1. ADHDの生き様
  2. スケジュール管理の基礎の基礎①
2024-07-22 08:38

スケジュール管理の基礎の基礎①


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/63c4a2a27655e00c1c267700
00:05
おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、営業職としてどのように働いているかを発信しています。
今日のテーマは、ADHDのスケジュール管理、予定の立て方、これをテーマにお話ししようと思います。
予定、皆さん、しっかり立てる派ですか、それとも立てない派ですか?
仕事においては大体予定を立てる、むしろ立てないとね、なかなかビジネスというのはうまくいかないものなので、仕事というのはうまくいかないものなので、立てる人が大半だとは思うんですが、
この予定の立て方、誰かに丁寧に教わったことはあるでしょうか?
どうしてこれを誰も教えてくれなかったんだと、僕は30歳過ぎて痛感していますね。
数節にこの必要性、重要性を感じています。
自分がADHDと分かったからこそ、これをしっかりやらないと、特に不都合が起きるというのが身に染みて感じています。
なぜかというと、僕らADHDは常に頭の中で思考をして、やりたいこととかやらなきゃいけないこととか、興味関心の赴くままにいろいろタスクを作り出して、
タスクじゃないかもしれませんね。全然どうでもいいことを思って考えてしまって、それを考えたことを急にググって調べ始めるとか、ネットサーフィンしてしまうとか、そういうことになってしまいがちなんです。
だから僕らはそういうふうに脳の多動性や衝動性を制御するためにも、今日はこれをやるというふうに決めることがすごく必要です。
それが今日だけじゃなくて、無効1週間とか、できるなら1ヶ月とか、だいたいでもいいので、ざっくりでもいいので、その辺の計画を持てたら、僕らは周りの人と遜色ないぐらいに仕事できるようになると思うんですが、なかなかここは難しいところです。
ただそんな僕でも、この概念、この考え方に基づけば、それなりにうまくいくかどうかは別としても、なんとなくこういうふうにスケジュールは立てるものなんだなというのが分かったことがあるので、これを今日は共有したいと思ってこのテーマを選んでいます。
聞く人が聞けば、そんなの当たり前でしょう。社会人の基本中の気で、今さら何を言ってるんだというふうに思われるかもしれませんが、僕はこれを知りませんでした、ずっと。恥ずかしながらこれをできていませんでした。
だから改めて自分に聞かせるつもりで、過去の自分にこれを伝えたいという思いで発信しますね。
いきなりですが、例え話をします。
瓶を想像してください。
ビーカーみたいなものでもいいし、バケツみたいにちょっと大きいものでもいいですけど、何か容器のようなものですね。
03:02
ここでは瓶と統一しますけど、この瓶の中に3種類のものを入れます。
1つは大きい石、2つ目が小石、3つ目が砂。
この3つをこの瓶に入れられるだけ入れることがミッションです。
今日のミッションです。
皆さんはどうやって入れますか。
ここなんですけど、仕事に置き換えるなら、大きい石が重要な仕事、重要なタスク。
小石っていうのがそこまで重要ではないけど、それなりに大事な仕事。
砂っていうのが正直どうでもいい事務処理とか、社内的な資料作成とか、そんなに利益に関わるわけじゃないけれども、めんどくさいけどやらなきゃいけない仕事とかですね。
いわゆる月末月初の締め作業とかデスクワークとかがこれに当たるかなと。
僕らが一番嫌いなやつですね。大体これが砂ですね。
この瓶の中にどういう順番でどういうものを入れると一番仕事が効率よく進むかっていうのが例というか例え話になっています。
僕らは一番気をつけなきゃいけないのは、これを自分が好きな順番で目についた順から仕事というか、この3種類の石、小石、砂を入れていくこと、こなしていくこと。
これが一番やっちゃいけないことです。
でも僕はそれを知らなかったんで、自分の好きな順番で思いついたままに目のついた順番でこれをやっていたので、なかなか仕事が進みませんでした。
というのは先に砂を入れてしまうと大きい石があまり入らなくなってしまうんですね。
ここがすごく重要なポイントです。
本当は重要性の高い、重要度の高い大きい石、大きい仕事から手をつけないといけないのに、手のつけやすい小石や砂から入れてしまうと肝心の大きい石がいつまで経っても手つかずのまま、瓶の中に入らないままになってしまうんです。
いつも翌々日もこれの繰り返しで、いざ期日が近づいたときに大きい石が外に出たままになっているんですね。
期日が来たときには本当はその瓶の中に大きい石が入っていなければならないのに、砂や小石ばっかりが瓶の中に入っているということになります。
この例え話わかりますかね。
ちょっと僕の説明があまり上手じゃないかもしれませんけど、
主婦の方とか家事をやる方、別の例えでいくと、皿洗いをしますよね。
食器とか大きいものでいったら鍋とかフライパンとか洗うと思うんですけど、
食器を干す食器籠、ここに洗った順番に適当に干していったら肝心の鍋とか干せないですよね。
大きいものから干していかないと水切り籠って全部入らないんですよ。
小皿ばっかり最初詰めていったらでっかいものが入らないですよね。
そういう感覚ですね。
大きいものから詰めていって、空いたスペースに小皿を散りばめていくような感じにすると、
06:04
それなりに収納できる、入る、水が切れるということになるんですけど、
順番を間違えたがために全然干せないじゃないかと。
結果的に全て空振りしなきゃいけないみたいな、そういうことが起きるわけです。
なので、仕事における自分のスケジュール、予定管理、ここら辺を組むときにはですね、
まず自分はどういうタスクを抱えているのか、
自分にとって大きい石はどれなのか、小石はどれなのか、どうでもいい砂はどれなのか、
そしてどれぐらい抱えているのか、この辺を自分の中で明確にしないと
スケジュールを組むこと自体に失敗してしまいます。
まずは自分の業務の棚下ろしなんていうところを始めてみるのがいいかなと思います。
うまくできなくてもいいです。
まずはこの考え方、この大きい石から瓶の中に詰めないとなかなか仕事は効率よく進まないんだと、
本来やるべきことに集中できないんだと、この考え方さえまずは理解してもらえると
次のステップに進めるかなと思います。
最初にマインドを抑えずにスキルばっかり身につけようとしてもなかなかうまくいかないので、
うまくいかないとしたらまずはこのマインドの部分を抑えることを意識しているのが
僕の朝日流の試行錯誤の発着点かな、出発点かなと思います。
僕はこの考え方を先ほど言ったように30過ぎぐらいに知りました。
できれば新人研修で教えてほしかったなと思いますが、
これを入社当時に抑えている若い人はどれくらいいるんでしょうかね。
自己研鑽に積極的な読書にすごく前向きな実践している人だったらもしかしたら分かっている。
それか天才肌の人だったらもう感覚で分かっているかもしれませんが、
なかなか多くの人は知らずに時間ばっかりが過ぎていく。
もしくは周りの人と比べてもなぜか仕事の効率が悪い。
長時間働いているのにあまり成果が出ない。
この場合は大きい石になかなか手をつけていないからですね。
この辺りの考え方をまずは抑えてからどういう風にスケジュールを立てるか、
この辺に実践に挑んでみた方がいいだろうなと僕は思っています。
皆さんのスケジュール管理の参考になれば嬉しいです。
ではまた。
08:38

コメント

スクロール