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こんにちは、印象プロデューサーの三浦由佳です。 ゆかのファッション理論、第3回目です。
まず第1回目で、似合うと好きの前に、まずどう見られたいかを決めましょうというお話をしました。
第2回目では、似合うのにしっくりこないのは、外見と内面の温度差だよ、というお話をしています。
今回は、じゃあどう見られたいが決まったとして、実際にそれをどうやって服に落とし込むの、というお話をします。
このチャンネルでは、キャリアで成果を出したい方に向けて、外見の印象術だけではなく、私のずる賢くて計算高い、でも信頼される、そんな印象戦略を大公開していきます。
ということで、どう見られたいかは、なんとなく決まった。大人っぽくいきたいとか、貧欲知的に見せたいとか、そういった方向性はあります。
でも、いざお店に行くと、結局何を選んだらいいのかわからない、ってなるんですよね。
あるいは、これ素敵って思って買ったのに、家で着てみたら、あれ?なんか違う、ってなる。
この、なんかイマイチの正体、言語化できていますか?
実は、このなんかイマイチって漠然と感じているうちは、絶対に解決できないんです。
でも、今日お伝えする、この3つの視点を持つだけで、ものすごく具体的に課題を見つけられるようになります。
そしたら、あとはそこを調整するだけです。
はい、ということで、今日のこれからするお話は、なりたいイメージはあるのに、副選びで毎回迷子になる方。
なんかイマイチなんだけど、どこが問題なのか、自分で説明ができない方。
あとは、買い物で失敗が多くて、クローゼットに着ない服が増えていく方。
そんな方は、ぜひこれを聞いて実践してくださいね。
最初にその結論からお話をします。
服の印象を決めているのは、大きく分けてたった3つの要素だけです。
それが、色、形、質感、この3つ。
逆に言えば、なんかイマイチの原因も、この3つのどれかがずれているだけなんですよ。
今日はね、この3要素をお伝えするので、これが分かると、漠然としたイマイチが、
ここがずれているんだ、という具体的な課題に変わります。
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じゃあ、1つずつ説明をします。
まず1つ目ですね、色。色は一番分かりやすい要素ですよね。
この色には、それぞれ心理的な印象というのがあります。
赤は情熱的、青は誠実で冷静、黒は洗練。
これは色彩学的にも裏付けがあるんですよね。
人は色を見ると、まず具体的なイメージを連想して、そこから抽象的な印象につながる、というふうに言われています。
え、どういうこと?って思うと思うので、ちょっと具体例を言うと、
例えば、赤を見ると炎を連想しませんか?
そこから、情熱という抽象的なイメージになります。
これが青だとしたら、空を連想しますね。
空といえば、澄み切った空というところから、混じり気のない誠実という言葉が浮かび上がってくると思います。
そんなイメージです。
つまり、この色というのは、言葉を使わずにもメッセージを伝えられるんですよね。
だからファッションにおいて、色を身にまとうということは、自分がどういう印象を届けたいか、そのメッセージを選んでいるのと同じなんですよ。
わかりやすい例だと、東京都知事の小池百合子さんですね。
あの方は、よくゆりこグリーンと言われているくらい、緑を戦略的に使われているんですよね。
聞いた話だと、都民との協調とか安心感をアピールするという戦略だと聞いていますけど、
まさに色でメッセージを伝えている、届けている、そんな一例です。
続いて2つ目、質感です。
質感というのは、生地の素材感とか光沢、柔らかさ、張り感とかドレープ性のことを言います。
この質感ってね、すごい面白くて、実はこの3つの要素の中で、一番無意識に影響を受けているのに、一番意識されていない要素なんですよね。
例えば、同じ白いトップスでも、とろみのあるしなやかな生地のブラウスを着ている人と、
パリッとした地厚の生地のシャツを着ている人を見て、どう感じますか?
とろみ素材のブラウスからは、柔らかさとか女性らしさというのを感じますよね。
一方で、パリッとしたシャツからだと、かっこよさとかキリッとした印象を感じると思います。
こんな感じで、同じ白、同じトップスなのに、質感だけでもこんなに印象って変わるんですよね。
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もっと分かりやすく言うと、レザーとかデニムのようなハードな質感は、力強くてカジュアルな印象になりますし、
シルクやカシミアのようなソフトな質感は、エレガントで上品な印象ですよね。
マットなら落ち着き、光沢があれば華やかさ。
こんなふうに質感一つで、その人から受ける雰囲気がまるで変わります。
最後三つ目、形です。形はシルエットやラインのことです。
これも大きく分けると、直線的か曲線的かで印象が変わります。
ストレートなラインのパンツとかは、クールで知的な印象ですよね。
それに対して、ふんわりとしたフレアスカートとか、そういったものって女性らしくて柔らかい印象がありますよね。
あとは、全体のシルエットでも見れるんですけど、全体がアイラインで真っ直ぐなっているのか、
Aライン、下に行くほど広がっていくのかなど、それによっても見え方はかなり違ってきます。
ということで、ここまでこの3要素を整理すると、まず色は何を伝えたいかのメッセージになります。
質感は、どんな雰囲気をまといたいかの空気感みたいなものですね。
最後、形。これはどう見せたいかのシルエットのことを言います。
この3つの掛け合わせで、服の印象って決まっているんですよ。
という説明を聞いたとて、この3つ分かったと。
じゃあ、自分はどの要素を意識したらいいの?っていうのが聞きたいことだと思うんですよね。
分かります。そんな理屈な話されても、そこから自分にどう落とし込んだらいいか分からないよっていうことだと思うので、
ここからは具体的なお話に入っていきます。
まず面白いのが、私たちこれを無意識にこの3つからどれかに偏っているんですよ。
色から服を選ぶ人、形にこだわる人、素材の触り心地で決める人です。
自分がどこに偏っているかに気づくと、いつも同じような印象になる原因というのが見えてくるんですね。
そして、普段意識していない要素に目を向けてみると、印象をガラッと変えることができます。
実はこれ、私が20代の頃、このからくりに気づかずに瞑想していたんですよ。
なので、ちょっとその話をします。
当時の私は色が大好きだったんですよね。
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なので、ビビッとな原色を含め、いろんな色を結構満遍なく着てたんですよ。
いわゆるパーソナルカラーなんて知らない時代だったので、若かったし結構何でも着れたというのは正直あります。
そんな私が何で色で服を選んでいたのかというと、当時から自分がどこか無難で面白みのないやつだと思ってたんですよね。
だから鮮やかな色で自分の個性を出して、印象的な自分になりたかったんですよね。
そのとき、私が憧れていたのは品格ある女性だったんですよ。
なのに鏡を見ると、いつもなんだか自分は子供っぽいんですよね。
でもかといって、この鮮やかな色をやめてしまうと地味になって埋もれそうだなと思って、ずっと抜け出せなかったんですよ。
今思えばこの原因は明らかなんですよ。
その当時の私の3要素を分解してみると、まず色です。
色はビビッとで元気な印象ですよね。
質感は結構麺とかとろみ素材とか、そうするとカジュアルで柔らかいものばかりなんですよ。
で、形。これはなんとなくいつも曲線的で可愛い感じが多かったんですよね。
今の話を見てもらってもわかるように、この3要素全てが可愛いとかカジュアル方向に揃っちゃってたんですよ。
それは品のある大人には見えないですよね。
品のある大人の印象を作りたかったなら、例えば色はそのままでも質感を針のある素材に変えるとか、形を直線的なものを取り入れてみるとか、
この3要素のうち1つか2つずらすだけでもよかったんです。
でも当時の私にはこれの分解ができなかったので、だから漠然となんか子供っぽい。
でもどうすったらいいかわかんないっていうふうに迷走をしてたんですよ。
だから逆に言うと、この3要素を知っていれば全部を変えなくてもずれている要素だけ調整すればいいんです。
それだけで印象って変えられます。
だからもし今、なんかいまいちなんだけど原因がわからないという方がいたら1つだけやってみてください。
クローゼットのお気に入りの1着を取り出して、こう考えてみてください。
自分はこの服のどこが好きなんだろう?
色?形?質感?この3要素で見てみるんですね。
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それがあなたが無意識に重視している要素なんです。
逆に、なんかいまいちだなーって思う服も同じように見てみてください。
好きな色なのに形が合っていないのか、形は好きなのに質感が自分の好きな感じと違うのか。
こうやってずれている要素が見えてくるはずです。
それが見えたら次の買い物からは、なんとなくじゃなくて、これは色がいいから、形がなりたいイメージに合っているから、
と理由を持って選べるようになります。
ということで、まずどう見られたいかを決めて、今回の3要素で服に翻訳をする。
それでもしっくりこなかったら、それは内面との温度差かもしれないという流れでぜひ考えてみてください。
このシリーズの今までの3回の話を踏まえて服を選んでみると、
服選びでのなんとなくというのがなくなっていきます。
今後もこの床のファッション理論シリーズは続きますので、ぜひ次回以降も参考にしてみてくださいね。
それではまた次回もお楽しみに。