スポーツメンタルコーチ、河邊英里子、100発100中!目標達成のヒミツ。
この番組は、オリンピック選手のメンタルコーチ、河邊英里子が、スポーツだけではなく、
ビジネスにも、教育にも共通するメンタルの整え方について、
あなたからの質問にお答えしながらお届けする番組です。
ジュニア選手、トップアスリート、営業マン、企業経営者の目標達成までをサポートする、
haruasu株式会社の提供でお送りします。
皆さんこんにちは。河邊英里子の100発100中!目標達成のヒミツ、156回スタートです。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。よろしくお願いいたします。
そして、スポーツメンタルコーチの河邊英里子です。よろしくお願いします。
お願いいたします。というわけで始まりました。156回ですけれども、
3月26日の配信なので、そろそろどうですかね。桜とか咲くんですかね。
今年、あったかいですよね。
ね、ほんとですね。
ちょっと早そうな気がしますけど。
ね、いつも子供がですね、高校卒業しまして、
4月から大学生になるので、
なんかね、ちょうどほんとに切り替えっていうんですかね。
っていう感じがすごくしますね。
なるほどね。
なんか卒業とかって、大人になるとないじゃないですか。
卒業、入学っていうのはね。
入学っていうのはね。
そう、ちょっとなんか羨ましいなと思いますよね。青春って感じで。
いや、青春ですよね。なんかね、新しい出会いにウキウキワクワクですよね。
そう、今まだ出会う前なので、高校の同級生たちと、
あそこ行ったり、ここ行ったり。
その計画を話してるのでもね、なんかもう楽しそうって感じで。
めっちゃ青春。
そうですか。
エリーの子さんはあれですか、ご自宅から大学通われる感じですか。
そうなんです。
ならまだね、いいですね。
そうですね、家からね。たぶん当分家に出る気が全くない。
むしろ。たぶん私出ないと思うって言って。
え、そうなの?みたいな。
寂しくはないが、ちょっと複雑ですよね。
まあ、もうしばらくはいてほしいけどね。
大人になったらもうちょっと考えてもいいよみたいな。
なるほど、まあそれぞれいろいろそういう時期かとは思いますけれども、
健康には留意してですね。
そうですね。
楽しく過ごしていきましょうということで、
今日も相談が届いておりますので、相談に答えていただこうと思います。
相談です。
ゴルフの技術コーチをしています。
お客様と一緒にラウンドを回っているときのことです。
うまくいってるときはいいのですが、
たまに失敗するとイラついてしまうお客様がおり、
なんと声をかけていいかわからなくなってしまいます。
こんなときエリリンさんならどう声掛けをしますかという補足ですね。
なるほど。
はい。
イラついたお客さん。
きっとこれはアマチュアのお客様ということで、
いろんな技術レベルの方もいらっしゃると思うんですけど、
コーチと一緒にラウンド行くぐらいなので、
本当に探求熱心でうまくなりたいという方だと思うんですよね。
それだけに失敗すると許せなくなっちゃう。
誰の責任かわからなくなってしまいます。
自分しか失敗する人がいないので、
攻める相手がいなくて、
感情がそういうふうに爆発してしまう。
なるほどね。
こういうときにコーチがどう関わるかというと、
その方との関係性が普段はどうなのかというのはわからないんですけども、
毎回、何回か来てくださっていて、
毎回、コーチが来てくださっていて、
何回か来てくださっていて、
毎回そういうふうになることが多いお客様なんだとしたら、
そのままになって何かしようというよりは、
事前に、
今日ホールで失敗した時にどういうふうに過ごすと良さそうですか、みたいな。
林に入ってイラついちゃったりする、
この間イラついちゃったじゃないですか、あれはもったいなかったですよねって話をして、
じゃあ次どうしたらいいと思います、
そんな時どうしたら自分取り戻せそうですかとか、
なんかその時に、
こうしたら良いかな、した方が良いかなとかって言って、
その時に私、お手伝いできることありませんか?と聞いてみるんですね。
そうすると、
ちょっとその時こそこういうふうに声かけて欲しいなとか、
打つ方向とか言って欲しいなとか、
あ、また何度かさんイラついてますよって言ってください、とか。
みたいな。
何をして欲しいかを相手に決めてもらうっていうのは一つ方法なんですよ。
こういう時にイラついてる時に、
こういう風にすると良いですよとか言っても分かってるよ、みたいな。
しっかり、確かにそれが抵抗しちゃう。
そう、なるじゃないですか。
特に余裕のある時だったら、そのアドバイスありがとうってなるんだけど、
イライラしてる、もしくは失敗してる、
そんなこと自分が一番よく分かってるんですね。
で、イラついてもいけないことぐらい分かってるわけですよ。
でももう感情が止められない、
でも頭ではこんなになってもまたうまくいかないと思ってるのに、
ああ、やっぱり失敗した、みたいな。
で、引きずる、引きずっちゃいけない、引きずっちゃいけないと思ってるのに引きずるってこうね、
負のループに入り込んじゃうんです。
確かに、確かに。
で、多分こういう風になる方はある程度技術がある方だと思うんですね。
なぜなら私はですね、もう失敗する負のループにはまる、
けどもううまくないんだからしょうがないって諦めてるわけです。
なるほど、なるほど。
今技術が足りないんだから、
いやもう今落ち着いてやるしかないよねってこう、
割とあっさり思えるんですけど、
でもうまい方ほど、やっぱりスコアを出したい、出さねばならないと、
完璧を求めていく傾向にあると思うので、
完璧主義者の人はたぶんね、
イラついちゃうと思うんですよ、完璧じゃないことに。
だからこそ、
そうなってからではもうちょっと遅いので、
事前に私に何かできることありますかと声をかけておいてあげると、
こういう完璧主義で失敗を許せない。
人に許せない人もいるけど、自分の失敗が許せないっていうこういう方は、
やっぱりあれ、何か思った通りにいかないと、
こういうふうにメンタルが崩れちゃうっていうケースがあるので、
先週も話したんですが、トップアスリートはですね、
失敗するものだと思ってるわけですね。
なるほどね、前提の話ですね。
失敗あって当たり前。
なので失敗したよね、あ、じゃあどうするって次に行くだけなんですよ。
なるほど、なるほど。
失敗はするものだと思ってるんで。
大きな違いっすね、それ。
そう、だし失敗するものだからこそ練習するわけですね、ミスショットがないように。
そういうことになりますよね、失敗するってわかってるんだから。
わかってるから、それができる限り減らすための練習を、
もうありとあらゆる状況を想定して練習するわけです。
前提条件によって本当に行動変わってきますね。
そうなんです。で、失敗してはならないと思ってるから、
1個の失敗に引きずられるので。
なるほどな。
ただですね、そんなこと言っても相手のプライド傷つけるだけじゃないですか。
当然。
なので、例えば、もし初めましてのお客様だったとしたら、
すごくね、仕事をきっちり完璧にされてる方ほど、
すごい自分のミスが許せなくて崩れちゃう人って、
他のお客さんでも多いんですよ、みたいな。
他のお客さんの事例として話しておいてあげる。
なるほど。
だからね、トッププロでもね、ミスって当たり前のものなんですよ、
っていうのを事前にそういうふうにインプットしておくっていうのは、
一つ方法としてはあるかなと思います。
で、人の話とか、トッププロの話だったと人は聞くわけですよね。
あなた、完璧主義で失敗許せない人でしょって言うと、
そんなことありませんよ、みたいな。
絶対反発しますからね。
反発するので、他の人の他者の話っていうのね、
上手いこと使ってあげると。
それちょっと面白いテクニックですね、他者の話として伝える。
うん。
もしくは、もうちょっとでもそれもできなかったなーってなったら、
あー、どうですかね、ちょっとその人によって違いますけど、
もう完璧なショットを見せつけるとかですかね。
なるほどね。
運も餌も超えるんですよっていうのを見せてあげるっていうのも一つかもしれないですし。
いろんなアプローチの仕方はありそうですけども、
ちょっとエリリンがお話しているようなメンタル的なところの理解があると、
メンタルコーチングの理解があると、教え方も変わってきそうな気がするので。
そうですね。
エリリンの講座に参加したらいいんじゃないですかっていう話が来ましたよね。
はい。本当にコーチの方の技術を活かすために、
どういう関わり方を知るだけでもその方の技術が大きくお客様に伝えやすくなると思います。
本当ですね。なるほどなー。
ちょっと学びが多かったです。
これね、ゴルフに限らずの話なので、
指導するとか教えるという方にはちょっとこんな考え方もぜひ持っていただくといいかなと思います。
社内の部下に対するやり方とかも共通してきそうですもんね。
そうですね。