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心理師のはるかめです。この番組では、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションやセルフケア、心理学などについて話をしています。
いつも通り、雑談からスタートしますけれども、この番組もですね、ようやく40回に到達しまして、1月を超えることができました。
なんとか毎日続けてこられたのも、聞いてくださっている方がいらっしゃるおかげだと思っています。本当にありがとうございます。
いつもですね、一応原稿を用意して話をしているんですよ。私自身も曖昧な記憶のまま話すのもなーって思うところもありますし、
無駄に番組が間延びしても、えーとかうーとかあーとかね、そういう言葉で延びてしまうのも嫌だなーっていうのもあったりして、そういう風に一応原稿を使ってお話ししているんですよね。
あんまり効率効率っていうのも良くないんですけど、聞いてくださっている方のリスナーさんの時間を必要以上に無駄に頂戴するのも良くないかなと思ったりもします。
自分がリスナーならね、なんか無駄に長いなーとかね、ちょっとなーって思ったりする時もやっぱりあるのでね。
たまにはね、原稿なしの回とかももしかしたらいいのかなーと思ったりはしますけども、まあそうですね、今後の反響を見ながらそういう回も作っていこうかなとは思います。
需要があるのかちょっとわかんないですけどもね。
ともあれ、なるべくですね、途切れずに続けていきたいなと思っております。
ということで、いつも聞いてくださっている方々へのお礼も込めてのお話でした。
さてさて、今日のメインですけれども、突然ですが、愛ってなんだと思いますか?
なかなか永遠のテーマかなと思うんですけれども、愛について研究をしている社会心理学者のフロムという方がいらっしゃいますけれども、
その方によるとですね、愛とは見返りを求めずに与えるものっていう風に言われています。
正直この愛っていうものを定義しようとするとね、なかなか手こずる言葉かなと思いますし、いろんな風に言われているかなと思います。
キリスト教とかでもね、愛についてたくさん語られているかなと思いますし、宗教とか絡むとね、本当にいろんな意味合いが生まれてきやすい言葉かなと思うところです。
とはいえですね、一つ確かなことがあるかなと、科学的な観点から考えたりもします。
それはですね、オキシトシンっていうホルモンですね。
愛を与えるにしても与えられるにしても、そこには誰かへのもしくは自分への温かい思いがあるんですよね。
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そしてそういった時に出る思いやりホルモンと呼ばれるものがオキシトシンになります。
この番組のメインテーマでもあるセルフコンパッションも思いやりというものを自分に向けるということになります。
自分から誰かへ、誰かから自分へ、あるいは自分から自分へ、どのルートで愛を与えてもオキシトシンというのは出るんですよね。
だからセルフコンパッションは一人でもできるからいいよねということになります。
ただですね、自分に愛情を向けるっていうのが何度もお話に出すんですけれども、
抵抗感とか違和感があってなかなかできないなっていう方がいらっしゃるんですよね。
私も未だに抵抗感があるという時はあったりします。
それはセルフコンパッションから遠ざかってしまって、マインドレスに、つまりですね、やるべきことに追われて、
今に集中できなくなっていて、ということはマインドフルじゃなくてマインドレスなんですけれども、
あとはね、さらに自分自身のことも観察できなくなってしまっているという時に多いかなと思います。
こういう時に一人でも、あるいは少しだけ手助けを借りてセルフコンパッションモードになれるという方法があるんですね。
これが今日のお話の答えなんですけれども、それはですね、ぬいぐるみです。
もしくは動物でも大丈夫です。
人間の皮膚にはですね、C触覚繊維っていう神経があります。
アルファベットのCに、虫の触覚に布とか繊維質の繊維ですね。
C触覚繊維です。
ぬいぐるみとか動物を撫でると、このC触覚繊維の神経がですね、刺激されてオキストシンが出るんですよね。
動物やペットはまあともかくとして、ぬいぐるみっていう風になると、
特にね、男性とか年配の方は抵抗を示す方も多いかなと思います。
ですけれども、その気持ちっていうのは、その抵抗感っていうのは、
もし今ですね、愛、もっと言えばオキストシン、そういったものの癒しが必要であるっていう風に分かっている。
そういった時に、それ以上に気にしなきゃいけないのか、大事にしなきゃいけないものなのかっていうのをちょっと考えてほしいんですよね。
抵抗感がある自分を否定する必要はないんですよね。
それはそれとして認めておいておけばいいですし、
その上でちょっとね、こっそりとぬいぐるみを触ってみてもいいんじゃないかなと思ったりします。
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なんならね、椅子をギュッとね、してね、慈しんで、子供を抱いたことがある方であればね、そんな気持ちでしてみるといいかなと思います。
お店とかでね、子供とか孫のために見てるんだっていう風でね、触り心地とか確かめてみていただくのもいいんじゃないかなと思ったりします。
そんな時にね、どんな気持ちになるでしょうか。
人間は理性の部分でね、プライドを持っていろいろコントロールしようとしますけれども、
こういった本来持っている欲求っていうのがあって、
人間は理性の部分でね、プライドを持っていろいろコントロールしようとしますけれども、
こういった本来持っている欲求っていうものは、とても素直に反応するはずです。
こんなね、ぬいぐるみを触るような、ペットに触れるような、それをね、撫でるような、
そういう些細なことでセルフコンパッションの効果が得られるんであれば、お得じゃないかなと思ったりします。
誰かと親密な関係にならなくてもできますし、触り心地もいいですよね。
心も癒されますし、結構オススメなんじゃないかなと思っています。
セルフコンパッションをね、習慣化しようかなって思っていらっしゃる方はね、
よければお試しくださるといいかなと思います。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます。
この放送がお役に立てれば嬉しいです。
今日もあなたが自分に優しくありますように。
心理師のはるかめでした。