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どうも、エアルギー建築設計者の吉田秀晴です。
大阪を中心に、繋がりが濃くなる場所づくりをコンセプトに建築設計をしたり、
学生とのまちづくり集団、ひろまちの代表として活動しています。
どうぞよろしくお願いします。
なんか、今の時代って、このめちゃくちゃ便利なものって増えてるじゃないですか。
例えば10年前とか、20年前とか、もっと前とかにでもね。
便利な道具が増えてきてるのに、
今朝ね、なんでこんなに忙しいのかっていうことを考えてたんですよね。
多分、何かが時短になったら、やりたいことを増やしてるからだと思うんですけどね。
私の場合は。
だから、全然忙しいままなんですけど。
もしかしたら、やらなくてもいいこととかね。
余計なことをしてしまってるんじゃないかっていうのはあるんですよね。
人生においての仕事っていうのが、皆さんそれぞれ価値観が違うので、
なんとも言えないんですけど。
ただ、この1日の中で仕事を占める割合が結構時間が長いので、
人生と仕事って、切り離すことって難しいと思うんですけど。
この人生っていうその物事というか、大事なところ、根幹的なところを見る。
なんで生きてるのかっていうところから見ていくと、
それほどないんだろうなと。
大事なことっていうのがそれほど多くはないんだろうなとは思うんですね。
ただ、何がいって何がいらないかがわからないんで、
いろんなことをやっちゃってるんだとは思うんですよ。
生活を支える、この場所を作る建築っていうのも、
人生を支えるとか生活を支える上では、
元となるものだと思ってるんですね。
建築も今の話と同じように、どんどん削ぎ落としていかないとダメだと思うんですね。
だからあれもこれもつけていっちゃうと、
さっきの人生みたいな感じで、人生だと忙しいけど、
でも本当はやらなくていいこととかね、
大事じゃないものに一生懸命になっちゃってるみたいなとか、
大して大事でもないのに時間を使ってしまってるとか、
同じように建築もあるデザインをすることで、
余計なことを付け加えてしまってる。
本当はいらないものなのに付けてしまって、
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本来の空間、そこに必要な機能というか空間の質というか、
そういったものを損なわせてしまってるんじゃないかと。
だからそういったものを見極めて、どんどん削ぎ落としていかないといけないと思うんですね。
これ削ぎ落としたらどうなるかって、
ただただ、例えば白い四角い箱になるっていうわけではなくてね、
だからシンプルな単純な形態になるっていうのとはまた違うと思うんですよね。
これまただから人生と一緒で、
ありとあらゆるものを人生に、
これはいらない、いらないでどんどん省いていっちゃうと、
それはつまらない人生になっちゃうじゃないですか。
省く。何でもかんでも省いちゃうとね。
建築もそうで、ただただ削ぎ落とせばいいってわけではなくて、
もちろん空間を作るっていうのにはもちろん大事なものもあるので、
形はそれぞれの用途とかお客さんの思いとかで、
形はいろいろ変わってくると思うんですけど、
特に私とかも設計最初する時っていうのは、
だいたいてんこ盛りになりがちなんですよね。
あれもこれもついつい思って取り付けちゃうんですけど、
そこから本当の設計が始まるというか、
そこから本当に必要なものと、
いらないものをどんどんどんどん取っていく、
みたいなことをしてるんですけど、
取れていくんじゃないかなと最近思ったりしてます。
だから本当に人生でも建築でも、
本当に大事なものっていうのを見極めて、
そういったものを考える時間っていうのが本当に大事だなと思います。
というわけで、今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
メドリー建築設計者は、スタイフの他に、
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では、次回もよろしくお願いします。