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心理師のはるかめです。この番組では、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションやセルフケア、心理学などの話をしています。
今日もね、たわいのないあの話から入っていきますよ。 少し自分のことを話してみようかなぁと思うわけです。
私もですね、心理師の資格を取ってこうやって活動しているわけなんですけれども、 私自身がやっぱりメンタル面で苦労してきたんですよね。
診断で言えば、鬱病とか不安症とかパニック障害っていうものがつけれるかなと思います。 このあたりはね、医師とも話していますので間違いないかなと思います。
根本的にはHSP の技術が関係しているんじゃないかなっていうところなんですよね。 あのこれもね、あのドクターと相談して、やっぱそうだよねーっていうふうにはなっています。
この考え方って結構大事で、鬱病とか不安症とかパニック症っていうのも、結局はですね、表面的な症状に対してつける診断なんですよね。
土台、つまりベースにどんなものがあるかっていうので、結構このあたりの症状の出やすさっていうのは変わってきます。
業界でよくある見たてで、発達障害があるとやっぱりね、いろいろな面で環境の理解が得づらくて、メンタル的にしんどい思いをしやすいっていうのがあるんですよね。
まあそういうのがちょっと残念なんですけど、これが現実なんですよね。 そうするとどうしても鬱病とか不安症っていうものの診断がつきやすくなるんですね。
こういうのを二次障害っていうふうに言います。 関数字の2に
次っていう字の二次ですね。二次障害ですね。直接的に何かが原因で精神疾患になるっていうよりも、こういうふうにね、もともと持っているものがあって、それが作用してメンタル的に苦労すると他の精神疾患が起きやすくなるっていうことですね。
まああのHSPの場合はあくまで心理学上の考え方であって、精神医学には今のところ存在しない概念なんですよね。
まあそのHSPっていう考え方もまだまだ科学的な検証が必要なものなので、もしかしたらいずれはこう
なんですかね、しっかりした精神医学の方に入ってくるかもしれないですし、どちらかというと他の考え方で消えていく可能性のが高いんじゃないかなと私は思っていたりはします。
そんなわけでまあ20代の頭までは自分も結構頑張ってきた方なんですけど、どうも生きづらいなぁ、みんながやっているようにやるっていうのが結構しんどいなぁ、難しいなっていうふうに思ったり、自分がダメだからなのかなぁってね、いろいろ考える時期がやっぱりありました。
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そんな中でねやっぱりダウンしちゃったんですよね。
それで1年間大学を休んだわけです。
それまでね培った頑張り癖みたいなのはね、今もどこかに残っていたりするので、ついつい気真面目にやっちゃうところがあったりするんですね。
私もねゆっくりと着実にね、無理のない自分塾で日々を生きるっていうのを大事にしたいなと思っているわけです。
それでね、まあちょっと余談なんですけど、カメを、鶴カメのカメですね、カメをお手本にしているわけなんですよね。
だから自分のアイコンですかね、カメにしてますし、名前も春カメなんていうふうにしてますので、そういう春カメをね今後ともよろしくお願いしたいかなと思います。
っていうところでメインの方に入っていきたいと思います。
今日はですね、モチベーションとセルフコンパッションっていうところの内容でして、セルフコンパッションの考え方に基づいたね、動機づけですね、このご紹介をしたいと思います。
考え方としてはですね、親と子どものやりとりを想像してみるといいんじゃないかなと思います。
例えばですね、子どもがテストで今ひとつね、いい結果を残せなくて落ち込んでいるとしましょう。
そんな時、この2パターンの親がいたとします。
片方の親はね、こう言います。
なんだお前、そんな結果しか残せなかったのか。ダメなやつだなぁ。次はもっといい点取るんだぞ。
もう片方の親はこういうふうに言います。
そうか、それで落ち込んでいたんだね。悔しかったのかな。
難しかった?そういう時もあるよね。
次はどうしていったらいいか、良ければ一緒に考えようか。
リスナーさんはどっちの親の方がいいですか?
まあね、私だったら2人目の方の親が断然いいですよね。
ですけれども、人はですね、ついつい自分に対して1人目の親のような振る舞いをすることが多かったりするんですよね。
残念ながら、自分に対しても他の人に対しても1人目の親のように振る舞うっていうことは、害の方が多いっていうことが分かっています。
成長も妨げてしまうんですね。
でもですね、2人目のようにすると怠けてしまったり、甘やかしてしまうんじゃないの?って思うことがあるかもしれませんが、案外ですね、そうはならないってことも分かってるんですね。
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人っていうのは攻撃されたり、否定されたり、嫌な批判をされたりすると、どうしても理性では理解しようと、あるいは分かるなって思うかもしれないんですけど、やっぱり自然と心は反発するんですよね。
そうすると仕返しをしてやろうとか、相手の言うようにはしてやらないぞとか、こいつは嫌な奴だなっていう考えやネガティブな感情が出てきて、そっちの方にエネルギーが使われちゃうんですね。
そんな状態でモチベーションっていうのが上がるわけもなく、やる気が上がるわけもなく、エネルギーを注ぐべきことがあったとしてもそっちに集中できないんですよね。
それよりもがっかりしたり、うまくいかなかった気持ちや状況を受け入れてもらって、協力してもらったり、優しい言葉をかけてもらったり、失敗しても大丈夫だよと、失敗しても責められないっていう場合であればどうでしょうか。
そちらの方が素直に今起きたことに向き合えて、次に向かいやすくならないですかね。
私ならこっちの方がいいかなと思います。 そしてこれはそのままセルフコンパッションなんですね。
親も自分、子供も自分っていうふうに置き換えてみると、これがセルフコンパッションになるわけです。
自分に対してセルフコンパッションを持って対応していれば、不思議なことに温かくて穏やかな動機づけっていうものができるんですね。
やる気が自然と湧きやすくなるってことです。 よければ今度は何か失敗とかうまくいかなかった時とか、なかなかいい結果が残せない時、
こんな風に自分に対して優しい親の対応をしていただくといいかなと思います。 自分の中に親と子供、大人と子供の両方の自分がいると思って、
大人の自分が子供の自分に語りかけるようにやってみるといいかなって思います。 今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます。
この放送がお役に立てれば嬉しいです。 今日もあなたが自分に優しくあげますように。心理師のはるかめでした。