ミーティングの重要性
つながりが濃くなる空間づくりを目指しています。
宿類建築設計社まちづくり集団、ひるまち代表の吉田よしはるです。
どうぞよろしくお願いします。
またちょっとね、学生とのミーティング、毎週やってるんですけどね、
えーっとね、ちょっと反省しないといけないことなんですけど、
やっぱりね、自分が、私がね、学生時代に恩師から、先生から教わったやり方、
これはもう教育とか全部に、子育てとかね、全部つながってくると思うんですけど、
まあそれをちょっとね、踏襲してしまうなっていうところの、
今日はね、お話の、そしてそれを断ち切らないと、みたいな話なんですけど、
今ね、ちょっとあるプロジェクト、内装の、地域サロンの内装を改修しようっていうプロジェクトなんですけどね、
で、いつもちょっと心がけているのは、
頭ごなしに学生が発言することを否定しないということは常に心がけてはいるんですけど、
学生の意見とデザイン
何ですかね、この例えば抽象論とかの話になると、なってたらまだね、聞いていられるんですけど、とか問題提起とかね、
そんなのはいいんですけど、じゃあ具体的に、じゃあこういう案、そのデザイン的なデザイン案ですよね、
こんな案どうですかって話になったら、やっぱね、つい、そんなつもりはないんですけど、ないというか、
まあでも学生に言われたからそうなんでしょうけど、ちょっと怒られまして、
何か言ってもすぐ先生は否定するから、否定というか、まあダメだ一緒かっていうから、
まあそのもう何言っていいかわかんなくなるみたいなことを言うんですよね。
で、その前の時に、そのそれぞれ学生に、なんかその自分たちの存在意義みたいな話はまあしてたんですよね。
だから内装の設計するにしても、例えば一般のね、プロの、例えば設計事務所があって、
で、うちも内装のデザインができますと、プロの設計事務所でもできますと、なった時に、
じゃあうちのチームで、やっぱりその頼む理由って何なのかっていうところを、ちょっとね、学生らに聞いてみたんですよね。
で、これはもちろんお金は除いてですよ。お金は安いとかそんなのはね、ちょっと、あの、まあ違うんで、
そういう競争ではなくてね、違いっていうのはお金以外のところで、っていう話をしたら、
結局その学生ならではとか、若者ならではの若い、柔軟な思考でアイデアが出せるとか、
まあプロだったら一見して、このね、セオリーから外れてるから、これはないだろうっていうことも挑戦できるみたいな、
まあそんな話がね、まとまったんですよね。で、まあそれを言うな、まあそれはまあそうだよねって話で終わったのに、
じゃあ何かいざ案を出してみたら、まあそれは違うというふうに言われるのは、ちょっと喋りにくくなると言われたんですね。
で、まあ確かに喋りにくくなってしまうのはもちろんね、あのダメだし、まあそれは私のミスなんで、そうかと思ったんですね。
ここでちょっと難しいのが、まあちょっと時間は無視したらいけるのかな。
結局この提案していることっていうのが、さっきの建築的なセオリーから外れてはいるんですけど、
それは若いからいいとかっていうことじゃなくて、そういう考えでいたら、まあいいものは作れないし、
多分きっとお客さんも満足できないしっていうような内容なんですよね。
もうちょっと具体的に言うと、そのデザインは一見面白いかもしれないけども、
もともとお客さんがこんな空間を作ってほしいという要望があって、
うちのチームとしてはこういう解決方法で行こうという話してたのに、
それとは違うところでアイデアが出る、形が出るっていうのはおかしいでしょって話なんですよね。
で、それはただただ、それはそうしたら面白いだろうかとか、おしゃれだろうからっていう発想からそれを言っちゃうと、
何でもアリになるやんみたいな。今までの話全然意味ないやんみたいな。
面白いからこれしましょうってなって。それが通ったら積み上げることができないじゃないですかみたいな。
お客さんのためにもならないじゃない。みたいな話なんですよね。
で、もう、あ、それが一つと、あ、そうそう、もう一つはね、
ちょっとね、これ言わなかった、言わなかったっていうか、
設計へのアプローチ
何がダメなのかっていうのはね、ちょっと言えなかったんですけど、
ちょっと思考が短絡的だって思ったんですよね。
その短絡的って言ったら、さすがにこれはちょっと傷ついてしまうと思うんで、
言えなかったんですけど、ただそれはちょっと言葉を選びながらね、
その思考のちょっとね、順番は、順番はというか、
思考の展開はちょっともうちょっと深掘りしてほしいなみたいな話はしたんですけどね。
結局もうこの発想が単純なんですよね。
で、それだったら別に建築勉強してないだから、
人でも、例えば去年の高校生でも建築勉強してないね。
一般の、一般教科とかを習ってるだけの普通科の高校生でも
それ思いつく思考やんみたいな。
で、その上は行かないとダメでしょみたいな、その思考としてはね。
結果のデザインがまあそれは難しいかもしれないですけど、
やっぱその思考はちょっとね、頑張って考えてほしいなと思うんですね。
もう深掘りするというか。
だからね、その2つがね、うーんみたいな悩ましいんですよね。
で、やっぱこのまま行くのはちょっと危険だなと思うんですよ。
例えば、授業だったら授業の課題でただただ図面を描いて、
スケッチ描いて、パース描いて、模型作ってみたいな感じで、
まあその机上の話で終わったら、まあそれはそれでアリだよねみたいな
優しく言うこともできるし、厳しく突っ込むこともできるし、
ただまあまずはちょっと肯定することはできるんですけど、
実際にそれを作るとなったら、やっぱりそうはいかないですよね。
かといって話が戻ってくると、ちょっとそんなこんなで話しにくいミーティングになっちゃうと、
もちろんそれは問題なんで、ちょっと悩ましいところなんですよね。
というところなんですよ。
これはどうしたらいいもんやろうかみたいな話し方をうまくしないといけないなというところですね。
そんなことしたら本当におつやみたいな、お葬式みたいなミーティングになっちゃうんで、
ちょっと気をつけようと思ってます。
というような今日は学生とのミーティングのお話でした。
最後ちょっと2つお知らせです。
1つ目は建築・まちづくりのことでここで放送してますけども、
もしこんなテーマで話してほしいとか、こんなことを知りたいみたいなことがあれば、
コメントを残していただいても嬉しいんですけど、
アカウントとか分かっちゃうからちょっと嫌だという方は、
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そこはもうメッセージ入れるだけで、
メールとか名前とか入れる必要がないので、
そちらから送っていただければお話できるかなと思います。
そしてもう1つは大阪梅田のカフェで、
設計の無料相談というのを個別でやってます。
これからリノベーションしたいとか、お店持ちたいとか、
始めようと思うけど何から始めていいかわからない時に、
まだ設計事務所にしっかり頼むのはまだだなという時に、
気軽に相談できるようにしたいなというところでやっています。
こちらも事前予約制になりますので、
概要欄のところのリンクから申し込みのページが出てきますので、
そちらからお申し込みください。
今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
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では次回もよろしくお願いします。