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どうも、宿木建築設計者の吉田義晴です。
大阪を中心に、繋がりが濃くなる場所づくりをコンセプトに建築設計をしたり、
学生とのまちづくり集団、ひろまちの代表として活動しています。
どうぞよろしくお願いします。
先週が、プロダクトの新しい商品のデザインと製作をしていて、
ほぼほぼ固まって、一安心というか、ある程度イメージして作っていくんですけど、
ゴールというか、頭の中で、スケッチとかで、こういったものを作ろうと思って、
実際に作ってみると、いまいちなことが多くて、
できたものをいろいろ手を加えて、試作を繰り返して、これだというものを最後に持っていくんですけど、
それがいつまで試作が続くのかというのは、ちょっと分からないんですよね。
やっていくうちにいつ見つかるかという。
とにかくその間は、数でどんどん試作していかないとダメなので、
それがゴールがほぼほぼ見えたところなので、そういったところで一安心なんですけど、
今週はそこら辺の爪、プラスアルファ、パッケージのデザインをしていかないといけないというところなんですね。
このパッケージのデザインをどうするかというのが、建築といろいろ考えることがあって、
まずはうちでプロダクトを売っているというのは、基本的にはECで売っているんですね。
店頭だったら、プロダクトは物によりますけどね。
物によれば箱に入った状態で見せるものもあるじゃないですか。
その時だとパッケージというのは見てもらうためのパッケージになってくるんですけど、
うちの場合でいうと、基本的には写真というのはパッケージよりも商品そのものを出していくので、
そのパッケージ自体は買ってくれたお客さんの手元に届くまで目にすることがないんですね。
だから買われてから見られるパッケージなんですけど。
さてどうしたもんか。
例えば今回のやつは、どんなものかというのは、また妻がやっているプロダクトの方で紹介してくれると思うので、
ここでは内容はちょっと置いておくんですけど、
その商品を手に取ったら、その箱っていらないんですね。収納するものじゃないので。
もう一回出してしまったらその箱いらないので、大抵の人は捨てちゃうと思うんですよね。
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その期間の間だけのパッケージをどうするかというのは、
言ったら捨てちゃうんだから、
郵送するので、そこで商品が壊れないようにするような包装でも成立はするんですけど、
果たしてその簡易的な、運ぶためだけのパッケージでいいのかというのが考えることがあったんですね。
建築も考えてみると、機能を考えたら、デザインというのはほぼほぼいらないわけで、
玄関で言うと、玄関の用途って言ったら、傘を置いたりとか外の濡れているものを置く。
日本で言うと二足制なので、靴を脱ぐ。靴を保管する。そのスペースがあれば十分ですよね。
前の道路から玄関に至る道っていうのも、自転車とか止めるのであれば、そのスペースだけあれば十分なわけで。
でもそうやって機能を考えると、それだけのコンパクトな形になるんですけど、
例えば、帰ってくるときに玄関まで、前の道路から玄関扉までの間のアプローチのところに、
例えばすりガラスの窓がいくつかあって、そこに室内のリビングとかキッチンとかダイニング、ちょっとうっすら見えるようなものがあったときに、
例えばリビングとかダイニングにいる人たちは、お父さん帰ってきた。お母さん帰ってきた。息子が帰ってきた。
みたいな感じで、帰ってきたことを知る。もしくは料理の匂いがするとか、晩御飯は何かな、みたいな匂いがするとか、
扉を開けるまでに、中の人とか様子がちょっと感じる。逆もそうで帰ってきた人が帰ってきたって気づく。
玄関のアプローチってそういうものがあっても、例えばですけどね、いいと思うんですよね。
それが生活するとか、生きるとか、人生とか、そういうところにつながってくると思うんですけど、
建築を設計している上では、機能を満たすというのはあくまでも最低限。
お店でもね、調理するとか、販売するとか、食べるところで座ってテーブルがある。食べれる場所がある。
こういったものは最低限の機能として必要だけども、空間の質を上げるためには、
もちろんそこにもっとデザインというものが必要になってくるということなんですけど、
その話ちょっと戻っていくと、パッケージもそれと同じものが必要なんじゃないかなっていうのを、
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ちょっと改めて思ったというか、あくまでも運ぶこの商品が欲しい。
例えばボールペンでもなんでもいいですけど、インターネットで見て、
おしゃれなボールペンを見て欲しいと思ったら買います。
そしたらそのボールペンが傷つかないように、壊れないように箱に入れて運べば、
別にパッケージとしては、機能としては満たされるんだけども、
でもやっぱりそうじゃないですよね。
そのボールペン、いいなと思ったのは、その機能を、ボールペンとしての機能が欲しいわけじゃない。
だけじゃないか。
となれば、パッケージも機能だけじゃダメなんだなと。
だからお客さんの手元に届いてから、ホースを解いて、中の箱を開けて、
その商品を手に取るまでのこの一連の流れのストーリーというか、
そういったものも、この本体の商品、プロダクト自体のデザインとか、
そういったものと同じくらい大事なんじゃないかなと思って、
ちょっとふと思ったんですけど、それをちょっと考えながら、
今週はパッケージデザインをちょっと頑張りたいなと思います。
さて、こんなことを言ったパッケージデザインはさてどんなものかというのは、
また出来上がり次第、また紹介させてもらいたいと思うし、
またリンク、その時にはリンク貼りたいと思うので、
ぜひ見ていただいて、いい悪い、なるべくいい話聞きたいですけど、
してもらえたら嬉しいなと思います。
今日はちょっとふと思ったところなんですけど、
パッケージ、プロダクトのパッケージデザインに対する考え方というか、
思いというか、そんなところをちょっとお話をさせていただきました。
今回も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
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では、次回もよろしくお願いします。