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牛ふん堆肥の春投入、元肥は減らす?CN比で考える施肥設計
2026-03-29 14:21

牛ふん堆肥の春投入、元肥は減らす?CN比で考える施肥設計

「堆肥を入れたから元肥を減らそう」——その判断、間違えると初期生育に痛いダメージを食らいます。

今回は完熟牛ふん堆肥(1〜3t/10a)を春投入する大豆・
バレイショ・玉ねぎなどを対象に、元肥設計の考え方を
現場目線で深掘りします。

▼ このエピソードで話したこと
・窒素は減肥しない理由:
 CN比約10の牛ふん堆肥は無機化が緩慢
 →初期生育のパンチが落ちるリスクがある

・カリは減肥の余地あり:
 牛ふん堆肥の連用はカリが畑に蓄積しやすく、
 過剰になりやすい

・土壌診断は3年に1回でOK。
 まずカリ値の把握が減肥判断の出発点

・カリ低銘柄への切り替えで、
 20kg換算100〜200円×5袋分のコストカットも現実的

・長期視点:
 堆肥連用→物理性・保肥力(CEC)の改善
 →将来的な窒素減肥へつなげる

尿素をはじめ肥料価格が高騰するいまこそ、
「何を・なぜ・どれだけ削るか」を科学的根拠で
判断する力が農業経営の差になります。

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#農業 #土壌改良 #土づくり #施肥 #土壌診断 #土壌分析 #土壌医 #農業経営アドバイザー #肥料代削減 #コスト削減
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サマリー

このエピソードでは、完熟牛ふん堆肥を春に投入する際の元肥設計について解説しています。窒素は堆肥のCN比が約10と低いため無機化が緩慢で、初期生育への影響を考慮し減肥しないことを推奨しています。一方、カリは牛ふん堆肥の連用で蓄積しやすいため、土壌診断に基づき減肥の余地があるとしています。カリ値の低い銘柄への切り替えによるコスト削減や、堆肥連用による土壌の物理性・保肥力改善といった長期的な視点も重要であることを強調しています。

はじめに:堆肥投入時の元肥設計の悩み
おはようございます、あさひです。このチャンネルでは、農界で維持する業者だけが知る、オモテじゃ語れない情報を発信しています。
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さて、今日のオモテじゃ語れないトークは、堆肥ですね、堆肥。
これを春投入するんだけど、元肥は減肥するべきか否か、こういうテーマでお送りしていこうと思います。
このテーマはですね、先日私が直接担当しています農家さんからご質問いただいたので、
なるほどなと、そういう悩みもあるよねと思って取り上げることといたしました。
はい、皆さんどうですかね、堆肥を春に入れる方いらっしゃいますか?
いやいや、秋に入れているよっていう方もいらっしゃると思います。
そして堆肥といえども、多種多様な有機物がありますので、どんな堆肥かにもよると思うんですね。
なのでここでは、一応こういう手で進めようと思います。
一般的な牛糞堆肥、これの完熟のものですね、生のものではなくて、
販売されている、例えば農協だとかね、そういった窓口で発展されている良質な牛糞堆肥。
これを春に入れる場合にどうしたらいいのか、こういう前提で話を進めていこうと思います。
なので皆さんがどんな作物にこれを使うかっていうところもあると思うんで、
そうですね、ここでは大豆としておきましょうか、大豆。
芋でもバレーショでもいいですし、何でもいいんですけど、早いものですね。
ハシュが早いものは堆肥なんて巻いている場合じゃない。
もっと早くハシュ、一刻も早くハシュしたいっていうケースが多いと思うので、
ハシュが早い作物ではなくて、5月ぐらいのものですね。
大豆だとかバレーショだとか、玉ねぎもこの辺でしょうか。
その他各種野菜ですね、こういったものでどうするべきかというね、
そんな前提で話を進めていこうかなと思います。
皆さんだったらどうしますか。
まずご自身の意見、こうするっていうね、何か方向性を重ねてみてください。
自分だったらどうするかですね。
その上で私だったら、私自身が農家だったらこうするというね、それを語っていきます。
結論:窒素は減肥しない理由
結論なんですが、私だったら窒素は減肥しません。
ちなみに堆肥の投入量ですね、多くても3トン程度かなと思いますので、
10あるあたり3トン程度かなと思います。
少ない方で1トンぐらいでしょうかね。
なので1トンから3トン、多少幅を持たせますが、
どの道、いずれにしても私であれば窒素は減肥しませんということで、
結論は以上になります。
ありがとうございました。
ということで終わってしまってはちょっと面白くないと思うので、
そのね、背景というか理由をですね、つらつら述べていきますね。
まず窒素についてはですね、基本的に早斬りするものではないですね。
完熟の堆肥、牛糞堆肥といえども、CN比は10ぐらいかなと認識しています。
10ぐらい。
K糞だったらもう少しね、CN比が低い。
すなわち炭素率が低い。
すなわちこれは窒素がどれぐらい早く効くかということですね。
炭素率、CN比、これが低いほど窒素が早効きします。
早く効いてきます。
なので10未満ということはそこそこ早いかなと思うんですが、
それでも無機体の窒素ほど、アンモニア体だとか、小酸体だとかいうほどですね、早く効いてはこないので、
この分ですね、窒素を減肥してしまうと、肥料からの供給を減らしてしまうと、
初期生育がもしかすると今までほど旺盛ではない、そんな可能性が出てまいります。
ですので、今現在どんな生育になっているのか、
これを踏まえてどうするかを考えるべきですね。
例えば、昨年同じような補助で、同じようなことをした結果、ちょっと窒素効きすぎたなと、
多少窒素減肥してもいいかなというぐらいの感じであれば、
それは肥肥も売れるのであれば減肥した方がいいでしょう。
ただし、そうでもない、ちょうどよかったかな、
あるいはもうちょっと気持ち入れてもいいかなというレベルであれば、
決してこれは減肥しない方がいいかなと思います。
かなり勘満な窒素の飛行を表すと思いますので、
堆肥を入れていたらといって、もと比窒素を減肥すると初期生育がパンチが弱いということになりかねません。
これどうなるかと言いますと、作物で言いますと、
大豆であればうねがふたがるのにいつもより時間がかかってしまうかとか、
活着するのが多少時間がかかってしまうとか、
異色するものであれば、野菜関係ですかね、
こういうものであればせっかく苗立てをしていいものができたのに、
なんか定食した後ちょっとスタート遅いんだよなっていうのは、
それは明らかに窒素が今までよりも不足しているからということになってきます。
なので、私はそういったところを考えると、
窒素は減肥しない方がいいのではないかなというふうに思います。
ただ、皆さんの補助の視力だとか、その年の畑の乾き具合ですね、
寒毒効果が現れるかどうかっていうところもあります。
そしてその年の雨の降り方にもよると思いますので、
一概には言えない、唯一絶対の正解はないというのはいつものことですが、
大体いろんな面から、いろんな角度から考えると、
窒素は減肥しない方がいいのではないかというふうに考えております。
まずこれが1点目。
減肥の余地がある要素:リン酸とカリ
言うのが遅れましたが、2つ、3つですね。
3つあります、全部で。
2つ目と3つ目はほぼ同じなんですけど、
減肥ができないのかと言われると、減肥できるところもあるんです。
それが窒素ではなくて、リン酸とカリの部分ですね。
これ2つ目と3つ目も一緒に話してしまいますね。
リン酸、カリ、これは減肥の余地は出てくるかなというふうに私は考えています。
2番リン酸、3番カリで行こうと思ったんですが、ここ一緒に行きますね。
リン酸とカリ、これは減肥する余地があるかなと思います。
なぜかというと、牛糞堆肥ですね。
リン酸はそこまでじゃないかなと思うんですが、
カリに関しては牛糞堆肥というのは非常に多く含まれます。
窒素は無機化して多少作物に吸われるだとか、
腐熟にまた使われるだとかというのがあるので、
全てが作物に供給されるわけではありません。
ただし、カリというのはかなり蓄積されていきます。
なので、牛屋さんが近くにいる方だとか、
牛糞堆肥をせっせと毎年2、3トン、ないしは3トン以上生産しているかなと思うんですが、
そういう方、土壌診断すると漏れなくカリ過剰になっているのではないでしょうか。
そういうことになるんです。
これがいいかどうかは別問題ですね。
牛糞を入れるというのは、流域物を畑に入れるというのは非常に素晴らしいことですので、
これを否定するものではないんですが、
その一方でカリが異常に蓄積していくというのは、
ちょっとこれは感化できないところがあるんですね。
なので、牛糞を入れるということは、窒素が入ること以上にカリが入るという認識を持つべきです。
私は10年以上畑作業の現場に携わってきて、そういうふうに今感じています。
カリは過剰になります。牛糞堆肥を一生懸命入れると。
なので、牛糞堆肥を入れる場合は、窒素うんぬんではなく、
臨産とカリの値ですね。
ここをまずカリは一番着目するポイントです。
カリは減肥してもいいのではないかと。
これが真っ先に着目するポイントであるというふうに、
皆さんそこだけ今日は覚えていただければ十分かなと思います。
窒素はいいです。カリは減肥する余地がないか。
これを考えていきましょう。土壌診断してますよね。
土壌診断の活用とカリ低銘柄の選択
この後に及んで土壌診断していないという方はいないと思うんですが、
私の配信を聞いてくださっている方は、土壌診断の重要性をそろそろ認識していただいているかなと思います。
毎年しなくてもいいですよ。毎年土壌診断しなくてもいいです。
3年に1回ぐらいでいいです。
そして林作が3作で回っているのであれば、
麦を買った後とか、決め打ちで3年に1回分析するので十分です。
それでいいので必ずやってください。
そしてその上でカリが過剰かどうか、それぐらいは確認を頭に入れておいてほしいなと思います。
それがちゃんとあるからこそ、科学的にそういった根拠があるからこそ、
じゃあカリの低い目柄を使おうか、使えるのではないかという仮説が立てられるわけですね。
カリが低い目柄ありますか?持ってますか?農協さんの取りまとめ用紙に載っていますか?
もし載っていないのであれば、資材科に相談しに行ってください。
必ずあるはずです。資材科がちょっとパッとしないのであれば、
パッとしないといったら怒られるかもしれませんが、
担当の方がいまいち腰が重たいようであれば、
最寄りの商社さん、もしくは地域の商店さんなんかに相談しましょう。
極論ね、コメディだとか、そういった大手、
何て言うんですか、そういった店は、量販店ですね。
そういったところに尋ねてみてもいいかもしれませんね。
意外と安価なものが手に入ったりするかもしれないです。
要するにですね、彼は現金の価値がありますから、
地質のリン酸化炭の価値だけが低い銘柄っていうのは、
これ作ろうと思ったらですね、配合費用であれば簡単に作れるはずなんです。
やる気があるかどうかの問題だと思います。
そして、北連産の銘柄はですね、かなり種類があります。
各農協さん、産協さんですね、ここで扱っているものは
種を選べてそこからかなり厳選されていると思いますが、
全道で見たときにはかなりの銘柄があるかなと思いますので、
自分の所属している農協ではないかもしれませんが、
別の地域の農協でも扱っているようなことが普通にあり得るかなと思いますので、
まずは確認してみましょうということで、
原費はですね、これまとめますと、
地質との原費だけに着目すると、
それはできないかもしれないとか、それはできるかもしれないとか、
ここできるかできないかになるんですけど、
リン酸化炭ですね、そっちの手があったかみたいな、
そういうところがありますので、
コストのカット、これは地質とリン酸の刈り、
そして駆土、石灰など色々なところで可能ですので、
そこは視野を広く持って、
何が原費できるか、そして一つでも、
一つの要素でも原費することができれば、
簡単に肥料1回当たり100円だとか200円だとか、
コストカットができます。
特にリン酸なんて高いの大名詞、
そんな原料の大名詞ですので、
リン酸はできるだけ減らしていきたいですね。
刈りとて、今はかなり高価な部類に入ってきていますから、
そう考えたら安い肥料成分なんてないんですけども、
少しでもカットしていきましょう。
20kg換算で100円、200円カットできれば、
2、3体使う場面が、豆類だとそんなに使わないかもしれませんけど、
他の作物、バレーションとかであれば、
かける5体分くらいですか、200円×5体で1000円くらいは
簡単にカットできちゃったみたいな可能性も十分にあり得ますので、
そういったところからカットしていきましょう。
これはコストをカットするっていうそこからの出発点ではなくて、
理論的に養分過剰だから減らすと、
むしろ減らさなければならないといった意味での、
土壌と作物の生育が出発点のコストカットになりますので、
人間都合のコストカットではありませんから、
そこはすごく大事なポイントかなと思います。
長期的な視点:地力向上と将来的な窒素減肥
本当は窒素を減肥したいんですよね。
これから、この6月からおそらく、
尿素の価格が爆上がりすると思われます。
あわせて、リューアンの価格もかなり高騰すると、
私は見込んでいます。
なので本来であれば、窒素を減肥したい。
そこが一番欲しいところなんですけども、
窒素の減肥はそう簡単にはうまくいきません。
一朝一夕にはいきません。
ただし、この牛糞堆肥のせいをですね、
これを数年、2,3年、3,4年続けていけば、
地力としてはかなり上がってくるかなと思います。
物理性がかなり整ってくると思いますし、
物理性が整えば、
CECだとか補肥力も改善されるかなと思います。
最終的にそれは窒素の減肥につながる可能性も非常に高いです。
なので、短期的には窒素の減肥というのは、
牛糞堆肥ではなかなか難しいかなと思うんですが、
臨産狩りの減肥を通じて、短期的にはコストカットをしていき、
そして長期的には堆肥を乗せようによって、窒素の減肥、
これもね、願っていきたいところですね。
なので、物理性の改善というのは長く時間がかかりますので、
そういった長期の視点で土作りをしていきましょう。
最終的に皆さんの経営にプラスになるような、
そういった戦略を長い目で組んでいくのが非常に大事かなと思います。
身近で牛糞堆肥が手に入らないという方もいらっしゃるかなと思いますので、
そういった方は不食産資材ですね、これの活用も検討してみてください。
直近、割と多分最近の私の配信したエピソードの中で、
不食産資材の活用を考える、そんなエピソードも配信してますので、
ぜひこちらも参照していただけると、
何か皆さんの営農のプラスになるところが、頻度が隠されているんじゃないかなと思いますので、
ぜひ過去の配信も遡っていただければ幸いです。
ということで一緒に農業経営の勝ち筋を考えていきましょう。
忘れましたが、いいね、コメント、フォロー、シェアしてもらえるとすごく嬉しいです。
励みになりますのでよろしくお願いします。
ではまた。
14:21

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