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2025-05-06 07:16

デザインの完成度のプロセス

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ヤドリギ建築設計舎
まちづくり集団ヒロマチ
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サマリー

今回のエピソードでは、デザインにおける完成度の重要性について話されており、期限に追われる状況でクオリティを向上させるプロセスが取り上げられています。特に、学生やチームでのクリエイティブ活動における課題や理想の完成度へのアプローチが紹介されています。

デザインの期限と完成度
どうも、宿り建築設計者の吉田義晴です。大阪を中心に、つながりが濃くなる場所づくりをコンセプトに建築設計をしたり、学生とのまちづくり集団、ひろまちの代表として活動しています。どうぞよろしくお願いします。
今日はデザインの期限、リミットみたいなお話をしていきたいなと思います。
なんでこんなことを思ったかというと、ひろまちの活動の中で、あと1週間ぐらいでマルシェが始まるんですね。
最後は、ベンチを作ったり、ライブペインティングの下絵を用意したり、制作をしていかないといけない。
制作の日数を逆算していくと、1週間前ぐらいにはデザイン案ができていないとダメだというところなんですね。
これはプロダクトでも建築でも同じことなんですけど、このリミットのところでどんな状態で持ってくるかっていうのが結構大事になってきていて、
よくあるのが、期限が例えば今日までだったら、前回から前々回から順番に案を出しては改善をしていくっていうのを繰り返していくんですけど、
だいたい最終のリミットのところで、前回との差でいうとクオリティの差が急に上がってくるんですよね。
だから、期限に追われてグッとクオリティを上げてくるんですけど、
クオリティっていうのかな?完成度になるかもしれないですけど、完成度の方が正しいかもしれないんですけど、上げてくるんですね。
そこで、そこの大体よくあるのは、今日まだ見てないからわからないんですけど、よくあるのはそこのレベルまで完成度をグッと上げる状態になっちゃうと、
だいたいが、可もなく不可もなく、よくはないんですね。ちょっと微妙か、うーん、うーん、みたいな何とも言えないクオリティになっちゃうんですよね。
で、本当は速攻時間があれば、この今の急に完成度を上げたところからもうちょっと手を加えると良きデザインになるっていうところなんですよね。
特に物を作るクリエイティブっていうのは、一人でできることっていうのは限界があるので、いろんな人と関わってやっていくものだと思うんですよね。
それが良いものになっていくと。それはもちろん立場が全然違う中で、チームで同じクリエイティブクリエイターが揃って物作りする場合もあれば、
もちろんお金出す人もいて、デザインする人がいて、作る人がいて、バラバラになる場合もありますけど、いろんな人が関わることがこの良いデザイン、
良いっていうのは定義はちょっと置いておいてね。良いものが出来上がると思うんですね。
で、広まっちゃいないなかなかそれが難しくて、やっぱり学生は期限の合わせ方っていうのが苦手というか難しいんですよね。期限に追われてやっちゃうと。
本当の理想、デザインの理想っていうのは一番最初にとにかく完成度を上げちゃう。高い位置まで上げてしまう。
クオリティはちょっと置いておいてもね。そうするとそこからプラスアルファしていけると。
なぜこれ大事かっていうと、さっきのチームでやるっていうことは、完成度をすごい高めると言えることがいっぱい出てくるんですよ。周りが。
良いとか悪いとかね、こうした方がいいってアドバイスもあるし、ここがいいって賛成できるところもあるし。
ただ最初に完成度低いものをダラダラ言っても、コメントできることが少ないんですよね。
どうとも取れるから完成度が低いと。でも時間があることなので、結局はさっきの何とも言えないコメントになって、
出来上がりが微妙になるか、私の方で手を加えちゃうか、そのあたりは今日出てからなんですけど。
学生とのクリエイティブ活動
でもそれは学生だけじゃなくて、建築でも同じこと言えて、特に設計とかで言うと、別に私が設計してその建物を使ったりとか住んだりするわけじゃないので、
それの建物の良し悪しっていうのは、クライアントさんが決めることなので、その判断、決断してもらおうとすると、
結局は最初に完成度の高いもの、できればクオリティ高いものも含めて一気にガンと出してあげると、
良い悪いという判断がつきやすいと、想像しやすくなりますよね。
そうすると残り時間をゆっくり考えながら、より一歩進んだデザインというものができるんじゃないかなというふうに思っていて、
この辺りは今日はそんな話を、今日は授業があるので終わってからお話をしていくんだろうなというふうに思っています。
どんな案が出るかね。
ベンチはこの前試作してうまくいって、チケットはそれこそ最初のうちからガンガンデザインをあれやこれや変えて、
完成度高いものを出してくれたんで、多分良いところに落ち着くと思うんですよね。
問題はライブペイントの絵ですね。
その辺りちょっと難しいですね。
プロの世界だったらダメなものはダメで切ったらいいんですけど、
学生と絡むときどうするかというのはすごい悩むんですよね。
授業ならね、もう完全な授業で行くならもちろん学生にやってもらって、結果はどうであれ経験になるからいいんですけど、
それがちょっと違う広鉢の活動としては意味が違ってくるんで、
あとは学内で終わることじゃなくて、やっぱり外に出ていろんな人に見てもらうものなので、
やっぱり一定のクオリティを守らないといけないというところの間をどこ取るかは悩ましくもあり、結論が出ているわけでもないところですね。
またこの悩みどころは皆さんに聞いてくれたら嬉しいなと思うんですけど、
そんな感じで普段気にしているところ、クリエイターとか設計するとか、
そういったときに完成度とかクオリティを早めに上げてあげると、
それはチームでやるからということもあるし、
もう一歩先に進んだデザインをするために必要なことであるみたいなちょっと今日はそんなお話でした。
今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
宿り建築設計者はこの放送のほかにノート、インスタグラム、スレッドでも発信しています。
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ではまた次回もよろしくお願いします。
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