学生とのデザインプロセス
つながりが濃くなる空間づくりを目指しています。
宿る建築設計者、まちづくり集団、ひろまち代表の吉田よしはるです。
どうぞよろしくお願いします。
ひろまちのほうの活動が結構ね、今バタバタと進んでるんですけど、
今ね、ちょっと過強なんですよね、私個人の。
何が過強かというと、
いつも今の段階がうまくいかない段階の部分なんですけど、
具体的なデザインに落とし込むっていうタイミングなんですよ、今。
一個はベンチを作るっていうのと、一個は内装のデザインをするっていうところなんですよ。
ゴールは最後工事し終わってゴールなんですけど、
今は先方とのミーティングも終わって、
だいたい向こうの要望も聞きました。
なんか方向性こんなんだなって共有するチームとしてね、なってるんですよ。
ここから問題は、じゃあ具体的に建築の空間としてどういうデザインをするかってなるんですけど、
これがね、ちょっと形にするのが難しいんですよね、学生は。
これは当然なんですけど、1年生なんでね。
欲を言うと、もうちょっと頑張ってほしいんですね。
だから、もちろんこれできないのは学生なんでね。
だから学生なんで、できないから学生なんで仕方ないんですけど、
あまりにも具体性のない話というか、言葉では出ました。
原稿化、コンセプトは原稿化できました。
じゃあその原稿化したやつを形にするっていうのが、
あまりにも抽象的だとどうしようもないんですよね。
ここでね、毎年毎回毎回悩むのは、
ここでどんだけ手を入れるかなんですね、私の方で。
ある程度形ができてれば、それをフォローした形で最後に仕上げて、
学生のアイディアも入れつつ、
実際の形になるという落とし所でまとめることができるんですけど、
ちょっとあまりにもぼんやりするとね、どうやっていいか分かんないですね。
どうやっていいか分かんないとか、やっちゃうと元がなんか消えちゃうというかね、
今すごいぼんやりしてるから、やったらファーって消えちゃうみたいな、
すごい消えかけのロウソクみたいな状態っていうんですかね。
ちょっと息吹いたらもう消えちゃうみたいな。
そんな状態になりそうなんですね、今のところ。
ここでグッと引っ張ってあげたいんですけど、
なかなかね、あの手この手、いろいろレクチャーとかしたりしてるんですけど、
どうしたもんだ、みたいなところなんですよね。
ただ、いつもいつもここら辺で失敗してるので、
一つ、今回は必ず失敗しないぞっていうのは、
このぼんやりとしたね、アイディアじゃないか、
アイディアの具現化
ぼんやりとした図面しか描けなかったら、
こっちでやっちゃうと、いい感じに仕上げちゃうぞというふうには決めていて、
そうなった結果ね、学生がこれ一生懸命やったけど、
これ結果先生の設計したやつやんっていうふうに思われても仕方ないなと。
まずは結果を出すということでね。
そう思われるか分かんないですけどね。
仕方ないなと、ぼんやりしたアイディアしかクリアじゃないデザインができなかったから仕方ないなって思うかもしれないですけどね。
ただそのあたりのね、今ね、学生とやるところの難しいところなんですよね、今が。
この気情の話というかね、夢を語るところからリアルに落とし込むところっていうところが難しいなと。
ここ1、2ヶ月くらいの調整になってくると思うので難しいなと思いますね。
なんか自分でやったら、よくあるやつですよね。
自分でやったら一番早いんですけどね。
それをやったらダメだっていうところの悩ましいところです。
というわけで今日は学生と一緒に設計するところのお話だったんですけど、
毎回ここでミスるところのお話でした。
今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
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ではまた次回もよろしくお願いします。