暑さ対策と気持ちの整理
スポーツメンタルコーチ、川部恵理子の、100発100中!目標達成のヒミツ。
この番組は、オリンピック選手のメンタルコーチ、川部恵理子が、スポーツだけではなく、
ビジネスにも、教育にも共通するメンタルの整え方について、
あなたからの質問にお答えしながらお届けする番組です。
ジュニア選手、トップアスリート、営業マン、企業経営者の目標達成までをサポートする、
haruausu株式会社の提供でお送りします。
どうもみなさんこんにちは。川部恵理子の、100発100中!目標達成のヒミツ、第73回、スタートさせていただきます。
どうも、ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。恵理林どうぞよろしくお願いします。
お願いしまーす。
はい、いつもスタートしました。恵理林、こんにちは。
こんにちは。
名前を言うタイミングが今、なかったね。
なかったね。言ってくださいね。
はい、スポーツメンタルコーチの川部恵理子です。よろしくお願いしまーす。
はい、お願いしまーす。
暑いせいですよ、これでも。
何でしょうね、スタートに迷いが感じられる。
夏だからですよ、多分。
ね、夏だからですかね。
毎日、どうしてます?この暑さ対策。やばくないですか、この暑さ。
暑さ対策は、もう迷わずクーラーを入れる。
迷わずクーラーを入れる。
昔、というか去年、一昨年ぐらいまでは、クーラーをなるべく我慢しようと思ってたんですけど、
良くないと、もう盛んに言われるじゃないですか。
そうですね。
我慢せずに、節約とか、体に悪いとか、考えずにクーラー入れろ、みたいな感じで言われてるので、
確かにいいと思って、クーラーを入れるようにしてます。
なんかもう、一気に変わりましたよね。
やっぱりね、やばいですよ。だって東京は37度とか8度とか9度でしょ。
もう熱ですよ、熱。発熱。
ちょっと外出ただけでも、すごいクラクラしてきちゃって、
ほんと水分取らないと危ないですよね。
そう、やばいから、やっぱり適切なね、昔だって30度だったら暑いみたいなイメージでしたけど、
今30度だったら、今日涼しいね、みたいな感じじゃないですか。
どんどん暑くなっていく世の中。どうしているんでしょうね。
ちょっと前の話題になりますが、世界水泳の時に、
選手たちは、私は海にずっといたので、オープンウォーターっていうところで、
海にジャンジャン飛び込むんですよ。当たり前ですけど。
で、ライフセーバーの人たちもいて、ライフセーバーの人もジャンジャン飛び込む。
で、水泳連盟の人たちもいるんですけど、
その人たちも、環境とか選手監視のために、ジャンジャン飛び込むんですよ。
もうね、気持ちよさそうで、私も入りたいと思ってました。
しかも、皆さん水泳が得意な人なので、飛び込みが綺麗なんですよ。
スーッて入るのね。
私、何年も飛び込みなんてしてませんけど、
でもなんか、今ならできる気がするぐらいな、バッチャーンっていくんじゃなくて。
環境ってすごいですね。
スーッて、私もできる気がするなっていうぐらいの、気持ちよーく飛び込んでいってたので、
トップスイマーですからね、当たり前なんですけど、本当、海に入りたかったです。
水の中気持ちよさそうと思って、癒されてました。
そういう場面で飛び込んだら、綺麗に飛び込めるもんなんですかね。
いや、どうですかね。そうなるかもしれない。
でも、イメージはかなりできる。今でも何か思い出せばいける気がする。
すごいすごいすごい。
私は、これ人によるんですけど、うまくいくタイプとして、私は結構視覚情報が大事で、
こうやってこうやってこうやったらうまくいくっていうのが、目に見えるとイメージしてそれがやりやすいタイプだろうしね。
これが手順で、文字で読んで頭に入る人もいれば、聞いてわかる人もいれば、いるんですけど、私は割と視覚タイプなので、なんとなくいける気がする。
ていうか、私はアスリートのサポートしてから運動神経が良くなってるんで。
すごいっすね。あるんだ、そういうの。
そうなんですよ。こういう風にやったらうまくいくって選手の話をずっと聞いてるので、実際ね、うまくなっちゃってるんですよ。
なるほど。
行ったらいいですよ、プール。飛び込んでくださいっぱ。
水着着るってハードルがね。
そのハードルも超えれるぐらいでも、その場では飛び込みたくなったわけですからね。
ちょっといろんなハードルがプールにあるんですけど。
熱さ対策の話から面白い方向に話が進みましたけれども。
部下指導の課題
では今日の相談に移らせていただこうと思います。
今日の相談はこちらです。
部下を指導する立場なんですが、きついことを言ってメンタルダウンされることが怖く厳しく言えません。
直してもらいたいことをしっかり伝えるにはどのようにしたらいいのでしょうかという相談です。
これはですね、やっぱり今はパワハラなんとかとかを言われてしまうっていう。
そうならないようにって指導を結構会社側がマネジメント層にすごいしているので、やっぱりこういう相談って多いんですよね。
だけど仕事のしていく上で注意しなきゃいけないこととか、絶対やってはいけないこととかっていうのがあったり。
もちろんでもミスも出てくるので、その時に強く言わなきゃいけないっていう場面はあると思うんですよね。
だけどやっぱりメンタルが落ちてしまったらどうしようとか、これで自分の一言で出社できなくなっちゃったらどうしようとか。
実際そういう人もいるわけなので、結構ここはね、大事というか多い悩みなんですよね。
具体的にはこれは結構その方がどういう状況でどういう部下がいてっていうところをお伺いしないと、具体的な方法とかってわからないんですけども。
大事なことは何を伝えたいかということを整理した上で、相手の状態をよく見てもらいたいんですよね。
ダメ出しは本当にダメなのかというと、実はダメじゃないと思ってるんですよ。
なんでかっていうと、例えばすごい成長意欲がある人の場合、もっときっちり指導してもらいたいとか、
どこがダメなのかをちゃんと伝えてもらいたいと思っているニーズって結構あって、
ちょっと数値覚えてないですけど、あるところの調べで言うと、新入社員とかの信頼できる上司というか、こういう上司にめぐりつきたいみたいなところで言うと、
しっかり指導してくれるっていうのが多い。結構な割合で上位に入ってるんですよ。
そうなんだ。
1枚は話をしっかり聞いてくれるっていうのがあるんですけど、次に続くぐらいのところで、ちゃんと指導してくれるって要素が入っていて、
なので、何でもいいよいいよって言ってればいいわけじゃなくて、ここはこうだよってちゃんと指導してくれるのは求められてるんですよね。
なので、強く言うかどうかは別として、言うべきことは言って大丈夫なんです。
ただ、相手の状態をよく見るっていうのが大事で、強みに言ったほうがこの人は響く場合もあれば、今強く言っちゃったら本当に落ち込んじゃいそうみたいなときは、
相手の話を聞く。今なんでこうなったのかと思ってるのか、どうしたらよかったのかっていうのをしっかり相手の話を聞きながら伝えていくっていうのはすごい効果があるんですよね。
一方的に、相手の状態を見てまず言っちゃいけないかどうかというと、伝えていい。厳しく言ってもいい。
けど、相手の状態がやっぱり失敗してめちゃめちゃ落ち込んでる。本人でもやってはいけないことだと分かってた。
っていうときに上乗せするようにガンガンガンガン言ってしまったら、じゃあやっぱりダウンさせるし、パワハラだと言われかねない。
効果的なコミュニケーション
なので、その場合は相手がすごい落ち込んでる、失敗して落ち込んでるなっていう状態だったら、相手の話をしっかり聞くっていうところからスタートしたほうがいいですね。
今こういうことが起きちゃったけど、どう思ってんの、今私はとりあえず評価判断無責するんじゃなくて、あなたの応援をしてるんだよっていうスタンスで話を聞かせてっていう。
なんでダメだったのとか、どうしてこういう失敗しちゃったのっていうよりは、今どういうふうに思ってんの、本当はどうしたかったのみたいな話をしっかり聞いてあげる。
そうすると、じゃあ本当はどうしたかったか、どうすればよかったかっていうのを本人が言ってくると思うんですね。
どう、なんでダメ、すごい落ち込んでます、なんで自分なんて、どうせダメなんだみたいなのはとりあえず全部吐き出してもらって、どんだけ愚痴を言ってもいいよって言ってもらった上で、本当はどうしたかったのって本当はこうしたかった。
じゃあそのためにどうすればよかったと思うっていう方法論を本当はこうしたらよかったんじゃないかっていうのを本人が言ってきたときに、それが正しかったらじゃあ次それやろうねなんだけど、もしかしたら違う可能性もあるんですね。
そもそもやり方が間違ってるとか、本当はこうしたいのための方法が間違ってるケースがあるわけですよね。
そしたら部下としてまだ目線が低いとか、経験が浅い。本人はこうしたらいいと思うが違ってたら初めてそこで、それはこういうふうにやったほうがいいんだよとか、そのやり方ではまたこういうふうに起こるんだよっていうふうに本人のやり方に対して修正をかけてあげると、ちゃんと本人の中に入ってくるんですよね。
そんなにガミガミ起こらなくても、だからこういう間違いになったのかとか、そもそもこうすればいいと思ってました。でもそれが違ったんですねっていうふうに修正がかかるわけなんですよね。
大事なのは厳しく言うことではなくて、その部下が成長することとか、次に同じ失敗をしないことなので、そのために厳しく指導したいかっていうそこじゃなくて、本人が変わるためにどうしたらいいかっていうと、ちゃんと話を聞いてあげる。話を聞くっていうのは、何でダメだったのかっていうダメ出しをするための時間ではなくて、本人がどう思ってるかちゃんと吐き出せる場を設ける。
なるほど。
それで、それだけじゃなくて、そうやったら飲み会の席でもいい、お酒の席でもいい、グチグチるだけだと生産性がないので、本当はどうしたかったのか、次やるとしたらどうしたらいいのか、どうしようと思ってるのかって、次にもう一回方法とかも聞き出した上で、そこで指導を入れてあげると、しっかり入ってくるんですよね。
結構、じゃあ、そこは時間使って、業務中に、たとえば1時間ちょっと会議室で1対1で話そうよとか、そういうようなアプローチですかね。
それでもいいし、そんなに暇じゃないと思うんですよね、みんな。ワンオンみたいな形で撮ってもいいし、30分ぐらいでも全然。
で、なので、実は普段からのコミュニケーションが大事だっていうことですね。
なるほど。
いつもめちゃめちゃ怖い人が、なんだ、どうしたの、何言ってもいいから言ってみ?みたいな。
怖え。
怖いじゃないですか。
それは怖い。
ほんの言わないですよね。なので、普段のコミュニケーション上で、何かあったらすぐ言ってきてねとか、逆にうまくいったとき、ちゃんと承認する。
うまくいかなかったときだけすり寄ってきても、なんか怒られるんじゃないかってなるんだけど、うまくいったときも、トーマスよくやったね、こういうふうに頑張ってるの見てたよとか、
結果じゃなくて、プロセスに対してちゃんと承認してくるとか、ちゃんときっちりこういうふうに、いつも報告書提出してくれてたから、ちゃんとプロセスわかってありがたかったよ、みたいなのをちゃんと言っておくと、
失敗したときも、何があったの?いつもこんなふうにやってたのに、どうした?って言ったら、実はこうであれ、そうなんだ。で、話をしてくれたりするわけですね。
そうすると、本当はどうしたかったの?ここでこういうふうにやろうと思ったんですよね。そこが実は違ったんだよね。ってなると、普段の信頼関係を構築してるから、この人が言うんだったらそういうふうにやってみようって、素直に入ってきたりするので、
実は厳しく指導したいというか、ちゃんと相手を成長させたいと思ったら、普段からの承認、プロセスの承認っていうのをしっかりやっておくと、多少厳しく言っても、この人は自分のことを思ってくれて言ってくれてるみたいになってくるんですよね。
だから、普段からの関わり合いを、けっこうちゃんとしてったほうがいいんですね。
信頼関係の構築
なので、例えば、このご時世でも厳しい上司でも、信頼されてる人っていると思うんですよ。たぶん、それは厳しいだけじゃなくって、普段の言葉掛けとか、承認とかが、表現がすごいですね、みたいな表現じゃないかもしれないけど、しっかり承認してくれてるとか、ちゃんと成長を見てくれてる人は、厳しいことを言ってても、結果を出させてくれる人だと思えば、
そこはパワハラにはならないんですよね。
なるほどね。女子側もあんまりビビりすぎずに、部下との距離感を詰めていくことを、普段から考えてたほうがいいってことですね。
そうなんですよ。普段の距離の詰め方を誤ってる人がいっぱいいると思うんですけど、そもそもね。
難しい。
話を聞くって一番簡単なので。
たしかに。話を聞いて、で、承認してあげて。承認する癖を自分自身につけていけばいいんですね、普段から。
そうですね。プロセスを承認する。
プロセスを承認する。
結果はだって上手くいって、売上が上がりました、おめでとうって普通に承認するじゃないですか。
たしかに。
誰でもできるんですよ。
なるほどね。
だけど、いつもこんな風にやってくれてるよねとか、ちゃんとここを見てくれてるよねっていうプロセスを承認すると、あ、見てくれてるよねっていう、そこが大事ですね。
なるほどね。
いや、ちょっと頑張ってみます。
はい、頑張ってください。
プロセス承認できるような男になりますと。
はい、ありがとうございます。
はい、どうでしょうか。皆様もいろいろ今日の回答を聞いてですね、感じるところあったと思います。
うちの会社の場合はこうなんですとか、そこのところもう少し詳しく聞きたかったんだけどどうなんですかとかいろいろあると思いますので、ぜひですね、概要欄にあるえりりんのLINE公式アカウントに登録していただいて、そちらの方からですね、何でもかんでもメッセージで送っていただければ嬉しいです。
あとはご自身の悩みだったり相談だったり、えりりんへのファンレターだったり、トーマスへのファンレターだったり、そんなものもお待ちしてますのでどうぞよろしくお願いいたします。
というわけで、カーベリコの100発100注目標達成の秘密第73回以上で終了とさせていただきます。今週もえりりんありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお付き合いありがとうございました。
あなたの毎日に少しでもお役に立ちますので。
来週の配信も楽しみにしていてくださいね。
この番組は提供春夏株式会社プロデュースtmsk.jp ナレーション 土居真由美がお送りいたしました。
︎ LINEに友だち登録