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どうも、心理師のはるかめです。このチャンネルでは、あなたが自分に優しくしていけるように、 セルフコンパッションの考え方を中心に、いろいろとお話をしていきます。
今日からですね、しばらく実験的に、雑談なしでメインを提供していきたいなと思います。 というわけで、今日のテーマですが、自尊心とセルフコンパッションについてです。
自尊心については、自己啓発系の本ですとか、心理学の本とかね、よく見かけますよね。
皆さんは、自尊心と聞いてどんな印象を受けますか? 自分に自信があることでしょうか?
他の人より優位に立っているって感じられることでしょうか? 自尊心っていう言葉は、大まかな意味ですと、
自分に自信を持てているっていうこと。 あとは、
ウェルビーングと言うといいんですかね、自分がよく生きるために役に立つものって、 その辺りの意味を含んでいるかなと思います。
というのはですね、この言葉を使う人や使われ方、そういったものによって、 自尊心っていう言葉の意味が多少異なってくることがあるんですね。
なので、全ての人が自尊心っていう言葉を同じ意味で使えていないっていうのが現状になります。 ただ、セルフコンパッションのジャンルの中では、自尊心というものをですね、他人と比較して自分が優れていると感じられる、
その上で自信を持っている状態というふうな意味で使います。 すると、なんとなく結論がわかるなぁと想像できる方もいると思うんですが、
自尊心を追い求めていくと、いつまでも自尊心が満たされないっていう悪循環になりうるんですね。 人と比較することで平均より上だからとりあえず安心だなとか、
あの人に勝っているから俺自信があるなぁとか、 世間に比べて自分は収入が上だから勝ち組だなぁとか、そういった思考が生まれやすくなります。
特に競争を強いられている資本主義、この中では起こりやすいですよね。 ただ、一瞬勝ち組だなと思った時に人はそこで止まれるんでしょうか。
止まれるよって思うんであればそれもいいでしょうけど、 おそらく次の比較を求めて自分はまだまだだなぁとか、もっともっとっていうふうになると思います。
よく聞く話ではないですかね。 ビジネスの世界ではよくある話ですよね、こういうのは。
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大富豪になった人がいつまでも金儲けのために上を目指し続けて、 なかなか満たされないなっていうのはよく聞く話ですね。
やはりこれは比較し続けるっていう自尊心の罠に陥っていると言えると思います。 ではどうしていったらいいのかっていうと、やはりお勧めしていきたいのはセルフコンパッションになります。
例えば仏教ですと樽を知るなんていう言葉もありますよね。 自分が持っているもので満たされている、十分であるっていうことを知るっていう言葉ですし、
またちょっと違った方面としてはことわざで、隣の芝は青く見えるなんてのもありますよね。 実際にその隣の芝は青く見えるだけであって、実際に青いかどうかとはまた別問題だと。
その隣の芝に入ってみたら実際は結構ひどかったとかね。 よくある例えですよね。
このように先人も昔の人たちも気づいていた考え方というか、そういったことですよね。
それで大切なのは比較ではなくて、ただただ自分を認めるということ、自分を受け入れること、 自分を許して自分が自分と共にいようとする、一緒にいようとするということですね。
こういったことがセルフコンパッションの考え方でしたね。 自尊心を求めていくとどうしても比較というものが生まれてしまいます。
そして比較には必ず評価というものが付きまといます。 当然ですよね。比較して悪いものが見えるからこそ良いという考えが生まれるんですから、
当然評価と比較っていうのは対になるというか、対だとちょっと変ですかね。 必ずセットでついて回ることかなと思います。
ただセルフコンパッションでは評価はしないです。あるがままの自分を受け入れます。 そして受け入れた上で自分が自分のそばにいるよという感じですね。
自尊心の比較には優劣というものが存在しますが、セルフコンパッションで大事なのは、人はみんなすべて不完全だということを知るということです。
完璧な人間は一人として存在していません。 自分ももちろん不完全ですから失敗することも多分にあります。たくさんあります。
自尊心は自分が良い時にしかそばにいてくれません。 セルフコンパッションは良い時も悪い時も受け入れてそばにいてくれます。
それ故に長く安定した価値観というものを持ちやすくなります。 なので今回の結論をまとめますと、自尊心の定義っていうのは色々ありそうだけど、
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とりあえず人との比較で手に入るものだから、それは置いといてセルフコンパッション的な考え方にしてみてはどうですかっていうことでした。
良ければ参考にしてください。 今日の放送はいかがでしたでしょうか。
また、いいねやフォロー・感想・質問もいただけると嬉しいです。 今日もあなたが自分に優しくありますように心理師のはるかめでした。
またお会いしましょう。
