1. 建築設計とまちづくりの日々
  2. 設計依頼を断るとき
2025-06-11 07:34

設計依頼を断るとき

\ 建築とまちづくりの専門家があなたの想いをカタチにします /

ヤドリギ建築設計舎
まちづくり集団ヒロマチ
代表の吉田秀栄です。

建築設計(住宅、店舗、施設)、空き家リノベーション、そして「人」と「場所」をつなぐまちづくりに関するご相談を承っています。

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サマリー

設計依頼を断る際のプロセスやその背景について話されています。特に、クライアントの期待と設計者のスタンスの違いが強調されており、設計事務所としての信念を持つことの重要性が示されています。

設計依頼の背景
つながりが濃くなる空間づくりを目指しています。
やるい建築設計者、まちづくり集団、広町代表の吉田よしはるです。
どうぞよろしくお願いします。
今日は設計の話で、設計の仕事を断るときもあるという話なんですね。
これは単に忙しいからとか、お金が合わないからとか、そういう分かりやすい話ではなくて、
ちょっと慣れないことの分野というか、感じの話だったんですよ。
それでちょっと結果を断りする形になってしまったというところのお話なんですね。
何の話かっていう最初の方は、ある方がご相談者さんいらっしゃって、
その方が土地を所有して貼ったんですね。
そこは駐車場かな?もうさらちになってたんですよ。
さらち駐車場みたいになっていて、そこに住宅を建てたいと、ご自身の住まいを建てたいということで、
ただそれほど大きい家じゃなくてもいいのでっていうので、
その土地は少し広かったので、それを4分割して、
1つはご相談者さんのお宅、その隣に息子さんの家族のお住まい、
2つは建て売り住宅みたいなものを建てて、
全部で4つの建物を建てて、そういう形にしてほしいと。
そういうご相談だったんですね、一番最初は。
ご相談者さんはお知り合いの方ではなくて、
その方が誰か設計できる人いないっていうところから、
お知り合いの方を通じて紹介してもらったんですね。
うちはどの建物でも、住宅でもお店でも施設でも、
設計するときは必ず要望というか、どんな部屋欲しいところから始まりますし、
イメージもありますし、どういう生活をするかとか、
例えば10年後とか20年後、どういう生活をしていきたいとか、
そういったことをヒアリングしながら、
今と未来のことを含めて設計をしていくのを提案していくんですけど、
そのご相談者さんの方はあまり建物自身にこだわりがないというか、
あまり興味がないみたいで、
普通のごく一般的な建物でいいよっておっしゃるんですね。
ごく一般的ってなんやねんと思うんですけど、
なんやねんと思いながら意味はわかるんですよ。
隣特にその中で2件建て売り立てて売りたいっておっしゃってるので、
多分これぐらいの土地があって、これぐらいの家族構成だったら、
これぐらいの部屋があったらいいですよねっていうような建物のことを指してると思うんですね。
そういう土地があったら建て売りだったらこういう建物建てるよねみたいなのを
ごく一般的っておっしゃってると思うんですよね。
それを聞いて、うちのやり方と全然違うってことなんですね。
ヒアリング重ねて、ミーティングを重ねて、
こだわりのというか、その人のための設計を、建物を建てるっていうところからいくとちょっと違うんですよね。
これどうしようかって悩んだ。
最初に相談が、最初の相談というか最初話して進んでいくうちにそんな会話になってきたので、
ちょっとうんってなったんですよね。
ちょっと違うなみたいな。
ヒアリング、お話とか要望を聞きたいってお伝えしても、
そんな感じでいいからみたいな感じで、いつも話聞いてくれないですよね。
どうしようかなと思って。
そういう感じなので、早く建ててほしいっていうことなんですね。
だからっていうわけじゃないんですけど、
プラス、そういうごくごく一般的なものだから、早く工事に着手して、早く完成させてほしいってことなんですよ。
断る決断の理由
ということは、うちがいつもやってるスピード感も全然違うんですよね。
どうしようかなと思って。
もちろん事務所としては稼いでいかないといけないんで、そういった意味ではOKするっていうのが自然なんですけど、
普段のやり方が違うところで2つ悩んで、
1つは自分の設計するスタンスと全く違う、ちょっと違うところじゃなくて、
全然違うところにそんなことをやるのかどうかっていうことなんですよね。
ご相談者さんにとってもメリットないですからね。
うちとしてもそういった設計がしたくて設計事務所をやってるわけじゃないので、悩んだんですよね。
もう1つが、これがちょっと大きくて、
慣れない設計スタイルとかペースとかが慣れないので、
それやってしまった時にミスが起きないかなっていうことなんですよね。
やっぱり慣れないことをするとミスが起きる確率がぐんと上がっちゃうので、
特にスピード感あるものをやりたいって言った時に、
ちょっとご迷惑になるかなってことですね。慣れないことをしたことで。
1つ目の自分のスタイルと違うことを受け入れるかどうかっていうのも悩ましいんですけど、
やっぱり1番は、せっかくこのところに紹介していただいて、
ご相談いただいて、それでちょっとやってくださいっていう話だったので、
お話いただいてたんですけど、結局そこを理由に、
つまり慣れないことをして、ミスが起きてしまったら、
本当にご迷惑かかってしまうので、お断りしたんですよね。
慣れないことでも、例えばそれに挑戦したいとか、
それこそしっかりヒアリングしてね、
お客さんの思いを形にするっていうことがあれば、
慣れてる慣れてないだけの軸だけで言えば、
慣れてないからってやらないってわけじゃなくて、
私のやり方と違う上に慣れてないっていうところで、
どうお答えしたっていう、トータルそこなんですけどね。
小さい事務所なんで、断るのも金銭的な意味で断るのはね、
すごい勇気がいるんですけどね。
お金のこと心配しなかったら、真っ先に断るんですけど、
真っ先にというか、合わないので、
それは本当にメリットがないので、
そういうのが得意なスピード側もってね、
ただちょっとデザインとかプランとか、
いろんなものにこだわるっていうよりは、
早く確実にやるっていうところも、
得意な設計事務所さんもあるので、
そっちに頼んだ方が絶対いいので言うんですけど、
やっぱりお金が絡むと、
お金が絡むというか、設計料って悩みますね。
と、悩んだ結果聞くことはあったんですけどね。
というような今日はちょっと、
設計でもお断りしたような、そんなお話をさせていただきました。
今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
エドリー建築設計者は、この放送の他に
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では、また次回もよろしくお願いします。
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