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2023-05-11 10:46

ADHDが苦手な"優先順位"の付け方

#ADHD
#マルチタスク
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どうも、あさひです。このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断を受けている僕が、営業職としてどのように働いているかを発信しています。
今日のテーマは、優先順位付けについてです。
皆さん、やりたいことやるべきことなどに追われて、時間がない日々を過ごしてはいないでしょうか?
ADHDは、それ以外の方もそうだと思いますが、日々時間に追われて生活しているのではないかと思います。
僕も興味関心があっちこっちにかなりとっちらかってしまうタイプなので、あれもやりたい、これもやりたい。
その上、部下の面倒、後輩の面倒もみなけないし、家族とも一緒に過ごしたいし、日々、もっと時間があればいいのに、もっと自分の時間も欲しい。
家族とも一緒にいたい。なかなか物事の優先順位をどうやって付けたらいいのかというところに悩んでいるタイプです。
そこで一つ参考にするべき考え方があるので、それについてお話をしたいと思います。
これも7つの習慣の中に出てくる考え方で、大きな石を先に入れるというものです。
もちろんここで言う石というのは、仕事だとかタスクに値します。
世の中、身の回りには大きな石、大きな仕事もあれば小さな石、細々としたタスクも多数存在すると思いますが、
それらをADHDは他の人よりも多くの石を抱え込みすぎであるにも関わらず、
どの石から手を付けるべきかの判断があまり上手ではないのではないかと思いますし、
僕は自分自身に対してかなり下手くそだなと思っているところがありました。
せっかく優先順位付けをしてトゥードゥリストを順番立てて書いても、
気づいたらもはやトゥードゥにないことをやり始めていたり、
トゥードゥにやったことを順番に書いたことですら先送りしてしまったりというのが結構多くて、
それで最終的には期限、期日ギリギリになって仕上げ、提出したものの不備や漏れがあったりで出し直し、
最終的に仕上がったのは期日が過ぎてからということがよくありました。
こうなってしまうと自分自身の問題だけじゃなく周りにも迷惑をかけてしまうので、
これはかなり意識的に減らす必要があります。
そんな時に役立つのがこの考え方で、まず大きな石っていうのが、
ここの大きな石の定義をきちんとしなきゃいけないんですけど、
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基本的には緊急重要のマトリックスを使ったとき、
それで表すときに緊急で重要なことっていうのはもちろんすぐに始めなきゃいけない、
これは大きな石に該当しますが、大事なポイントとして緊急ではないが重要なこと柄もこれは大きな石に該当します。
なので緊急性をできるだけ少なくする、減らすために緊急になる前に重要なことは取り掛かるということを
一つポイントとして覚える必要があります。
重要だけど緊急性じゃないもの、何か心当たり思いつくものはあるでしょうか。
例えば1ヶ月以内に仕上げなきゃいけない資料だとか、
あと健康面に関することも結構仕事じゃないですけど、これに該当するんじゃないかなと思います。
例えばちょっとお腹が出ているとか、やめたいけどタバコがやめられないとか、
どうしてもお酒を飲んでしまうとか、こういうのは緊急性は低いですけど、
早いところ対処していかないと、いずれ緊急かつ重要な案件に繰り上がってしまうことになります。
いわゆる肺がんだとかアルコール依存症だとかになってしまい、
もしかしたらやめられない事件になっているかもしれませんけど、
それが原因で他のトラブルを招いてしまったりということにつながりかねませんので、
そういったところ、重要だけど緊急ではないというところはかなり優先度高い大きな石だと思って
優先的に取り組んでいく必要があります。
こういうところから取り組むべき大きな石、小さな石、その他の細々した砂利みたいなものまで
様々あると思いますが、こういったものを一旦リストアップして、
その上で大きな石から取り組むようにしていきましょう。
大きな石を入れた後に小さな石を詰め込む。
こうしないと先に小さな石をたくさん詰め込むと、
大きな石が本来3つ入るべきだったのに1つしか入らないということになってしまいます。
こうなると緊急性が最終的に増してしまって周りに迷惑をかけるという時代になってしまいます。
ですからまず大きな石を1つ、2つ、1日のスケジュールの中に落とし込んで
空いた時間だとか、頭が疲れた時に簡単にこなせるような作業だとかを空き時間に入れる。
もしくは修行間際に入れるなど、そういった工夫が必要になります。
これは7つの習慣の中でもスケジューリングを立てる上でかなり重要な要素になってきますので、
頭にまずは入れることがかなり大事です。
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すぐに実践できるかどうかはまた別の話になると思います。
僕もこれは去年の秋口ぐらいからこの内容は頭に入っていましたが、
結構失敗を繰り返し、日々どうやったら大きな石を石からクリアしていけるかというのを試行錯誤して
ようやく達成というか実践できるようになってきたんじゃないかなと半年以上かけて、そんな状態です。
大きな石をやっぱり抵抗があるのでやりたくないものだとか、結構時間がかかりそうなものってついつい先送りしがちで、
特にADHDといえば先送り癖もかなり強いと思いますから、こういった面でもちょっと敬遠しがちになっちゃうんですよね。
なので大きな石は限りなく小さな石まで分割することをお勧めします。
例えば何かプレゼン資料を作るだとしたら、まずは本当の小さい石にするんだったらパワーポイントを開くだとか、
資料を集めるだとか、そもそも何のために作るのか、その概要がわかる上司からの指示なのか、
もしくはその上の者からの指示なのかっていうのが何かしら文書で残っていると思うので、
そういった今回プレゼンの資料を作るための大元の指示内容を見返すだとか、ということから始めて、
例えばタイトルをつけるとか目次を作るとか、そういった細かいタスクに分解していくと、
だんだん取り組みやすいタスクになってきますので、小さな石に分解して一つ一つ、
その日ごと、月曜から金曜までの日にちごとにタスクを割り振っていくっていうのも一つの方法です。
なのでまず大きな石、小さな石、それぞれしっかりリストアップして判断してスケジュールに落とし込んでいけるように
日々意識していかないとこの概念がわかったからといってすぐ実践できるわけではないっていうのがまた一つ難しいところではあります。
これを知ることがまずスタートラインに立つことなので、まず石の大きさを見極めてスケジューリングを立てる意識をしていきましょう。
スケジュールを立てるときにはまずその当日に立てるのではちょっとスタートダッシュとしてかなり不利なので、
できるなら前日の5時前に4時半ぐらいのうちに翌日のスケジュールは立てるようにすることが
スタートダッシュするための秘訣かなと。
なので4時ぐらいのうちには逆算してその日のタスクはこなせるように達成しているようにしているのがベストです。
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そうじゃないと翌日のスケジューリングが立てずゴテゴテに回ってしまいます。
あと会社まで20分何するかなぐらいの間隔の方がいいです。
そういう時間があればデスク周りを掃除したり先輩や後輩などとコミュニケーションを取る時間も取れるので、
そういうような余白を持てるように計画を立てて実践して必ずうまくいかない部分が絶対ありますので、
そういうところを一つずつどうしてうまくいかなかったのか、どうしたらいいのかっていうのを予定表だとかスケジュール帳に実際に手書きして書き込んで、
それを踏まえて翌日のスケジュールを立てるこの繰り返しで徐々に一歩ずつでも進んでいくと自分の成長が実感できると思います。
僕も去年よりは多少マシになったと自分では思っています。
そういった自分の苦手なことを克服していくと同じように苦手としている人は絶対いるので、
そういった人にアドバイスもできるし、そういった人の気持ちも共感できると思うので、
より引き出しが多くなるというか、人間として厚みのある存在になれるんじゃないかなと思います。
ということで、DHDも色々とコミュニケーションだとか部下に対する後輩に対するアドバイスではそれなりに必要な助言をできることがあります。
自分自身が苦労しているからできることだと思うので、そういった部分もある意味武器になると思います。
DHDを武器にできるように日々努力していきましょう。
ではまた。
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