空き家と地域社会
つながりが濃くなる空間づくりを目指します。
宿居建築設計者、まちづくり集団、ひるまち代表の吉田よしはるです。
どうぞよろしくお願いします。
この前、先週からかな、
NTT西日本さんがオープンイノベーション施設を持っていて、
そこで、それぞれ申し込んだ人の自身の事業を伸ばすスクールというか、
そこではゼミって呼んでるんですけど、
半年かけて十何人くらいが集まって、ある先生がいて、
そこで今温めてる事業とか、今から始めるんですけど、
その事業を加速させて半年間でスタートさせようというようなプログラムがあるんです。
この前、2、3ヶ月前に応募してやりたいです。
半年で7回くらい集まって、先生となる人がお題を、
次はこれを準備しましょうという感じで進めていくんですね。
この前それが第一回目で、基本的には教えてくださる先生というか、
授業をその方も仕事されていて、先生が仕事じゃないんです。
その先生の自己紹介。
そのメンバーの13人くらいいたの。
それぞれの自己紹介をして、紹介は終わったんですよ。
何となくこういうことをやりたいみたいなことも話して、
次からが本格的に早速始まるんで。
私は何で応募したかというと、
テーマがあって、いくつかゼミと呼ばれているものがあるんですけど、
私が応募したのは、社会的な問題を解決しようというような授業をするということなんですね。
いろんな、皆さんお聞きしている中でパッといろいろ思いつくじゃないですか。
最近は気候の問題とかね、例えば農業の問題もあります。
水の問題もある。
とにかく世の中いろんな社会問題があって、それを解決すると。
かつそれがビジネスとしてちゃんと成立するような解決方法をやろうということ。
私が考えているのは、これずっとやりたいと思ってて生きていないやつで、
この放送でもお話ししたんですけど、
一つはずっと問題になっている、今話題になっている空き家です。
壊れていない建物をどう社会とか地域の財産に何かできないかというところと、
この多世代の交流というとすごい大きい括りになっちゃうんですけど、
特に小さい子供たち、小学校生とか、それより小さい子というのと、
ちょっとお年寄りとか、比較的年が上の人との接点をつなぐということが大事なんじゃないかなと思うんですよね。
そういう場所がないと。
前、私とか小さい時だったら、そういう場所をわざわざ作らなくても、
近所のおっちゃんおばちゃんにはよく絡まれるし、悪いことしたら怒られるし、
そういう世界だったんですけど、今はなかなかいろんな問題があって、
プライバシーからね、やっぱり怒るということも知らない人からね、
やっぱりそんなのも良い悪いという、いろいろ難しいことになっているじゃないですか。
それは良い面もあれば、ちょっと良くない面もあったりもするんですけど、
その中で、それは知り合いになっておけばいいんじゃないかなというのを私はよく思っているんですよね。
だから知らない人に怒られるのはどうかなってなるんだったら、知っている人になればいいじゃない。
そういったものが、昭和とかであれば、どこでもそれが成立してたんですけど、
今の時代はそれが成立しないということであれば、
やっぱりそういった場所を作るということが、人生を過ごす、ちょっと言い方変ですね。
人生の中でね、より人間関係の豊かさみたいなものにつながっていくんじゃないかなと思うんで。
それを場所を作ったりとか、もっと言うと空き家というものがあるんだったら、
そういったところに小さなコミュニティみたいな、居場所みたいなものが点在させられたらいいんじゃないかということを
ずっと思っているんですよね。
多世代交流の重要性
思っているだけで全然前に進めていないところがあって、
街づくりの昼待ちとかでも、それを進めるためにやってはいるんですけど、
それが難しいと。
今回の募集があった時に、これで加速させたいということで、それをテーマに申し込んで今からやるんです。
私の中ではそういった問題って、大体の人が認識している問題なんですけど、
それがボランティアではなくて、ビジネスとして成立するようにするためには、
全然足りていないところがいっぱいあって、
今回もゼミの中では2回目で準備することが言い渡されているんですけど、
それを準備しようとするときに、やっぱり自分の未熟さというか、
まだまだ分かっていないところがいっぱいあるなというところがすでに洗い出されていて、
その部分で何か次のステップアップという意味だと思うんです。
その時に一番最初に社会問題を解決するので、
もちろんお金を稼ぐこともめちゃくちゃ大事だし、たくさん稼ぐのでいっぱい仕事するということもいいんですけど、
やっぱりその人生、いつかは働くということも終えるときに、
いつかは働くことが終わって、その終わりが来るときに、
やっぱり少しでもこういうことをしててよかったなと。
一日の、社会人になればね、一日の時間で仕事の時間めちゃくちゃ長いので、
やっぱりそれがお金のためだけにやってきたなっていうんじゃなくて、
何か社会のためにこういうことができたなって、
小さくでも思えるような行動をした方がいいんじゃないですかみたいな出だしだったんですよね。
まさしくその通りだけど、
だからちょっと難しい問題なんですけど、私にとっては。
ただ今回いろんな人と話して、
より私以外のね、建築以外の専門の方と喋ることで、
何か新しい展開があるんじゃないかなと思って、
ちょっと頑張っていきたいなと思って。
最後に2つお知らせさせてください。
1つ目は建築とまちづくりで、この放送お話ししてるんですけども、
もしちょっと話してほしいテーマとか聞きたいこととか、
もしあったらぜひちょっと教えていただきたいなと思います。
概要欄のところにフォームのリンク貼ってます。
そこからメッセージを送ることができますので、
気軽に何でもいい、建築まちづくり何でもいいので、
もしテーマあれば。
もう1つは大阪の梅田のカフェで、
無料の個別相談っていうのをやっています。
ちょっとしたことで鉄橋事務所に問い合わせるのもなーとか、
そんな小さな悩みでも大丈夫です。
カフェっていう場所で、わざわざ事務所とかでお話しすると、
ちょっと堅くなっちゃうので、
フランクな場所で気軽に話がスタートできたらなと思って、
そんな機会を設けています。
こちらは事前に予約していただく形になっているので、
詳細は概要欄のところにリンク貼ってますので、
そこからお申し下さい。
今回も最後までくださりありがとうございました。
宿井建築設計社はこの放送の他に、
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ではまた次回もよろしくお願いします。