番組の始まりとテーマ
BUILD UP LOCAL!!番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、ゲストの皆様とともに、スポーツを通じて、街を豊かにしようという番組です。
実は、11月にしぶさわくんFMが開局しまして、ちょうど1周年ということで、今週はBUILD UP LOCAL!!プラスということで、私、ソロでお届けしたいと思っております。
まずですね、ちょうど1年前ということなんですけども、そもそもですね、スポーツと地域活性という配信コンテンツが、何か世の中少ないぞというところから始まったようなんですね。
そこから番組企画が始まりまして、BUILD UP LOCAL!!がスタートしたんですけども、テーマはですね、スポーツと街づくりということですから、この関係性を深掘りしていくということで、そういう意味ではうまくゲストから引き出さなきゃいけないなという大変なところはあったんですが、
なんとかですね、1年間を乗り切ることができまして、そうですね、少なくともいろんなゲストの方をお呼びしまして、そのゲストの方が関わるスポーツと地域の掛け合わせ、こんなトピックスに関しては引き出せたのではないかなというふうに感じております。
つまりですね、今スポーツというコンテンツを上手に地域と掛け合わせて活性化している情報そのものがとても少ないということなので、その先行事例ですとか成功事例、こんなものを番組を通してですね、地域の皆さんにご紹介できたということ自体がですね、この番組の意義だったというふうに感じておりまして、
そのあたりは良かったなというふうに思っております。
そこで特に印象に残った放送会を振り返ってみたいと思うんですが、
初回のゲストはですね、上北信用金庫の大前衛理事長がご出演をいただきまして、上北アスリートクラブというオーナーという立場でお話を伺ったんですけども、初回収録ということでめちゃくちゃ緊張したと、頭が真っ白になったと、そんなような印象しか残ってないですね。
アスリート支援についてお話を伺ったんですが、アスリートのセカンドキャリアを支援するには、ファーストキャリアからサポートすることが重要だということで、なぜ信用金庫がアスリートを支援しているのかと、そこには地域に対する熱い思いがあるというお話を伺うことができました。
まず初回としては緊張はしたんですが、とても良いスタートを切れたのではないかなというふうに思っております。
そして、Jリーグのカシマントラズというチームの鈴木副社長にご出演いただいた会というのが、これも非常に印象に残っておりまして、スポーツと街づくりというテーマでお話を伺ったんですけども、
カシマントラズというチームは、将来構想でスタジアムを街づくりの中心に据えて事業を進めている最先端のクラブチームということが本当によくわかりまして、
つまりスタジアムは、普段は単一競技しかやらないんですけども、単一競技を行うという機能ではなくて、複合的に365日地域の人が集う場所にしたいと、こんな考え方でスタジアムに生活基盤の機能を加えるということで周辺地域が活性化されて、街づくりに貢献すると。
具体的にはスタジアムの中にクリニックですとか、スポーツジムを開設したり、スポーツチームが街づくりに関わるという最先端のチームだということを強く感じました。
その他に、ご出演いただいたゲストの中には、地域貢献事業に非常に取り組んでいる方も多くいらっしゃいまして、例えば東京ユナイトの井上さん、それからナチュラルボディーバランス協会の手柴原代表、それからエフコネクトの小池代表などのお話というのはとても興味深かったということを覚えております。
東京ユナイトからちょっとお話をしたいなと思うんですけれども、東京ユナイトというのは都内で活動しているプロの14チームの団体の総称なんですけれども、これらが協力して東京の課題解決に取り組んでいるという団体なんですね。
東京ユナイトの取り組みで特に印象的だったのは、Your Shoes Projectという取り組みがとても印象的でして、あなたのシューズ、靴ですね、それのプロジェクトということなんですが、これは相対的貧困家庭の子どもたちにシューズを贈るという取り組みなんですけれども、経済的にシューズを購入できないということで、
スポーツを諦めてしまう子どもたちを救済しようというお話でした。シューズを贈られた保護者からの俺のメッセージも実は一部披露していただいたんですが、これはとても感動的で、そんなお話を大きくすることができました。
このような取り組みというのが、スポーツの現場、それから社会で起きている問題、これを的確に捉えてスポーツの力で何とか解決しようと、こんなような事例をお聞きすることができました。
1年の振り返りと今後
そして、ナチュラルボディーバランス協会代表の手志川さん、この方は元スピードスケートショートトラック、日本代表で2回オリンピックに出場された経験をお持ちの方なんですが、
お子様もいらっしゃいまして、ご自身の経験から子ども自分研究というイベントを定期的に開催されていると。このイベントなんですが、本物と学んで遊んで、それから親子の生き方の選択肢を増やすというテーマで、
私も実際のイベント会場にお邪魔したんですが、ハンドメイドマルシェというコーナーがありまして、子どもが自分で作ったものを自分で販売したり、それからスポーツを体験したりと、このイベントを通して親子が新しい自分発見ができるような、とても素晴らしいイベントのお話でした。
そして次に、Fコネクト代表の小池潤家さんのお話も印象的だったんですが、小池さん、実は現役サッカー選手でありながら、社会貢献に非常に深い関心がありまして、児童養護施設を仲間と訪問しているというお話を伺いました。
現役選手中に会社を立ち上げて貢献活動をしようとしているのは、とても新鮮に感じたんですけれども、小池さん自体、現役でなければできないことが多いということもおっしゃっていましたので、非常に立派な方だなという印象がありました。
小池さんは児童養護施設の実情をしっかり理解をしていらっしゃいまして、はじめは施設にサッカーボールを寄付しようと、そんなようなことを考えたらしいんですけれども、施設の方から施設の方を訪問してくださいと訪問を勧められたみたいなんですが、子どもたちとの触れ合いの大切さというのに気づかされたというお話を伺いまして、非常に私もそこは感動いたしました。
また、エフコネファームというお話もよかったんですが、エフコネファームという農園を子どもたちのために作って定期的に農業体験を行っているという取り組みで、子どもたちには食べ物の大切さですとか、それから収穫の楽しさ、そういったものを教えていらっしゃるというふうに言っておりましたが、
最近の子はヒゲ付きのトウモロコシを見たことがないというようなお話も伺って、私自身も本当に気づかされることが非常に多かった回だったかなというふうに思っております。
このように1年を振り返ってみますと、いろんなゲストの方をお迎えして番組配信をしてきたんですけれども、本当にゲストの方に助けられたような1年だったというふうに思っております。
スポーツというのは競技やアスリートが必ず地域と密接に関係しておりますので、相互が刺激し合うことで感動と共感が生まれて、大きなエネルギーが生まれるというふうなことを感じております。
その中心にもちろん地域がありますから、そこには親子がいて、多くの子どもたちがいるということで、その成長にも貢献するのではないかなというふうに感じました。
さてですね、ようやく1年が経ちまして、今後はこのビルドアップローカルはどのように続くのでしょうか。
誰にも分からないんですけれども、これからもスポーツと地域の発展の新しい情報をお届けしたいというふうに思っておりますので、どうぞ地域の皆様、これからもよろしくお願いしたいと思います。
常田幸永がお送りしているビルドアップローカル、本日はここまでとなります。
番組の感想は、各媒体のコメント欄か、Xでハッシュタグビルドアップローカルをカタカナでよろしくお願いいたします。
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お相手はビルドアップローカル番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。