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スポーツメンタルコーチ、川部恵理子の、100発100中!目標達成のヒミツ。
この番組は、オリンピック選手のメンタルコーチ、川部恵理子が、スポーツだけではなく、
ビジネスにも、教育にも共通するメンタルの整え方について、
あなたからの質問にお答えしながらお届けする番組です。
ジュニア選手、トップアスリート、営業マン、企業経営者の目標達成までをサポートする、
haruausu株式会社の提供でお送りします。
はい、どうもみなさんこんにちは。
川部恵理子の、100発100中!目標達成のヒミツ、第57回スタートさせていただきます。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。よろしくお願いいたします。
そして、スポーツメタルコーチの川部恵理子です。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
なんか、スタートのテンション、ちょっと今失敗しちゃいました。
あ、そうだろう。
いつも、もっと高いテンションで行くのに。
ちょっと低かった。
ニュアンと入っちゃって、最初ちょっと変な感じになっちゃった。
もう一回やる?
テイク2。
テイク2。
やめときます。
やめとく。
このまま行きましょう。
意外とね、こういうのって1本目のほうが良かったりするんですよね。
そうなんですよ。
そう。
なんかフレッシュさがね、違いますよね。
そうそうそう。
テイク2やって、いいことがあったこと一度もない感じがする。
そう、そうなんですよね。
これもメンタルに関係するんですかね。
どうなんですかね。スイッチ一回切ってオンにできればいいと思うんですけど、やっぱ引きずっちゃうんじゃないですかね。
引きずっちゃうんですかね。
あとなんか、新鮮味がなくなりますよね。
そうそうそう。
テイク2だと。
なんか同じ話題またやるのか、みたいになったりとか。
そうそう、これをまた言う。
何だろう、挨拶ぐらいだったらいいんですけど、同じ話をもう一回するってなった時には、なんかちょっとね、またこれを同じことに言うのかなみたいなね。
そうなるとやっぱね、芸人さんとかね、すごいですよね。
確かにね。
同じ話を何回でもするじゃないですか。
あー、ネタでね。
ネタでとか、その場を盛り上げるとかって。
そうですよね。
そう、多分微妙にね、変えていってるんだと思うんですけど、キャッチして。
はいはい。
でもなんかまた別のスキルなんでしょうね。
そう。
ああいうのってネタやったりとか、あと講演家の方とかも、同じ講演をずっとやり続けたりとかするじゃないですか。
そうですね。あ、そういう意味で私もね、セミナーとか同じ話何回もしますけど、相手が違えばできるんですよ、これが。
へー。
だいたい相手の反応を見て変えていくから。
あー、なるほどなるほど。
ネタは一緒でも、やることは違うんですよ。
あー、なるほどなるほど。
そう、だから話す内容全部一緒だけど、別に朗読してるわけじゃないので、その場の空気を作っていくっていう意味では、毎回違うんですよね。
なるほど。リアクションが違うから、会話の、会話というかまあ講座の内容も少しずつ変化が。
そう、トーンとか、それこそトーンとかスピードとかが変わるので、そこはね一緒なんですよ。
あ、面白い。
一緒っていうか、違う、毎回違う。
はいはいはい。
ただこの二人、今私とトマス二人でね、やっててテイク2ってなると、もう一回本当に。
やり直しっていうね。
そうね、ただそうなっちゃいますからね。
ぶっつけ本番でいきます。全部ぶっつけ本番でいきます。
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ぶっつけ本番で。
はい。テイク2なしでいきますのでね、よろしくお願いします。
はい。
というわけで、本日の相談に移らせていただこうと思います。
今日の相談はこちらです。
子供が部活を頑張っていて、親としては応援しています。
はい、青春期の子供なので、口出ししすぎると不手札れてしまうようです。
自分も同じ競技を昔やっていたので、ついつい言いたくなってしまうのですが、どのように声掛けをしたらいいのでしょうかというご相談です。
はい、これもですね、よくあるあるのご相談ですね。
あるあるなんですね。
そう、やっぱり親としては子供のことを応援してるので、応援してるんですよ。頑張ってほしい。
だから、言いたい。
なるほど。
言いたいというか、もう良かれと思って言ってるんだけども、例えば小学生のうちは、聞いてくれてた子供たちも、それが高学年になり中学生、高校生ともなれば、ザ思春期でもあるし、子供たちだって考えるようになるので、こんなのわかってるよ、みたいな感じになるわけですよね。
そう、で、しかもね、この方の場合、同じ競技をしていたということで、言いたくなって、ご自身の経験も踏まえると、やっぱり言いたくなってしまう。こうした方がいいよ、ああした方がいいよという、その先が見えてるからこそ、言いたくなるのも当然だと思うんですよね。
で、これでどうしたらいいかということなんですけど、これはね、そもそものご家族の関係性がどうかということにもよるし、
ご本人の性格、そのお子さんの性格と親の方の性格によっても、こうしたらいいですっていう方式があるわけではないんですが、やっぱりメンタルコーチとしては、言う前に話を聞くっていうのが大前提ですね。
なるほど。
そう、ああしない、今日の試合ああだったよね、こうだったよね、例えば負けた試合って、なんであそこでああしなかったのとか、なんかさ、1点取られた後全然声出なくなってたよね、とかってさらっと言っちゃうんですよ。
すごい、まあ私も娘がサッカーやってたので、まあわかる、私はサッカーわかんないので全然言わなかったですけど、言ってる親御さんとかもいたりして、別に悪気もなく言っちゃう、事実なことなので、でもそれは子どもたちだってわかってたりするんですよね。
そんなのわかってるよ、でもあの時は声が出なかったんだよ、必死だったんだよ、ボール追いかけるので、みたいな、そういう、子どもには子どもなりの言い分があるわけなので、言いたいのを一瞬ちょっと脇に置いて、我慢しなくていいので、
一旦脇に置いて、今日の試合どうだった?とか、今日の練習どうだった?とか聞いてみるっていう、そこの相手が話してくれるように質問するっていうのがすごい大事なんですよね。
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なんか高等技術な気がしますね、なるほど。
で、もちろん聞く前に今日の試合お疲れ様とか、今日はこういう風にしてよく頑張ってたねとか、なんかみんなの、例えばよく言うのは結果じゃなくてプロセスを承認しなさいっていう風に言うので、勝った負けただったら勝ったか負けたかで、勝ったら良かったで承認されますけど、負けたら承認ポイントがないかっていうと、そういうことではないので、やっぱり今日も元気よく試合行けて良かったねとか、
なんかアップの時からすごい頑張って張り切ってたよねとか、試合ね残念だったけど、ここみんなでなんか協力し合ってたよねとか、試合終わった後みんなで話せて良かったねとか、
なんかこう、どこか良かったポイントをお伝えしつつ、で、どうだった?〇〇くんとしてはどうだったの?とか、〇〇ちゃんは今日の試合どういう風に思ってる?とかって聞くと、喋ってくれるかもしれないですよ。
なるほど。
別にないからって言って、お部屋に入っちゃうかもしれないですよ。でも確実に刺激にはなってます。その子の。
なるほどね。
答えてくれるかどうかはその子の性格だったり、お年頃によって返事するかどうかはわからないけど、確実にその問いかけはその子の刺激になったり、次につながるんですよね。それを続けていると。
で、応援してるメッセージを伝え続けて、さらにどうだった?今日良かったと思うけど、なんかもうちょっとなんとかしたかったところある?とか言って、あるけど、こんな感じじゃない?みたいに言ってても、本人はどう?って思ってる可能性がめっちゃあるってことなんですよね。
その刺激を入れ続けるっていうのがやっぱりすごい大事なんですよ。
すごい。
そう。で、ある日、機嫌の良い時とか、例えばご飯食べてる時にポロッと言ったりするんですよね。なんかこうしようかなと思って。
とか、例えば試合勝った時とかに機嫌よくでみんなでご飯食べてて、今日の試合どうだった?って言い続けてるから、今日はこうで、ああで、こうだったんだよね。
なんかさらに良くするためにどうしたらいいと思う?って聞いてみたら、いつも今日は良かったけど、やっぱり負ける試合の時はこうなっちゃうからこうしようかな。
で、喋る機会がきっと来ると信じて、実際そういうことも結構あるので、やっぱり話を聞く姿勢を常にとり続ける。
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で、相手が話してくれたら、ママとしてはさらにこういう風にした方がいいと思うんだけど、どう思う?って言うと、ああ、それね、監督にもよれてんだよね、かもしれないし、
ああ、そうか、それは違うかもしれないし、そこからコミュニケーションをまたスタートするので、そこまでちょっと脇に置いといてもらいたい。
確かにね、昔、自分が思春期の頃とか思い返すとね、うざいなーってなりましたね。
そう。
確かにそうなんだけど、自分の親の立場になっちゃうと、なかなか反動的になっちゃって、なんだよその態度はって、みたいになっちゃいそうですもんね。
そうなんですよね。なんで、応援するスタンスをちょっと変えてみる。
口出してもどうせ聞かないから、どうせ聞かないんだったら質問に変えてみるんですね。
ああしなさい、こうしなさいっていうよりは、どうだった?どうだった?臭いなーって言われるのは一緒なんだけど、相手が刺激になるような関わり方を、それこそ10回に3回でもいいから。
毎回とは言わないので、これ頑張ろうと思うと親御さんもストレスになったりすると思うから、ちょっと意識的に余裕のあるときだけでいいです。
親御さんがちょっと余裕があって、ちょっと今日は聞いてみようっていうときに、ぜひ聞くっていうことを何回かね、繰り返してもらうと、親子のコミュニケーションがちょっとずつ変わるかもしれない。
素晴らしい。勉強になるなー。勉強になるね。いいですね。確かにね。
あとは本当に、それこそこういうメンタルコーチを使うっていうのも一つの手で、それこそポッドキャストでこういうの聞いてるって、スポーツのことも話聞いてくれるみたいだから、こういう人に相談してみたらって言って、他の第三者に相談してもらうっていうのも一つの手なんですよね。
親だから言えることと、第三者だから言えることってやっぱりあるんですよね。だからそういう外の力を使うっていうのも一つの手なんですけど。
いいですね。親子で聞いて欲しいですね。 そうそうそう。だからそれこそポッドキャストに相談してみたらでもいいんですよ。いきなり知らないどっかのお母さんみたいな人に相談するのもハードルが高いかもしれない。だけどLINEで相談するだけだったらできるじゃないですか。これで相談できるみたいだからって言って。
確かに。めちゃくちゃいいじゃないですか。 そうそうそう。そんなのもね。あとは、これもうお母さんのほう、お父さん、ちょっとわかんないですけど、親御さんのほうもストレスがたまると思うんで、こうやって相談していただくと。
なるほど。 これね、ついつい口出しにどうしたらいいんだろうって言ってる時点でちょっとストレス減るんですよ。そういう自分がいるなって。
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そうそうそう。自分一人で抱え込まずにどうしたらいいんだろうか。本当はどうしたいですかって私は聞きに行くので。今はこうした方がいいですって方法論言ってますけど、本当はどうしたいのかな。本当はどういうお子さんとどういうコミュニケーション取りたいのかな。
なるほど。
あとその方は本当はどういう自分でいたいのかな。どういう親でいたいというよりどういう自分として毎日過ごしたいんだろうか。っていうふうに自分のほうに肘を置くというかね。
子供に寄りかかってるじゃなくて、自分は自分の足で立った上で子供と関わるっていうふうになると、やっぱり子供の反応が変わったりするでしょうね。でも何でもかんでも子供のためになっちゃうと、小っちゃい頃とかよろしかったと思うんですけど、そろそろおもにになってる可能性もあるわけですよね。
でも親子の関係性なので100%そうとは言えませんけど、どこかで自立するっていう世代の時に、すべて親の期待を背負って親が全部親の言いなりにしようっていうふうにさせられようとするとそれは反発しますので、反発するかもしくは従順なふりして内心反発してるか、かもうその気力がなくなるかみたいな感じなので、
まずは口出してしまうという自分に気づいたら、私自身はどう生きたかったんだっけ、私が何やりたかったんだっけっていうふうにちょっと問いかけていただくのも、声がけの前提というかその前にですね、あるといいかもしれないですね。
確かに。親子さんも、お子さんもですけど、親子さんも本当にすごい悩まれてたりもやもやするようであればエリリンに個別セッションしてもらって、自分を見つめ直すことでお子さんとの関わり方も変わってきたりとかしそうですし、コーチングも学べるかもしれないですよね。
コーチング的な聞き方ってこういうことなのかもね。
とってもいいかもしれない。
親がイライラしてる、子供にイライラする、どうしたらいいでしょうかっていうときはまず自分を満たしてくださいって話をしてるので、好きなことやってくださいと。子供以外の好きなこと、自分も何ならドラマ見続けるとか、どっか一人旅行行ってみるとか、好きなもの食べてみる、何でもいいので自分自身を満たすっていうことすれば、今はそういうときねって子供のことも大らかに見れるようになるわけですよ。
でも自分がカツカツで、必死でストレスいっぱいある中で子供のことをこんなに応援してて、こんなにご飯も作って、こんなにやってるのにってなったら、それは子供からしたらちょっと、ママ大丈夫?みたいなことになっちゃうので、親御さん親御さんで自分自身を満たすためにどうしたらいいかを、全力で考えてもいいかなと思いますね。
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どうでしょうか。この番組でいいきっかけになっていたら嬉しいなと思いますけど、面白い回答が出ましたね。ありがとうございます。
というわけで、河合美里子の100発100中目標達成の秘密第57回、以上で終了とさせていただきます。今週もエリリンありがとうございました。
エリリン ありがとうございました。
今週も最後までお付き合いありがとうございました。あなたの毎日に少しでもお役に立ちますので、来週の配信も楽しみにしていてくださいね。
この番組は、提供、春々株式会社、プロデュース、tmsk.jp、ナレーション、土居真由美がお送りいたしました。
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