Takuya Oikawa
今フォーブスの記事を見てたんですけれども、
2024年の6月の段階で4年目と言ってるから、もうだから5年目に入ろうとするやつで、
すごいですね。
その記事が479社のVCを排出って書いてあるんですよね。
Nobuhiro Seki
そうなんですよ。だから毎回バッチってか広報とで、たぶん200人ぐらいかな、撮ってるみたいなことを言っていて、
ただもう始めたらいろいろやるわけじゃなくて、もうこれでこれでこれでやってください。
毎週毎週もうミーティングがあってですね。
さらに自分でミーティング入れてどんどんやってくださいっていうことで、
結構すごい勢いで脱落するらしいんですよ。
だから広報との最後までちゃんと残ってる人ってのはだいたいファンドレイズもできてVCになるらしいんですけど、
全体の中で言うとそんなに全員が全員になるわけじゃないっていう。
Takuya Oikawa
そうですね。記事だと毎期、この記事の時には15期。
あれ、関さんがバッチリ17期。
2つ前のやつの記事なんですけれども、だいたい2500から3000の応募があって、
そのうちそもそも参加ができるのは1割ぐらいと。
で、卒業するのが50から80って書いてあるので、250のうちの50だとして、
Nobuhiro Seki
2割ぐらいですね。
Takuya Oikawa
2割ぐらいしか卒業できない。すごいですね。
Nobuhiro Seki
でも確かに今も毎週、多分僕はその中で初めて実は、
新人じゃなくて既にVCで経験がある人用のやつっていうのは今回、
サブプログラムとして別のやつで、VCラボバッチ17に入った人のうち既に経験ある人が結構今回いたらしくて、
その人たちをスピンアウトして、なんかエマージングマネージャープログラム
第一期生みたいな感じでちょっと途中で分裂してですね。
そこにだいたい今毎回30人ぐらい来てるのかな。
なんですけど、もう始まって1ヶ月ぐらいで既に多分1割ぐらい脱落してる感じなんですね。
やっぱり来なくなってきてですね。
その代わり、そのやってるとなんかもう来週前にここからここまで全部やってくださいみたいなやつが来てですね。
できた順番に勝手にミーティングを入れて、それを30分の中でメンターとバリバリやって、
それをどんどんいわゆるファンドに出資してくれるLPさんにもどんどんやってくださいとか、
僕らのケースは既に過去にいるから、その人たちからコミットメント取ってこいとか、そんな感じでやっていてですね。
Takuya Oikawa
あれですね、ちょっとVCベンチャーキャピタル、私もあまりそんなに詳しくないって言ったら、
うちに出資してくれてる人には行けないんで詳しくないとは言わないようにしますけれども、
Takuya Oikawa
最初詳しくなかったから分かんない言葉ばかりだったけど、今のLPってのも多分聞いてる人分かんない人が多いかもしれないですよ。
Nobuhiro Seki
そうなんですよ。リミテッドパートナーって言って、VCってVCを運営する人がジェネラルパートナー、無限責任組合員って言ってて、
大体ベンチャーキャピタルって言ってる人はそういう人で、
お金だけ出して投資先を決めるとかって言う、口を出すな人がリミテッドパートナー、無限責任組合員。
普通はファンドイチを出資する人のことをリミテッドパートナー略してLPって言うんですけれども、
そういう方々との触れ合いがあって、毎週のようにLPのゲストスピーカーさんが来てですね、
いろいろやって、今日もちょっと前まであったんですね、質問したりとかしてですね。
Takuya Oikawa
関さんMBAも取ってるじゃないですか、MBAとどっちが辛いんですか?
Nobuhiro Seki
あんまり僕そういうふうに辛いって感じたことなくて、楽しいっていうのが大きいんですよ。新しいことするほうが多いから。
MBAの時も宿題ができなくてヤバいとかって言ってる人がすごく多かったんだけど、別にできなくてもその分成績がちょっと悪いとかあるけど、
それで無理して宿題をやってボロボロになって次の日とかにあんまり授業を聞けないんだったら、
ある程度諦めて睡眠して風呂で行くみたいなことをやってた。
あんまり成績は良くなかったですけど、あんまり辛いって感じることはなかったです。
Takuya Oikawa
じゃあどっちが面白いですか?
Nobuhiro Seki
面白いのは今のが面白いですね。
Takuya Oikawa
やっぱり今やってる仕事に直結するからって感じじゃないですかね。
Nobuhiro Seki
それもそうなんですけど、やっぱりね、スピード感が違うんですよ。
僕がMBAに行った時、25年前なんで、やっぱりまだスタートアップのスピード感とかあんまりない時代で、
それこそ僕もMBA行ってる途中でビジネス考えて、
ビジネス使ってスタートアップのコンテストとか出まくってたんですけど、
当時ってスタートアップのピッチの時間は15分だったんですね。
質疑応答の時間は25分とかっていう感じで、むちゃくちゃ長いんですよ。
今ってピッチとか3分とか5分とかでやって、質問もすごいパパってやっておしまいじゃないですか。
だから普通に40分やってるから、普通の30分のミーティングじゃそもそもできないぐらい長いフォーマットだったんです。
だからやっぱり同じでMBAの授業とかもやっぱりそういう意味ではすごいダラダラしてるって感じがあって、
それがやっぱり今の、この25年って変わったんですけど、
じゃあ来週前にここからここまでやってこいとか言って、
完全にできるわけじゃないんですけども、MVP、Minimum Viable Productみたいな考えがあって、
ちゃんとできてなくてもいいからまず終わらせて、
で、それを見て、間違わせてもいいからとにかく次へ進もうっていう、
そういうスピード感でやってるんで、アドレナリンも出るし、プレッシャーはありますけど楽しいっていうのもあって。
Takuya Oikawa
どんな、例えば毎回課題が出るとかって言ってたと思うんですけども、どんなことやってるんですか、内容としては。
Nobuhiro Seki
どうしても揃えなきゃいけないものが多くてですね、
普通に考えるとファンドの、いわゆるプレゼンテーションですね、投資家向けのピッチでいくみたいなやつなんですけど、
それ以外にも、例えばファンドの契約書とか、定型のものも多いんですけど、
契約書、でも定型って言ってもやっぱりいろいろモディファイしなきゃいけないやつが多いんで、
最近だとスタートアップの投資っていう、例えば政府、SAFEみたいに、
定型が来ますって、数字だけ変えるとかみたいな感じであるんですけど、
今回のファンドを作るための契約書もそういうフォーマットがあって、
こことこどこだけ、あなたの思うやつに数字しなさいみたいなやつになっててですね、
そういうのを入れていくんですけど、当然本文の中でもここはちょっと気になるなとか、
変えたいなみたいなやつがあるとですね、
それって今までだとネット使ったりひたすら本とか読んで、これってどういうふうにしたらいいのかって、
気がつくと普通語ってるみたいなことも多かったんですけど、
今だとそういうのをババババッとやって、分かんないやつはチェックしておいてですね、
メモとかコメント書いておいて、
で、メンターみたいな人にポイント入れて、その30分の中でバーッと質問すると、
ババババッと答え返ってきて、
で、もうそれで一週間も経たずに複数の問題点が解決するみたいなことがあってですね、
そんな感じでやってます。
で、ごめんなさい、聞かれた質問でいうと、
そういった以外にも例えば100億だったら100億のファンドがあるときに、
年間にどのくらいの会社に投資しますかとか、
どんな分野ですか、
で、その分野だと例えば大成功その分くらいで中成功、小成功、
それから潰れるのってだいたいどのくらいのパーセントでしょう、
で、欠けたらいくらぐらい、
だから一社当たりいくらぐらい入れるから、
あなたがレイズしたお金だとだいたい4年間で何社入れますよね、
で、そのうちのこのぐらいの会社が成功して失敗して欠けるいくつになるから、
例えば6年目ぐらいにブレイクイブになって、
7年目以降はプラスになりますよねみたいなやつをこう作ったりして、
で、それを全部まとめて、
出資する人って見るんですよ、
それをこう入れていくみたいなやつがあって、
もうそれも、
これとこれとこれを用意してください、
このフォルダに入れてくださいみたいな感じになってて、
で、そういうのをもうやっていくって感じで、
昔だと所展式にいらっしゃったやつが、
もうこれガツッてやれっていうふうに言われててね。
Takuya Oikawa
所展式っていうのは自転車創業的にこれやったら次に何が出てきてみたいな感じになると。
そうそうそう、そうですね、はい。
Nobuhiro Seki
で、特にその経験というかその教育というか、
受けたことないから、
やっていく中で、
これ多分ここも質問されるなと思ったら、
それをまた資料に加えるみたいなことを、
今までやったんですね。
でも今だと、
これはこのためにこういう人がこういう観点で見ますっていうのはあって、
で、それをいついつの間に揃えましょう。
で、
例えば出資者によっても、
大手だったらここまで見るけど、
その例えば、
小規模の出資者、
ファミリーオフィスみたいに言いますけど、
ファミリーオフィスだったら、
こことこのぐらいしか見ないから、
これとこれはファミリーオフィス用にしておいて、
こっち側の丁寧なやつは大きい時に出しましょうとか。
で、その時に必要な契約書のひな形も作ってあるよみたいな感じになってて。
なるほど。
Takuya Oikawa
多分ね、僕は分かるけど、
ファミリーオフィスも聞いてる人分かんないかもしれなくて、
今すげえ金持ってて、
金の運用困ってるような人たちってイメージですよね。
Nobuhiro Seki
そうです。
Nobuhiro Seki
というのがあります。
その場で答えられなくても、
さっき言ったメンターみたいな人がだいたい週に、
週1は最低ぐらいやってて、
さらにオンデマンドでアポイント入れればどんどん会ってくれるって感じなんで、
そこで、
ぶっちゃけどうですかとかみたいな話を聞くときに、
普通はこういうふうにやってるけど、
最初からそれやると不利になるから、
こういうのは全部消しとけみたいな。
言われてるときだけ出してみたいなことを言われたりとかですね。
やっぱりそれって、
交渉の中で、
例えば今メンターしてくれてる人って、
いくつだっけな。
300とか500とかぐらい、
VCの立ち上げに関わったみたいな人が、
ヘッドオブアクセレレーションというポストにいてですね。
そういう人に言うとだから、
一度して質問しても、
何でこれが標準タームになってるんですかって聞くと、
最初に簡単に言ってくれるんです。
その後に、実は理由がこうでっていうことを教えてくれるんで、
納得もしやすくて、
やっぱり経験者の人が教えてくれると、
3分ぐらいでもう全然腑に落ちてるっていうのがすごいあるんです。
そういう意味ではすごい、
今まで何でこんな数字なんだろうとかですね。
何でこういうタームが入ってるんだろうみたいなやつっていうのが何か、
解除されて、
それはそれですごい楽しいです。
Takuya Oikawa
VCって、いわゆるファンドレイジングして資金調達し、
そのお金を元に投資先を探して投資し、
投資先を無事、グジッとさせるっていうのが、
一連の流れじゃないですか。
今、ファンドレイジングのところをお話いただいていると思うんですけれども、
その後、投資先を探すところのソーシングであったり、
あとはそういったところで見つけたものを評価する、
デューデリジェンスであったり、
あと実際にどのぐらいの価値があるかでバリエーションつけて、
投資額を決めて、
かつその後、追加投資をすることもあれば、
ハンズオンでサポートしたりして、
イグジットさせるっていうのがあるわけですけれど、
どっか引こうかな。
関さんのVC経歴からして、
どこが一番難しいですか。
いや、全部ですよと思うんですけど。
Nobuhiro Seki
ただやっぱり、
今、僕まだ8年しかやってないんで、
ファンドの、
蘇生からやってるけど、
終わりまで見てないんで。
何号ファンドでしたっけ。
Takuya Oikawa
今、3号ファンドですね。
Nobuhiro Seki
でも、1号、2号はイグジットしてるとこ出てきてるじゃないですか。
Takuya Oikawa
ですけど、ファンドとして全部終わってないんですよ。
Nobuhiro Seki
ファンドって普通は10年満期で、
で、プラス2年とかなんで、
当然、まだ全然いっぱい…。
ファンドとして終わりで、
っていうので、
Takuya Oikawa
通し勝さんに、LPさんに報告して、
っていうところまでのクロージングまで行ってないってことですね。
そうですね。
Nobuhiro Seki
当然途中なんで、
今はどんなパフォーマンスですよとか、
すでにいくらぐらい返しましたかよとかっていう、
そういうのもあるじゃないですか。
でもそういうのも、
最初やるときとかあんまり意識しないわけですよ。
てか想像もできないし、
どんな形になるかも。
ある意味適当に目論み言ってるわけじゃないですか。
でも、今3号になってる。
適切な数字を考えて言ってるんですけど。
でも3号になると、
今までこうやったからこういう数字になったってことですね。
思ったようにならなかった、
それはこういう理由だっていうのもわかるじゃないですか。
やっぱり今回のレイジングときって、
過去の数字とかを出して、
目論みとどう違っているのかとか、
こうやればよかったから、
今回こういう方針にしますよとか、
そういうことも入れてるっていうのがあってですね。
やっぱり何が大変だったかっていうと、
まだやってないことが一番大変なんで、
ファンドでまだ、
ある意味、
失敗して潰れてなくなったところとか、
すでにエクジとしていなくなったとこはいいんですけど、
まだ投資先として残ってます。
でもこれからすごい伸びそうなのか、
そこそこ伸びそうなのか、
泣かせ飛ばすのかみたいな感じになったときに、
複数あると、
それぞれに対してどんなアプローチをするのか考えて、
ある意味、
終わりの活動の収穫みたいなことをしないといけないんですね。
で、なんかそれはやったことはないから、
やっぱりどうすればちゃんと終わるのか。
で、途中でやめてやっぱりその後に伸びたりすると、
すごい後悔したりするじゃないですか。
でも今ちゃんと、
対応してなくてギリギリになって、
あのときやっとけばよかったみたいなことももちろん、
それっていつも起きるんですけど、
やっぱりそこの終わらせ方がよくわからないなっていうのが一番、
今は難しい。
やっぱり投資するほうが簡単ですよね、そういう意味でいうと。
というのはちょっと足りません。
なるほど。
Nobuhiro Seki
そういうのは全部なくして、
とにかくちょっと見た実績を、
次のファンドやるときにこういう結果でしたら、
次のファンドにも出してあげるよっていうような、
内容が出るような内容に不特化してますみたいな感じになってて、
ちょっとでも実績を出せば次にいけるからその実績を出せるよっていう風に、
このフレーズはこういうために作ってるんだみたいなことが日々わかって楽しいみたいな感じですね。
Takuya Oikawa
2号ファンドっていうのは、私も今1号ファンドのVCのパートナーなんてわかりますけれど、
そこは大変だなっていうのとそれを目指すべきだっていうのはわかるけど、
でも一方、VCやってなかった人が立ち上げて1号ファンド集めるのだってめちゃくちゃ大変じゃないですか。
めちゃくちゃ大変ですね。
Nobuhiro Seki
ですよね。うちの場合やっぱり、
Takuya Oikawa
元VCやってたのがメインのパートナーだったり、
シリアルアントレプレーナーがいたり、何人かそういう人がいたんで、
それでも結構日本で資金調達は大変だったんですけれど、
そうじゃない人ってどうやって集めるんですかね。
Nobuhiro Seki
そう、だからそれっていうのがまさにこういうVCラボみたいなアクセラレーターがある理由だと思いますし、
それまでのパターンでだいたいもう既にあるVCに入って、
で、ある程度実績をやったら自分のやつを手に入れて、
たぶんそういう形しか今までなかったと思うんですよね。
それじゃなかなか数が増えないっていうんで、
こういう年間200人も300人も集めて、そこから1割でも出すっていうのをやると、
VCが増えるっていう、たぶんそういう発想で作ってると思いますけどね。
先ほどどんどんどんどん米国ではVCが増えて、
Takuya Oikawa
でも1年1回で1号ファンドで終わっちゃうところもあるっていうことを言われてたのは、
要は全体としての数は緩やかに伸びてるかもしれないけれども、
それよりもおそらくこういったVCラボとかデザイナーグループとかが目指しているのは、
優秀なVCを増やすために新しい人の発掘をしてるって感じなんですかね。
いや、たぶんもう、
Nobuhiro Seki
半年くらい前にも日本から、さっき言ってたJFCの元会長の人が来てたときに話をしてたんですけど、
アメリカって、なんでそもそも1号のファンド作るのは大変なんだけど、
じゃあ日本のVCを増やすために新しい人の発掘をしてるって感じなんですかね。
いや、たぶんまだね、数を増やすっていう段階だと思うんですよね。
まだまだ足んないんですね。
1号のファンド作るのは大変なんだけど、じゃあサポートしてる人がいるのかっていうと、
実は1号のファンド大体サイズも小さいですね。
5ミリオンとか10ミリオンぐらいしか集めなくて、
小さい500系だから50万ドルとか25万ドルとか、ある意味、
普通に考えると小さい額の出資をいっぱい集めてとにかく1回やるっていう感じになってるんですけど、
一方でそういう人たちって頑張ってやるんで、
全体で見ると実はパフォーマンスが結構いいらしいんですよ。
小さいほうが基本的にパフォーマンスが良くなりやすく、
その代わり上手くいかない人もいるからゼロみたいな人もいます。
ただポートフルで考えるとやっぱり全体的には、
小さくて浅いファンドのほうがパフォーマンスが結構そこそこいいらしいと。
でも一番最初のファンドって出資者から発見もしづらいし、
Nobuhiro Seki
大体実績が出て初めて有名になるじゃないですか。
だからなかなかそこって実はスポットライトは当たってないけど、
実は隠れた有料銘柄が出てくるところですと。
そういう認識もあるので、例えば大手の基幹投資家とかもEMP、
エマージングマネージャープログラムみたいなのがあるんですけど、
Takuya Oikawa
うちのVCで話題になりましたね。
Nobuhiro Seki
やっぱりこっちって、この前僕もバンクオーバーアメリカの部門の人に会ったんですけど、
EMPでどれくらいのサイズありますかというと、
300ミリオンくらいあって、300ミリオンとかを
エマージングマネージャーのところにだけ当ててますみたいなことをやってるみたいなことを言っていて、
ちなみにエマージングマネージャーってどっちかというと、
新山本のマネージャーっていう、新しく始めるマネージャーみたいな意味なんですけど、
そういう新しいEMPみたいなものっていうのがすごい充実してるっていうのが、
日本から来た方が言っててですね。
やっぱり日本ってそういうのはないから、なかなか最初のファンドは大変だけど、
やっぱりアメリカって大手の機関投資家がそういうプログラム持っていて、
1号、2号みたいなファンドに積極的に入れる。
そういうファンドを大事探してますっていうことをやってるっていうのがやっぱりその模様を引き上げてるし、
それによってやっぱり最終的にVCに流れるお金っていうのがちゃんと循環してるみたいな。
やっぱりそれは全然日本と比べるとアメリカの広さ、奥の深さみたいなことを感じますねみたいなことをちょっとおっしゃっててですね。
やっぱりそういうところがあるのかなっていうのは思いましたね。
なるほど。
逆に大岡さんもそういう意味で言うと、正確にVCとしてスタートしたのって2年ぐらい前なんでしたっけ。
Takuya Oikawa
2年前、3年前。ちょっと待ってください。
そうですね。2年前、3年前ぐらいですね。
3年前だ、2022年ですね。2年半ぐらい前ですね。
Nobuhiro Seki
Kは一部聞いたこともあるんですけど、やっぱりいつか投資する側にも回ってみたいっていうのって今回の話が来る前から思われてたのか。
それとも話があって急に。
Takuya Oikawa
いや、もともとエンジェル投資をやっていたこともあって、
私はやっぱり日本の会社が、日本企業がグローバルでしかもテクノロジーで成功するっていうのは投資したいなと思ってたんですね。
やっぱり外資系のIT企業にいて、
米国の企業が日本で成功する例を見ていて、これはこれで日本社会に役に立ってるって信じてはいたんだけれども、
いざ外資を辞めてみて日本企業を見たときに、なんか外資ばっかりIT系とかテクノロジー系では強くなっているのがあって悔しいなと思って。
日本企業が海外でも、今でも製造業とか十分活躍しているところはあるんですけれども、
特に新しいデジタル分野とかでも成功してほしいなっていうのを考えて、
そういったスタートアップに対しての支援を個人だったり自分の会社でということで始めたり、
あとは人材流動性が必要だということで、そういった人材外資のところの顧問をやって、
必ずしも一方向じゃないんですけれども、大企業の中からスタートアップに行きたいっていうような人たちもうまく支援するようなことをやって、
あと必要なのはお金の流れだなというふうに思ってたところに、
高校時代の同期がVCずっとやってて、おいかお前も手伝いって言われたので、
確かに必要だなと思ってかかるようになったって感じですね。
Nobuhiro Seki
僕自身は日本にいたときってやっぱり自分の周りにスタートアップの経営者が多かったんですね。
何かに聞いてみてもすでに上場したり売却したみたいな人とかに、
アメリカだとそういう人ってVCとかに回るケースが結構多いんですよね。
そういう話をしたら、日本だとそういう人が全然いないんですよ。
僕も自分も全然興味ないしみたいな話をしていて、
やっぱり自分の思う通りにスタートアップを経営するっていう面白さを知ると、
やっぱりまたそれを続けたくなるみたいな話をしていて、
それでも最近もともとそういう経営をやってて、
サポート側にもあったりVCとかそういった側にもあったりしても、
なくはないんですけどやっぱりすごく少なくて、
やっぱりそういう差があるっていうのはちょっと感じてたんですね。
及川さんがサポートっていう意味でのVCに回るっていうのと、
初めから金融とかVCをやりたいっていうことでキャリアを作ってる人と
結構視点が違うところもあるなと思っていて、
そういう意味で言うと、他の経験をしてからVCを始める。
金融の経験もあまりないケースで、今回みたいなアクセレーションプログラムがあって、
短期で叩き込まれてガーッとやって、スタートアップを立ち上げるみたいに、
VCを立ち上げるみたいなことも日本でもっと増えるといいなみたいなことを
ちょっとやりながら思いましたね。
そうなんですよね。
同じく投資経験が長いVCもやったり、個人で投資したりしてる若い知人がいるんですけど、
彼とも話してるんだけれども、否定するわけじゃないんだけど、
Takuya Oikawa
新卒でVCに入ってっていう人たちはいるけれども、
自分としての強みだとかVCとしての強みみたいなのを持つときには、
別の経験を持ってからVCに行くっていうのがプラスに働くだろうっていうことは、
彼はすごい言っていて、彼はもっとざっくりと、
新卒でVCに入っても大変ですよっていう感じにバサーって切っちゃったんだけど、
私はそこまでちょっとわかんないんだけれども、
Takuya Oikawa
自分とか同じように他の関さんもそうだけれども、
ところで、ちゃんと経歴を積んでからVCとかVC的なことをやるっていうのも、
これはこれですごい価値があるし、こういう人がもっと増えてほしいなっていうふうには思ったりはしますね。
で、なんかそのフィナンシャル系のやつは、僕も未だに勉強中なんだけど、
これって多分どうにかなると思うんですよね。
それ詳しい人ってやっぱり金融界にたくさんいるし、
何なら今だったら本当にそれこそ、
AIとかで結構ここら辺のところの数字系のところって精査できるようになってきてもいると思うんですよね。
僕も今やってる中で、
Nobuhiro Seki
例えば数字とか金融系のところで精査しなきゃいけなくても、
やっぱりある程度提携されてるものも多いから、
やっぱりテンプレート化されたりとか、
それこそあと、SaaSになってて、ある程度仮説を入れると、
ある程度モデルがある程度できますみたいな。
で、それって本来で言えばそれが当たり前だっていうふうに思うんですけど、
そういうテンプレートとかそういったもので、実はあんまり探してもないんですよ。
やっぱりVCってそういう意味で言うと、やっぱり数が少ないから。
ただ今回やってると、じゃあこういう言葉ってなっちゃうんですけど、
こういう意味があって、で、こういうテンプレートに数字入れるとわかりますよみたいなものっていうのは、
ある意味ナレッジベースになってるんで、そこに入れる。
で、それがちょっとわからないときに、それこそそこについてる、
いわゆるAIのチャットボトルみたいなやつがあるんで、
そこに質問を入れると、こういう内容で、
例えばこのリンク先のやつを使ってみるといいよみたいなやつが出てくるんですね。
それは10分で終わるわけですよね、それって。
今まで10分で終わるわけですよね。
今まで1週間とか2週間悩んだものが。
で、その量産するにはITとかソフトウェアの力が本当に必要なんですけど、
もうこれだけ当たり前でどんな業種でも使われてるから、
当然VC業種でも使われるべきっていうのが今まである意味あんまりなかったっていうのが、
割と何でも手に入る。
で、ちょっとしたことでも、
わざわざ人にアポイントって質問しなくても済むようなこともすごく多くなってきてるんで、
これをやるとどちらかというとさっき小池さんが言ったみたいに、
これって思うような自分のノウハウは何か。
例えば僕自身もテクノロジーやってるけど、
例えばそんなにアメリカのVCを知らないとか、
LPを知らないとかっていうときに、
じゃあ僕と一緒に組んでくれる人はそういう人を知ってる人とかですね。
僕が例えば、
ロボット系は得意だから、
僕とコンプリメンタリーな感じで、
例えば素材とか分かる人と組みましょうとかっていう感じに何か、
より動きやすくなってくるなっていうのはちょっと思ってたりしますね。
じゃあ最後に関さんに、