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  2. 【建築】CGがあれば模型は不要か
2025-06-23 09:44

【建築】CGがあれば模型は不要か

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サマリー

建築におけるCGと模型の必要性について議論が展開されます。CGは質感や照明を表現する利点がある一方で、模型はサイズ感やデザインを直感的に理解するために重要です。これらの二つの表現方法は異なる情報を提供するため、両方が必要であるという結論に至ります。

CGと模型の役割
つながりが濃くなる空間づくりを目指しています。
宿居建築設計者、まちづくり集団、ひるまち代表の吉田よしはるです。
どうぞよろしくお願いします。
今日は建築のお話で、建築のCGと建築模型というのが、これから両方必要なのかどうかというお話をしたいと思うんですね。
最近のCGの性能が非常に良くて、皆さんもSNSとか雑誌とかでCGを目にすることって多くなってきてるかなと思うんですけど、
そうしてくると、建築の模型っていうのがいらないんじゃないかっていうお話になってくるんですけど、そこのあたりのお話です。
建築模型と聞いて、皆さん何を思い浮かべるかっていうところなんですけど、建築模型って色がついてるものと色がついてないものがあるんですけど、
皆さんどちら想像されてるかなってところなんですけど、例えば文庄マンションとかの売り出しの時にショールームとかで飾られてるようなマンションの模型とかね、
オフィスビルの1階のエントランスとかに飾っている模型とかね、建築模型だったりとか、そういう模型と真っ白い、ほぼ白で作られた模型で、
その色のついた模型に比べたらあまり精密に作られていない模型と、建築模型って2種類あるんですよね。どちらか想像されているか、両方想像されている方もいらっしゃると思うんですけど、
今回は校舎の方の真っ白い白模型の方なんですね。これちょっと使い道が違くて、色のついてる模型っていうのはもう完成模型なので、設計が終わってもうこれでいきましょうっていう時に、
大体建物を建てる前にこんなの出来ますよって他の人に見せるための完成予想模型なんですよね。白模型の方はまだ形が決まってない設計段階でこんな形どうですかっていう風に提案する時の模型になるんですね。
それをベースにああだこうだお客さんとお話しして形をどんどん変わっていくっていうような途中段階の模型になるんですね。これね比べるとCGも立体だし、模型も立体だし、どっちでも立体の表現なんですね。
もともとこの2つ、設計段階でCGも模型も登場してくるんですけど、何のためにあるかというと、まずは我々もそうなんですけど、お客さんの方で例えば紙に出てきた図面を見てもいいか悪いかで判断しにくいじゃないですか。
模型とCGの比較
部屋があるかどうかわかりますけどね。形的に本当にこれがどうなるのかなみたいななると思うんですよね。でその時にそのデザイン的にいいかどうかっていうのを判断するのは模型かCGを見ていいねとかねここをもっとこうしたいみたいな話になるようにしてるんですね。
なので立体がわかればCGの方が色付いてるしね。もうCGでいいんじゃないっていう話になるんですけど、CGの方はねちょっと一個気になるところがあって、皆さんこの賃貸マンションとかで部屋借りられたことってありますかね。
借りる時ってだいたいこのスーモとかホームズとかインターネットで調べて、間取りとねその物件の写真とか見て、ここいいなみたいなんで、で不動産屋さんに問わせて内覧するじゃないですか。
例えばSNSでも雑誌でもいいんですけど、観光地の写真とかでもいいんですけど、見てここいいなと思って行ったりするとかね。そんなことないですかね。でその時に写真通りっていう場合と、例えば賃貸の内覧の時にあれ思ったより狭いなみたいな。観光地行ってもねあれ思ったよりスケールがないなみたいな。
もっと壮大なものを写真でイメージしてたけど、意外とこじんまりしてるなみたいな。いらっしゃる方はね、これはもうカメラのマジックだということなんですけど、肉眼で見るのと、カメラはレンズがあるので、広角レンズですよね。スマホでもできますけど、広く撮ると広く見えるんですね。広角で撮ると。
やっぱり行ったら実はそんなに広くないみたいな。これCGも同じ原理なんですよ。CGで作る時ってスマホのカメラでも同じですけど、ズームとか広角とかこれが同じように設定できるものなので、本当にCGの中の世界もカメラと同じような設定でできるので、広く見せることができるんですよね。
これは意図しない場合もあるんですよ。全体的に映そうと思ってカメラと一緒で広角でCGを起こすと広く見えちゃうんですよね。
そうなると、それでそのまま進んじゃうとどうなるかというと、実際に出来上がってみたら、あれ、思ったより狭いなとか、ちっちゃいなというふうにがっかりすることになりかねないんですよね。
反対に模型でどういうことが起きるかというと、それはあまり経験上はないんですよね。模型で見た広さの感覚と実際に出来上がった時の広さの感覚が結構一致しやすいんですね。
これが専門家だからという意味ではなくて、お客さんの方も模型を見てその通りだねというリアクションが多いので、思ったより小さいと言われたこともないんですけど。
なので、サイズ感は結構合うんですね。模型は意外と。なので、うちは結構両方やるんですけどね。
だから、CGだけだと、思ったより小さいと言われたような状況になるんですけどね。模型を見てもらってサイズ感は確認したりもするんですけどね。
反対に、模型がそれならCGがいらないんじゃないかという話になるんですけど、CGはCGで、色があるというのが結構大きいんですよね。
質感がわかりやすい。フローリングとかね、壁の色とか、あとは照明の再現性も高いので、夜のお店とかでもテーブルにどう照らされるとか、そういう照明計画もビジュアルで見せやすいので、それはCGの方が圧倒的にいいんですよね。
で、完成模型みたいな感じで貼っていったらいいんじゃない?っていうのもあるんですけど、それがね、なんかね、不思議と、不思議とじゃないんですけど、嘘っぽくなっちゃうんですよね。
CGみたいに上手くいかなくて、おもちゃ感が出てしまうというかね、リアリティが薄れてしまうんですよね。
だからね、結構白模型なんで白かっていうと、そこなんですよね。
似たような材料を一生懸命貼るんですけど、出来上がりを見た時に、模型と実物、実際出来上がったものが、材料の質感的にはなかなか違和感が出てしまうので、あまり色はつけないようにしてるんです。
それこそ、さっきと一緒で誤解を招いちゃうので。
なので、模型の場合は形を見てもらうと、サイズ感も見てもらうとかっていうので、模型はいるし、CGもいるということで、結論は両方いるってことなんですけどね。
両方の重要性
それぞれだから伝えるものが違うっていうところなんですよ。
模型の方はサイズ感とか広さとか、それこそシンプルに物の形のデザインとかをよく見ることができるんですけど、
CGはね、やっぱり質感とか、例えば窓から入る光の入り方、影の作り方、出来方、そういったものがよくわかるので、
それぞれ同じ立体表現してるでもわかるところが違うので、両方作っていきたいなというところで、両方あるとわかりやすいなというところですね。
というわけで、今回はちょっと長くなりましたね。
模型とCG、これから両方いるかどうかみたいなお話をさせていただきました。
今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
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ではまた次回もよろしくお願いします。
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