TAKRAM RADIO

TAKRAM RADIO

SPINEAR 318 Episodes

J-WAVE (81.3FM) のプログラム『TAKRAM RADIO』のポッドキャスト版。(J-WAVEでは毎週木曜深夜2時00分〜On

Air)東京とロンドン、N.Y. を拠点に、幅広く「つくること」に取り組むデザイン・イノベーション・ファーム Takram

の渡邉康太郎が、毎月様々なテーマでトークセッション。そこでうまれたインスピレーションをもとに新しい「問い」を投げかける、実験的・社会実装型プログラムです。ポッドキャストではトークセッションをノーカットでお届けします。放送では流せなかったトークまでたっぷりとお楽しみください!


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Vol.82 普遍の科学と意味の人文学〜新たな意味を探す旅

Vol.82 普遍の科学と意味の人文学〜新たな意味を探す旅

Jun 11, 2021 59:35

今回は静岡大学学術院工学領域事業開発マネジメント系列准教授でフィールドサイエンティストの本條晴一郎さんを迎えて「普遍の科学と意味の人文学〜新たな意味を探す旅」をテーマにトークセッションを行います。 00:35 キャリアシフトを決定づけた究極の二択 07:53 不安の最大値から安心を得る 12:06 実務と学界で求められるゴールの違い 15:24 異なるコミュニティーから生まれる新たな領域 17:55 根底に流れるウィーナーとベイトソン 21:42 普遍の科学と意味の人文学 29:41 時代によってアップデートされる普遍の価値 33:30 普遍と意味のレイヤーの使い分け 37:55 多様で新しい解釈が社会を前進させる 42:00 頂点を高めるコンテクストデザインの補助線 49:35 弱い文脈を紡いできたキャリア 53:38 リスナーへ本條さんからの「問い」 <ゲストプロフィール> 本條 晴一郎(ホンジョウ・セイイチロウ フィールドサイエンティスト/静岡大学学術院工学領域事業開発マネジメント(MOT)系列准教授 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻および法政大学大学院経営学研究科経営学専攻修了。博士(学術)および博士(経営学)。学術振興会特別研究員、東京大学東洋文化研究所特任研究員、NTTドコモモバイル社会研究所副主任研究員等を経て2017年より現職。複雑系科学、脱植民地化の研究を経て、現在は経営学の分野で、主としてユーザーイノベーションおよびデジタルマーケティングの研究に携わる。 著書・論文に『1からのデジタル・マーケティング』(共著、碩学舎、2019年)、『災害に強い情報社会』(共著、NTT出版、2013年)、「自然言語処理技術を用いたクラウドソーシングアイデアの有望性予測」(共著、2021年)、「リードユーザーとしての消費者の特徴に関するサーベイによる実証研究」(2020年)、「多様性のマネジメント:無印良品のクラウドソーシング」(共著、201

Vol.81 キャリア・研究分野を越境する〜振り子の振れ幅

Vol.81 キャリア・研究分野を越境する〜振り子の振れ幅

Jun 4, 2021 50:50

デザイン・イノベーション・ファームTakramの渡邉康太郎が毎月様々なゲストとトークセッションを繰り広げながら世の中に新たな「問い」を投げかける実験的・社会実装型プログラム。ポッドキャストではトークセッションをノーカットでお届けしています。今回は静岡大学学術院工学領域事業開発マネジメント系列准教授でフィールドサイエンティストの本條晴一郎さんを迎えて「キャリア・研究分野を越境する〜振り子の振れ幅」をテーマにトークセッションを行います。00:35 フィールドサイエンティストという仕事05:48 渡邉&本條さんの出会いのきっかけ08:51 振り子の研究からガンジーの研究へ13:55 経営学への興味とNTTドコモでの震災研究21:21 ユーザーイノベーション研究に至るきっかけ23:58 キャリアを越境して得たアドバンテージ28:18 物理学者時代の研究テーマ32:45 カオスを生む振り子の振れ幅40:55 ロジカルとカオスのシームレスな切り替え43:47 領域が増えて共鳴する異なる振り子<ゲストプロフィール>本條 晴一郎(ホンジョウ・セイイチロウ)フィールドサイエンティスト/静岡大学学術院工学領域事業開発マネジメント(MOT)系列准教授東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻および法政大学大学院経営学研究科経営学専攻修了。博士(学術)および博士(経営学)。学術振興会特別研究員、東京大学東洋文化研究所特任研究員、NTTドコモモバイル社会研究所副主任研究員等を経て2017年より現職。複雑系科学、脱植民地化の研究を経て、現在は経営学の分野で、主としてユーザーイノベーションおよびデジタルマーケティングの研究に携わる。著書・論文に『1からのデジタル・マーケティング』(共著、碩学舎、2019年)、『災害に強い情報社会』(共著、NTT出版、2013年)、「自然言語処理技術を用いたクラウドソーシングアイデアの有望性予測」(共著、2021年)、「リードユーザーとしての消費者の特徴に関するサーベイによる実証究」(2020年)、「多様性のマネジメント:無印良品のクラウドソーシング」(共著、2011年)、「強者の非暴力」長崎暢子・清水耕介編著『紛争解決:暴力と非暴力』(ミネルヴァ書房、2010年)所収、「ハラスメントの理論」(2009年)、「聴覚研究の歴史と

Vol.81 キャリア・研究分野を越境する〜振り子の振れ幅

Vol.81 キャリア・研究分野を越境する〜振り子の振れ幅

Jun 4, 2021 50:50

今回は静岡大学学術院工学領域事業開発マネジメント系列准教授でフィールドサイエンティストの本條晴一郎さんを迎えて「キャリア・研究分野を越境する〜振り子の振れ幅」をテーマにトークセッションを行います。 00:35 フィールドサイエンティストという仕事 05:48 渡邉&本條さんの出会いのきっかけ 08:51 振り子の研究からガンジーの研究へ 13:55 経営学への興味とNTTドコモでの震災研究 21:21 ユーザーイノベーション研究に至るきっかけ 23:58 キャリアを越境して得たアドバンテージ 28:18 物理学者時代の研究テーマ 32:45 カオスを生む振り子の振れ幅 40:55 ロジカルとカオスのシームレスな切り替え 43:47 領域が増えて共鳴する異なる振り子 <ゲストプロフィール> 本條 晴一郎(ホンジョウ・セイイチロウ フィールドサイエンティスト/静岡大学学術院工学領域事業開発マネジメント(MOT)系列准教授 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻および法政大学大学院経営学研究科経営学専攻修了。博士(学術)および博士(経営学)。学術振興会特別研究員、東京大学東洋文化研究所特任研究員、NTTドコモモバイル社会研究所副主任研究員等を経て2017年より現職。複雑系科学、脱植民地化の研究を経て、現在は経営学の分野で、主としてユーザーイノベーションおよびデジタルマーケティングの研究に携わる。 著書・論文に『1からのデジタル・マーケティング』(共著、碩学舎、2019年)、『災害に強い情報社会』(共著、NTT出版、2013年)、「自然言語処理技術を用いたクラウドソーシングアイデアの有望性予測」(共著、2021年)、「リードユーザーとしての消費者の特徴に関するサーベイによる実証研究」(2020年)、「多様性のマネジメント:無印良品のクラウドソーシング」(共著、2011年)、「強者の非暴力」長崎暢子・清水耕介編著『紛争解決:暴力と非暴力』(ミネルヴァ書房、2010年)所収、「ハラスメントの理論」(2009年)、「聴覚研究の歴史と

Vol.80 2021年春学期、コンテクストデザインを履修しよう

Vol.80 2021年春学期、コンテクストデザインを履修しよう

May 28, 2021 31:50

今回は「2021年春学期、コンテクストデザインを履修しよう」をテーマに渡邉がとことん語ります。00:35 単位が取れる授業にした理由06:09 学生が提出した選抜課題10:30 未証明の価値が未来へ問いかける16:33 異端なものから普遍なものが生まれる19:11 授業の最終課題「ストーリーコレクション」24:04 クリエイティブな発想を引き出す問いかけ26:03 人の想像力を刺激するもの

Vol.80 2021年春学期、コンテクストデザインを履修しよう

Vol.80 2021年春学期、コンテクストデザインを履修しよう

May 28, 2021 31:50

今回は「2021年春学期、コンテクストデザインを履修しよう」をテーマに渡邉がとことん語ります。 00:35 単位が取れる授業にした理由 06:09 学生が提出した選抜課題 10:30 未証明の価値が未来へ問いかける 16:33 異端なものから普遍なものが生まれる 19:11 授業の最終課題「ストーリーコレクション」 24:04 クリエイティブな発想を引き出す問いかけ 26:03 人の想像力を刺激するもの

Vol.79 Takram とビジョンデザイン〜ビジョンは必要か、共有できるか

Vol.79 Takram とビジョンデザイン〜ビジョンは必要か、共有できるか

May 21, 2021 46:39

今回はTakramメンバーからリードデザインエンジニアの谷口靖太郎さんとクリエイティブテクノロジストの藤吉賢さんを迎えて「Takramとビジョンデザイン〜ビジョンは必要か、共有できるか」をテーマにトークセッションを行います。00:35 異なる世界を想像させる作品08:50 議論を生み出すスペキュラティブデザイン13:44 『SELFORG』というプロジェクト18:07 ビジョンを共有するための手がかり24:39 必要なのはビジョンかトランジションか28:50 多様なビジョンの混在を認めること34:53 日本語の活かしたサントリーの事例36:58 現実と理想の差分を越境するためのビジョン40:07 問いの設定から始まるビジョンデザイン<ゲストプロフィール>谷口 靖太郎(タニグチ・セイタロウ)リードデザインエンジニア2008年慶應義塾大学SFCを卒業、2011年東京藝術大学大学院デザイン科を修了後、2011年に渡英。2013年英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修士課程(Innovation Design Engineering)修了。フリーランスのデザインエンジニアとして活動し帰国後、Takramに参加。領域横断的な知識や技能による問題発見、ソリューション提供のメソッドとその価値を探求しつつ、現在はハードウェア・エレクトロニクス・ソフトウェアを融合したインタラクティブなプロダクトやインスタレーションのデザイン・開発を主に手がけている。主なプロジェクトに「Moon Exploration Rover」、「Hydrogen Energy R&D Center」、「Shiseido ‘KANSEI’ Design Lab」、受賞歴としてグッドデザイン賞やTokyo Designers Week 2013 Young Creators Competition準グランプリなどがある。

Vol.78 問いが刺激する創造性─20xx年の革命の作法

Vol.78 問いが刺激する創造性─20xx年の革命の作法

May 14, 2021 46:59

今回はアーティスト/デザイナーの長谷川愛さんを迎えて「問いが刺激する創造性─20xx年の革命の作法 」をテーマにトークセッションを行います。00:35 作品制作における「問い」の設定と変化05:41 良い「問い」は新しい可能性を広げる09:16 プロジェクト『極限環境ラブホテル』16:59 巨大な視野で環境変化を考える21:25 長谷川さんが求める作品の面白さ24:21 他人に理解されない価値を尊重するために29:22 授業で性的表現を扱う難しさ33:39 スペキュラティブデザインを教える難しさ38:56 革命的想像力を引き出すカード<ゲストプロフィール>長谷川 愛(ハセガワ・アイ)アーティスト/デザイナーバイオアートやスペキュラティブ・デザイン、デザイン・フィクション等の手法によって、生物学的課題や科学技術の進歩をモチーフに、現代社会に潜む諸問題を掘り出す作品を発表している。IAMAS卒業後渡英。2012年英国Royal College of ArtにてMA修士取得。2014年から2016年秋までMIT Media Labにて研究員、MS修士取得。2017年〜2020年3月まで東京大学特任研究員。2019年秋から早稲田大学非常勤講師。2020から自治医科大学と京都工芸繊維大学にて特任研究員。上海当代艺术馆、森美術館、イスラエルホロンデザインミュージアム、ミラノトリエンナーレ、アルスエレクトロニカ等、国内外で多数展示。著書に「20XX年の革命家になるには──スペキュラティヴ・デザインの授業」(BNN新社)など。

Vol.77 異なる世界を想像する─演じることと社会認識の更新

Vol.77 異なる世界を想像する─演じることと社会認識の更新

May 7, 2021 45:29

今回はアーティスト/デザイナーの長谷川愛さんを迎えて「異なる世界を想像する─演じることと社会認識の更新 」をテーマにトークセッションを行います。00:35 長谷川愛展『4th Annunciation』について05:37 長谷川さんとスペキュラティヴ・デザイン12:39 これまでのアートとデザインを超える態度17:54 クリエティビティは「生まれる」もの20:23 作品『Shared Baby』を通した気づきと再発見29:40 ロールプレイングで社会認識を変える33:51 漫画『大奥』の魅力38:07 時代を予言する作品に対して思うこと44:51 3.11後のアートとポジティブな視点<ゲストプロフィール>長谷川 愛(ハセガワ・アイ)アーティスト/デザイナーバイオアートやスペキュラティブ・デザイン、デザイン・フィクション等の手法によって、生物学的課題や科学技術の進歩をモチーフに、現代社会に潜む諸問題を掘り出す作品を発表している。IAMAS卒業後渡英。2012年英国Royal College of ArtにてMA修士取得。2014年から2016年秋までMIT Media Labにて研究員、MS修士取得。2017年〜2020年3月まで東京大学特任研究員。2019年秋から早稲田大学非常勤講師。2020から自治医科大学と京都工芸繊維大学にて特任研究員。上海当代艺术馆、森美術館、イスラエルホロンデザインミュージアム、ミラノトリエンナーレ、アルスエレクトロニカ等、国内外で多数展示。著書に「20XX年の革命家になるには──スペキュラティヴ・デザインの授業」(BNN新社)など。

Vol.76 アフターコロナの作品体験─未完のミラノ展示舞台裏

Vol.76 アフターコロナの作品体験─未完のミラノ展示舞台裏

Apr 30, 2021 49:19

デザイン・イノベーション・ファームTakramの渡邉康太郎が毎月様々なゲストとトークセッションを繰り広げながら世の中に新たな「問い」を投げかける実験的・社会実装型プログラム。ポッドキャストではトークセッションをノーカットでお届けしています。今回はTakramメンバーからサウンドデザイナー小山慶祐さん、デザインエンジニア成田達哉さん、インダストリアルデザイナー中森大樹さんを迎えて「アフターコロナの作品体験─未完のミラノ展示舞台裏」をテーマにトークセッションを行います。00:35 空間インスタレーション「Every Air」04:42 「Every Air」でのTakramメンバーの関わり11:21 問題解決のための再設計16:57 調達時間の必要性とブリコラージュ的解決策23:55 サーキュレーターの制御とサウンドのコンセプト28:59 追体験のための映像作り32:04 これからのインスタレーション40:10 注目する展示とアフターコロナの作品体験

Vol.75 空気の見かた・感じかたーダイキンとTakram幻の空間展示

Vol.75 空気の見かた・感じかたーダイキンとTakram幻の空間展示

Apr 23, 2021 51:09

今回はダイキン工業テクノロジー・イノベーションセンター先端デザイングループの太田由美さんとTakramメンバーからディレクター緒方壽人さん&インダストリアルデザイナー中森大樹さんを迎えて「空気の見かた・感じかたーダイキンとTakram幻の空間展示」をテーマにトークセッションを行います。00:35 オープニングトーク03:42 ダイキンとTakramとのコラボレーション08:00 ミラノサローネとは11:18 ダイキンのデザインとインスタレーションの歩み14:13 空気と表現の結びつき19:22 カエサルの最後の一息23:58 倉庫でのプロトタイピングと表現のこだわり32:12 展示の中止によって見えた新しい空気の価値35:56 環境負荷への自覚とデザイン42:55 当たり前の有難さに気づく48:26 空気をデザインするということ<ゲストプロフィール>太田由美(オオタ・ユミ)ダイキン工業テクノロジー・イノベーションセンター先端デザイングループエアコンや空気清浄機のプロダクトデザインを担当し、トルコやメキシコなどの新興国でのエスノグラフィー調査に基づくプロダクト提案を実施。2014年からはミラノデザインウィークの出展活動やダイキンデザインウェブサイトのディレクションを通じて「ダイキンデザインブランディング」を担当する。

Vol.74 美術館と表現の自由〜ポリコレと、その他のルール

Vol.74 美術館と表現の自由〜ポリコレと、その他のルール

Apr 16, 2021 41:16

今回は横浜美術館主任学芸員の木村絵理子さんを迎えて「美術館と表現の自由〜ポリコレと、その他のルール」をテーマにトークセッションを行います。00:35 アーティストの表現と現代社会との繋がり08:14 社会問題によって変わる美術館のルール16:43 ポリコレと美術館が出来る表現24:01 スキャンダラスな芸術表現と一般社会における気付きの種 30:40 日常生活を独自の解釈で見つめる37:29 木村さんからリスナーへの「問い」<ゲストプロフィール>木村絵理子(キムラ・エリコ)横浜美術館・主任学芸員2000年より同館勤務、主に現代美術の展覧会を手がける。2005年展から横浜トリエンナーレに携わり、2020年展では企画統括を務める。近年の主な展覧会企画に、“HANRAN: 20th-Century Japanese Photography”(National Gallery ofCanada、2019)、「昭和の肖像:写真でたどる『昭和』の人と歴史」(横浜美術館、2017/アーツ前橋、2018)、「BODY/PLAY/POLITICS」(2016)、「蔡國強:帰去来」(2015)、「奈良美智:君や僕に ちょっと似ている」展(横浜美術館、青森県立美術館、熊本市現代美術館、2012)、「高嶺格:とおくてよくみえない」展(横浜美術館、広島市現代美術館、IKON Gallery、鹿児島県霧島アートの森、2011)、「束芋:断面の世代」展(横浜美術館、国立国際美術館、2009-10)ほか。この他、關渡ビエンナーレ・ゲストキュレーター(2008、台北)、釜山Sea Art Festivalコミッショナー(2011)など。

Vol.73 未知の価値を未来に届ける〜ミュージアム・学芸員の眼差し

Vol.73 未知の価値を未来に届ける〜ミュージアム・学芸員の眼差し

Apr 9, 2021 54:48

今回は横浜美術館主任学芸員の木村絵理子さんを迎えて「未知の価値を未来に届ける〜ミュージアム・学芸員の眼差し」をテーマにトークセッションを行います。00:35 オープニングトーク02:15 横浜美術館と木村さんの仕事05:03 渡邉が見た横浜トリエンナーレ08:59 横浜美術館休館の理由13:27 美術品の輸送・梱包技術16:22 海外の美術館での梱包事情19:10 「クーリエ」という仕事23:15 美術学芸員/キュレーターになるには27:33 興味を幅広く持つこと・現代美術を見る目34:18 美術館は未来の客を想像する38:55 経済的価値以外のコレクション45:31 作品の価値の変化〜カンディンスキーとシェーンベルク 50:51 未知のものを受け入れる度量<ゲストプロフィール>木村絵理子(キムラ・エリコ)横浜美術館・主任学芸員2000年より同館勤務、主に現代美術の展覧会を手がける。2005年展から横浜トリエンナーレに携わり、2020年展では企画統括を務める。近年の主な展覧会企画に、“HANRAN:20th-Century Japanese Photography”(National Gallery of Canada、2019)、「昭和の肖像:写真でたどる『昭和』の人と歴史」(横浜美術館、2017/アーツ前橋、2018)、「BODY/PLAY/POLITICS」(2016)、「蔡國強:帰去来」(2015)、「奈良美智:君や僕に ちょっと似ている」展(横浜美術館、青森県立美術館、熊本市現代美術館、2012)、「高嶺格:とおくてよくみえない」展(横浜美術館、広島市現代美術館、IKON Gallery、鹿児島県霧島アートの森、2011)、「束芋:断面の世代」展(横浜美術館、国立国際美術館、2009-10)ほか。この他、關渡ビエンナーレ・ゲストキュレーター(2008、台北)、釜山Sea Art Festivalコミッショナー(2011)など。

Vol.72 記憶された革新─エルメスから学ぶトランスフォーメーション

Vol.72 記憶された革新─エルメスから学ぶトランスフォーメーション

Apr 2, 2021 29:20

今回は「記憶された革新─エルメスから学ぶトランスフォーメーション」をテーマに渡邉がとことん語ります。00:35 今日のテーマについて03:17 エルメスの社史を残すマンガ:新版『エルメスの道』08:23 馬具ビジネスの縮小〜馬具からバッグへ13:53 新しいプロダクトが新しい伝統を作る19:26 エルメスのトランスフォーメーションから学ぶ24:45 短期的な生存と長期的なヴィジョンの一致

Vol.71 Takramとカルチャーのつくり方―その場限りのアウラを探す

Vol.71 Takramとカルチャーのつくり方―その場限りのアウラを探す

Mar 26, 2021 49:21

今回はTakramメンバーからCulture & Relationsデザイナーの相樂園香さんを迎えて「Takramとカルチャーのつくり方―その場限りのアウラを探す」をテーマにトークセッションを行います。00:35 相樂さんのTakramでの仕事について05:13 Takramにジョインするまでのプロセス11:12 バリューのスタンプ化とバリューを体現する文化17:31 場所のアウラ〜コミュニケーションを生む場作り26:13 他分野での経験や学びの応用31:34 相樂さんが大切にする“ヘルシーさ”36:23 環境が人の思考を左右する40:07  内外のグラデーションを楽しむ45:19  Design Scrambleの活動<ゲストプロフィール>相樂 園香(サガラ・ソノカ)Culture & Relations デザイナー株式会社ロフトワークにてFabCafeのアートディレクション・企画運営に携わったのち、フリーランスを経て2018年に株式会社メルカリに入社。研究開発組織「R4D」を経て、全社のブランディングを担当。デザインフェスティバル「Design Scramble」主宰。公私ともにクリエイティブでオープンな場の実現・発展に取り組む。2021年からTakramに参加。

Vol.70 意味・欲望を組み替える〜思い込みの崩し方

Vol.70 意味・欲望を組み替える〜思い込みの崩し方

Mar 19, 2021 55:24

今回は近畿大学経営学部教授の山縣正幸さんを迎えて「意味・欲望を組み替える〜思い込みの崩し方 」をテーマにトークセッションを行います。00:35 山縣さんのゼミでの取組み05:15 「タオル」の意味のイノベーション11:57 試作と思索17:00 社会科学を学ぶ意義21:56 概念装置を切り替え るトレーニング26:20 複数の視点からビジネスを考える34:01 関係性を織り直していく重要性39:20 欲望に自覚的になる43:32 デザインと経営の共通するアプローチ48:01 山縣さんからリスナーへの「問い」<ゲストプロフィール>山縣 正幸(ヤマガタ・マサユキ)近畿大学経営学部教授1976年福岡県大牟田市生まれ。奈良市から大阪府高槻市で育つ。関西学院大学商学部から大学院商学研究科に進み、経営学史(経営学の理論や思想の歴史の探究)や経営学原理(経営現象の原理的側面からの探究)をメインに研究を続けている。日本の古典文芸、とりわけ和歌に興味があり、もともと文学部志望。そこから、美学や哲学といった領域にも関心を持っている。2017年から勤務先の近畿大学経営学部で担当している演習(ゼミ)において、価値創造デザインプロジェクトと題して、企業などとのコラボレーションを展開している。そこでは、経営学史や経営学原理だけでなく、サービスデザインや意味のイノベーションの議論も踏まえて、実践と理論の往還を試みている。

Vol.69 世阿弥とドラッカー〜能と経営の不思議な接点

Vol.69 世阿弥とドラッカー〜能と経営の不思議な接点

Mar 12, 2021 47:24

今回は近畿大学経営学部教授の山縣 正幸さんを迎えて「世阿弥とドラッカー〜能と経営の不思議な接点 」をテーマにトークセッションを行います。00:35 オープニングトーク02:43  山縣さんの大学での授業について09:35 経営学と美学を結びつける15:07 能と経営の不思議な接点19:31 能は「ラップ」だった24:04 企業の世界観を共有するための美学29:39 ストーリーウィービングとの関係36:31 アートとビジネスをどう繋ぐか39:12 安易な横展開の危険性41:58 歴史の抽象化から見えてくるもの<ゲストプロフィール>山縣 正幸(ヤマガタ・マサユキ)近畿大学経営学部教授1976年福岡県大牟田市生まれ。奈良市から大阪府高槻市で育つ。関西学院大学商学部から大学院商学研究科に進み、経営学史(経営学の理論や思想の歴史の探究)や経営学原理(経営現象の原理的側面からの探究)をメインに研究を続けている。日本の古典文芸、とりわけ和歌に興味があり、もともと文学部志望。そこから、美学や哲学といった領域にも関心を持っている。2017年から勤務先の近畿大学経営学部で担当している演習(ゼミ)において、価値創造デザインプロジェクトと題して、企業などとのコラボレーションを展開している。そこでは、経営学史や経営学原理だけでなく、サービスデザインや意味のイノベーションの議論も踏まえて、実践と理論の往還を試みている。

Vol.68 ラグジュアリーの新しい意味を探る

Vol.68 ラグジュアリーの新しい意味を探る

Mar 5, 2021 32:00

今回は「ラグジュアリーの新しい意味を探る」をテーマに渡邉がとことん語ります。00:35 今日のテーマについて03:35 V&Aミュージアムで見た展覧会07:00 浪費と消費の対比12:04 ラグジュアリー産業の変化「中身化する社会」15:20 「変わらない」ことで発露する弱い文脈20:09 「はかどる」と「はかない」23:35 「変わる」ことで世界が新しく見える28:21 隠されたものの中にある価値

Vol.67 仮想世界と現実を重ねる想像力〜Takramが考えるXR

Vol.67 仮想世界と現実を重ねる想像力〜Takramが考えるXR

Feb 26, 2021 58:58

今回はTakramメンバーからクリエイティブテクノロジストの野見山真人さんとデザイナーの半澤智朗さんを迎えて「仮想世界と現実を重ねる想像力〜Takramが考えるXR」をテーマにトークセッションを行います。00:35 半澤さんのTakramでの取り組み06:46 野見山さんのTakramでの取り組み09:49 社内の取り組みで繋がった2人14:10 そもそもXRとは何なのか19:24 原子レベルから構築出来るVR24:07 『Powers of Ten』を想起する作品28:02 想像力の余白を作る「引き算のVR」33:14 これからのVRの課題38:23 Clubhouseで味わうXR的体験40:23 全てが高精細である必要はない42:58 現行XRのリテラシーレベル46:36 VR世界と現実世界の交差51:14 野見山さんと半澤さんが今つくりたいもの<ゲストプロフィール>野見山 真人(ノミヤマ・マサト)クリエイティブテクノロジスト/ テクニカルアーティストヒトの知覚・認知・感情の拡張をテーマに、テクノロジーのもたらす未来の可能性を考える。データサイエンス・インタラクションデザイン・メディアアートなど、幅広い分野でコンセプトの構築とプロトタイプの制作を手がける。知覚や認知の限界を広げる方法や認知や感情にかたちを与える方法を模索するなかで、「こころを澄ますテクノロジー」と「こころを溶かすテクノロジー」を考える。2018年に東京大学大学院(知能機械情報学)を修了。同年よりTakramに参加。半澤智朗(ハンザワ・トモロウ)デザイナー東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科卒。音楽関係やファッションを中心としたデザイン事務所に従事したのち、NOSIGNERに入社。野球チームから市の施策まで、様々な事業のブランディングに携わる。2020年よりTakramに参加。ノイズバンドのフロントマンとしての一面も持つ。

Vol.66 人はなぜつくるのかーダジャレと原理化の力

Vol.66 人はなぜつくるのかーダジャレと原理化の力

Feb 19, 2021 39:01

今回はAR三兄弟の長男、川田十夢さんを迎えて「人はなぜつくるのかーダジャレと原理化の力」をテーマにトークセッションを行います。00:35 オープニングトーク02:24 原理をファンクション化し現実に持ち出す06:22 シュガーコーティングの必要性10:21 どのプラットフォームにも通用するものを作る14:11 デジタル化した時に価値を生むものを作りたい17:15 クリエイターが生き残るために22:55 ラジオのこれから〜耳を傾けてくれる人に嘘はつけない26:26 音声が多様な意見をブリッジする31:01 洗練と非洗練が同居する昭和感36:04 越境で価値が変わる<ゲストプロフィール>川田十夢(カワダ・トム)1976年熊本県生まれ。10年間のメーカー勤務で特許開発に従事したあと、やまだかつてない開発ユニットAR三兄弟の長男として活動。今年で活動12周年、実装したプロトタイプの総数は400を越える。主なテレビ出演に『笑っていいとも!』『情熱大陸』『課外授業ようこそ先輩』『タモリ倶楽部』など。劇場からプラネタリウム、芸術から芸能に至るまで。多岐にわたる拡張を手がける。WIREDでは2011年に再刊行されたvol.1から特集や連載で寄稿を続けており、10年続くTVBros.での連載は2020年に『拡張現実的』として発売中。毎週金曜日20時からJ-WAVE『INNOVATION WORLD』が放送中。新会社(tecture)では、建築分野の拡張を目論んでいる。

Vol.65 洞窟壁画とARー 新しい「あたりまえ」の作り方

Vol.65 洞窟壁画とARー 新しい「あたりまえ」の作り方

Feb 12, 2021 42:38

今回はAR三兄弟の長男、川田十夢さんを迎えて「洞窟壁画とAR ― 新しい『あたりまえ』の作り方」をテーマにトークセッションを行います。00:00 オープニングトーク04:10 想像力を外部化して共有する08:14 拡大する表現と収縮する表現12:44 会話は反応の連続である15:16 会話をするように最先端技術を使う19:52 コロナ禍で培った技術が未来を変える23:28 低解像度化する技術・増強される想像力28:28 数にとって代わる新しい価値観34:07 「たかが水」だったという感覚37:12 経験のデジタル化<ゲストプロフィール>川田十夢(カワダ・トム)1976年熊本県生まれ。10年間のメーカー勤務で特許開発に従事したあと、やまだかつてない開発ユニットAR三兄弟の長男として活動。今年で活動12周年、実装したプロトタイプの総数は400を越える。主なテレビ出演に『笑っていいとも!』『情熱大陸』『課外授業 ようこそ先輩』『タモリ倶楽部』など。劇場からプラネタリウム、芸術から芸能に至るまで。多岐にわたる拡張を手がける。WIREDでは2011年に再刊行されたvol.1から特集や連載で寄稿を続けており、10年続くTVBros.での連載は2020年に『拡張現実的』として発売中。毎週金曜日20時からJ-WAVE『INNOVATION WORLD』が放送中。新会社(tecture)では、建築分野の拡張を目論んでいる。

炊き込みご飯わくわく舎

炊き込みご飯わくわく舎

料理やごはんに関心のある30代、石崎・フジムラ・あずあずの3人が、身近な食材や料理、台所の話題を中心に「あくまでラフに」好き勝手話す雑談Podcast。 専門的なテーマや学びになる会話はほぼありませんが、単純にごはんが好きな方、食材や調味料に関心がある方、30歳を過ぎて急に料理をし始めた方やもっと料理したいけどまだハマってない方、技術や知識に関係なく料理自体を楽しんでいる方、つまり自分たちと似た境遇の方はきっと気に入ってくれるはず…! 庶民派ごはんPodcast「炊き込みご飯わくわく舎」は毎週月曜夕方17時ごろ配信です。 — 📮おたより募集中 番組の感想やリクエストなど、なんでも気軽に送ってください! https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfh1eGJqW7Wmm-qME_UV3AFC3VtDsyLLVwR-BvNUPS6-5MOhw/viewform — 🎙音素材:オトロジック(CC BY 4.0) / DOVA-SYNDROME / MusMus / 📝LISTEN:https://listen.style/p/takikomiwakuwaku?0kXK1pSu 🖼️カバーアート:小澤ユウ

産まれるまでの声日記

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出産予定日12/21までの声日記。 日記が書けないので声で残すよ。

新潟古町100選

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文化都市・新潟市古町のローカルシティ・ガイドブック。 2024年4月より全国の書店で流通開始!

しだちゃんの社会人不誠実教室

しだちゃんの社会人不誠実教室

新卒1年目に「おまえは不誠実だな」と上司に言われたしだちゃん。そんな彼も今年で入社9年目。時間・約束・締切守れないアラサー会社員としては社会での生き方を教え&教わる場所がほしい。ということで、不誠実なりに生きるための教室を開きます。

今日は何を聞いた?

今日は何を聞いた?

日本人のタカミと台湾人のカカミが最近聞いているポッドキャストを共有する番組ですー! 番組内では、日本や台湾のポッドキャストを紹介します。 本番組はFirstoryのサービスを使ってお届けします。 Firstoryは台湾初のポッドキャストホスティングサービスで、ワンクリックで各プラットフォームに簡単に配信することができます! 週に一回更新しますので、Spotify、Applepodcast、Googlepodcast、Amazonmusic、などの配信プラットフォームでも聞けますので、ぜひお聞きください! - また、Firstoryは今X(Twitter)やNoteをやっています! 番組の最新情報やおすすめのポッドキャストを更新しています、フォロやコメントを待っています! X(Twitter):@FirstoryJP note:https://note.com/firstory_jp

ぼくらのスモールビジネス

ぼくらのスモールビジネス

【毎週月曜日 朝6:00配信】 人生を謳歌しているスモールビジネスの経営者をゲストに招き、その知られざる世界、生き様をご紹介する番組「ぼくらのスモールビジネス」。 パーソナリティーを務めるのは、ゲストと同じくスモールビジネス経営者の渡辺孝祐と、クリエイティブディレクターの齋藤実帆。 【文字起こしはこちら】 https://listen.style/p/oursmallbiz?x1rw3WaL 感想は#ぼくスモ をつけてTwitterにお願いします! 【SNSリンク】 ◯パーソナリティ 渡辺孝祐 https://x.com/kosuke_coin 齋藤実帆 ◯番組 Twitter https://x.com/oursmallbiz