています。興味のある方はお問い合わせを。 ではまた！
#52 Specteeの「AIアナウンサー 荒木ゆい」が、神戸市の防災行政無線で導入決定
防災テックベンチャーSpecteeさんが提供する「AIアナウンサー 荒木ゆい」音声案内システムが、神戸市の防災行政無線で導入決定したそうです。 「AIアナウンサー 荒木ゆい」は、AIを活用した、人に近い自然な発音やアクセント、イントネーションを習得し、ニュース等の原稿を自動で読み上げるバーチャル・アナウンサーです。テレビ、ラジオ、商業施設の館内放送などですでに採用実績があるそうです。 今回の発表によれば、神戸市の防災行政無線においてAIアナウンサーの音声合成システムを活用することになったとのこと。これにより外部からの防災行政無線の放送や、ドローンを活用した避難誘導も可能になり、より安全な災害対応をはかれるそうです。 こういう領域でのAI音声活用も素晴らしいですね。 ではまた！
#51 piconがChatGPT利用のLINE bot「AIチャットくん」を音声入力可能に
piconさんがChatGPTのWhisper APIを利用したLINE bot「AIチャットくん」で音声による入力が可能となったことを発表しました。 「AIチャットくん」はLINEで手軽にAIとチャットができるサービスで、リリースからわずか25日で87万人が利用し、総メッセージ数は1,500万通を突破しているそうです。そんな人気のチャットサービスが、音声対応というのは朗報ですね。ますます利用者が増えそうです。 「AIチャットくん」の音声入力の方法ですが、まず「ai_chat」とLINEで検索するかQRコードのいずれかで友達に追加します。メッセージ送信欄の右にあるマイクボタンを押して音声を送信すればOKです。 利用料金は、毎日5通まで無料。月額980円のプレミアムプランに加入することで無制限のチャットが可能になります。 音声入力は有料ユーザー限定の機能になる予定とのことですが、いまのところ期間限定として無料ユーザーでも音声入力機能を利用できます。まず試して見るなら今のうちです。 ではまた！
#50 audiobook.jpによる「性別・年代別オーディオブック利用調査」
オトバンクさんがaudiobook.jpユーザー1,195人を対象に性別や年代別のオーディオブック利用傾向について調査を実施、その結果が発表されました。その中から興味深い結果を一部ご紹介します。 まずオーディオブックはどういうシチュエーションで聴かれているのか、気になりますよね。個人的にはまとまった時間かつ、ながら聴きができる状況ということで「車の運転中」なんですが、皆さんどうなのでしょう。結果は性別や年代別に違いはあるものの、総じて「移動中」がもっとも多いそうです。また60代以上では「運動・散歩中」が多いのも目立ちます。 続いて、オーディオブックでよく聴くジャンルの調査結果です。想像通り、「ビジネス」が30代〜40代で人気が高く、20代以下では「語学」、60代以上では「文芸」がトップとなっています。全般的に意識高い感じの人が聴いていそうですね。 最後に、なぜオーディオブックを聴いているかという点について。20代〜40代では「教養」「仕事」「読書」といった動機が多いのはうなずけますね。また興味深いのは50代〜60代では「視力の低下など視覚による読書が困難なため」という動機が増加しています。悲しいけどわかります。老眼で読書はつらいですもんね。 ここで紹介したのは一部のデータなので性別による違いなど詳細は元の発表記事をご覧いただければと思います。オーディオブックとポッドキャストではどういう違いがあるのかも知りたいところですね。あまり違わないのかなというイメージもありますが、実際はどうなのでしょう。 ではまた！
#49 CoeFontのAI音声が中京テレビの番組で採用
CoeFontさんのAI音声が、中京テレビの番組内の解説放送ナレーションに採用されたことが発表されました。 この取組みは2022年8月より検証を重ねて実現したもので、副音声に切り替えることで目の不自由な人などに音で解説して番組内容を伝える補足的なナレーションである解説放送の音声として、今回AI音声が活用されます。 AI音声のナレーションが利用される番組は「brother presents 潜入！絶滅動物研究所」「ＰＳ純金」「ゴリ夢中」とのこと。 音声合成技術が著しく進化していますので、今後テレビのナレーションでますます活用が進みそうですね。 ではまた！
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