はい、というわけで今日の相談に移らせていただこうと思います。
今日の相談は、お、すごい。弁護士さんからの質問が来ました。
すごいですね。いろんな方に聞いてもらっている番組。嬉しいですね。
皆さんもどしどし相談を送ってください。これもLINEから送れます。
はい、弁護士さんからのご質問です。
一緒に仕事をしている後輩の弁護士にフィードバックをしても不機嫌になられてしまう。
対応が遅い。返信がないと後輩との関わり方に悩んでおります。
ということです。どうしたらいいでしょうか。ということですね。
これは弁護士さんに限らず、管理職、マネージメントしている方々がよくある悩みだと思うんですよね。
後輩というか若手、ある程度若手だと思うんですけれども、今時の若手って、ひとこくりにしているのは危険だと思いますが、成長したいと思っているけど、自分のペースで。
そういうところがやっぱり多い。管理職として悩みを持っている方はそういう部下を持っていて、悩んでいる人が多いって感じですかね。
みんながみんなっていうことじゃなくて、そういうことで悩む人が非常に多いですね。
なのでフィードバックしても不機嫌になっちゃうというのは、自分をこうやってますけどとか、自分なりにこうやって頑張ってるんですけど。
やだ、そんな反応する。
っていうのが根っこにあって不機嫌になるっていうことはそういうことなんですよね。
自分がやってることを認めてもらえてないというところから不機嫌になりやすいわけですね。
なのでまずは不機嫌になっても言わなきゃいけないことはもちろんあると思うんですよ。
特にこういう弁護士さんのようなお客様が結構大きな問題を抱えていらっしゃるわけじゃないですか。
お金の問題だったり人間関係だったり契約だったり、ちょっとの弁護士言葉一つでその結果が大きく関わることってきっとあると思うんですよね。
私は弁護士の仕事はそんなに知りませんけども、やっぱり契約書とか裁判とか言葉を使っているご職業の方たちなので、
言い方一つとって、弁護士さんが間違った言葉の使い方をしてしまったらクライアントさんに大きな迷惑がかかるお仕事じゃないですか。
なので言わなきゃいけないことは言わなきゃいけない。それで不機嫌になろうとなんだろうと言わなきゃいけないことって絶対あるっていうのは抑えた上で、
でも気持ちよく仕事をしてもらいたいとか、同じ職場でいいコミュニケーションを取ったり、
痛い感を持って仕事、たぶん弁護士さんもチームを組んで当たられると思うので、チーム力を上げていくためにはメンバーのみんなもいい状態であることがそのメンバーの力を最大限に引き出すところなんですよね。
なのでやっぱりフィードバック必ず何を言っても不機嫌になってしまうとしたら相当この弁護士さん、後輩の弁護士さんは不満に思ってしまいやすい状態になっているので、まずは承認をするところからっていうね。
基本的ですけども、承認、もしくは勇気づけ。アドラー心理学で、アドラーは承認するなと言ってるので、ちょっと今アドラー心理学ベースで言うと矛盾してるようになるんですけど、勇気づけが大事です。
要は承認だけしてると褒めたらやる、褒められなかったらやらない、これやったのに褒めてくれない、そういう不機嫌を引き出してしまうことになるんですけども、勇気づけっていうのはこれやってみようとか、じゃあこの組織のために自分これ頑張ってみようとか自分の力が役立つかもしれないってなるような関わり方を勇気づけっていうんですね。
例えば何かを認め、そのためには認めるってこともすごく大事なんですけど、例えばトーマスにいつもこんだけしゃべりやすいように場作りしてほんとありがとう、助かるわ、これからも頑張るからもうちょっと一緒にやってくれる?
もちろんですよ。
さらにこのマイクをこういうふうにしてもらえると私もっとしゃべりやすいんだけど、ちょっと助かるんだけどっていう頼み方をすると、これは頼んでるんですけども。
いや、これ嘘、嘘っていうか例、例、例。
今探そうと思っちゃった。
これはすごいごっついマイクだ。
マイクごっついんですよ。
マイクごっついんですよ。
これはめちゃめちゃしゃべりやすいんですけど。
ありがとうございます。
なので、私が今言ったのはしゃべりやすい場作りをしてくれてありがとうって感謝を伝えてて、私はすごいやりやすいと思ってるよっていう私の思いを言ってるアイメッセージっていうのを伝えてるんですね。
これを言われて、いやいや別に僕、例えばトーマス本当にすごいよね、これもやって誰もやってほんとすごいよねって、もちろんここの関係性で受け取ってくれると思うんですけど、場合によっては別に私そんなに大したことやってないんですごくないんですよ。
謙遜する人たちも非常に多いので、結果に対してすごいですって言ってても、いや大したことない、当たり前のことやっただけなんでって受け取ってもらえないんですけども、感謝とかこういうふうにしてくれて私はこう思ってますって私の気持ちは拒否しようがないんですね。
なのでこのアイメッセージとか感謝っていうのを伝えていくと、相手はそんなふうに思ってくれてるんだってやっぱり心が動きやすくなるので、そういうことを続けた上で、本当助かってるからもうちょっとだけこうお願いしたいんだけどいい?って言われたら、じゃあってなりやすいですよね。
だけどいきなりこの書類さ、ここがでここで、この5時さ、ここちょっとラインがずれてるの気にならないの?みたいに言われたら、細かいことうるせーなーみたいになるじゃないですか。
だけどいつも作成してくれてありがとう、こういうのを夜遅くまで書かったんじゃない?とか、効率化できるようにフォーマットにしてるのすごいな、めっちゃすごいわ、これでも大変だったでしょ考えるの、どうやって考えたの?って言って、こういうのが大事だと思って、そうなんだ、さすがだわ。
でさ、さらにちょっとこれだけできるトーマスだから、ここもお願いしたいんだけど、ここちょっとずれてると気にするお客さんいるんだよねー。
確かに、って思えるそれなら。
だからちょっとお客さん、今度のお客さんめっちゃ神経質だからさ、ここまで気遣ってくれると、もうちょっとお客さんの信頼度が上がって。
やります?それなら。
本当、本当助かる、じゃあちょっとこれ明日までなんだけどさ、やってもらえる?
全然全然、すぐ今からやります。
ありがとう。
ってなる。
でしょ?
すごい。
同じこと言ってるんですよ、ここ修正しろって言ってるんですよ。
すごいすごい、全然違う捉え方が。
そうなんですよ。
これね、ずっと承認だけしてて、やってくれてることとか、何を大事にしようとしてるかとか、そのプロセスに対して承認をするとか。
なるほど。
で、もちろん承認してる時って結果だけじゃなくて、プロセスとかその人の頑張りとか、何を大事にしようとしてるか、そこにスポットライト当てて承認をしてくると、悪意気しないじゃないですか。
しない。
し、言ってる方もあそこやってくれてるんだ、ありがとうって気持ちに自然となるので、その状態でさらに言うと。
で、それも私が気になってるんじゃなくて、お客さんのために頑張ってねって言ってるわけなんで。
っていう風にお膳立てをしてくと、それでも不機嫌になる人はもちろんいると思いますけども、ちょっとはその不機嫌度合いが収まるし、あ、じゃあって急に変わるわけですよね。
すげー、ちょっとコミュニケーションの仕方考えようって思ったよ、話聞いてて。
そうなんです。で、だから対応が遅い、返信がないっていうのも、私に対して対応が遅いんじゃなくて、お客さんのためにっていうところをやっぱり伝え続ける必要があるんですよね。
これ言ったところで対応が遅い、返信がないっていうのは、私もかなり返信が遅い方なので、ちょっとギクッとしますけども、