ゼミ参加と設計の目標
この番組は、つながりの場を作る建築設計事務所の代表が、日々の設計やまちづくり活動についてお話をしています。
今、ビジネスゼミに通っているんですね。半年くらいの、半年間のプログラムで、大体2週2回くらいかな、何人いたかな、11人くらいでゼミをするような形になっていて、
メインの先生となる人と、担当のスタッフの方が何人かいるものなんですね。
主催自体は、それ自体はNTTさんがやっていて、すごいですね、大手さんは。それを無料で受けさせてもらえるところなんですね。
そういった、NTTさん自身も、クイントブリッジっていう、何ていうかね、オープンイノベーション施設というか、
メインというか、大事にしているのは、競争っていう、共に作る方法ですよね。
競争をメインとして、いろんな仕事をしている人同士が競争していこうっていう、その出会いの場を提供してくださって、
その中のプログラムを受けているんですけど、何を今私が目指しているかっていうのが、設計事務所として独立してからずっと思っているものが、
ざっくり言うと、多世代、交流、地域の中で、いろんな人たちが接点を持つような場所を作りたいというふうに思っているんですね。
一番最初は、サードプレスというワードから知って感動したんですけど、
そういうところからスタートして、いつか作りたいと思っているんですけど、
場所を作るって、物理的な場所の確保も必要だし、そこに何かしらの出来がいるとなると、それなりにお金がかかってきますよね。
設計している立場からすると、どんなにお金がかかるかって大体想像つくんで、なかなかイメージはしていても、進まない、進めれないっていう時期がずっと続いているんですね。
今回ゼミに参加させてもらって、ここで大幅に前進したいなと思って入らせてもらって、
教えてくださる先生、普段は先生じゃないんですけどね、方以外にも何人かそこの施設のスタッフの方がいらっしゃって、
この前、壁打ちしてきたんですよ。こんなことを考えているということで、ゼミ自体の進んでいるペースよりかは、
もともと考えているものがあったので、進んでいる感じなんですね、私は。
ただ、足踏みしているとかも明らかなんで、それを先にというか、ゼミの中ではなかなか解決するのは難しいと思ったので、
プロトタイプの重要性
スタッフの方に壁打ちの相手になってもらったんです。
そうすると、交流施設を作りたい、他世代の場所を作りたいって話をもうちょっと細かくしたんですよね。
そうすると、結局出てきたのは、プロトタイプをやりましょうみたいな話だったんですよ。
プロタクトとかもやってるんですけど、別の仕事ですね、私が。
プロタクトのプロトタイプって、結局、私がやってるものはそれほど大きいものじゃないんで、
試作1個作っても、コスト的にも、物理的なものとしても、そんなに大したことないんですよね。
労力がかかるだけで、いらなきゃ捨てたらいいし、お金もそんなに痛くもないし。
例えば、場所を作るって、それなりのお金もかかってくるし、それなりの運10万以上かかってくると思うしね。
これイマイチやったなってなっても、すぐに壊すってできないじゃないですか。
それはもともとずっと思ってたんですよ。だからどうすればいいのかっていうところだったんですけど、
結局、そこではプロトタイプをやりましょうみたいな話になったんですね。
そこの場所自体が、さっきの競争の場所だっていうことなので、
一番最初にこういうことをやりたいと言って、やっぱりつまらないといけないって言うんですね、競争相手を。
例えば、ある法人さんで、使ってない場所があるとか、自分はこういうことできるとか、
共感してくださって、こういうアセットが提供できるとか、場所が提供できるみたいな、
そんなのを積もっていけば、プロトタイプできるんじゃないんですか、みたいなことを言われたんです。
それ言われただけでテンション上がったんですけど、めちゃめちゃ進むじゃないですか。
話がね、話がではなくてプロジェクトが。
そう言われると思ってなかったというか、何言われるとも予想してなかったんですけど、
とりあえずやってみないと、今私が考えていることを、
とにかくやってみないとわからないっていうところなんですね。
もう机上でいくら、もう機上でそこまで考えてるんだったら無理だったので、やりましょうと。
たぶんスモールスタートで進めて、ただプロトタイプで実際に場所を作ってみましょうと。
そこから出てきた、やってみた結果、何を具体的にどう変えていくかっていうのは、
ちょっとずつ変えていったらいいんじゃないですか、という話だったんですね。
ほうほうということで、さすがだなというか、
壁打ちすること自体がやっぱりすごいなと思いつつ、
やっぱり大手さんの考え方すごいなみたいな感じもするんです。規模が違うんで。
とにかく今から何をしないといけないかというと、
ただ一般的に、例えば多世代交流とか、
いろんな人が触れ合うみたいな、つながるとかっていうことを、
抽象的に表現しても、やっぱりその反応してくださる方が、
だから聞いてもらう側が、自分ができるかどうかっていうのが判断できない。
だから提供してあげれるかどうかがわかんないんで、
もっと具体的なプログラムを考えましょうっていう話だったんですね。
だからいろいろケースバイケースじゃないですか、
多世代交流するってどこの場所かによって、やっぱりそのプログラムが変わってくると思うんですけど、
それをどこか場所をある程度特定して、こういう人をターゲットに、
こういうサービスっていうより具体的なものを出しましょうと。
それからやってみて、プロトタイプしてみて、やってみて、
変えるっていうのは全然ありで、ただ何かはやってみないとダメだと。
今のこの想定する、こうじゃないかっていうので仮定してやっていくしかないと。
それを具体的に解像度を高くして出すと、それを聞いた方で共感して、
これなら協力できると、一緒にやろうよっていう方を探すと。
そういう方が手が上がりやすいっていうので、今からはどんどん具体化していこうというところで、
客観的に見たら全然前進してないんですけどね。
ただまとめているだけなので、まだ机上の話なんですけど、
すごい進んだ感があって、テンションが上がっているんですね。
設計相談の取り組み
まだ頑張って進めてきて、どんなものが作れるかワクワクしている。
そんな感じで今進んでいるお話なんです。
ここら辺もなかなか多世代交流とビジネスとしての話ってなかなか難しいと思う。
私も調べるところで、公共とか反公共とかボランティアの中でっていうところではよくあるんですけど、
継続させてビジネスとして成立させるっていうのはなかなか難しいところだと思うので、
ここでも途中経過報告させていただきたいなと思っています。
最後に2つお知らせをさせてください。
1つ目は建築とまちづくりのことで話してほしいテーマを募集しています。
概要欄のところにホームのリンク貼ってますので、そこからメッセージをいただけると嬉しいです。
DMでもコメントでもどれでも構いません。一番楽な方法で、
もしあればぜひ何かこんなんについて話したいとか聞きたいみたいなことを、
こういう質問があるみたいなことを言っていただけたら嬉しいです。
もう1つは大阪の梅田のあるカフェのところで設計の個別相談をやっています。
設計事務所ってなかなか相談しづらいところかなと思うんですけど、
でも相談が具体的にまだ決まってないとか、ちょっと聞きたいだけっていう時に、
なかなか一歩問い合わせるっていうのが難しいなっていう時があるかなと思うんですけど、
特に最初の段階です。
その時にカフェで気軽に雑談のようにお話しして、
不明瞭なわからないところをお答えできたらなという回をやっています。
こちらは事前の申し込みになりますので、同じように概要欄のところにリンク貼ってます。
費用は特にかからなくて、相談料はなくて、
カフェでやるので、ご相談者さんのカフェ代ぐらいで相談できるようになっています。
今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
宿り建築設計者はこの放送の他に、ノート、インスタグラム、スレッドでも発信しています。
プロフィールにリンクを載せていますので、ぜひアクセスしてみてください。
ではまた次回もよろしくお願いします。