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おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、
営業職としてどのように働いているかを発信しています。
ADHDは、自己管理をできるようになると最強です、
っていう話を今日はしていきます。
格好良く言うと、セルフマネジメントなんて言っちゃいますけど、
英語、横文字にすると、なんか格好良さの反面、
なんだかよくわかんなくなるっていうのはあるあるなので、
自己管理っていうのが一番いいんじゃないかなっていうふうに思います。
世の中、もろもろ会社だとか部下だとかを
マネジメントするっていうふうに言いますけど、
マネジメントってなかなか、言うは安く行うは難しい。
部下をマネジメントするっていうのは、かなり難しいですよね。
やったことある人ならすぐわかると思いますが、
部下以外にも、例えば自分の子供だとか家族だとかでもいいんですけど、
なかなか思った通りに動かせないというか、
そもそも意思疎通ができないだとか、
マネジメントっていうのは本当に難しいと、
常日頃から思います。
そもそもマネジメントの本質というか、
第一歩はセルフマネジメント、自己管理から始まります。
自己管理ができない人は、会社も組織も子供もうまく回せない。
管理できない。
全ての対象において管理っていうと、ちょっと語弊があるというか、
すごい上目線の気がして、あまり好きではありませんが、
うまく、要はやりくりできない。
やっていけないっていうふうに捉えてもらえればいいかなと思います。
そもそも何で自己管理ができないと、組織もマネジメントできないのかというと、
まず、自己を管理できない、要は自分の行動を管理できないと、
自分の行動が思い通りにいかないので、
自分の管理下の外にある部下だとか家族のことまで手が回らないということが起きます。
なので、そもそも自分がうまくいってない、自分自身がうまくいってないのに、
他のもの、人間、組織を管理すること、目を行き届かせることが不可能です。
基本的には自分があって、その上、その横、さらに自分の周囲に他の人たちがいるので、
まずは自分自身を管理することが大事っていうのがここの概念です。
江戸時代なんかによく、これが武士が意識していた、まず学んでいたことだそうです。
武士はまず自己管理。自己を管理できないものは、お家も管理できない。
お家が管理できないと、他の隣接する強豪、他の大名に乗っ取られるだとか、侵略を受けるだとか、
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そういう外敵からのプレッシャーに弱くなってしまいます。
なので武士がまず学ぶべきことは、己の管理、自分のコントロール、
そして自分がコントロールできて、初めてお家のマネジメント、組織管理ができるようになるんだそうです。
ですから僕らADHDは、自分の管理ができれば過集中も管理できるっていう風なロジックが生まれると思います。
過集中がコントロールできると、マジで最強だと思いませんか。
僕の肌感でそれはすごく思うんですけど、ワクワクしちゃうぐらい、
なんか世の中、自分の力で結構変えられるんじゃないかなっていうところが、
ちょっと極端、大げさかもしれませんけど感じるところがあります。
いやだって過集中ってみんな使えないですよね。
僕らADHDにしか許されていない特殊能力だと思ってるんで、
これをもしコントロールして、いいのままに扱えたとしたら、めちゃめちゃすごくないですか。
短期集中で仕事を仕上げるというか、実績を上げるだとか、
すごい集中力、行動力が出せます。
その反面、力つけて動けなくなるっていうのが、
これ現実的にかなり問題になると思うんで、
ここを例えば休日に当たるように、平日、金曜日に過集中して、
翌日はずっと寝ていたとか。
そうなると、それはそれでワーカホリックみたいになっちゃうと思うんで、
よしよしですけど、仕事で成績を上げたい人だとか、
もっと実績を出したい人、もっと活躍したい人にとって、
仕事で過集中して、それ以外の部分でしっかり休養を取るっていうのは、
もしこれが自分の思い通りにできれば、
思ったようにもっと成果を出せるんじゃないかなと思います。
ですから、まずは自己管理がどれだけ重要かっていうことを、
今一度認識したらいいと思ってますし、
僕もちょっと江戸時代の話を聞いて、
自己管理がどれだけ大事かっていうのを改めて実感しました。
じゃあ、自己管理するのに何をしたらいいかっていうと、
これは多分仕事量のコントロール、
今日何をするかの制限、
休憩の頻度だとか、確実に休むだとか、
そういうスケジュール管理に話が変わってくるんだと思います。
あらかじめ昼休憩は絶対するというふうに決めて、
そこはもうスケジュールを入れない、
11時55分には必ず取引先の元に出るだとか、
仕事をある程度終わらせて、休憩に入る準備をとっておくだとか、
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そういうことが必要です。
これもしかしたらADHDじゃない人が聞いたら、
いや、そんなの当たり前じゃんってなるかもしれないんですけど、
ADHDはマジで過集中していると、
昼飯食わなくてもいい、休まなくてもいい、それでぶっ通しできる、
でもパフォーマンスは高いっていうことが起こり得るんですよね。
休まなくても、もう多分2時、3時まで平気で行っちゃいますよね、きっと。
もうその分、多分3時に仮にめどがついたら、
もぬけのからになっていると思います。
わかります?
言葉を発せないとか、
相談ごと後輩や部下が受けてるけど全然頭に入ってこないとか、
家に帰って家族が今日あった出来事とか喋ってくれてるけど、
かなりどうでもいいとか、
申し訳ない、本当に申し訳ないです。
そういう風になるので、
そうなると多分どれだけ仕事でパフォーマンスが高くても、
他の部分で欠点が出ちゃうんで、
どっちか、何かどこか一箇所がすごい優れてるのに、
こっちは全然だるだよねっていう評価をされやすくなっちゃいますよね。
仕事一生懸命だけど家族に見放されるとか、
自分のことしかやってない、他の人の相談は聞き入れないとか、
決してそういうわけではないんですけど、
自分が力尽きた後にいろんなことをやろうとしても、
もはやその体力がない。
それがADHDの基本です。
何もコントロールしないと。
なので一生懸命自己管理をする。
自己管理をするからこそ、
自分のこと以外にも目が行き届く、配慮ができる、
つまり余裕が生まれるので、
それだけの余力が残るっていうことですね。
一生懸命まずは自己管理していきましょう。
そのために今日やるべきことはこれとこれとこれ。
それが終わったら休憩する。
もしくはそれが終わったら今日の仕事はおしまい。
翌日もしくは翌週のスケジュールを組む。
それでも時間が空いてるなら、
周りの人が忙しくないか、
何か手伝ってほしいことはないか、
手を差し伸べられることはないか、
それを気づいて聞いてあげる。
もちろん苦手なことは積極的にやるべきじゃないです。
事務処理が苦手なのに、
事務処理溜まっている後輩の手助けをすると逆効果です。
事務処理が苦手なのに、
資料作成している上司の手伝いをすると逆に怒られます。
なので得意な部分で何か貢献できないかを探ってあげるのが、
多分僕らの聴取の生かし方かなと思います。
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営業成績が振るわない後輩がいたら、
一緒に同行で営業してあげるだとか、
仕事が溜まっている人がいたら、
有益な管理ツールだとか、管理方法だとか、
技を伝授してあげるだとか、
周りの人がやっていないことだとか、
アイディアとかADHDは持ち合わせていることが多いと思うので、
そういうのをボソッと伝えてあげるだとか、
それがものすごい効果を発揮したら、
きっと一目置かれる存在になったりだとか、
そこまでいかなくても純粋に感謝してもらえたら嬉しいと思うので、
余計自分ももっと自己肯定感が高まり、
もっともっと周りに貢献しようという風に、
いいサイクルが生まれるんじゃないかと思います。
ですから、まずは自己管理。
これを徹底することがADHDが生きる道であり、
ADHDが自分の長所を武器を生かす第一ステップ、
そういう風に考えて、
これからスケジュール管理をしちんとやっていきましょう。
それではまた。