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2025-05-28 21:28

「沈没」という90年代の旅行スタイル

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サマリー

このエピソードでは、90年代に流行した沈没スタイルの旅行について深く掘り下げています。旅行者は長期滞在し、穏やかに過ごすスタイルが特にタイのバンコクやインドのコルカタで人気を集めました。「沈没」と呼ばれる90年代の旅行スタイルについて、当時の自由で非日常的な生活が語られています。特にトロントでの経験や若い頃の思い出が、現在の旅行形態との違いに触れながら振り返られています。

00:15
5月14日配信の、「気になるミリタリーパンツ、カーゴーパンツ、軍パン」という回でモリッシーさんからコメントをいただきました。
この回では、僕がミリタリーパンツが気になっているという話をしました。
コメントは、「おっさん扱い、国標コメントありがとうございました。
服のことを熱く語っているところ恐縮ですが、ジャーマンジャーマンと河野さんが発声するたびにジャーマンスープレックスがよぎりました。
あしからず。」というコメントをいただきました。
おっさん扱いというのは、この配信の中で羽生義晴の心象、決断力がわかるというところで、僕と同じおじさんといった部分だと思います。
それはそうでしょう。
また、「あなたの知らない映画の世界」というYouTubeチャンネルを紹介いただいたんですけど、それについて国標と言われてますけど、
これはちょっと僕が誤解をしてました。
あなたの知らない映画の世界を紹介いただいて、僕が最初に見た動画が、
これ見てないってマジガチのSQオススメ映画4選、同じようなタイトルばっかりなんですけど、
これ見てないってマジガチのSQオススメ映画4選という動画を見て、その動画の中で紹介された映画は、
もう全然面白くなさそうなやつばっかりやったんで、
こういう動画、こういう映画を紹介するチャンネルなのかなとか、
誰も見てないようなマニアックなB級映画の国標レビューをするチャンネルなんかなって僕は勘違いをしてました。
他の回を見たら全然違いましたね。
その他の回をちょっと見てみたんですけど、タイトルがですね、
ふう、ちょっとHな大人の映画7選ってやつとか、
限界突破、反則ボディ過ぎる映画4選とか、そういう動画を見たんですけど、
この中で紹介されている映画は知っている映画とか、見たことある映画とか、ちゃんと名作も紹介されていました。
アルフォンソー・キュアロンとか、そういうのも紹介されていました。
この辺の動画、合わせてちょっと概要欄にYouTubeのリンクを貼っておきますので、
マニアックな映画の国標レビューをするチャンネルではなかったですね。
この辺が私の誤解でしたね。
沈没スタイルの理解
今回が沈没願望というテーマで話します。
沈没というのは潜水艦とかのそういうやつではなく、船とかの話ではなくて旅行の話なんですけど、
久々に旅行の話ですね。
というのが最近、丸山ゴンザレスという人のクレイジージャーニーに出ている人の昔の本を読みまして、
アジアバチ当たり旅行という本ですね。
これを読んで、この沈没という90年代の旅行スタイルという歌にしてますけど、このテーマに行き着きました。
この沈没というのが90年代に流行った旅行のスタイルの一つ、
今はちょっと分からないですけど、今もそういう人はいるのか知らないんですけど、
90年代に流行ってました。
海外の安いゲストハウスに何ヶ月とか宿泊して、
特に観光らしい観光をするわけでもなく、同じとこそんな長期待でするとね、観光とかするところなくなっていくんで、
かといって派手にどんちゃん騒ぎするわけでもなく、
ぼーっと過ごすことを沈没とか外こもりとか言いました。
外こもりっていう言葉があって、
当時あの引きこもり、90年代当時は引きこもりが社会問題になったんですけど、今も全然あると思いますけど、
その引きこもりって自宅の部屋とかに引きこもるじゃないですか。
そうではなくて海外に引きこもる人のことを外こもりとか言われてました。
海外に引きこもるってよくわかんないですけどね。
海外でこもる人。
海外旅行のスタイルってバックパッカーとかそのリュック一つで長期旅行するスタイルとかっていうのがありましたけど、
バックパッカーは基本的に移動し続けるんですね。
何ヶ国も回ったりとか世界一周したりとか。
それに対して沈没っていう旅行スタイルは基本的にはあんまり移動しないですね。
一箇所同じとこに滞在する。
たまに宿を変えたりするけど町は変えないとか。
ずっと同じ場所にいるけどたまに近場に遠征したりとかはするけど戻ってくる。
同じ国同じ町とかもっと言えば同じ宿に半年とか1年とか泊まるのが特徴ですね。
90年代の拠点
その90年代、私90年代のことはあんまり知らないですけど、本で読んだだけなんですけど、
90年代に沈没している人がよく拠点にしていたのがタイのバンコクとインドのコルカタですね。
いずれも物価とか宿泊費がめっちゃ安かったんで、
1泊100円いくかいかないかみたいなそういう時代とか物価とかがあって、長期滞在するにはちょうど良かったんでしょうね。
海外旅行をね、長期海外旅行をする時に一番困るのが宿泊費なんで、
移動費の次に宿泊費、どっちもどっちかな。
例えば、1泊5000円って全然安いって思うと思うんですけど、
これが1ヶ月続くと5000×30なんで、
535、15万ですか。
だから結構な金額になるんですね、1ヶ月でも。
これを半年とか続けると、ほんまに家賃とかに比べて全然高くて、
宿泊費をいかに節約するかみたいなのが長期旅行者にとっては史上の命題になってきます。
私は1ヶ月単位では旅行したことあるんですけど、その時は大体人の家に泊まってました。
頑張って、それ以外はホステルに泊まってました。
当時、タイやインドっていうのがすごい宿泊費が安かったんで、
そういう長期旅行者、沈没の人に好かれてたというか、使われてました。
タイとかインドって、そうやって物価が安い、宿泊費が安いけど、何でも揃ってるんですね。
だから使いやすいというか、向いてるというか。
この人の往来とか、文化の往来がすごくあって退屈もしないし、
ネパールとかもね、たぶん宿泊費かなり安かったと思うし、物価も安かったと思います。
ネパールは登山客がいっぱい来るんで、大体いつも旅行者で賑わってるんじゃないですかね。
この沈没の話をしようと思ったきっかけとなった、
この僕が読んだ本の丸山ゴンダレスのアジアバチ当たり旅行でも、
メインの舞台がタイのバンコクとインドのコルカタでした。
沈没は人生の夏休みみたいな過ごし方で、のんびりするのが好きな人は憧れると思います。
逆に夏休み早く終わって学校行きたいとか思ってた人は向かないかなと思います。
この退屈が、退屈というか何でしょう。
自分で何かこうする余った時間とかに好きに過ごせる人は向いてると思います。
学校とかは決められたことがいっぱいあるんで、そういうのが平気な人は向かないと思います。
僕は夏休み早く終わってほしいって思ったことなかったんで、夏休みは永遠に続けばいいと思ってました。
沈没の目的
じゃあ長期で海外で沈没して何をするのか。
本のアジアバチ当たり旅行では大体暴力とドラッグと売春ばっかりだったんですけど、
90年代のバックパッカー話としては大体その辺が定番で、それ以外には何もしないっていう人とかもいました。
何もしないっていうのは生活するだけですね。
屋台でローカルフード食べてお酒飲んで、たまに近所観光したりいらないお土産を買ったり、
他の旅行者と過ごしたり、一人で過ごしたり、これダラダラ何ヶ月も滞在するだけみたいな、
そういう沈没のスタイルもあったと思います。
それでなんでそんなことするのかっていうと、リラックスしたいとかそういうやつじゃないですかね。
日本から遠く離れて現実逃避するような、そういう過ごし方です。
僕はタイとかインドは短期でしか行ったことないんですけど、
タイは1週間とかはありましたけど、1ヶ月何ヶ月も行ったことはなくて、
けど日本を離れてそういう何もしない生活をしていた時期っていうのはありました。
1年ぐらいかな。
それはもうカナダのトロントっていうすごい寒い土地でしたけど、
やってることは沈没とあんまり変わらない状態でした。
トロントでの生活
現地で知り合ったカナダ人とバーに通ったりとか、
グリーンルームっていういっぱい2ドルでビールが飲めるバーがあって、
そこはもう学生とか貧乏の人ばっかりが通ってました。
人生で一番クラブ通いしたのもトロントに住んでた時でした。
それは同居してた日本人の人に誘われて、
なんかその欧米ってほんま遊ぶとこクラブぐらいしかないっていう印象なんですね。
みんなもう行くとこないからそこに行くっていう。
だからどこの国行ってもあの白人はもうクラブに、夜になったらクラブに行くみたいなそういう印象です。
あとはなんかそのバックヤードでバーベキューしたりとか、
それもあのスーパーで買った肉をただ焼くだけみたいなそういうやつですね。
でその近所に住んでるウクライナ人が遊びに来たりとか、
で僕がその時住んでたシェアハウスはインド人が2人で、
ブラジル人がいたりフランス人がいたり北朝鮮の人とか、
あと日本人、僕以外も1人いて、
なんかそういう、なんていうんすかね、いろいろごちゃごちゃした家でした。
で僕はそこを2ヶ月ぐらいしか住んでないんですけど、
まあなんか毎日なんやかんやあって、今でも楽しい記憶として残ってます。
もう10年ぐらい前ですけど、それ以外はなんか1人で住んでるとかもありました。
トータルで1年ぐらいやったんですけど、
まあさすがに飽きたり、こう何やってんやろうとか、
お金がなくなってきたりとかして辞めたんですけど、
でもこういう海外でなんかフリーダムな生活というか、
沈没的な時間を過ごしたのは本当に自分にとってはいい経験というか貴重な時間でしたね。
もう1回やりたいかっていうと、もうちょっと1年はさすがに長いんで、
1ヶ月とかやったらたまにいろんな土地とかでバカンス気分で過ごしたいなとは思いますけど、
それこそ夏休みぐらいの感覚で。
僕はそういうカナダのトロントで過ごした時期とかはあったんですけど、
90年代は全然旅行してなかったんで、
90年代の旅行文化
その本とかで書かれるタイやインドのほんまの沈没経験というのはないんですね。
だからその当時の熱帯地域の沈没にもやっぱりちょっと憧れというか、
抱いてるとこがあります。
その沈没を題材にしている本みたいなのがいっぱいあったんで、そういうのを読んでいきました。
そういうのを読むたびにやっぱり、これ今もないんかなとか思いながらね、
ちょっと自分はなかなか難しいなと思いつつやっぱり羨ましいなと思ってましたね。
今それをやりたいかっていうとやっぱりできないかなと思うんで、
純粋にそれを楽しめる自信もないし、
そういうのはやっぱり若い頃の特権なのかなと思います。
90年代っていう時代もあったかなと思います。
無責任になれたというか、実際はそうでもないんでしょうけど、
若いから許されるっていうこともないんでしょうけど、今更っていうのはやっぱりどうしてもあります。
今タイはすごい発展してるんで、物価も高くなって、当時の感じではないんですね。
他にも90年代すでにインターネットはありましたけど、今ほどじゃないんで、
今はもうインターネットっていうかスマートフォンですね。
スマートフォンでも世界中つながってるんで、
日常的にこの日本と海外の差っていうのがあんまりなくなってきているという、
それは当時と今とで大きな違いかなと思います。
もう常に日本であろうとか海外であろうが、海外にいても日本とつながってる状態やったんですけど、
今はそうなんですけど、日本の延長になってしまいますよ、どうしても今海外行っても。
昔はネットがなかったりとか今ほどスマートフォンが普及してなかった時代は、
やっぱりちょっと海外が別世界のように見えてました。
僕が旅行してた時期が2010年代なんですけど、
それぐらいの時期でもやっぱりまだネット環境がそんなに整ってなかったりとかして、
なんですかね、やっぱり日本と海外は切り離されてたような感覚があって、
現実逃避になったという感じがあるんですけど、今はそんなことないんちゃうかなと思ってます。
でもその、なんですかね、これ全然関係ないんですけど、
2010年代にフィリピンのセブ島に大喜利ハウスっていうシェアハウスがあって、
大喜利にいいねがつくと10円振り込んでもらえて生活するっていうような試みがあったのを、
この間ちょっと検索してて、こんなのあったなっていうのを思い出しました。
こういう牧歌的なことはね、たぶん今はあるんかな、わかんないですけど。
というわけで、90年代の沈没っていう旅行カルチャーがあったっていう話でした。
これは今はなくなってるかもしれないけど、本を読んだりすると今も会話見て、
こういうのがあったんやっていうふうに楽しむことができます。
今の旅行カルチャーってどんな感じなんですかね。
僕はもうわからないんですけど、知ってる人がいたら教えてください。
21:28

コメント

取り上げて頂いて…😢 てか、リンクを貼る程の番組とはとても思えない🤣

コーノ
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