まちづくりの意義
つながりが濃くなる空間づくりを目指しています。
宿り建築設計者、まちづくり集団、ひろまち代表の吉田よしはるです。
どうぞよろしくお願いします。
今日はまちづくりのお話で、
ひろまちのメンバーの熱量というか、行動量というか、
そんなお話なんですけど、
それとまちづくり自体が、地域の人たちがどのように参加するかということの関係があるんじゃないかなという、
ある種の宿図なんじゃないかなという、今日はそんなお話です。
結構前に、私が今、代表でみんなを引っ張っている立場で、
代表がすごい熱く頑張っていれば、みんながそのまま熱く観戦して、
ついてきてくれるんじゃないかというので、そんなお話をしていたんですけど、
最近それはちょっと違うんじゃないかなということを思っているんですね。
違うというよりも、それだけじゃ足りないということかな、というふうなことを今考えているんですよね。
というのも、毎年ちょっと悩んでいるというか、同じことを考えてループしているところなんですけど、
どうしても学生たちの行動量というか、
熱意はあるんだけども、うまく動けていないことがよくあるんですね。
こっちから見たら、全然量が足りていないというふうに思うんですよね。
量と質の話で言うと、もっと量をこなしていったら見えてくるはずなのに、全然量が足りていないし、
量が1とか2じゃなくてゼロなんですね。
だからやってないという状態になっていて、それがなぜゼロなのかという、
なぜこの行動に移せないのかというところをちょっと今悩んでいるんですよね。
例えば、みんなで何かしようって集まってやると、これ動くんですよね。
ただ、それでみんなで集まるというのは、集まれる機会というのはやっぱり限界があるので、
やっぱりそれぞれで宿題というか、単独で進めていかないといけないところはあるんですけど、
そうなると途端に動けなくなっちゃうというところなんですよ。
そこで考えているのが、そもそも課題が難しい。
だから私の方が求めているのが難しすぎて、やろうとするにしても、
どうしていいやら手がつけられないみたいな状態なのかなということを考えているんですね。
それほど難しくないと思うんですよね。
ネットから事例を集めるとか、今度もミーティングがあるんですけど、
地域の方とミーティングするときに、思いつきで質問するって難しいので、
事前にどんなことを聞くかって、質問をまとめようということで、
ミーティングのときに質問をまとめようと言っても時間がかかるだけなので、
事前にどんな質問をしたらいいか、上げておこうと言うと上がってこないとかね。
私にしたら、そんな考えたらできると思うんですけど、
実はそれが意外と難しいのかなというところで、
そこでずっと考えていて、家でも妻とも話してたんですよ。
ちょっと話ずれてるかもしれないですけど、
設計することって、今高校出たばっかりの専門学校1年生からすると、
おしゃれなものを作るっていうだけに終始してるんじゃないかと。
私も設計ってそういうもんだと、かっこいいものを作るとか、
おしゃれなものを作るだけっていうふうに思ってたけど、
私と結婚してずっと喋ってると、そうじゃなくて、
時代背景があったりとか、人生観とかね、
そういった哲学的なところも含めて設計っていうのはあるっていうのは、
いろんな機会があるたびに、話す機会の中でいろいろ言葉のシャワーを浴びてるから、
課題と取り組みの改善
設計っていうのはそういうことかっていうことを浴び続けてやっとわかってきたっていうんですね。
だから1年生は始まったばっかりだから、
建築の勉強が始まったばっかりだから、
それはちょっと難しいんじゃないかというふうに言われて、
なるほどなとちょっと思ったんですよね。
だからもうちょっと丁寧に進めていく。
特に事前に読めるようにノートとかにまとめて公開してるんですけど、
それは読んでくれないのは人の問題なんですけどね。
だからそこら辺はもうちょっと丁寧に、
みんなが集まっている中でオフラインでね、
リアルなところで説明を続けていかないと浸透しないんだなっていうところ。
というところをやり方を切り替えていこうかなというところなんですね。
そこから一番最初に話したところの街づくりっていうのも、
そういうもんだろうなというか、
街づくりで言うとそうなんだろうなと思ってたんですよね。
つまり一回何かイベント的に、
単発的に何かアクションを起こしたとしても、
それで参加してくれた人たちが、
その時の楽しいねっていうことがあったとしても、
真意というかね、街づくりの何をしていたかという真意とか、
大切さというのは分からないと思ってるんですね。
そっちは分かるんですよね。
だからやっぱり続けることで地域の人たちが、
こういうことをしようとしてるんだとか、
街はこういうふうにみんなが取り組んで、
意識していく必要があるんだっていうふうに感じてもらう、
考えてもらうっていうには、
さっきのこのシャワーというかね、
言葉のシャワーか、活動のシャワーか、
そういったことを浴びせ続けないと、
やっぱり人はそういった気づかないと、
すごい上からなんですけど、
そう感じてもらうには、
やっぱりそれを続けないといけないということは、
従事分かってたので、
それは実は学生にも同じことが言えるんだなというので、
距離が近い分だけ、
ある種の私の方がこれぐらいはできるだろうという、
ダメな期待をしてしまってるんだなというふうに感じて、
やり方というか姿勢かな、
私の姿勢をちょっと変えていこうかなというふうに思っています。
というわけで、
今日は広町の代表としてのみんなに、
メンバーの方にどうやって伝えるかというかね、
引っ張っていくかみたいな、
そんな考えていることのお話をさせてもらいました。
今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
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では、次回もよろしくお願いします。