1. ADHDの生き様
  2. 弱者の立場に立てるという強み
2023-06-21 08:46

弱者の立場に立てるという強み

#ADHD #ケアレスミス #マルチタスク #HSP #うつ病 #営業 #時間術 #仕事
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どうも、あさひです。今日もADHDを武器にする発信をやっていきます。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、
営業職としてどのように働いているのかを、毎日平日17時から発信しています。
今日のテーマはですね、弱者の立場に立てることこそ強みっていう感じで、
内容で話していきます。
僕は元々結構強気でした。
強気というかイケイケの20代をわりと過ごしていて、
体育会系だったので営業向きとは言えないですけど、
結構人見知りだったので営業向きとは言えないですけど、
結構足で稼ぐというか、気合で乗り切る的な根性論はわりとフィットした方なので、
雑談が苦手でも相手とコミュニケーションがうまく取れなくても、
とりあえず訪問してくる、誰かと会ってくるっていうようなことで、
爆発で生きてきたタイプなので、
どっちかというと考えてないでまず行動しろよパターンの人間でした。
だから後輩とか最近の若い子っていうとちょっとね、
もうおっさんみたいな話し方になっちゃいますけど、
困ってないで迷ってないでとりあえず行ってこいよっていう感じ。
そういうような考えのどっちかというと持ち主だったかなというふうに今振り返って、
そんな20代を過ごしていたかなというふうに思います。
だから会議とかやっていたら思ったことを話すのは当然であって、
発言するのが苦手とか、
そういう人の気持ちは正直よくわからないタイプでした。
ところがこれがADHDがわかって、
うつ病診断も受け、極端にどん底までメンタルが落ち込んでいると、
そういう自分の本来の人間性が180度変わってしまい、
喋るのが怖いっていう過去の自分からは考えられないような状況に陥りました。
となると会議での発言どころか、
職場で言葉を発すること自体が恐ろしい。
だんだん声は小さくなるし、何言ってるのかわからなくなるし、
そもそも喋りながら何言ってるのかわからなくなるっていう収集のつかないような状況も多々あり、
会議で喋るのがちょっと怖いとか嫌だとかいう人の気持ちが、
その時初めて知ることができました。
これが僕が今うつ病だとかADHDだとかそういうのを診断を受けて経験して、
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唯一良かったというか得たものかなっていうふうに考えています。
そういう人の気持ちがわかる。
苦手なことが苦手であると、そういうのを伝えられないというか、
どうしても苦手で一歩踏み出せないっていうような、
そういう弱者って言ったらちょっと語弊がありますけど、
周りに気を使いすぎている人たちとか、
うまく自分を表現できない性格の人たちの気持ちがすごい今はわかってるので、
わかってるって言ったらまたそれもちょっと違いますね。
わかるように自分自身がそういう経験をしたので、
なんとなくそういうもんだよねと、喋るの怖いよねというのが、
今はすごい気づけるというか配慮ができるというか、
そういう人もいていいんだねというのがすごいわかるようになりました。
それが本当に良かったなというふうに思うし、
そういう人がいてもいいんだというふうに、
そういう寛容性を身につけられたかなというふうに思っています。
自分のメンタルがやっぱりそういうふうに落ち込むと、
自分自身が弱っているので、周りに対しても高圧的な態度というのが取らなくなります。
例えて言うなら、僕がへこんでいて極端に落ち込んでいるとき、
家に帰ってまだ子どもも小さいんですが、
子どもが全然言うことを聞かなくて、
以前だったらきっと怒鳴っていたというか、
できるだけそういうことはしないようにしていましたが、
それでも自分の限界を越えて言うことを聞かないと、
怒鳴り散らかしていたかなというような場面も、
自分が弱っていると、
波風立っていない静かな海の上を恐怖が吹くような感じで、
何事もなくいなすことができる。
嫌だよね。嫌なんだよね。そうだよね。
というのが受け入れられるというか、
それに対して自分が反論する力もないので、
何となくいちいち言うことを聞かない子どもに対して、
怒るというか、そういう気力もないんですけど、
怒っていてもいいというか、
いらつかなくなる。
相手がどうして言うことを聞かないのかな、
なんでかなというふうに察するような、
受け入れ体制が整ったような気もするんですよね。
これが自分にとってすごい大きい学びだなと思っていて、
これが育児、子育てに限らず、
社会全般で結構使える感覚として、
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今身に付けられているのか、
まだ身に付けられてはいないんですけど、
そういうことが必要だなというような感覚を今は持っているので、
これは自分が精神的に弱らなかったら、
どん底まで突き落とされなかったら、
多分感覚的に分からなかっただろうなって今思うんですよ。
だからもしずっと高圧的な自分でいたとしたら、
弱っている人たち、もしくはもともと弱気な人たちに対しては、
ずっと高圧的な態度でどうしてやらないんだと、
どうしてこういうふうにしないんだと言い続けて、
そのまま態度が、行動が変わらない人たちに対して、
ちょっと軽蔑的な視点を抜け続けていたかもしれないと思うと、
ちょっと恐ろしいなと今自分で感じています。
だから一言で言うならば、挫折を味わった、経験したっていうのは、
かけがえのない財産。
もう経験したくはないですけど、挫折は本当にしんどいし、
メンタルグッとやられるんで、
もうそれは意図的には経験したくないですけど、
長い人生で、この30代そこそこで、そういう経験をできたことは、
かなり自分にとって大きな財産じゃないかなというふうに今は思っています。
そういう意味で、面接の場面だとか、失敗経験だとかを問うっていうのは、
そういう意味があるんだっていうのが、
ようやく本当のその重要性を今身に染みて分かっているかなっていうのがあります。
露連ばっかりを語るようなおじさんじゃなくて、
失敗談を語れる、それで笑いを取れるような大人になりたいなというふうに思っているので、
失敗ばっかりのADHDの方はたくさんいると思いますが、
それが人生のネタに、ネタ帳に毎日日々ネタが追加されるというふうに捉えて、
この挫折もゆくゆくは自分にとって大きな財産になると思えば、
それも決して無駄じゃない、そういうふうに捉えてもらえれば、
うつ病で苦しんでいる人たちも、僕自身もそういうふうに前向きに生きていこうと思うので、
参考になったら嬉しいなと思い、今日のテーマにしてみました。
また何かネタがあれば、多分尽きないですね。これからも尽きないと思うので、
ちょっとずつ減らしていきたいなと思っていますけどね。
それでもちょっとずつ改善して、その改善の経過もうまくいくかどうかは分からないですけど、
日々発信していきますので、またよかったら聞いてください。ではまた。
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