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  2. ADHD流、マルチタスクの心構え。
2023-06-22 11:05

ADHD流、マルチタスクの心構え。

#ADHD #ケアレスミス #マルチタスク #HSP #うつ病 #営業 #時間術 #仕事
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どうも、あさひです。今日もADHDを武器にする発信をやっていきます。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、営業職としてどのように働いているかを、平日毎日17時から発信しています。
今日のテーマは、マルチタスク関連でいこうと思います。
前にもマルチタスクの、それをするための心構えというか、マインドセットをお話したことがあるんですけど、
今回、違う捉え方というか、考え方がいいなと思ったのがあったので、ちょっとご紹介しようと思います。
ADHDだと、一つのことに集中して高いパフォーマンスを発揮できる一方で、役割が2つ3つと多くなってくると、普通の人よりもパフォーマンスが下がってしまう。
普通なら、まあまあ60点ぐらい、もしくは80点ぐらいの高い次元で、3つぐらい余裕で掛け持ちできるというケースが多いのかもしれませんが、
ADHDの場合は、例えば3つ掛け持ちしたら、80、80、60とかではなくて、もう30、30、10とか、それぐらいまで評価が、評価というか内容、仕事のパフォーマンスが落ちてしまうというデメリットがあるかなと。
僕自身はそれですごく悩みました。
一つのことを100どころか、130、140、150ぐらいいってしまいというぐらいの気持ちで取り組み、実際に結果を残してきたんですけど、
それが一つのことを100じゃなくて、2つのことを80、80でこなそうと思ったときに、全くそれがうまくいかないというような現実に直面して、
かなり悩んだ上でADHDがわかり、うつになるという不の循環に入り込んでしまった経験があるので、
マルチタスクとどう向き合うかというのは一つの僕の課題でもありました。
そこでどんなマインドセットで、どんな心構えで取り組んだらいいのか、その答えの一つとなる、ヒントの一つとなる考え方が今日お話しする内容です。
それは何かというと、一つのことであればそれに100%注力して、100%以上の結果を残せれば満足するというのがADHDの考え方だと思うんですけど、
それが仮に2つになったとしたら、それを100、100でこなそうとしてしまうのがADHDの良いところであり悪いところ、それで行き詰まるというのが大体目に見えるところです。
だから、100のことを2つやろうとすると必ず無理が生じるので、それをやろうとしない、極論50、50で100できていればそれで十分というような考え方、
これを事前に基準値を下げて、こういうふうに結果的に合計100であれば自分のパフォーマンスは維持できているんだと、
そういうような考え方をする方が圧倒的に自分にとってストレスもないですし、一定の仕事の量、一定の活動量でやっていけると思います。
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この辺、正直組織の中で働く人間であれば、自分だけでこの考えを取り入れるんじゃなくて、
こういうふうにやろうと思うんだけどどうだろうかというのを上司や周りと相談しないと、
自分だけでその考えでやっていたら歯車として噛み合わないことがあるかもしれないので、その辺はうまくコミュニケーションを取る必要がありますが、
最初から今まで以上の仕事の量が増えるというのが分かっているわけですから、
これを踏まえて何かしらやめることを取り入れないとうまくいかないのは当たり前なんですよね、これは。
ところが完璧主義者の性質を持ち合わせているADHDは結構やっちゃおうとしてしまいます。
その分、短期的にはうまくいくかもしれません。
例えば残業を増やしたり、最悪睡眠を削ったりして、短期的には素晴らしいパフォーマンスを上げてしまうのもある種ADHDのすごいところではあるんですけど、
それは持続可能なパフォーマンスではないんです。
だからこれを1年365日24時間ずっとやっていると、どこかでプチンと集中が切れてしまい、突然燃え尽き症候群になると思います。
そこに行くか、もしくはその途中でいろんなミスが生じたり、何もかもが回らなくなってしまって突然打つ状態になってしまうということが考えられます。
実際僕はそういうようなプロセスを踏んだので、自分の経験からもそうなるんじゃないかなというような懸念があります。
できればマルチタスクしないで、シングルタスクで一つのことだけをそれに集中している方がADHDの特性は生きるんじゃないかと思うんですが、人生そううまいこといかない。
例えば、一つの会社に長くいれば後輩ができたり部下ができたり、それは自分が昇格するということでもあると思うんですけど、
自分が昇進昇格するというふうになれば役割が増えるのは当然ですし、普通に考えてライフステージが上がっていけば、人生長く生きていれば結婚もするでしょうし、子供もできるでしょうし、
そうなったら夫としての役割、妻としての役割、それから親としての役割、さらに結婚していなければいいんじゃないかと思いきや、親の面倒を見るという別なそういう場面も出てくると思います。
そうなったら自分のことだけやっているわけにはいかない。
そうなったら自然とマルチタスクと向き合わなきゃいけない、そうせざるを得ない状況下には必ず人間になると思うので、そういったときに全てをパーフェクトにやろうとすると必ず無理が生じてしまう。
そしてその無理に挑戦してしまうのもDHDの特徴だと思うので、挑戦するのは決して悪いことではないんですけど、むしろそれで一時的にいい結果を得られることもあるんですけど、それが長距離走だった場合、100メートル走って終わりならいいんですけど、それが42キロ走らなきゃいけない、もしくは先が見えないとなったときに多分うつになってしまいます。
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なので全てを完璧にやろうとしない、50-50-100でいい、3つ駆け持つなら30-30-30でちょうどいい、それぐらいの心構えがないとやっていけないのかなというふうに、次回の年も含めて反省も含めて今そういうふうに考えています。
マルチタスクは本当に難しい。自分のやりたいこと、ADHDでいう得意な一つのことに一点集中するということができない状況になってしまうので、かなり歯がゆい気持ちにはなりますが、それはある意味しょうがない。
そうしていかないと視野も広がらないし、やりたいことというのは本当の意味ではできない。そういうふうに今僕考えていますので、何かの参考になればいいなというふうに今思います。
だからサッカーとかで例えるとわかりやすいかなと思うんですけど、多分ADHDはすごいストライカーだと思うんですよね。もしくは鉄壁のディフェンダーかもしれない。点を取らせたら、シュートを打たせたら、弾丸シュートで確実に点を取ってくる。
そういう点取り屋であるか、もしくはマンツーマンディフェンスさせたら、どんな相手のストライカーも抑え込めるとか、それをやらせたらプロフェッショナル級で右に出る者はいない。
っていうようなのが、おそらくADHD流の生き方、生き様じゃないかなというふうに思うんですが、それでもVVそれで言わせている時期はいいかもしれませんが、ある時たぶん気づくんですよ。
自分一人がどれだけ素晴らしいパフォーマンスを発揮してもチームは勝てないと。そうなったら周りにもっと頑張ってもらわなきゃいけないとか、周りの後輩だとか、もしくは年上かもしれない先輩にもっとパフォーマンスを上げてもらわないとうまくチームが機能しないというふうに気づく時があるはずです。
そうなった時に、じゃあどうするのか。自分が期待値が100だとして、周りの期待値が100だとして、それを120、130ってやるのは、それは必要というか、それはそれでいいんですけど、それよりも自分が仮に80点だったとしても、周り全体のパフォーマンスが60点ぐらいのものを80ぐらいに引き上げた方がチームの勝率はかなり高まるんじゃないかなというふうに思います。
そういう意味では、一つのプロとして特定の分野に注力してそこで発揮するっていうのは、力を発揮するっていうのは大事なんですけど、ある種司令塔みたいな視点に立ち、役割に立ち、周りがどうすればもっと活躍できるのかっていうような視点が持てると、チームが勝てるように強い組織になるんじゃないかなというふうに思います。
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この視点を僕はようやく持つことができたので、この視点でどうやって行動に移していくかっていうところが今の課題かなというふうに思います。
分かってはいるんですけど、自分がプレイする方がやっぱり楽しいっていうのが、これやっぱり否めないのがADHDです。なので、自分がプレイしながらも周りも活かす。だから点を取りながらアシストするみたいな。
きちんとディフェンスしてくれてる味方にはお礼を言ったり、ネギだったり、もっともっと働いてもらう。その分自分も自分の持ち場で頑張る。その持ち場はその持ち場だけをやるんじゃなくて、周りも見ながらその持ち場で働く。
こんなことが求められるのがADHDのマルチタスクじゃないかなというふうに今考えてますので、よければ参考になったらありがたいです。
僕もこの方法で今試行錯誤して足掻いてますので、ADHDでもマルチタスクできるぞっていうのを見せつけてやりたい。活躍してやりたい。どうにかしたいなっていうふうに考えてます。
ちなみに今の見せつけてやりたいっていうのは誰かをギャフンと言わせたいというわけじゃなくて、自分自身に証明してやりたいっていうのが真意です。
自分がそこに葛藤してるんで、俺でもできるんだっていうのを自分に証明してやりたいっていうのが本当の思いですね。
今はその理想論と自分の現実のギャップに少し苦しみながら、はがゆい気持ちでありながら、日々トライアンドエラー、試行錯誤、PDCAを回すっていうような感じでやってますので、一緒に頑張っていきましょう。
ではまた。
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