スピーカー 2
坪谷さんと学長は、今日が初めてという。
スピーカー 3
初めまして。
スピーカー 2
初めましてですね。
スピーカー 1
なぜか僕がちょっとだけ緊張感を持ってるんですけど。
スピーカー 3
さっき控室でしゃべってて、倉抜さんが面白い人と会ったから雑草ラジオに来てもらいたいんだけどって言って、坪谷さんの名前を挙げられて。
その後、知り合いの人のFacebookとか見たり、知り合った人とZoomでしゃべりましょうって言って、しゃべる前にその人のサイトを見てたりすると、坪谷さん出てくるみたいなことが連続してありまして。
それで、倉抜さんと坪谷さんは何で会ったんでしたっけ。
スピーカー 2
僕らもまだ今年ですよね、初めて。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
あれでしたっけ、ソース原理の山田さん。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
雑草ラジオに来ていただいてる山田さんがご紹介いただいて。
僕は山田さんから、人事の領域でということで、坪谷さんからっていうので。
何でしたっけ、その坪谷さん自身が。
スピーカー 1
そうなんですよね。
図解採用入門っていう本も今書いてまして。
その採用についていろいろ考えている中で、はじめ事例調べてたんですよ。
いろんな会社、面白い会社ないかなと思って。
でもよくよく考えるとですね、日本中の事例を調べるより、山田雄二さんに話を聞いた方が早いんじゃないかってことにパッと気づきまして。
とりあえず山田さんに連絡しようと思って。
山田さんから見て、今日本企業で、世界でもいいんだけど、採用で面白いことやってる会社ない?っていうのを聞いたんですね。
山田さんはやっぱりいろんなことを知ってるので、いろいろ喋ってくれた中で。
でもいろいろ言ったけど、ソニックガーデンさんは絶対話聞いた方がいいって言われて。
山田さんがそんなに推すんならソニックガーデンさんちょっとお話聞きたいですねとか言ってる中で、倉抜さんを紹介いただいて繋がったって感じです。
スピーカー 3
どうでした?
スピーカー 2
僕はその話を聞いて、採用の話をしなきゃなと思ったんですけど、つも谷さんがいろいろ人事柄に詳しくて、僕らの組織とか概要とかをお話ししてるうちに盛り上がって採用以外のこといっぱい話した感じが。
スピーカー 1
ありましたね。
スピーカー 2
ありましたね。
スピーカー 1
ありましたね。
スピーカー 3
なるほど。
スピーカー 1
採用入り口。
ごめんなさい。
スピーカー 3
つも谷さん的にソニックガーデンの話で印象に残ったところって、特に印象に残ったところとかってどこで?
スピーカー 1
そうですね。いろいろ印象に残りまくってるんでいっぱいあるんですけど、やっぱりソースですね、まずは。
ソースとしての倉抜さんの面白さと、あとこの後いっぱい出てくる気がしますけど、倉抜さんとつも谷の共通点が結構いっぱいあって、
そこやっぱそうですよねみたいなのが大量にあったので、なんか一個ずつ照らして語っていくと、つも谷が大事だと思ってるオブジェクトと倉抜さんがやってきたことが結構合致するんで、
採用そっちのけでいろんな領域で盛り上がって、ちょっとまた喋りましょうみたいなテンション高くお別れしたのを覚えてます。
スピーカー 3
なるほど。じゃあその共通点みたいなのを早速聞いていっていいですか?
スピーカー 1
もちろんです、もちろんです。いっぱいあるんだけどどこからいくか、エンジニアっていう技術の領域と人組織とか経営っていう領域の両立っていうのが多分一番大きい枠組みとしてはあって、
私も元々エンジニアで、そこから人事領域にグッと入っていったっていう中で、私はどっちかというと組織領域が先で、
ドラッガーとかに入って、そこから人組織系のコンサルとかゴリっとやって、後半にアジャイルに入ったんですよね。組織開発領域からアジャイルに結構入って、
スクラムマスター取ったりとか、その辺から野中先生、野中育次郎先生に興味持ったりとかしたんですけど、
くらのきさんは結構逆で、初めにアジャイル系にグッと入られて、後半に経営をされていく中でドラッガーとかに入っていったっていうので、
順番逆なんだけど、着目領域に似てるなみたいなのがまず一つ目の共通点ですかね。
スピーカー 2
なるほど。とうとうエンジニアだったんですよね。
スピーカー 1
元々エンジニアですね。と言っても、初めの2年ぐらいしかやってないんで、エンジニアですってあんまり胸張るほど言えないですけど、思考はそうですね。
スピーカー 2
最初の出身がエンジニア。
スピーカー 1
出身は、はい。そうです。
どうでした、そうでした。なんか、そうなんだよな。なんかその中で僕も何話したか、もう過去なので忘れちゃってるけど、
スピーカー 2
結構僕らの会社の考え方の中で、多分最初都定制度の話とかしてたよね。
スピーカー 1
あー、しましたね。
スピーカー 2
僕ら都定制度でやってますみたいな、職人的な感じでやっていてみたいな話をしていて、
人を育てるみたいなところが、僕らで言うと親方制度みたいな、親方をつけてみたいな話をして、
結構その辺が、僕としては、自分の中では合理性があるんだが、一般的な時代に逆行してるみたいなところに関しても面白いって思っていただけて、
それは人事のずっとやってこられた方が面白いと思っていただけるのは、結構自信になるっていうか、良かったなみたいな感じがあって、
そんな話をしてた気がしていて、僕もその時、限られた時間の中で盛り上がって、
なんかもっと話したいなと思ったけど、個別に話すじゃなくて、ザソーラジオに来てもらった方がいいんじゃないと思って、
スピーカー 1
お声掛けさせてもらったっていう感じでしたね。
ありがとうございます。
やっぱり統計制度も掘っていくとめちゃくちゃ面白い話だなと思ってて、
私、コンサルとしていくつかの会社に関わらせていただいたんですけど、やっぱりある特定の領域、専門性の高い領域の究極のネクストの時代に何かを渡すっていうのって、
もう統計制しかないんじゃないかって思うことはすごいあって、
これもドラッガーっぽく言うと、テクノロジーとテクネの違いなんですけど、
テクネっていうのは技能ですね。
暗黙値って言ってもいいかもしれないけど、手の感覚とか、職人の人が自分の感覚の中でのみ積み上げてきた言語化できない領域を受け取らないと、
次の時代に伝わらないものが必ずあって、一方そのテクネを体系化したのがテクノロジー。
技術としてマニュアルになったりとか、技術として次に伝えられるものはテクノロジー化して、体系化してどんどん次に伝えていったりするんですけど、
それでもこぼれる領域っていうのが必ずあって、こぼれる領域にこそ真の価値があるっていうか、
そこは土手の中でしか引き付けないんじゃないかって仮説はすごいあるんですよね。
そこを倉抜さんそのままやってる感じがして、そこそこですみたいな。で、盛り上がりました。
スピーカー 2
そうですね。今の暗黙値とかも普通に使っちゃうんだけど、
それも野中先生の知識創造企業からの言いになるんですけど、
その話とかも自然と出てこれるっていうのが結構話してて、
スピーカー 1
いろんなショートカットできて楽しかったなっていう感じでしたね。
前段で踏んでる経験とか踏まざるを得なかった知識領域が似てる感じがすごいして、
いろんな言葉がショートカットできて面白いですね。
スピーカー 3
あとはそのテクネをロジー化するところも近いところがあるんでしょうね。
スピーカー 1
あるんでしょうね。
スピーカー 3
僕は松本谷さんの本、使い人材マネージメント。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 3
一通りパラパラというか、主にQAのところをザーッと見ていくみたいな絵の通し方をさせていただいたのですが、
教えるのところがめっちゃ好きで。
スピーカー 1
いいですね。
スピーカー 3
倉木さん知ってます?この本の教えるとは何かっていうのを。
政治なんですけど、雑草ラジオだから全然見えないんですけど。
スピーカー 2
画面で見せてくれてるけど。
スピーカー 3
左側に問いが書いてあって、右側に答えが書いてあるんですけど、
右側の答えのページが、重牛図の日転水種っていう。
あー、はいはいはいはい。
これが、そんなに左側のページでも重牛図、ちゃんと説明なしにいきなりポンって乗っかってるのが、めっちゃこの人面白いって僕思ったところだったんですけど。
スピーカー 1
ありがとうございます。そうなんですよ。
ちなみにこの日転水種の前のページは、鉱石湖だけバンって乗ってる。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 1
なかなかのあの、これはあれなんですよね。
9章までを、それこそテクノロジー、体系化して構造化して、人事っていうのはこういうものだっていうのを分かりやすく、徹底的に技術論で説明してるので、
10章は、ちょっと好きなように、暗黙地的なところも含めて、伝えても意外とみんなついてきてくれるんじゃないかという仮説のもと、
結構言いたいことそのまま言ってるんですよね。
なので、重牛図でわかるでしょみたいなのを、わかるはずもないんですけど、まあまあ重牛図の10枚目ですって突然言い出すみたいなことをやってみたんですけどね。
やっぱりね、9章まで読んでくれた人は10章意外と面白がってくれるんで、
はい、仮説当たってたなみたいな気も知ってますね。
スピーカー 2
いやこの、重牛図をまず知ってる人がどこまでいるのかっていう。
スピーカー 1
あーそうですね。
スピーカー 2
重に牛に図というのが重牛図ですね。
このラジオでどこまでどう絵を伝えられるのかみたいなところですけど。
スピーカー 3
重牛図って検索したり、AIとか。
スピーカー 2
そうですね。
まあ、なんていうか、10段階あるよってことですね。人の発展段階において10段階あるよみたいな。
スピーカー 1
あ、そうですね。これは仏教の禅の悟りのプロセスを表したもので、10コマ漫画なんですよね。
10コマ漫画で、こうやったら悟れるよっていうのを禅僧の覚案さんっていう人が書いた漫画ですね。
スピーカー 1
あったものがなくなるって空じる。
空じたものがまたあるになる。
四季即是空、空即是四季の、
ダイナミックな動きが空の本質だっていう。
なので無いんじゃないですよね。
空じられた状態っていうのが大事っていう。
で、またある状態になる。
空だからこそ次があるっていう。
こんな感じをします。
スピーカー 2
ゼロってことなんですかね、空が。
スピーカー 1
何もないのはゼロでもないので、
スピーカー 2
数字の枠ができたとしたらそこにゼロって入ってるけど、
スピーカー 1
ゼロってないことに近いけど、そうではないみたいな。
ぬるかゼロかみたいな。
スピーカー 2
そうですね。ぬるかゼロかみたいな。
スピーカー 3
どういうことですか。ぬるかゼロか。
スピーカー 2
ぬるって、これプログラミングの世界で、
何もないことを証明するのにぬるを入れるって感じなんですね。
ゼロは本当にインテジャーっていう数字の中にゼロが入ってるよってことなんですよ。
だからゼロは存在してるんですけど、ぬるは存在してない。
スピーカー 1
なので、ノットハウンド、何も存在してないですよっていうことを表すときにぬるを使う。
スピーカー 2
ぬるがぬかなみたいな感じが。
スピーカー 3
ぬとくをエンジニアに説明するときに、ぬるとゼロって話をします。
おもろ。
スピーカー 2
ユキュレスはそこまで行って、ぬるからゼロまで行き、
いろいろ得た後、空石になるっていうことを得た人が、
もう一度ぬるなのかむなのか、まだ得てない人たちがいる世俗のところに行って、
スピーカー 3
伝えていくみたいなことをするっていう。
スピーカー 1
まさに。
あれに近いです。ソニックガーデンさんが、
一人一人がエンジニアとしてCTO的な動きを、すごく複雑な仕事なんだけど、
やり続けると、複雑な仕事なのに行き着いてしまって飽きが来ちゃう。
だから飽きが来た後、教育しようって決めることで、
みんなの本気度が楽しくなって戻ってくるってなったじゃないですか。
あれがね、従業主10枚目っぽいです。
スピーカー 2
そうね。これでも確かにそうなんですよね。
完成しちゃったら、なんか面白くなくなっちゃうんですよ。
ちょうど収録が4月30日で、僕は5月1日が誕生日なので、
スピーカー 1
おめでとうございます。
スピーカー 3
おめでとうございます。
スピーカー 2
51になるんですね。
51になって、50歳で一応ブログを書こうかなと思って、
振り返ってみて、ザスラジオで何回か言ってるんですけど、
僕40代後半、マジで地獄みたいな生活をしていて、
メンタル落ちまくってたんですけど、
振り返って今めちゃくちゃ元気なんですね。
一方めちゃくちゃ忙しくて元気なんですよ。
忙しくなったほうが元気でいて、
40代後半はわりかし暇だったんですよ。
暇だとマジで元気なかったんですね。
スピーカー 1
なんで暇かって、ジュービューズで言う7ぐらいまで行ってたんですよ。
スピーカー 2
で、ソニックガーデン完成したなみたいな気持ちになっていて、
それこそ山田さんとか、組織の文脈でも面白い組織だと思っていただけて、
いろんな取り組みやれてるし、会社の業績もそこそこいいしってなって、
もう経営者としてやることないかもみたいなのが、
元気なかった理由だなみたいなのを振り返って、
そこからでも若い人の採用を2,3年前からやるようになって、
若い人採用したら本当わちゃわちゃしてるので、
教える仕組みなんとか考えなきゃとかつって、
当店制度取り入れたり、
若い人入れたら給与一律とか言ってる場合じゃないから、
ちゃんと評価して、ちゃんとステップ刻めるような、
それこそ人事の仕組みを取り入れたりとか、
リモートアップやってる場合じゃないつって、
今まで完全オフィスなくしたのに、
今、日本で5拠点、5カ所ぐらい作って、
拠点作ってみたりとかっていうことをやるようになったら、
やることいっぱい出てきちゃって、
やることいっぱい出てきたら忙しくなってきて、
元気立ってるっていう。
スピーカー 3
おもしろーい。
スピーカー 2
なのでちょっと僕も、一周回ってまた元気みたいな感じ。
スピーカー 3
やることなくなった時って、
これができるのはこの人数、サイズだからできるので、