OASISファンドの紹介
OASIS RADIO、OASISファンドの橋田です。
OASIS RADIOは、スタートアップを立ち上げる上での疑問や企業に関するトピックを取り上げ、
シード企業家や企業家予備軍に役立つ情報をお届けする番組です。
橋田です。日本一オープンな企業家カフェ、OASISの隣にシェアオフィスができました。
その名も、渋谷スタートアップジャングル。
こちらは、スタートアップのコミュニケーションが盛んなOASISよりも、
もう少し個人または特定のチームで仕事をしたい、というスタートアップ向けのシェアオフィスとなります。
入居者のイメージは、1名から6名程度のチームで、
シードからプレシリーズAぐらい、数千万円の資金調達をした会社を想定しています。
初期費用や長期契約は必要ありません。1ヶ月ごとの契約となります。
入居者、大募集中です。資料とお問い合わせは、概要欄をご覧ください。
はい、今日は神楽図法AM堀三階です。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
久しぶりですね。
久しぶりですね。3ヶ月ぐらいで。
ちょうどハワイから帰ってきたところでございます。
ハワイは、仕事ですか?
ハワイは仕事です。ハワイって言うと、新婚旅行とかそんな感じで。
奥さん妊娠してたよなとか、いろいろ思ったんですけど、仕事で。
そうですね、ハワイでの仕事を初めてで、いつも通りイベントをやってきて。
めちゃくちゃ来ましたね、ハワイの人たち。
そうなんだ。
2日間ぐらい週末スタジオ借り切って、ポップアップみたいな感じでやって、
50人ぐらいとか来ていただいたのかなって感じですね。
なので、ビーチとか全く行ってないので、めちゃくちゃ白いんですよ。
焼けてない、ハワイなのに。
でも場所的にはワイキキビーチの近くみたいなところでやってたんですか?
いや、ワイキキから20分、ハワイ行かれたことあります?
結構行ってます。
行きやすいですよね。日本語めちゃくちゃ言わそうで。
確かに。
びっくりしました。こんな日本なんだって思って。
結構日本ですね。
ですよね。ワイキキが多分一番メインだと思うんですけど、
ダウンタウンの方、20分ぐらい離れたオフィス街あたりで、そこの方がレントとかも安いので、
そこで借りて、事前にお客さんが、今僕らだと50人ぐらいはハワイにお客さんがいたので、
その人たちに最初に告知して、既存のお客さんが10人ぐらい来て、
新しく報告とかもって40人ぐらい来て、
本当に2日間ぐらいでみんなワーって来るみたいな感じでやってたんで、
ワイキキのビーチの方とか全然行ってないです。
なんかハワイ感なることあんましてないみたいな。
ハワイ感全くないです。ビーチ見てないですもん。
でも結構僕らも、夏休み結構行くんですけど、
本当好きで、
やっぱご飯いろいろあって美味しいんですよね。
特にポキにめっちゃハマってて、
いろんなポキ屋さんとかもお気に入りのポキ屋さんとかあって、
ちょっとまた今度行くとき聞かせてくださいって言っても、
行く時間ないかもしれないです。
レストラン行ってないですよ。
エアビーの前にある丸亀うどんぐらい。
全然関係ないですけど、ワイキキの丸亀うどんの行列すごいですね。
すごいですね。
やっぱり日本ジャパニーズフード、特に丸亀は本当にアジアでも見ましたし、
本当にいろんなところにありますよね。
あんなに並んでる丸亀うどん、ハワイだけですよ。
いや、ハワイだけかもしれない。
1時間ぐらい。
そんな並ぶ?みたいな。
すごかったです。もっと他に行くとかあるだろうと思って。
そうですよね。みんな好きなので。
資金調達の戦略
橋さん最近どんな感じですか?
僕は3ヶ月で言うと、そうですかね。3ヶ月か。
僕は今お仕事で言うとファンドレイズまだまだやってるので、
VCファンドの立ち上げ中というところで、
プレスリースも出したんですけど、いわゆるお金集めはずっと継続してやっていて、
VCのお金集めって1回集めて終了とかじゃなくて、
大体の場合は1年半とかぐらい。1年半とか2年とかっていう期間を決めて、
その間でコミットメントしてもらったところで、
ファーストクローズ、セカンドクローズ、サードクローズみたいな感じで、
区切りながらお金を集めて、
集めた分に関しては投資していくみたいなのが多いのかなと思うんですけど、
僕らもだからファーストクローズが終わったところで、
そこから最初に入れてまたお金投資はしてますと。
結果4件投資してて、
とはいえまだファンドのお金全然集まりきってないので、
集める活動、ファンドレイズ活動をずっと断続的にやっているわけですね。
時間でいうとファンドレイズやって、3分の1ぐらいファンドレイズやって、
3分の1ぐらい投資活動。
投資活動っていうか、金融化の面談の時間は結構取ってるんでひたすら。
今すぐ投資じゃなくても僕はもう会いたいので。
これから半年後に調達考えてるんですけどみたいなのとかも全然話してる感じですね。
あと3分の1ぐらいは割とオアシスのこととかもちょっとやりつつって感じですね。
スペースの運営というか実務はメンバーがやってくれてるんで、
チームミーティングとかラジオの企画会議とかいろいろやっております。
ショート動画とかもあれですよね。
気づきました?
いや、僕見てはないんですけど、このポッドキャストで話してる別の会で
ショート動画頑張ってます、頑張りますみたいなんで、
そうなんだって思って、まだTikTokで見てはないです。
TikTok、えっとね。
今出されてるんですか?
YouTubeショートとインスタもあるし、
あるよね、あるある。
YouTubeショート、インスタ、TikTok全部実はオアシスビデオのアカウントがあって、
TikTokもしかしたら出てないかも、ちょっといろいろアカウントの都合で。
もう出てて、今実はもっと増やそうとしてて、
例えばオアシスレディオの動画の会あるじゃないですか、
ゲストが出てくる動画の会。
あれを切り抜いてショートにして出すっていうのをやってるのと、
あとそれ以外でいうと、まだ出てるか出てないか、
この配信時に出てるか出てないかってところなんですけど、
もうショート動画マジで撮ってるんですよ、今。
僕がこう喋ってるやつ。
撮ってるんで、それ用に撮ってます、30秒とか1分とか。
なので、このオアシスレディオのエッセンスの詰まったショート動画をひたすら量産するっていうのをやってたりとか、
あとは本当にカメラを買ったんでいろいろ回してるんですけど、
それ切り抜いて、
企業家の雑談って結構面白いやつ多いんですよ、学びながら。
Bダッシュキャンプ行った時もそういう企業家の雑談、
Bダッシュキャンプの柱ハウスで、
そこを撮ってるんですね。
宿泊場、宿泊場を僕やってる。
カンファレンスに参加する人向けの、主に投資先向けの宿泊場を買って、
無料で泊まるとかやってるんですけど、
そこでお茶してる時にカメラ回したりとか。
でもそういう雑談の方がなんかすごい、結構いい意味のあるコンテンツ出てきそうですね。
結構撮れなくあって、
生々しい話もあるからとか、具体の話もあるからもちろん出せないやつもいっぱいあるけど、
やっぱその30秒とかの切り抜きとかだったら、
なんかこのネタめちゃくちゃいいなみたいなのを、
しかも最近すごくて、やっぱりAIで切り抜き作ってくれるんですよ。
できるんですか?
これがすごい。
僕らが使ってるツールが、教えてもらったやつなんですけど、
アメリカのツールで、
要は動画を放り込むと、勝手にショートを20本とか作ってくれて、
しかもスコアリング、要はショート向きのスコアがついて、
MAX100とかで100点で、
スコアが高い順に表示されて、
それ見て、勝手にキャプションも入ってるし。
マジですか?
日本語のキャプションちょっと微妙なんで、
もちろん作り直さないといけないんですけど、
でもなんか、全部要は編集者が聞き直さなくても、
スコアリングの高い順にズラーっと並んで、
上から順に見てって、
あ、このネタいいねとか、
あ、このネタちょっと機密情報入ってから出せないなとか、
そういうのを普通にミーティングで議論してて、
それ最強ですね。
めっちゃすごい。
もうなんかエディターとかいらない世界なんですね。
それ知らなかったりとか。
そうだから、そういう、
ちなみにYouTubeのオフィスエリオの動画で切り足してるやつとかは、
それも使って、
それは編集、というか収録編集ソフトのチームに頼んでるんで、
それはその人が、やってる人が教えてもらったんですよね。
だからそれはもちろん手がかかってるんですけど、
僕は自分で前でカメラで持って作る時も、
ちょっとそういうツールを使ってみたりとか、
主要ねって言ってて、
で、みんな感動して、
うわ、早っ!みたいな。
放り込んで、
90分の、
90分、
起業家が3人でお茶してる動画を放り込んだだけで、
結構面白いネタが出てきたりとか。
すごい。
これはちょっと出したいなとかはあります。
なのでちょっと皆さん楽しみにしてください。
すごいですね。
ショート動画の方に話が行っちゃいましたけど、
さっきの話だと、
VCのファンドレイズだと、
知らなかったんですけど、
1回でお金が来るわけじゃないですね。
分かれて入ってくるんですね。
初めて知りました、それは。
僕ら起業家だと、
出資家だと、
全部1回で入ってくるじゃないですか。
それが当たり前の感覚だったので。
でもさ、
起業家の場合も、
やっぱりその、
1回のファイナンスで、
2,3回に分けて、
投資家さんが入ってくるっていうケース、
あると思うんですよね。
僕も経験あるんですけど、
プレAとかAとかの時って、
ペライチのプレAとかAの時とかって、
まずリード投資家が決まって、
先に入金してもらって、
その投資家は、
そのタイミングでも決まってる人いれば入ってもらうし、
半年以内ぐらいで、
まだまだ集め続けてるみたいなケースがありましたね。
それと一緒に、
それもめっちゃ長いやつみたいな感じですね。
スタートアップの場合は、
だから時間軸とバリエーションの相関があるから、
事業進捗していくし、
確かに。
だから、
1年後と同じバリエーションって、
なかなかないと思う。
事業進捗してたら。
そうですね。
だいたいなんか、
セカンドクローズの期間、
起業家の人に、
セカンドクローズの期間、
どれくらいまで後ろに倒していいんですかね、
みたいな言われると、
分かんないけど、
半年ぐらいじゃないみたいな話とか、
よく感覚でいうと半年ぐらい。
半年ぐらいまでは、
同じバリエーションでやってもいいんじゃない、
みたいな。
もちろんその間に、
ものすごい大きな事業マイルストーンが達成したとか、
売上が5倍になった、
分かんないけど、
とかなってたら、
そのバリエーションって正当化できないよね、
みたいな話ももちろんなるんで、
資金調達の現状
ケースバイケースなんですけど、
資金調達の計画を立てる上で、
もちろん最初から全部、
一発でリード投資家、
フォロー投資家、
全部入ってくれたらいいけど、
僕も自分で経験あるんですけど、
やっぱりなかなか決まらなくてフォローが。
結構ズルズル。
ズルズルって聞こえないですけど、
時間かけて。
例えば1.5億集めるときに、
ペライチのプレシリーズAとかそうなんですけど、
1.5億集めようかなと思って、
リードはまず1億入れてくれて、
結構キャッシュもギリギリだったんで、
まずリードさん決めてもらって、
残りの5000万を、
別にそこキャッシュ全然1億入金してるから、
ちょっとじっくり当たっていこうみたいな感じで、
残りの5000万集めたりとか、
っていうのもやりましたね。
今VCとしての調達環境みたいなところは、
結構大変だったりもするんですか?
大変っすね。
大変ですか?
めっちゃ大変っすね。
これもしかしてラジオで言ってるかもしれないですけど、
大事な話なんで何度でもすると、
要はVC、
僕みたいなVCって、
お金の出しでLP投資家さんがいて、
ウラッカーに。
どういう人がいるかっていうと、
分かりやすいのが、
僕らで言うと個人の方、
いわゆるエンジェルの人とか、
事業会社さんとか、
次に金融機関とか機関投資家みたいな人たちがいて、
最初に言った、
事業会社とかエンジェルとか、
普通にスタートアップに、
直投資するか、
もしくはVC投資するかみたいな選択肢、
全然あると思うんですけど、
割とアーリーとかでも、
アーリーっていうか、
僕らみたいなそんな大きくないVCでも入ってもらえる、
っていう感じですね。
金融機関とか機関投資家さんとかも、
ショットがでかいので、
いろんな資産を運用してる人たちなんで、
超ハイリスク投資みたいな感じですよね。
はいはいはい。
っていう感じで、
もっとサイズがでかいところとかじゃないと、
入れないっていう感じですね。
金融機関とかは割と固めなんで、
一号ファンドだと難しいかなみたいな、
実績を重視するみたいなところとかは、
やっぱありますけどね。
ちょっとさっき雑談でも話してましたけど、
今の日本のスタートアップの、
この10年のパフォーマンス見ると、
結構やっぱり今VCにお金出すはきつい、
みたいな感じにはなってます。
結論全体感で言うと、
上場の延期と影響
難しいという状況になってます。
なぜかっていうと、
やっぱり今東証グロースの、
スタートアップって基本的には、
東証のグロース市場に向けて、
上々目指してやっていく人たちが多いと思うんですけど、
そのグロース市場の指数みたいな、
要は2022年からずっと株価が低いままなんですよね、
全体感で言うと。
そうするとスタートアップが上場しても、
株価つきにくってなるわけですよね。
現に上場延期してるような、
上場新世紀とかの会社、
どんどん延期したりしてるわけですよ。
あと今年は特に上場企業の数、
新規上場の数が減るだろうって言われていて、
今6月頭時点で、
何社だっけな、
たぶん3、40社くらい。
全然少ないですよ、いつも。
毎年だいたい100、
コンサート100社前後上場するんですけど、
めっちゃ少ないんじゃないか今年は、
みたいな話になってます。
それもシンプルに、
今年の景気があんまり良くないみたいな話なんですか?
シンプルに、
市況ですね。
株価がつきにくい状況になってしまっているために、
かつ、
未上場でも一定上達できる環境があったり、
会社を黒字化させて、
別に出費を抑えつつ、
機会を伺うみたいなのもあると思うんですよね。
で、
ここから先VCの話なんですけど、
上場直前まで行っている会社がどんどん上場を延期すると、
そうするとVC困るわけですよね。
VCってだいたい、
ファンドの満期10年ぐらいで運用してるんで、
満期が来てしまうと。
満期が来る前に、
エグジットのイベントを迎えないとリターンを得られないと。
困ったって言って、
どうするかっていうと、
やることいくつかあるんですけど、
だいたいこう、
VCの満期って、
ファンドの満期って2年ぐらい延長できるように、
LPさんとの合意取れば2年ぐらい延長できるように設計してあるので、
ちょっと延期しますみたいな感じで、
上場延期にする投資先が増えてくると、
ファンドの満期伸ばしますかっていう話になるわけですね。
そうするとだいたい1年、2年。
でもこれ無限に伸ばせるわけではないので。
伸ばせなかった時に、
満期来ちゃいますってなった時に、
VCさんをやらなきゃいけないのは、
結局出資してくれてる投資家さんにお金をお返ししないといけないので、
要は株でまんま渡すわけにはいかないんで、
基本的には現金化しないといけないんですね。
じゃあ上場できないってなると、
セカンダリーかMAかみたいになるわけですね。
セカンダリー取引っていうのは、
このラジオでも何回も言ってますけど、
要は他のVCさんの持ち分を、
満期が来そうなVCさんの持ち分を、
別の新しいVCさんとかに持ち替えてもらうと。
そういうセカンダリー取引。
最近日本もそういうマーケットができてくるっていう話になってますけど、
すごい良いことだと思います。
それだから回転を見つけに行かないといけないですよね。
僕のところにもちなみにちょいちょい来たりするんですけど。
結構来るんですか?
最近は少ないけど、
エンジェルやってた時とかは、
お友達とかの会社でデータフェーズの株主さんが、
VCさんがもう満期迎えるんで、
誰か引き受けて、
個人として引き受けてくださいみたいな。
誰か引き受けてくれませんかと。
ラジオさんちょっと引き受けてくれませんか、
みたいな話は来たりしました。
結局VC側としてはもう現金化しないといけないから、
なんとかそれを誰かに。
譲り渡さないといけないと。
現金化しないといけない。
一方で、実際僕全部断ったんですけど、
ちゃんと話を。
こういう条件でみたいな話聞いたとこもあるんですけど。
厳しいですね。
要はバリュエーションのところですかね。
要は例えば一つ具体例で言うと、
生々しい話ですね。
たぶんまだ上場まで3年ぐらいかかりそうな会社で、
でももう満期の来てるVCさんの持ち株が、
数%ありますと。
A社とB社の持ち株をちょっと、
今年中とかに持ち替えないといけないですよね。
株価、セカンダリーで提案された株価が、
前回ラウンドが例えば、
これちょっと金額適当に言いますけど、
100億だったとして、
前回の半分ってどうですかみたいな。
ダウンラウンド半分50億。
うーんみたいな話なんですよね。
要はそれが別にユニコーンになる確率が数%あったら、
もしかしたらアリかもしれない。
期待値で言うとアリかもしれない。
ユニコーンが1000億円になる確率が10%あったら、
期待値100億円かーみたいな。
もしかしたらアリかもしれないですけど。
いや厳しいだろうなーみたいなところで、
僕はレーター専門の投資家ではないので、
そこまでその、なんていうんですかね。
あれですけど、専門ではないですが、
いやこれきつくないみたいな。
例えばですけど、50億でどうですかって聞いたときに、
今後は50億以上で上場しますみたいな感じの提案というか、
一応そうですね。
それが2倍3倍とかになるっていう感じではないっていうこと。
50億よりかちょっと上がりそうみたいな、そんな感じで。
でも例えば2年後に、
2期後に100億の株価で上場を目指してますみたいな話とか。
なるほど、100億でこの前やって今回50億になるけど、
もう1回100億とかそれぐらいで上場目指しますみたいな。
例えばですよ、最低それぐらいは言っとかないと、
レーターアラウンドで投資してくれてる投資家さんに至れないですよね。
少なくとも1倍みたいな話にはならないですよね。
でも本当にいいみたいなやっぱ思うわけですよ。
ってことなんですね。
だから結局投資できなくて、
でも結局これじゃあ僕はその後のその会社の株主どうなったかわからないんですけど、
でも結局その株主の人たちは売却しないといけないんで、
多分二足三門で売ることになるんですよ。
MAって全体が動かないとできないから、
その会社は多分MAする気ないんで。
なんで多分ものすごい低い株価でどっかの会社が引き受けるんじゃないですかね、
VCとかが引き受けるんじゃないですかねって思っていて、
そうするとその持ってたVCは多分マイナスになるわけですよね、
その案件に関しては。
VC業界の課題
みたいなことがまあいっぱい起きてるんじゃないですかっていう話なんですよ。
いやすごい生々しい話ですね。
そうなるとどういうことが起きるかっていうと、
こっから先VCのその後ろ側にいるLP投資家さん、
いやいや全然リターン出てないじゃないですかと、
10年前とかに投資したあのVCの。
ってなるともうVC投資一家みたいになるわけですよね。
とか少なくとも予算は増やせないですよね。
例えばそのリターンが少なくとも延期してるとかってなってたら、
ちょっと予算増やせないですよねとなるわけです。
ってなるとこれが供給側ですよね、お金を供給する側。
スタートアップにお金を供給する側。
LPとVCの関係でいうと、LPが供給する側ですけど、
VCは実は立ち上げたい人結構いまして、
なんか独立したい人とか。
僕らもそうですよね、だからVC立ち上げてますけど。
そこは今多いんですか。
意外といるんですよね。
だってスタートアップのエコシステムって、
もうVCがバーっと増えてから10年ぐらい経ってくるんで、
割と一周してきてると。
ってなった時に、
例えばキャピタリスト、
GPではない、代表パートナーとかではないキャピタリストが、
5年10年やってきてる人っているわけですよね。
分かってても。
そうすると独立したいなみたいな。
上が詰まってるしな、独立したいなみたいな。
いるわけですけど。
いや大変、本当に。
VCの業界としてもそんなに大きくなっていかないと、
上のポジションも空いてこないし、
そうすると独立っていう方が、
より現実的になったりとかっていう方なんですかね。
そうだと思います。
超大変だなこれって思っていて。
僕ら何とかスタートラインは立てた状態ではあるんですけど、
これ大変だなって思いながら、
周りのVCの人たちとか、
資金調達の現状
だって別に1号、僕らみたいに1号じゃなくても、
2号、3号、4号とかやってる人でも、
お金集めるの大変って言ってるんでマジで。
そうなんですね。
もう2回3回結果出してきても、
それめちゃくちゃ難しいってことですね。
市場環境が悪すぎる。
一方で僕なんかいろんな人の意見とか、
Xとか見たり、ポッドキャスト聞いたりしてて思うのが、
でも一方でVCとか長くやってる、
業界長い人とかは、
今は若干冬の時代なんで、
むしろ今立ち上がったVCは、
今年2010、2024とかのVCは、
いいインテージになる可能性があるって言ってるんですよ。
厳しい時こそ骨太なベンチャーが出てくるし、
VCも規律持って投資するから、
予算が少ない中で。
むしろ立ち上げられる、
パワーのあるVCのキャピタリスト。
実力のあるキャピタリストにしかお金集まんないから、
むしろいい年になるのではないか、
という意見の人もいて、
なるほど、頑張ろうって思うわけですね。
橋さんとしてはもうそこを信じて、
やっていこうって感じにもなる。
もちろん信じて投資してくれてる、
僕らに投資してくれてる人たちはもう既にいるわけで、
目標額はあるものの、
集まっただけ頑張ってやっていこうって思いますし、
そういう状況なので、
ここから企業家さん、皆さんに関係する話、
より関係する話なんですけど、
てことは、お金の集まりが、
悪いって言うとあれなんですけど、
よりシビアになってるので、
企業家を見る目もシビアになるわけですよ。
てことですね。
これがよく2020年ぐらいから、
だんだん指標が悪くなってきて、
レーターフェーズからバリエーションの調整が入ってくるよね、
っていう話がここ数年言われてきてるわけですが、
SEEDとか正直あんま関係ないよね、
みたいな風潮だったんですけど、
僕実際見てて、
ここ1,2年やっぱ影響してきてるなってやっぱ思います。
今みたいな話が背景にあるので。
具体的に言うと、
今まで例えば3億円から5億円ぐらいで、
SEEDフェーズで調達できちゃった人とかが、
多分できなくなってくるっていう。
厳しくなってくる。
次のラウンドいけないってことですね。
それもあるし、
初回の調達とかで3億とか4億とかでバーッと持ってきて、
これは1,2億ぐらいしかつかないんじゃないですかね、
みたいなフィードバック。
僕もなるべくお伝えするようにしてて、
VCの所管としては、
このぐらいなんじゃないですかね、
みたいなのをお伝えするときもある。
ていうかそういう機会が増えたので、
企業家としてもちろん、
自分たちの事業はこここれで素晴らしい事業なんで、
バリエーションは3億です、4億です、5億ですって。
プレSEEDとかで。
言うケースもあるんですけど、
うーん、なんか前よりは大変そうだぞ、これは。
と、いっぱい面談してる側からするとすごいそう思ってて、
で、なるべくそういう感覚を、
面談した企業家の皆さんになるべくお伝えしようとしてる。
集まればもちろんいい、それはそれでいい。
けど、これ10社20社もあって、
同じような状況だったらやっぱりそこのバリエーション考えないといけないよね、
みたいな。
ていう感覚になることがすごいあります。
これってちなみに日本だけの話なのか、
世界的に東南アジアだったり、
USでも同じような傾向が起きてたりもするんですか?
えっと、東南アジアは分かんないんですけど、
USは割と近い気がしてます。
M&Aの重要性
一方で、僕もUSの肌感覚あんまり分かってなくて、
例えば、僕個人でUSの会社10何社か投資してて、
特にシードプレシードの会社を多めに投資してるんですけど、
そういう人たち聞いてみると、
まあまあ、アメリカで資金、
それは日本人で言ってるからアメリカで資金調達するのは大変みたいなもちろんあるんですけど、
その変数もあるんだけど、
それを差し引いたとしても、
なんか大変ですっていう話ですね。
全然、やっぱり集まりにくくて日本に来てるとか、
むしろ、なんかアメリカの企業家が日本に来て資金調達するっていうのもたまに見かけたりしてて、
面白い。
なんか日本にご縁があるのかもしれないけど。
USでやってる、USの企業家がこっちに来て資金調達を。
っていうケースが超たまにあります。
面白い。
それはだから、日本のがまだマシって思われてるから。
なるほど。
これ聞いてる、これから起業する人とか、
実際に僕みたいにも起業してる企業からすると、
すごく貴重な話ですね。
でも全然悲観的になる人じゃなくて、
企業家がやることは別に一緒なんですよね。
ちゃんと事業立ち上げる。
確かに。
PMFする。
一緒なんですよ。
根本的に一緒。
一方で、
ジャブジャブ資金調達しやすい環境かっていうとそんなことないんで、
しっかり生存計画を立てることだと思っています。
例えば、多少大優勝しても多めにランウェイを確保するとか、
キャッシュが出ていくことに関してやっぱりシビアになるとか、
それ今まで以上に何か求められるんじゃないかなって思いますね。
あとはもう一個エグジットがM&Aが増えるよっていうのは間違いなくって、
結局徐々にできる会社が減ってきてる。
この指標感で。
そうするとM&A。
あとはよく上原寺さんとか言ってますけど、
1回目の企業化はまずM&Aだみたいな。
それで企業化としての体力、知力、経験値、人力を貯めてから2回目ユニコーン狙おうみたいな。
2回目、3回目でユニコーン狙おうぜみたいな。
っていうのが、僕もおおむねそれ同意なんですけど、
であるから、とにかくスタートアップの戦い方、プレイブックを覚える。
実践する。立ち上げ方。
いろんな企業、スタートアップの日はいろんな変数があるから本当に大変なんですけど。
まずそこの経験値を積むっていう意味では、
よく僕もアドバイスしてるのは、なんかでっかいことやりたいです。
めっちゃいいと思うと。
ただ1回目でそこまでたどり着く確率ってまあまあ大変なので、
ちゃんとトラックレコードを作って、具体的にはM&Aをしました。
そこそこの金額で。みたいなトラックレコードできてると、
これはもう皆さん見てわかるように、2回目のお金の集まり方が尋常じゃないんですよね。
初回から、まあ究極数百億集めちゃう人もいるし、
それはもうすごい人たちですけど、
まあでも普通にちゃんと事業やってエグジットまで行ってやってるってなったら、
2回目3回目もっとイージーなスタートの、
イージーというかスタートのスタート地点が全然違いますよね。
さっきはじめさんが言われたそこそこの金額でのエグジットって、
どんなイメージなんですかそれは。
僕の周りでも本当に起業して、
例えば1年とかでエグジットして、
でもそれはもうなんか割とまあ形をエグジットはしてるけど赤やりになったりとか、
あとはエグジットにもよりますけど、
例えばあるエンジェルの方から聞くと、
結局やっぱりエグジットはどちらかというとそんなめちゃくちゃハッピーじゃないエグジット。
本当にあんまり会社としては伸びてないけれども、
形上エグジットしたみたいな人が割と結構多いみたいな話とかも聞いたりとか。
やっぱりニュースに出てくるエグジットって、
例えば10億とか数億とかもあるじゃないですか。
はじめさんの感覚としてのそこそこのエグジットってどんな感じですか。
そこそこのって言いましたけど、
まずそもそもエグジットできるっていうこと自体が、
そんなにみんなができるわけじゃない。
機械の回数でいうとみんなができるわけじゃないし、
できただけで結構すごい。
今はじめさんが言ってたように、
あんまりハッピーじゃないみたいなエグジット。
つまり会社のキャッシュがどうしてもなくなって、
どっかの会社に買ってもらったとか、
本当は価格全然ついてないけど開くハイアリングみたいなのも全然、
僕素晴らしいと思うんですよ。そもそもエグジットできてること自体が。
しっかりそこのエグジットって形に持っていってるってことですよね。
っていうのが、まずそれがゼロと1の差ですよね。
もうそれが素晴らしいと思ってますと。
で、その上でめちゃくちゃここもグラデーションがあって、
日本円で言うと数千万円の金額、
バリエーションで言う、バリエーションの話しますね。
バリエーションで数千万円、1億以下のエグジットと、
1桁多く、10億以下、で次20億、30億みたいな。
ここで大きく差が違うと思いますね。
分かりやすく桁で違うみたいな話と、
10億から50億の間と、
50億から100億、100億以上みたいなのと全然違うので、
なんかレンジがあるよっていうくらい思っておいてもらえる。
しかもそれを別に1回でやろうとしなくてよくて、
別に最初は本当にスモビジ数千万円のエグジットとかでも、
全然実績のまず1つになるじゃないですか。
そこから、例えば僕も今相談を受けてる記憶で言うと、
スモビジで2回ぐらいエグジットしてるんだけど、
次はスタートアップでやりたいですみたいな。
でもそういうスタートアップの戦い方わかんないし、
エクイティーの資金調査したことないんで、
どうしたらいいですかみたいな。
で、こういう事業だと思ってて、
あーなるほどーみたいな。
これなんか全くゼロの企業家よりかは、
当然事業家としての経験値溜まってるし、
事業の作り方みたいな、立ち上げ方みたいな何回も経験してるから、
わかってて、しかもちゃんと売却までいってて、
素晴らしいじゃないですか。
だからといって、例えばその人に、
いきなり数億円のお金が集まるかって言うと、
多分そんなことないんで、
ただなんか、
例えばじゃあ僕が色々聞いてるシード企業家の中では、
あーなんか頭一つ抜けてるかもねーみたいな感じは、
印象としてはありますよね。
なんかここは本当にもう、
その人の経験値次第っていう感じですかね。
だからやっぱり、
形状を何かしらエグジェットに持っていくっていうだけでも、
そこはもう評価に本当に値するっていう。
ゼロと1の違いです本当に。
仮にそれがもう、
仮にそれがいわゆるダウンランドみたいな形、
ダウンランドっていうんですかね。
いわゆる最初の投資家にお金返せていなかったとしても、
しっかりエグジェットにっていうところまで、
ちゃんとこう生産していくっていうところでも、
一定評価はできるっていう。
めちゃくちゃ素晴らしいと思っていて、
僕の個人投資先でもそういう、
全く同じケースがありました。
ぶっちゃけ僕バリエーション、
生存戦略と経験
バリエーション5億ぐらいの時投資したんですけど、
プレAラウンドみたいな形で。
で、1年後会社生産、生産というか買われてるんですけど、
その時多分ね5分の1ぐらいになってるんですよ。
バリエーションが5分の1ぐらいになってて。
正直キャッシュがちょっと結構、
もう調達が難しくて、
キャッシュ厳しくてどうするみたいになってて、
結果VCさん、VCとかエンジニア結構入ってたんですけど、
結果的に買ってくる事業会社があったんで、
サービスは継続できて買われたっていう感じなんですけど、
投資家さんには大体、入ったタイミングによるんですけど、
僕はだから最後のラウンドから5分の1になってるんで、
ちょっとだけお金返ってきました。
お金返ってきたっていうのがすごいですよね、そもそも。
っていう風に僕は思ってて。
あの会社の状況だから売却する半年ぐらい前から
結構ちゃんと見てたんですけど、
もうキャッシュないし大丈夫なの?みたいな感じだったんですけど、
ちょっとだけ返ってきた。
なるほどですね。
こういう話はすごく大事な気がしますね。
これあんまり表に出にくいね。
そうですよね。
やる時って、自分の体験でもそうですけど、
基本的には成功の方の話しか、
自分も頑張って情報インプットしても入ってこないですし、
こんな生々しく最終的なエグジットがどうなるかってところまで出てこなかったり。
自分もフィリピンとかでやってて、
向こうの方でもワイコンで調達したとか、
本当に何十億何百億とか調達してるとこの最後とかを結構見る機会とかが、
割と企業して数年すると周りの企業とも繋がっていったりするじゃないですか。
そうすると、そこのエグジットの話とかも聞いたりすると、
こっちが本当の80%、90%なんだなっていう。
改めてスタートアップのしくずと言いますか、
基本的に本当に成功する会社って、
大きく成功する会社って一部なんだなっていうのは、
すごく身近にも感じてる中でこういう話を聞けるのは、
改めて、自分のインプットとしてすごく豊かななって思ってます。
なるべくグラジオなんで、そういう感じの話はめっちゃしたいなと思っていて。
これ知った上でどうするかみたいなところですよね、結局。
これから起業するっていう場合も、
このリアルなことを知っといた上でやるか。
それこそ資金調達しないっていう話も別にあるわけじゃないですか。
最初から黒字にしていって、
別に資金調達しない方法でビジネスしていく方法も全然ありますし、
割と僕らも今そういうフェーズでもあるかなと思っていて、
会社としても常に黒字が出ていて、
じゃあこれから大きく、
僕らのファッションアパレルの業界ですけど、
一気にオフラインのテンポを増やしていくかみたいな、
実はそういうふうにやってるラブモニートっていう
シンガポールのファッションのスタートアップもあったり、
日本だとゆとりとか結構最近有名だと思いますけど、
そういうやり方もあれば、
今もっと堅実にというか、
今踏まないみたいなやり方もあるなと思ってたり、
今自分たちのステージでいくと結構そこを考えていて、
なのでこういう話を聞いた上で、
どう自分たちでデジタルメイキングしていくかなと思ってますね。
そうだよね。
ちょっと話が長くなった、
最近の四季五感とかVCLPの話から、
最後企業化の話までしましたけど、
本当にこういう話をみんな知って欲しいし、
まさに言った通り、
知った上で自分がどう行動するかっていうところなので、
僕は改めてこのラジオの場がめちゃくちゃしやすいので、
そういう話をひたすらしてるんですけど。
そうですよね。
実際企業をしてみないとわからないところもあるじゃないですか。
もちろん。
こういう話って。
企業家へのメッセージ
最初から全部ここの話、
自分もそうですけど3年前の段階で、
全て聞いたとしても理解できないと思うんですよね。
この辺のM&Aがどうとかっていう話で。
現実感持って入ってこないというか。
自分の場合だと3年やってようやくスタートアップだといわゆるT2D3って言われてる。
そのT2D3の最初のスタートって年収大体1億ぐらいじゃないですか。
ようやくそこに立ったっていうレベルでいくと、
そこまできてようやく理解できることが多いなっていう感覚は正直あって。
今の橋さんの話を全部聞いた上で、
全部理解してスタートするっていうのも正直多分できないと思うんで。
難しいね。
結局やってみて、
やった上で常に毎日毎月毎年自分の知識をアップデートしていきながら、
じゃあそれでどうするかみたいな判断をしていくしか結局はないんだろうなと思ってたりするんですけど。
そうですね。
ということで今日はこんなお話でございました。
ということで、
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