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こんにちは。年長の息子の子育て中、現役ママ先生のあじさいです。
2月1日、8回目の配信です。関西からお送りしています。
あじさい先生のしなやかな自分になるラジオ。
この番組は、現役ママ先生である私が、子育てのこと、教育のこと、
暮らしのことなど、日々の気づきを配信しています。
ネガティブママから卒業をテーマに、しなやかな自分でいるための、
私の等身大の試行錯誤をお届けします。
おはようございます。いよいよ2月ですね。
2月は、なんと3連休が2回ありますよね。
3連休、何しようかなって、ちょっと楽しみに考えています。
日々忙しいんですけど、3連休を楽しみに仕事を頑張ろうと思っています。
さて、今日のテーマは、抱え込まないスキルです。
私は考え方を変えて、ある考え方を知ったっていうことなんですけど、
それで、抱え込みすぎなくなったので、そのことについてお話ししようと思います。
私は小学校の先生をしています。
担任を初任から持って、今は15年目、13年目です。
小学校の先生って、よく言われますが、本当にストレスフルな仕事ですよね。
同僚との関係、子どもとの関係、保護者との関係ってね、
やっぱり人と関わる仕事をするっていうところと、
小学校の先生で本当にしんどいなって思うところは、
子どもや保護者との関係が、もしこじれてしまっても、
給食するとかやったら、あの関係は離れるんですけど、
そういう大きなこと以外は、3月までは一緒にやっていかなければならないじゃないですか。
子どもとの心が離れている中で、その関係の中でも続けていくっていうね、
そういう切れないっていう関係が、本当にしんどいなっていうふうに思っています。
今日のテーマ、抱え込まないスキルなんですけど、
以前の私を言うと、ものすごくそう抱え込んでいました。
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自責志向っていうんですかね、自分のせいだって思ってしまってたんですよね。
自分の自信のなさの現れなんですけど、
自分の力がないからこんな問題が起こっちゃうんだとか、
そういうふうに全てのことについて思ってしまっていました。
例えば、自習とかで、担任との私が離れた時に、
子どもはこんな姿でしたっていうのがね、いいやつだったらいいんですけど、
悪い姿っていうのはね、落ち着かないよねとか、
こんなことができひんかったとかいうふうに言われた時に、
そうやって言われたら、これは自分の普段の指導が至らないせいなんだなって考えてしまってましたし、
そういうつもりはなかったかもしれないけど、その言ってきた人に、
あなたの指導が至らないからこうなってるんだよって責められているように感じてしまっていました。
でもね、今はだいぶ心が強くなったなっていうふうに思います。
それは、抱え込まないスキルっていうことで、
責任の分離っていう捉え方を知ったからです。
責任の分離っていうのは、全て自分の責任と考えるのではなく、
責任を切り離して考えるということです。
例えば、挨拶で言うと、挨拶しましょうって自分が言います。
挨拶ができる子もいますが、挨拶ができない子もいます。
この挨拶ができない、私は挨拶しましょうっていう指導をした。
でも挨拶ができないっていうのは、挨拶の指導をした責任というよりも、
挨拶ができなかった、挨拶をしないっていうその人の責任と考えるということです。
落ち着かないですねっていう子供の姿がありました。
でも自分の指導の至らなさだなぁとかいうふうに、
自分を責めなくてもいいなって今思っています。
今の自分にできる範囲の指導を日々していますよね、担任の先生って。
そんな指導をしているんだけれども、思い通りになってないというか、
どうできない子がいる。
それはやっぱりその子の抱えている困り感があるんだろうなっていうふうに思います。
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その子の抱えている問題っていうのは、
もちろん指導のせいっていうのも一つの問題としてはあると思うんですけど、
今は本当にそういう行動に対する背景が複雑化しているので、
例えばその指導のせいの他にも、
例えばその子自身の特性とか、それから物の感じ方へのこだわりとか、
全く違うところで家庭環境がちょっと今は落ち着いてなかったからそうなったとか、
今ちょっとお家の人が少し忙しい環境で気にかけてあげられてないこともあるかもしれないとか、
本当にいろんな理由を考えることが大事なので、
責任の分離っていうふうに、自分の責任って捉えすぎないことで、
じゃあ冷静に言い方をこうやって変えてみようかなとか、
こういう指導をしてみようかなとか、
お家の人とも一緒に考えてみようかなっていうふうに、
次の一手が考えられるなっていうふうに思っています。
そもそも学級の子供たちの問題の姿とかいうのは、
担任が一人で抱えることではないっていうふうに思います。
担任一人の問題ではなくて、その子ができてないことがある、困っていることがある、問題の行動がある、
それについてどういう支援をしていったらいいかっていうのは、
学校全体で考えていくことだし、親も一緒に考えていくことだなっていうふうに思います。
だからこそ、指導していく上での困りごととか悩みごとっていうのは、
日頃からできるだけオープンに話すようにしています。
特になんですけど、特に支援で入っていただいている先生、非常勤の先生で、
授業の補助に来てくださる先生って言いますよね。
その先生にはできるだけそういう雑談っぽく、こういうところが困ってるんですよねとか、
こういうとこありますよねっていうふうに話すようにしています。
そうしたら、ほんまそうやんなーみたいな感じで、
味方になってくれるというか、一緒に考えてくれるっていうことがあるなっていうふうに思います。
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自分の行動はコントロールできます。
でも相手の行動はコントロールできないんですよね。
相手の行動を自分の思い通りに動かそうって思うのは本当に危険だと思います。
相手の行動は相手の責任なので、そうやって考えることが私の抱え込まないスキルだと思っています。
これは今は担任として子どもとの関わりということでお話ししましたが、
子育てもそうだし、家族関係も大人同士の関係も全てそうだなっていうふうに思います。
自分の行動はコントロールできるけど、コントロールできない相手の行動は相手の責任、
自分の責任なのかな、自分の責任ではないな、これは相手の責任、私は私にできることをしたっていうふうに
冷静に考えることができたら、その方が自分も楽になるし、周りも、自分の周りの人もすごく幸せになれるなっていうふうに思います。
こういう考え方を知ることができて、それで捉え方がすごく変わったので、
いろんな機会でね、こんなふうに考え方を知ることができて、
自分の心の使い方っていうのがすごく変わったなっていうふうに思います。
ここまで聞いてくださってありがとうございました。
聞いたよのいいねや、先生って自分のせいだと思ってしまうよねとか、
私もそうですっていうような方がいたら、そういういいねを押していただけると嬉しいです。
それでは今日は木曜日、明日金曜日、あと1日頑張りましょう。
それではまた次回お会いしましょう。