広町のまちづくりの理念
どうも、宿り建築設計者の吉田嘉春です。大阪を中心に、つながりが濃くなる場所づくりをコンセプトに建築設計をしたり、学生とのまちづくり集団、ひろまちの代表として活動しています。どうぞよろしくお願いします。
今日は、ひろまちのまちづくりの理念の話を改めてというか、もうちょっと掘り下げたところを考えているので、そのあたりを皆さんに聞いていただきたいなという回です。
建築設計とまちづくりと、私の中で理念が全然違うかというと、そうではないので、設計するときに考えていることも、今から説明することの一つでもあるんですけど、
特にね、まちづくりとして一体何を考えていっているのか、最終のゴールとはどういうところにあるのかみたいなお話になります。そこで、なんでこんな話をしだしたかというと、何回か前に、まちづくりの方でも稼いでいかなきゃならない、行った方がいいんじゃないかという話をしたと思うんですよね。
もちろん、これを稼ぐというのは目的ではなくて、まちづくりをしようとして、学生と一緒に何か仕掛けを作ったとしたら、やっぱりそれなりのお金はかかってくるんですよね。場所にお金がかかったり、材料にお金がかかったり、移動するのにお金がかかったり、何かしらお金がかかってくると。それはそれで仕方ないんですよね。
ただ、それだけで終わってしまうと、もちろん学校の授業の一環だったらいろいろ学校から補助が出るんですけど、そうでない場合、学生たちが世の中、社会に出たときに同じことをしたいとなったら、お金がないとだんだんしんどくなるというところで、別のところでは、やっぱりお金を得る、稼ぐというところが同時に必要なんじゃないかなというお話をしたと思うんですよね。
これあくまでも軸が2つあるというか、大事な軸はもちろんまちづくりなんですけども、それを実行するためには、やっぱりどうやってお金をね、それとまちづくりとリンクしてお金をどうやって得ていくかということは、やっぱり考えていくというのはとても大事なことなんだと思っているんですね。
そんな話をちょっとしてたんですよ、何回か前に。それをちょっとこの家でね、そんな話にちょっとなって、妻とも話してるんですけど、そこで理念とは何か広町の最終ゴール、理念ってどういうことを目指しているのかという話を聞かれたんですよね。
これはもういつもではないんですけど、ちょくちょく話してるので、改めて聞かれたっていうことは、結局この今のお金のことに関することからして、少なくとも第三者から見たらちょっとブレてるように見えるというかね、理念がよく曇ってきてるんじゃないかということなんだろうなと思って、私自身もちょっとブレてるかもしれないんですけどね。
というところから、今日はちょっとそんな話になるんですね。何を広町は特にゴールにしているかっていうか、ちょっと考えて改めてね、ちょっと深振りしていくと、人って何かしらいつも悩み事があるじゃないですか。悩みのない人は多分いないと思うんですよね。大きいことも小さいこともあると思うんですよ。
これがね、大きく分けて2つあると思っていて、まずは解決、答えは分かっているというようなものですね。もしくは答えを探せば分かるようなもの。
例えば、これが欲しいと思っているけど買えない、もしくは買ってくれないもあるかもしれないですね。とか、成績がちょっと上げたいとかね、欲求からくるものですね。もうちょっと痩せたいとか、おいしいものを食べたいとか。でも、痩せられないから悩んでいるとか、いいお店がないとかね、勉強しても成績が上がらないとか。
こういった悩みもちょっとあるじゃないですか。朝起きれないのもあるかもしれないですね。起きないといけないのに起きれないみたいな。こういった悩みの中っていうのは、だいたいこの答えは分かっていることあるじゃないですか。早く起きれなかったら早く寝たら、早寝早起きしたらいいし、目覚ましもっとかけるとか、成績もっと上げたかったらもっと勉強するとか、もしくはもっと効率いい勉強方法を先生とかに聞くとか。
やるやらない場を置いておいても、方法論というか、会社の上司先輩、学校の先生、本とかインターネットに調べたら出てくるものってありますよね。それ以外の部分ももう一つのところで悩み事ってあると思うんですね。
それはある種の言語がしにくいところかもしれないんですけど、漠然と未来に対して、将来に対して何かちょっとモヤモヤしたものがある、不安があるとか、やっぱりいろいろやりたいこととかやらなきゃいけないことがあるし、対策もしてるけどもやっぱりうまいこといかないとか、どうしても無理なこともありますよね。
そういった誰に聞いてもわかんないし、本とかインターネットとかにも載ってないような悩み事も、それぞれケースバイケースで持っていると思うんですよ。そういった悩み事をこのひとまちが場所を作ることによって、それがなくなっていく。
ただ一番いいんですけどね。なくなるのはちょっと難しいかもしれないんで、それがちょっと減ってくるということですよね。悩みが軽くなるということになったらいいなと思うんですよね。そのために何が大事かというと、話すことだと思うんですよ。いろんな人と。
ここでちょっと大事だと思っているのが、ある種の利害関係があるような場合ってあるじゃないですか。例えば学校の先生とかお父さんお母さんとか会社の先輩とか上司とか部下もそうですね。息子でも娘でもそうかもしれないし、後輩かもしれないし。
利害関係のない関係の重要性
いろんな関係の中で、ある種の利害関係とか上下関係とかそういった場合があるじゃないやないところ。ないところの関係性の人で特にちょっと世代が離れてたら、そこの関係がそういった悩みをちょっと軽くするんじゃないかと。もやもやしたね。何とも言えない。なんかするんじゃないかと思うんですよね。
例えば中高生でも小学生でも若い人がちょっと悩み事を持ってたら、あった時にね。なんか近所のおじちゃんおばあちゃんとかおじいちゃんおばあちゃんがちょっと話を話したら、なんか解決にはなってないんだけど。なんか聞いてたらまあなんとかなるかみたいなね。にもなるかもしれないし。
反対にお年寄りとかはなんかいろいろまたそれはそれで悩み事があった場合に、逆にそんな若い子の悩みとかいろんな話を聞いてきたら、自分悩んでる場合じゃねえみたいなね。そんな感じになってくれてもいいと思うし。とにかく関係ない人たち。関係ない人ってちょっと変ですけどね。
どっかでね、利害関係とか上下関係がない人たちと話しするっていうことがとても大事なんじゃないかなと思うんですよね。そういった場所をちょっと作っていきたいというふうにちょっと考えてずっといるんですね。それは場所でもまちづくりでも建築でもね。
地域の人たちがそういう関係性を持つと、そこに何気に行ったらなんとなく気が楽になるみたいな。なんかそんな場所を作りたいなと思ってるんですよ。ただまあこういうふうに発信しながらこの理念を伝えていくっていうことも大事だろうけど。
具体的に建築とかね、ものづくりの立場からすると、やっぱり目に見える形に指定するっていうのが大事だと思って、イベントとかでそれの理念をあるところの試験的な具象化するっていうので、
イベントで出すとか、短期的なもので表現するっていうことを今模索的にやってるというようなところで、そうしていくときっともっと賛同者も現れてくるかもしれないし、何か相談してくれて誰かとどっかのチームと団体とコラボしてそういった場所が作れていけるんじゃないかなと思ったりしてるんですよね。
長くなりましたね。そんなことを理念として掲げながらやってるんですけど、家では専門学校生とやってると2年間だけなので、なかなかそこまでお金のことまで展開するのは難しいんじゃないかなっていう話も家では出たんですよね。
私とかはずっと続けていくので、全然お金の話考えたらいいんですけどね。やっぱり学生たちにとってはもっと純粋に街づくりを考える方が大事なんじゃないかなっていう話もあったりとか。
その辺りは難しいなぁと思いながら、学生に聞いても難しいんですけどね。引き出しまだまだない学生に聞いても難しい問いだと思うので。
今日はちょっとそんなお話です。広町とか建築もつながってるんですけど、特にね街づくり一体広町の理念何を目指しているのかっていうところのちょっとお話をさせていただきました。
いつも10分以内になるようにしようとしてるんですけど多分超えそうですね。
そんな中でもちょっと最後まで聞いてくださった方どうもありがとうございます。
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では次回もよろしくお願いします。