2024.7.29設置。音声配信のこれからを論じたはじめさんのエピソードを集めました。
新時代のPodcasts展開(全4回)by はじめさん
2023年11月23日に配信された内容ですが,確実に実現しつつあるのは,③のSNS化とコミュニティ化ですね。その他もゆっくりと実現しつつあるのかもしれません。
新時代のPodcasts展開① AI文字起こしと視覚化の効用
- これからのポッドキャストは文字起こし付きが標準になるだろう。←その方が分かりやすい。
- 音声入力が一般化するだろう。
- この二つが連動して,文字起こし付き音声配信が,情報発信のメインになるだろう。
新時代のPodcasts展開② 検索対象からエピソード単位へ
- ポッドキャストが検索対象となり,見つけられやすくなる。
- ポッドキャストがエピソード単位で聞かれるようになる。
- 長い番組の中の一部がつまみ食い的に聞かれる。→ショートPodsへ
新時代のPodcasts展開③ SNS化の波とコミュニティ化
- SNSに音声情報(語る言葉)が組み込まれ,コミュニケーションが豊かに。
- 音声でコミュニケーションできる規模は比較的小さく(100より小さい),SNSはコミュニティ化する。
新時代のPodcasts展開④ 収益化とショートPodsの時代へ
- SNSの存続のためには収益化が必要。
- 収益化のモデル:広告モデルorメンバーシップモデル(LISTENはエピソード単位の有料配信モデル?)
- ショート動画と同様に,ショートPodsの時代が来る?
音声配信を四象限で考える《LIVE/OnDemand 編》by はじめさん
これまでオンデマンドの音声配信(ポッドキャスト)と言えば,マキシマム編集でした。それに対し,オンデマンド・ミニマム編集の可能性を追究しています。
音声配信を4象限で考える《LIVE/OnDemand》①|四象限de V01|
- ライブorオンデマンド/ミニマム編集orマキシマム編集の4象限
- オンデマンド・ミニマム編集が空いていた→可能性あり
音声配信を4象限で考える《LIVE/OnDemand》②|四象限de V02|
- ライブorオンデマンド/音声or文字の4象限
- 音声:ライブ→オンデマンド・ミニマム編集で音声アーカイブを配信
- 文字:ブログ→オンデマンド・ミニマム編集を音声入力として利用(音声非公開ならLISTEN上で文字だけのブログも可)
- オンデマンド・ミニマム編集の可能性:声日記,音声アーカイブ,ブログ(文字and/or音声)
音声配信を4象限で考える《LIVE/OnDemand》③|四象限de V03|
- ライブorオンデマンド/速報性or既報性の4象限
- オンデマンド・速報性の可能性:声日記,音声ニュース(ミニマム編集・文字起こし付き・更新頻度高)
音声配信を4象限で考える《LIVE/OnDemand 編》まとめ|四象限de V04|
- オンデマンド・ミニマム編集(音声配信と文字配信が融合)の領域←既存の配信(音声ライブ,ブログ)+新しい配信(声日記,音声ニュース)
音声配信を4象限で考える《OnDemand/ミニマム編集の4象限》①|四象限de V05|
- パーソナルorソーシャル/トークorニュースの4象限。
- ソーシャルなトーク=教養番組/ソーシャルなニュース=ニュース番組,ミニコミ
- パーソナルなトーク=声日記,ライブ/パーソナルなニュース=個人の近況・予定
- ニュース番組(ソーシャルorパーソナル)の可能性
音声配信を4象限で考える《OnDemand/ミニマム編集の4象限》②|四象限de V06|
- 配信者・リスナーor配信者同士/水平性o垂直性の4象限。
- 今後の可能性:配信者同士の水平・垂直の配信
- 配信者同士の水平配信:言及(他に,ゲストと収録,公開収録)
- 配信者同士の垂直配信:LISTEN NEWS
声日記を4象限で考える/今後のPodcasts展開を4象限で考える by はじめさん
声日記を4象限で考える ①《更新頻度/個人性と社会性》|四象限de D01|
- パーソナルoソーシャル/更新頻度高or更新頻度低の4象限
- 声日記は,パーソナルとソーシャルの中間で,更新頻度高 ←ミニマム編集
- 旧来型のポッドキャストは,ソーシャルで更新頻度低 ←マキシマム編集
- 声日記は,従来メディアのつぶやきやダイアリーに近い =SNSの一種
今後のPodcasts展開を4象限で考える ①《更新頻度/個人性と社会性》|四象限de P01|
- これからのポッドキャスト(音声配信)は,オンデマンド,高頻度,ショート,ソーシャルに。
声日記を4象限で考える ②《垂直性と水平性/リスナーと配信者》|四象限de D02|
- 配信者・リスナーor配信者同士/水平性o垂直性の4象限。
- みんなが配信者になり,リスナーになる →水平的・フラットな関係に
今後のPodcasts展開を4象限で考える ②《垂直性と水平性/リスナーと配信者》|四象限de P02|
- 配信者・リスナーor配信者同士/水平性o垂直性の4象限。
- フラット化が進むと,配信者間の非対称性が出てきて,垂直的配信が生まれる。
声日記を4象限で考える ③《RSS配信の有無/SNSトークとレクチャー》|四象限de D03|
- チャットorトークorスピーチorレクチャー/RSS配信するor消極的・しないの4象限
- 声日記は,トーク中心,RSS配信しない →SNS的
声日記を4象限で考える ④《声日記にもいろいろある》|四象限de D04
- Personal Records or Interactions/open or restrictの4象限。
- 多くはオープンにしてインタラクションを求めるSNS的声日記。
- しかし,それ以外の個人記録や限定公開のものもある。
多様化する音声配信 by はじめさん
トーク派?ニュース派?レクチャー派?ダイアリー派?それとも?|多様化する音声配信
- 新たな可能性:あしたのキャンパス(未来の共有),オンデマンドボイス交論(討論番組)
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音声配信のこれからと題しまして、本棚を作り、そこに関連する様々なエピソードを並べておきました。
それを順に聴いていきまして、今一応そのすべてを聴き終わったという段階で、まとめの一言を残しておきたいと思います。
これらはみなはじめさんが配信されたもので、音声配信、声日記、ポッドキャスト、さらには声と文字など様々な観点から考察が重ねられていまして、
ここでは音声配信に限定して聴いてきましたけれども、それだけでもこのLISTENという新しいプラットフォームで可能となった音声配信の豊かな可能性をしっかりと把握することができました。
さらに今はこの音声だけではなくて、音声のないエピソードなども作られ始めています。
そうしたものもLISTENの中で同じエピソードとして扱われ、それが非常に便利に使えるということが分かってきています。
例えばこの本棚というものもその一つかなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
ということで、私もはじめさんに負けないように頭を絞って、新しい使い方を考えていきたいなというふうに思っています。
以上です。
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