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2023-07-13 23:43

旅好きのための老人ホームを考えよう【旅のラジオ #113】

荷物から目を離すと盗まれる。スタッフが騙そうとしてくる。部屋がエコノミークラスのシート。シンクで洗濯ができる。旅好きだった人が入る老人ホームを考えました。

【旅のラジオ】

旅の話と、日常から旅を生み出す話をします。毎週木曜の12時更新です。
感想等、Twitterのハッシュタグにぜひお送りください #旅のラジオ

語り手: Satoru、岡田悠
聞き手&ジングル制作: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい
Presented by デイリーポータルZ https://dailyportalz.jp/


〈現在募集中の投稿コーナーはこちら〉

投稿コーナー①「番組へのおたより」

2人への質問、最近読んだ本、今日食べたもの。
あなたの思いつきを、何でも送ってみてください。


投稿コーナー②「ジングル/効果音」

番組で使えそうなジングルや効果音を募集します。
生演奏でも、電子音でも、ボイパでも、大歓迎です。


投稿コーナー③「世界のさよなら、あなたのさよなら」

『さよなら』を意味すれば、どんな言語でもOK。
テキスト形式でも、音声形式でも、なんでもOK。


投稿コーナー④「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。
あなたの危険回避の知恵を教えてください。
(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー⑤「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。
あなたの愉しみかたを教えてください。
(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー⑥「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。
あなたが知っている罵りの言葉をください。
(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー⑦「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。
岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。
(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑧「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。
作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。
(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


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サマリー

イタリアのミラノには、カーザ・ベルディという老人ホームがあります。この施設は音楽家が入居できるという利点がありますが、同時に問題点もあります。また、旅が好きな人が集まる老人ホームのアイデアを提案し、旅好きの高齢者にとっての楽しみを創出することの意義についても考察されています。ルームランナーやパタパタサイクルのある部屋を備えた老人ホームや老人クルーズの提案が出され、老人ホームの形態やマーケティング戦略についても考えることができました。この話では、経済的な問題や高級ホテル的な設備に加えて、電池切れによる死亡事故についても言及されています。

00:00
岡田さん。何ですか、Satoruさん。我々、こう、人生、楽しく生きてるじゃないですか。はい。
やがて、どうなりますか?僕らの人生は。やがて、はい。やがて、いや、もう、はい。なんすかね、はい。
つまらない人生になる。
いやいやいや、いや、暗いな、暗いな。やっぱりね、まあ、肉体のピークってやっぱり人間であるものだから。つまらない。
だんだん衰えて、だんだん。何も思わなくなっていく。何も思わなくなるってことは、まあ、死に近づいていくわけじゃないですか。うん。
できるだけ面白おかしく暮らしていきたいなと思いつつ、やっぱり肉体の衰え、ある種、抗えない衰えってのがあるじゃないですか。うん。
それはやっぱり悩ましいなと思ってきてですね。うん。
そういうのを考えるのって、まあ、早すぎるに越したことないなと思ってね。はい。
まあ、3、4歳児とか考えてもしょうがないんだけど、僕らいい歳になってきたわけだから。うん。
そろそろ考えないとなと思ってですね。
【旅のラジオ】
ちょっと肉体的な、精神的ないろんな衰えがあった時に入る施設ってある種あるじゃないですか。老人ホームと呼ばれている。老人ホーム?そうそうそうそう。はいはいはい。
興味あってですね、最近ちょっと老人ホームの本を読んでですね。はい。
カーザ・ベルディの紹介
あの、面白い本があるんですよ。カーザ・ベルディっていうね、本があって、本というか、そういう老人ホーム、高齢者施設があってですね。うん。
これイタリアのミラノにあるんですよ。へえ。
で、カーザ・ベルディっていうのは、カーザっていうのは家だから、ベルディの家って。はいはい。
で、ベルディって、つばき姫とかオペラの作曲家で。あ、そのベルディ。イタリアの、そうそうそう。はいはいはい。
で、その人が、自分の一番の作品は実は曲とかじゃなくて、この老人ホームなんだというぐらい。
この人が歌ってたって。そうそうそうそう。資材を投じて歌ってたんですって。へえ。
で、何かっていうと、つまりその音楽家の人しか入れない高齢者施設なんですって。へえ。
つまりその、まあ今の時代もそうかもしれないけれども、音楽家の人ってまあ必ずしも金銭的なインセンティブに恵まれるとは限らない人生じゃないですか。はいはいはい。
作品いっぱい書いたけど貧乏だったじゃないですか。なるほどね。
認められるのは100年後200年後とかだったじゃないですか。うん。
だからやっぱ困窮していく人がとても多いので、そういうのは見て、見てられなかったんですよね、そのベルディの方がですね。
だからそれでその音楽家の人だけが入れるような施設とかを作って、今その100年ぐらいそういう今も歴史があって。へえ。
今もそのミラノのものすごい良いところにあって、それではもう高名な元オペラ歌手とかですね、元バイオリニストとかそういう人がいらっしゃるんですって。
で、そういうのがその若手の人とかもそこに一時的にゲストハウスみたいに住めるようになってて。
で、そこに住んだ日本人の、当時20代ぐらいだった若い女性のオペラ歌手見習えみたいな方の滞在期みたいなね、本なんですよ。
エッセイって書いてあるんですけど。へえ。
それがヤマハ出版から出ててですね、これ試みに読んだら大変面白くてですね、ちょっとご紹介しようかなと思ってですね。
なんて本なんですか、それは。
そのカワザベルディっていう名前で。タイトル、本のタイトルなんですね。
そうそう、タイトルがカワザベルディ、世界一ユニークな音楽家のための高齢者施設。
めちゃめちゃいい建物ですね。
本当に僕らが西洋の建物を見るとやっぱりすごい美しいって思いますけれども、こういういい建物があってですね、そこで作られたっていうのがあって。
で、そこに住んでる人は入居にかかる費用もすごい安くて、最初は無料だったらしいんだけれども、今は900ユーロぐらいで、市内の真ん中ってことを考えると結構すごい安い。
月に900ユーロ。
カーザ・ベルディの問題点
こういうのって、おじいちゃんおばあちゃんの元美意識の高いような人たちが訪れて、アットホームの話と思って読んでると、やっぱりイタリア人であって、大体イタリア人で音楽を専門とする人で、おじいちゃんおばあちゃんって結構みんなエッジが立った人が多くて。
尖ってんね。また尖ってんすか。
だからね、まずアットホームの話が続くんだろうなと思ったら結構ひどい話があったですね。
そうなんだ。おじいちゃんおばあちゃんでも尖ってんすか。
そうですね、不倫とかが結構あって、同じ身おじなんだけど全く一緒に座ってなくて、どう考えても別の女の人、おばあちゃんと仲良くばっかりしてるおじいちゃんとか。
あとみんなが全部の荷物を、みんなどこに行くにも全部の荷物を抱えてる。なぜかというと、絶対盗まれちゃうんですよ、自分の部屋に。
めちゃめちゃ治安悪い。
めちゃめちゃ治安が悪くて。
めちゃ安宿みたいですね。
子供の学生とか若い音楽家の人が異聞に来るんですよ、歌を歌ったら。日本の老人ホームとかあるじゃないですか。
異聞に来たら、そしたらこんなクソ下手な音楽家聞いたことないよ。
嫌すぎる。
探しに帰れとかってバーってなって、怖かったりとか。
さらにもうちょっとちっちゃい子とか来て、子供たちが異聞に来るんだけど、その人、老人ホームの人は誰も参加しなくて、ガキはうるせえから、もう嫌だとか言って。
なんで異聞やってんすか。
異聞自体がなくなっちゃったらしいですよ。
イタリア人だからいろんな人種バイアスはかけちゃいけないんですけど、最近はインターナショナルな人も集まってきてるらしいんだけど。
そういうところに20代の女性が数年前ぐらいに住んだ。
でも置いてある設備とかもう超ゴージャスで。
私も別にクラシックそんな詳しくないんですけど、スタンインウェイの。
ちゃんと音楽活動ができるようになってる。
めちゃめちゃレジェンドなあれなんですよ。
実際にカルロスクライバーって超有名な指揮者の方のお姉さんとか、第一親徒っていうか近い親族だったらそこでも住めるらしいんですよ。
伝説的な人物がみんなそこにいるわけだから。
そういう人と仲良くなって、この著者の人はすごいコミュニケーション能力が高くてですね。
だからその伝説的な人物に気に入られて直接個人レッスンを受けたりとかしてるわけですよ。
その人のキャリアがすごい生きてる。
急にやっぱりオペラ歌うときだけものすごい現役張りの90代なのにとかそういうことがあったりとかですね。
そのエピソードが一つカラフルなんですよね。
96歳くらいのおじいちゃんがそろそろ老人ホームに入ろうかなとかやってきたら、
40年ぶりぐらいに浮所に舞台に立った1500万もない頃とかの
あなた私のこと覚えてるのとか言って覚えてるよとかラウラーとかそういうシーンとかあったりとかして非常にそういうのいいなと思ってね。
この本楽しく読んだんですけど。
たしかに若い芸術家をサポートするために家を提供するとかそういうのはありますけど。
高齢者になってから老人ホームとして支えるっていうのはあんまり聞いたことないですね。
ベルディさんもそういう人たちを救うための貧しくなって本当にホームレスというか
排山車みたいになって亡くなられてしまう人の胸を痛めてたんでそういうのを作ろうとして。
だからそういうのを実際に日本にもこういう施設を作れないかっていうような興味を持つ人も結構いて、
それでこの著者の人が結構講演したりするんですって。面白いなと思ってね。
私は音楽家には今のところなる予定ないので多分無理なんでちょっとここには入れないなと思いながらもですね。
こういうことを敷衍して何かこういう似たような施設とか作れるんじゃないかなと思ってですね。
旅好きの老人ホームのアイデア
例えば僕らは共通点として旅のラジオをやってて旅が好きなわけじゃないですか。
旅が好きだけど老人になってくるとなかなか足腰もきつくなっていけなくなるじゃないですか。
でも同じ趣味というか同じ職業同じグルーピングの人を集めた老人ホームってできるんじゃないかと。
なるほどね。 どうですか岡田さんもし旅の僕らが共同出資して旅のための漂流老人のための。
これやっちゃうな。わかんないけど旅を愛する人。 沈没老人。
古くは松尾場所とかね、いたわけでしょ。
旅というよりもっと灰人としてね。徘徊する人ね。そういうあれですけど。
なんかどういうのが作れますかねっていうのがあって。
一つ僕は例えばですよ。前なんかで話したときそのいろんな東南アジアのマレーシアの話したときかな。
その空気が旅のピークって飛行機降りてその土地の空気を感じる瞬間だみたいなトークを前にしたじゃないですか。
だからあれを老人ホームであれを作ったらいいんじゃないかなってね。
放置民部屋みたいなのあってそのおじいちゃんの老人ホームね。5歩ぐらい歩けば放置民部屋になるわけですよ。
完全再現で。
多宿エントの部屋に3歩降りてりゃいけって。
ワシントンDCの部屋とかね。シカゴの部屋とかね。どうですかそういうの。
でもそれの匂いとかでなんか思い出してボケが治ったりとかね。
ボケ予防とかもいいかもしれないですね。
音楽の人もさっきのカーザーベルデンの話もだから音楽を弾いたりとかその音楽聴いたりした瞬間だけやっぱりクワっとね活性化するらしいですよ。
旅が好きだったらここで頭はっきりする瞬間みたいなのいっぱい作っておくとなんかあるんじゃないですかね。
だからスーツケースとか毎回パッキングしてほしいんじゃないとか。
そうですね。それもだから同じあれですよね。肌身離さず持っておかないとパクられるっていう。
ゲストハウス。
仕組みとして盗難される。
盗難される。
ダメでしょ。時々なんか見慣れない人が歩いてて。
そうですね。
ちょっと紹介してやるよみたいな人がいて。やめろって言って。
でもあるかもしれないですね。そういうのを作りたいなと。
僕、昔エアロバイクでストリートビューで日本縦断するっていうのをおもころの記事で書いたときに老人ホームから結構問い合わせきましたよ。
マジで。
そうなんですか。そうか。
そういう同じものを作れないかっていうので。
横田さんの作品あれはとか老人ホームにもそのまま電話できるんですか。
結構来ました。3、4件来たかな。
すごいですね。できるじゃないですか。
あと普通に高齢者の方から個別に10件くらい来ました。
マジですか。
結構Facebookメッセンジャーとかでいきなり来るんですよ。
本気度高いですね。
で、それ真面目に事業化できそうですよね。横田さんの部屋とか。
そこまで責任持てないから。自分が楽しみたいだけだから。
一応仕組みだけ解説して。
横田さんの記事もそのままくるくるペダルを回した速度と実際のストリートビルの進む速度を確か倍率を調整すればシュンヒュンってジェット機みたいな感じで。
めちゃめちゃ速かったです。ギア比を変えて。
おじいちゃんになればいけるかもしれない。
片積もりコースとか選ぶ人は本当に一生懸命一生懸命やったりとか。それいいですね。
踏むやつでやりたいとか。
いいですねいいですね。
新しい老人ホームの形態
ルームランナーみたいなやつだったりとか。
やっぱり運動不足とかを解消するリハビリも兼ねて、どうですかみたいなのがすごい来ましたね。
いいですね。それでも本当にパテントでやれるかもしれないですね。
ベトナムの部屋とかの隣にパタパタサイクルの部屋があると。いいですね。
旅とお金いうの。サトルのラジオ。
あとはね、私は思うのは、必ずしも陸上になくてもいいんじゃないかなって気はしててですね。
老人ホームじゃなくて老人シップっていうか老人クルーズみたいな感じで。
99万円で行けるようなあれで、ああいうようなやつ。
ずっと。
居酒屋にあったやつ。
あれは若者向けじゃないですか。
ご高齢版ってことですね。
あれは自分探し系だけども。
あれで漂流、漂いど、沈まず号みたいな感じのやつをやっつけて。
だから時々雪岩するんですよ。
時々雪岩して、これからカーボンベルデーに行きます。
降りたい人は3日間だけ降りられます。
帰ってきた人は帰ってきてください。
そこで気に入ったらその土地に住んじゃってもOKみたいな。
途中でいなくなったりとか、途中で面白いんじゃない?って来たりとか。
多国籍老人クルーズの提案
でも大体基本的には海の上にいて。
そこでは3色ちゃんと出て。
一応個室もあって。
でも個室嫌いだよってね。
16人1部屋のコースが好きなんだよって人はそういう人のコース。
ホステルコース。
カプセルホテル好きなんだよってね。
そういう耐えない回帰願望ある人は耐えない回帰願望コース。
いろいろ作ってるんで。
2等逆戦。
それはもう入れ替えられるから。
そろそろ個室行こうかなとか。
予算に応じてこの積み立て金を最初5000万くらい払っておけば
少しずつ崩れてくるんですよ。
少しずつ残金を気にしていくってまさに旅そのものじゃないですか。
旅のアナロジーはね。
もうそろそろこの20ドルで晩飯何食おうみたいなね。
亡くなったらどうなの?
亡くなったら海に。
殺される。
殺される。
殺される。
殺される。
最後に雪岩したところで頑張ろう。
来て恐ろく殺される。
シャッフルみたいな感じ。
そこから最後に同意書ね。
同意書を確認しといてね。
いいですよねみたいな感じで。
意識がだんだん明滅してくるんだけど。
それロマンチックじゃないですか。
日本にも時々たどり着いて来たりするかもしれないから。
そういう時は行くと。
別に他国籍だってね。
だんだんインターナショナルな雰囲気にだんだんなってって。
だんだん混ざっていくみたいな。
クルーズ、老人クルーズ系。
老人クルーズ系。
老人クルーズ系。
いいんじゃないですか。
老人ホームのマーケティング戦略
まあそうですね。
そもそも結構クルーズってご高齢の方多いですね。
確かに確かに。
やっぱり船で乗ってるだけで色んなとこ行けるから。
確かにね。
だからあれをずっとやっていけるんですよ。
でもあれはゴージャス系だから結構もう1週間で20万30万とか。
そうですね。
ちょっとそのペースは、
本当にハイクラスの人は会ってもいいかもしれないけど。
割と普通の人。
普通の人で。
大正復帰のそのまんまいきなりそこに突っ込んで。
お疲れみたいな感じで。
良くないですか。
老人ホームは確かに入りたいかもしれないな。
自分が老人になったら。
ちょっと入りたくないですかね。
なんか楽しそうですよね。
楽しそうですよね。
家に1人でいるよりは。
そうそうそう。
普通の老人ホームの話をすると何かの本で読んだんですよ。
北欧のスウェーデンだかフィンランドとかは
小部屋がそれぞれ与えられるんですけれども
朝起きたら自分の部屋に鍵がシャットアウトするときにされちゃって
自分の部屋に戻れないんですって。
別に虐待とかじゃなくて。
そうすると強制的に交流しなくちゃいけない。
そうするとやっぱりおじいちゃんたち元気になってくる。
なるほどね。
そうやってしょうがないからちょっと散歩するかとかね。
別に人の会話したくない人はうろついてもいいし。
夕方には戻ってこれますよみたいな。
だから出勤みたいな感じでやろうって。
そうするとやっぱりものすごい統計的優位に
すごいやっぱりおじいちゃんたちのハッピーネスが上がるんですって。
でも確かに老人ホームで働いている知り合いがいるんですけど。
恋愛あるって言ってましたね。
恋愛ある。
やっぱりね。
結構テラスハウスみたいな感じの。
テラスハウス。
そういうのを番組にしていて稼げる。
リアリティ。
そういうのを見る。
クルーズチームはそっちも見て。
やっぱり陸上のやつらなんかやってるなみたいな感じで。
はいはい。
いいっすね。
そういうマーケットこれからもうちょっとね。
今すごい深刻な問題とか苦しい問題とかみたいな感じで語られがちじゃないですか。
人口の形がいびつになってて老人が多すぎるみたいな。
そうやって旅付きの人がそこそこいて。
ちょっと体はあれだけれどもやっぱりいろんなとこ行きたいよね。
いろんなことが見たいよねみたいなね。
旅先でちょっとね。
ワンナイトあるかもしれないよみたいなのかわからないけど。
そういう話はあまりいかないですね。
だからそういうのをね。
ちょっとサーフィンしようかなと思って。
そのまま帰ってこなかったみたいなね。
それはそれでいいじゃないですかね。
多国籍老人ホームとか作ってもやっぱり健康ネタで盛り上がるんですかねみんな。
多分ね。
共通言語みたいなのがあるからね。
肝臓の数値とか別に人種問わずだからね。
タイトがどんなんですかね。
ガンマGPTとかわかんないけど。
同じなのか違うのか。
でもいいっすよね。
より分かり合えるのかもしれない。
悪いよとかって。
やっぱり旅先で。
そうだ前も話したかもしれないけど。
喫茶店とかでだべってニコニコしてるおじいちゃんって結構旅先でいろいろ見ますよね。
ヨーロッパにやってるんだって。
私もだからユーゴスラビアンの地域とか行っても。
北欧とかもそうかな。
やっぱ日が当たってるうちはもうコーヒー一杯、ビール一杯ぐらい飲んでずっとずーっとだべってる。
ずーっとだべってる。
ああいうのを見てると私なんかとても核あるべしだなとかね。
こういうロゴいいなとかね。
旅先で。
細い路地でなんかちっちゃい椅子出して座ってる。
そうそうそうそう。
ああいうのいいっすよね。
ああいうのいいし。
結構いろんな旅の好きな人ならではの聞き方ってあると思うんですよね。
確かにな。
あの時に見たおじいちゃんになれるっていう。
いろんな国の老人に一日ずっとやってられるみたいな。
ずーっと飛行機乗ってるのがいいかもしれない。
飛行機が好きすぎて。
飛行機好きな老人とかはだから。
まあ飛行機を申した感じでね。
確かにね。
どこに行かなくてもいいんですよ。
本当は動いてないんだけど、
プーンって言って気圧とかも模擬して。
なんかその椅子が時々揺れて。
今日はエコノミーに乗るかみたいな。
エコノミー100円、ビジネス500円みたいな感じ。
どこにも飛ばないから別に。
座席だけ模擬して。
そういうことだけを経験したいみたいな。
ちょっと切ないけど。
じゃあツッツキ屋さんに入れてくださいとか言って。
おーおーとか言って。
そういうなんか。
15時間ホライトで休んだような感じで。
この間港未来の
港未来技術館ってとこがあるんですけど。
ありますね。
そこに行ってきて。
そこにこう飛行機、でかい飛行機の
機体の半分ぐらい置いてあるんですよ。
はいはいはい。
実際の椅子とか置いてあって。
それでも3年ぶりぐらいに飛行機の椅子に座ったんですけど。
それが大河さんに乗っては。
あれもこう。
そういうふうにいろんな乗り物があって。
そこに座って。
子供向けに。
いいですね。
めちゃめちゃ。
超ガラガラでめっちゃよかったんですけど。
なんか確かに旅行行けなくなったら
ニーズはこう。
そう。
年取ってからもあるかもしれないですね。
あるんじゃないかな。
飛行機の座席に座りたいとか。
そういうバーチャル体験ができるものだけいっぱいですね。
電車に揺られたいとか。
バスに乗りたいとか。
だんだんだから工事で来るとね。
老朽が工事で来ると
昨日やったことを分かんなくなるわけじゃないですか。
はいはいはい。
だからまた新鮮な気持ちでまたアイコノミーに乗っていくっていう。
確かには。
そういう悲劇ですね。
確かに。
毎日毎日あのおじいちゃんはアイコノミーの。
館内の移動を。
58Aの席ばっかりに座らないように。
館内移動は力者で食堂まで運んでくるっていう。
いいっすね。そうやってね。
で、乗ってくるっていう。
すごい勢いで直近。
反論して交渉することで。
確かにあれちょっと高くない?
脳トレになるっていう。
そうそう脳トレ。
あれ脳トレだったんだ。
確かに。
でも最後は健全な経営をするな。
最後は本当は帰ってくる。帰ってくる。
おじいちゃんが寝た時にこっそり枕を。
お金を返してあげたら涙が出るなそれ。
なんかすごい不思議。
不思議の短文みたいな感じだな。
切ないな。
そうね。
それいいかもしれないですね。
ループも乗るなわけですよね。
昨日の記憶なくなって。
メメントみたいな絵がありましたけど。
ありまして。
で、やってることがない。
また力者乗っていくとかね。
昔乗った。
でもマルシェとかね。
ああいうアラビックなところのマーケットとか。
いろんなマーケットを模擬してほしいですね。
確かに。
いいっすね。
いいっすね。
あちこちでおじいちゃんが安くしてくれる。
簡単に飯は食えないっていう。
簡単に飯は食えない。
時々腐ってるやつが出てきて。
老人ホームの問題点
ちょっとこれおかしくないかって言って。
ちょっと匂いおかしくないかって。
ベッドも奪い合いで。
ノープロブル、ノープロブルって言って。
ベッドの奪い合い。
今日は役いっぱいだよって。
考えてもしっこ臭い毛布が出てきて。
あれ?って思って。
で、洗濯とかも自分でやったりする。
一生懸命シンクで溜めて手でギュッギュッって。
そういうコース。
ガムテープで貼ってね。
ガムテープで貼る人は多分岡田さんしかいないと思うけど。
ハンガー持ってきてたらね。
そういうのいいかもしれないですね。
ずっといろんなホテルがずっと連なってたら
結構飽きない気がしますね。
そういうとこ入りたいかもしれないな。
確かにね。
月15万、20万ぐらいでペース見てないかな。
そういう老人同士でエコノミーで隣り合った人と
おもぎした椅子で座り合った人と話し合いそうですよね。
あなたどちらまで?とか言って
私はこれからアラスカに行くんですよとか言って
私はホーチビンですよとか言って
なぜか同じ隣り合った同じ飛行機に乗ってて
心の中での違い。
これは結構いいかもしれない。
そういうの分かんないけど
係員の人がYouTube撮ってもらって
その動画の収益で稼いでいくみたいな。
見せ物じゃないですか。
見せ物になるのがOKって同意書を押すと半額になる。
老人ホーム今めちゃめちゃ高いですからね。
あれ良くないと思うんですよね。
そういう別の収益源を。
それね僕の問題意識で
私も結構チラシ集めて行ったんですよ。
いろんな区の老人ホームの。
興味あって。
やっぱりラグジュアリーなコースが
なんとなく現役の肉体が健全な人たちが考えた
そうじゃないと考えられないのかもしれないんだけども
なんかラグジュアリーが均一化してる感じなんですよ。
だから僕らがいわゆるこういうところ住んだら
嬉しいんだろうなっていう
高級ホテル的な発想で
こんなジャグジーがありますが
こんな日当たりがあって
老人が求めるものはちょっと違うんじゃなかったね。
だから高い金払っても
もうちょっと違う角度の
振り切った面白い特徴のあるものが
老人ホームあったらいいんじゃないかってね。
電池切れで亡くなる出来事
意外にこれイノベーションがあんま起きてないんじゃないかなと。
そうやっていろいろ問題意識を持って読んだ中で
また戻りますけどカーザベルという
すごい良い本だったんですよ。
これは本当におすすめ。
いいです。岡田さんと同い年くらいかもしれないですね。
30数歳くらいの方だね。
すごい良いですよ。
そこで知り合った方とメキシコの方たちが
ご結婚されたんですね。
すごい良いんですよ。若手の人たち。
尋問に来た子供を
役体を打つの面白いですよ。
すごいんですよね。
そうそうそう。
良いエピソードなんですよ。
ということで老人ホームもう少し待ち考えていきましょう。
ありがとうございます。
旅のラジオ今日はこのあたりでお別れです。
最後のお言葉に変えて
このカーザベルディ
冒頭紹介した本から引用した
一つのパッセージで
終わらせたいと思います。
これは一つのエピソードを綴っていて
この本の後半は
その著者の
この方の日記帳になっているんですね。
日々のね。そこから2016年2月18日
木曜日のエピソードから
ご紹介します。
朝食家庭な不細から
90代の識者の紳士が
昨晩亡くなったと聞かされる。
昨日までお元気だったのに。
昨日の夕食後
ナヤとおしゃべりしていたら
その紳士がナヤを呼んだ。
彼はいつもナヤと同じテーブルで食べているので
とても仲が良い。
ナヤがちょっと待って今アヤカと話しているから
この著者の名前がアヤカさん
と答えるといやいや明日で大丈夫
と言って部屋に戻って行かれた。
その後亡くなられたなんて
夕食も残さず
召し上がっていたし元気そのものだった。
死因を聞くと
フィントラバッテリラ
電池が切れたという。
まさに電池が切れたかのように
突然死することを
イタリア語でそう言うのかと思い
では特に死因は分からないんですね
と言うとアヤカ
だからフィントラバッテリラ
電池が切れたんだって
と繰り返す。
詳しく聞くととんでもない死因だった。
彼は
長年ペースメーカーをつけていたが
その電池を交換するのを忘れていて
昨晩電池切れで
亡くなったというのだ。
彼のホームドクターもカーザーベルディの職員も
彼自身も電池が止まるまで
忘れていたらしい。
開いた口が塞がらなかった。
そんな理由で
お元気だった方が亡くなるなんて
まだ生きられたのに。
でちょっと中略があって
亡くなられた死者の方について
みんなが話していた。
息子さんは海外にいて
まだ連絡が取れないという。
電池切れという死因を聞いたら
息子さんは衝撃を受けるに違いない。
私が
90代のお年寄りが
自分のペースメーカーの電池交換時期を忘れてしまうのは
仕方ないことだと思うけれど
管理責任を怠ったホームドクターや
カーザーベルディは
息子さんに訴えられないんですかと聞くと
電池交換をするのを
みんなが忘れていたことは
カピータだから訴えられることはないという。
カピータは直訳すると
たまにはあるよねみたいなニュアンスで
使われる。
23:43

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