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スピーカー 2
あるんですが、例えば桜尾蒸留所だと今テーマパーク作ろうとしているって言うんですよね、確か。
スピーカー 1
ああ、なんからしいですよね。
スピーカー 2
こっちのあけに寄っているというところで。
あとはブログでも紹介していますし、以前からこのポッドキャストでも言っていますよ。
金&ティート山っていうのもあるわけですし。
そういう形でボトラーズまでできているというのが今の流れかなというふうなところですかね。
スピーカー 1
そうですね。
もともとあった大手のサントリーなりニッカなりなりの大手の蒸留所が
要はジャパニーズウィスキーの定義にのっとってシフトしつつ、
他の小さな蒸留所もおそらくなんですけれど、
ポース整備が今される方向に向かっているということはきっとされるだろうということをおそらく見越しながら
自分たちのブランディングをきちっと立てるということをやっているってことだと思うんですよ。
スピーカー 2
僕ちょっとここは違う視点を持っていまして、
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
自分たちのブランディングをする理由としてはそれぞれの蒸留所が別の会社だからかなというふうに思います。
スピーカー 1
もっとミクロンの話でということですね。
スピーカー 2
なのでそういうことだと思います。
ジャパニーズウィスキーの定義ができたところで自分たちが儲かるかというとそういうふうなものではない。
なので各蒸留所はこれ以前も言いましたけどファンダムに向かっていると。
要はファンとなる蒸留所をファン、オタクを作ってですね、
オタクたちに支持されるような蒸留所を目指していくっていうのが一つ。
スピーカー 1
そうですね、今やれることって。
スピーカー 2
結局前も話出ましたけども、
ジャパニーズウィスキーはジャパニーズウィスキーで正しめるものっていうのが明確にない中で、
結局製造者とかストーリーとかで売っていくんですよね。
それでファンダムを作っていくっていうのが多分。
スピーカー 1
ビジネスモードになってくるので。
僕も結構その点はその通りだなと思ってて。
要は今現状やれることがまさにそれで、
今後ウィスキーのジャパニーズウィスキーの定義が本当にしっかり法制美化された暁には、
それにのっとってやっているんだよとかっていうことをまた強くアピールすることができるわけですし、
今のうちにしっかりとそういったファンダムをちゃんと作っておくことで、
さらにそういった実際に法制美化された暁にはファンダムを強化することができるというか。
T&Tとは僕も結構同じような感じかなと思うんですよね。
法制美の方に今日本全体が向かっているっていうようなことの急拡がないと、
そういったような前提みたいなものがないと、
やっぱりあれほどの大きな事業っていうのは取り組めなかったんじゃないかなと思うんですよ。
きっとこれからはジャパニーズウィスキーっていうものは定義もそうだし、
トータも行われるけれども、そういったものも丸っとひっくるめて言うなれば盛り上がるだろうと。
そういうことがあってのあの事業とボトラーズ事業ですね。
だとも思いますので、本当にやっぱりこのウィスキーの定義を決める決めないとか、
ジャパニーズウィスキーが国内のみならず世界で盛り上がったっていうようなことをきっかけに、
かなりいろいろな動きが確証で見られて、
まさに今目の前で起こってるっていうのが現在の状況かなと思ってます。
スピーカー 2
なるほど。
そうですね。
そうやって上流場のみならずウィスキーに変わるところがどんどん人気獲得って感じになってきてますよね。
これ仕方ないと思うんですけどね。
スピーカー 1
それは仕方ないですね。
スピーカー 2
時代的にはですね。
スピーカー 1
マーケティングは常に重要ですし、とにかく大手に比べて売るものが少ないのはもう目に火を見るより明らかというかですね。
スピーカー 2
明らかなので。
スピーカー 1
もうそれはやっぱりもう見せ方なり盛り上げ方なりで自分たちのところをアピールするっていうのは絶対に必要なことだと思いますし。
いつまでも。
そうですよね。
ちゃんとした商品が出るまで記憶に留めてもらう必要があるわけですし。
スピーカー 2
そうですね。
そう考えるとジャパニーズウィスキーの縫製日に動くっていうのは一つ大事なことだと思う一方で。
各蒸留所とか各ファンにおいてはもっと大事な今後ジャパニーズウィスキーがどうなっていってほしいかっていうのを個々人で考えることなのかなっていうような気がしてきましたね。
スピーカー 1
確かに飲み手っていうやっぱりスタンスに一回立ち変えるとこれじゃないとジャパニーズじゃないみたいな。
縫製日が決まるとそういうことになるわけですけれど。
そこに至るまでの間、でも今実際に決まるまでの間は本当にいろいろなことを。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
いろいろなことがきっと起こるでしょうし。
スピーカー 2
だからそういうところで何のファンというかウィスキー飲みとしてジャパニーズをどういう立ち位置に置きたいかっていうのは今一度熱狂すべきとか熱狂すべきだし冷静なとこは冷静になるべきなのかなというふうに思ったりしました。
スピーカー 1
なるほど。具体的に例えばどんなこととかってあります?
スピーカー 2
例えばどういう立ち位置でいるかってところですかね。
スピーカー 1
そうですそうです。
スピーカー 2
例えば以前の下野さんの回を振り返りながら話をしますけれども、ジャパニーズウィスキーが今後よくなる要素っていうところはスコッチよりもよくなる要素っていうのはどういうところだろうっていう話とかありましたよね。
そういうところをちゃんとやってるところなのかどうかっていう。
そこは少なくとも僕が好きなウィスキーを作ってくれそうな予感はするんですよ。
そうなったときに例えば仮にスコッチと同じことやってるのはスプリングバンクだとして、スプリングバンクとある日本の上流場をやってますってなったときに絶対日本の上流場の競争率が低いと思うんですよね。
もうすでにマジョリティーになってしまったスプリングバンクよりは全然。
そうなったときに日本にいるものとしてそういうような立ち位置で上流をしている人たちを応援したいっていうのはあると思いますよね。
例えばそういう考え方かなと思う。
スピーカー 1
分かりました。確かにそれは確かによく分かりました。
スピーカー 2
法整備とかそういう概念とはまたちょっと違うところにはなるんでしょうけども。
そうなってくるとあれはジャパニーズウィスキーだこれはジャパニーズウィスキーではないというような話の前に、
日本で上流していたらジャパニーズウィスキーで言っていいのかとか、そういう問題にまたなっていくんじゃないのみたいな。
スピーカー 1
なるほどなるほど。
確かにもしかしたらもう少し先の話、法律科学、
僕はもう法整備はおそらくされるだろうと思っている立場なんですけど、誰が何をやろうとされるだろうと思ってるんですけど、
変な土屋守さんがウィスキー振興協会みたいなものを作らなくても法整備はされるんじゃないかなと思っている。
ただ実際そういうことがされた後に今ダイアリーさんが言ってきたみたいなことっていうのは起こり得るだろうなと思いますし。
逆に、そういった少し先の出来事だったりとか、その法案に応えるようなお酒を作れるところっていうのは、
今のこの段階から自分たちの作るウィスキーに真摯に向き合っているところになると思いますし、なってほしいと思いますよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
なってほしい、とにかくなってほしい。
スピーカー 2
逆に言うと我々のようなところって言い方もあるかもしれませんが、僕が好きなウィスキーが広まってくれると飲み手としては楽だなというか嬉しいなと思うところはあるわけで。
嬉しいですよね。
スピーカー 1
そういうところですよね。
なかなかこういった状況下でというか、信念がないとそもそも作れないお酒だと思います。
信念なくても設備があれば作れるのかもしれないですけど、やっぱり信念を持ってというか、言うのは簡単なんですが作ってもらいたいなと思いますしね。
そういったところのお酒を飲みたいですし。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
そういった信念の積み重ねだったりとか、全体的にそういった様々な信念を積み重ねた結果が、やっぱりジャパニーズウィスキーの個性になるのではないかと漠然とロマンチックに考えたりはしてますけどね。
スピーカー 2
もう一個思うのが、付け加えて余分なように言いますけど思うのはですね。
スピーカー 1
全然いいですよ。
業界はそういうふうにいったほうがいいんじゃないかなって気もちょっとする。
スピーカー 2
伝わりますかね。
スピーカー 1
伝わりますよ。
スピーカー 2
どこをこだわっているかの啓蒙活動をしなきゃいけない。
スピーカー 1
そうですね。
例えば、バイヤーであったりとか、あとはバーであったりとか、それこそバーの方とかお店でもジャパニーズだったらここが好きだねとかっていうお店たくさんあると思うんですよね。
そういったお店とかがこのウィスキーの良さみたいなものをちゃんと広めたりとかしてくれると、我々は非常にやりやすいですよね。
そうですね。
スピーカー 2
そういうのをどんどんコンテンツとして出してほしいなというのはありますね。
そうですね。
これは僕の解像度が低いかもしれませんが、例えばワインとかで特定のプロモーションをしてるのがあるかっていうとあんまりなかったりとかすると思うんですよね。
それよりもドコドコさんのものだとこういうものでこういう形ですみたいな、売り手の人を育てるっていう取り組みをどんどんソムリエとかは作っていくわけじゃないですか。
ああいうのって僕大事だと思っていて、今はバーでしたけど酒屋さんとかもそうですが、こういうウィスキーはこういうパターンのものでこういう時にいいですよねとか、
そういうちゃんと好みにフォーカスするっていうところはもうちょっとされるべきなんじゃないかなと思っていて。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
極端な感じがちょっとするんですよね。
スピーカー 1
極端な感じっていうと。
スピーカー 2
要は僕らとかは自分の中にテイスティングコメントとか書いてますけども、それ以前のちょっと大まかな分類とかをやっていってもいいのかなと思うんですが、業界で結構取り組むべきじゃないのっていうふうにちょっと思うとこはあります。
スピーカー 1
なるほど。そういったものをジャパニーズウィスキーでもそういったスコッチにあるような大まかな分類だったりとか。
そうですね。
今後は多分できるんじゃないですかね。
下野さんの前の時もジャパニーズの個性みたいなテロワールドだったり含めて個性っていうのができるのかどうかなんとも現状不透明みたいな感じ。
僕は確かその時ももう少し現状はまだ上位者できたばっかりで、3年そこらで原子の個性出せるかとはとてもじゃないかと思えないじゃないですか。
ただそれがやっぱりイチロー・ゾモロットの例になりますけど、やっぱり10年ものが出たりとかしてくると、
確かにこれイチロー・ゾモロットの味だよなっていうか、チチブの味だよなっていうのが、やっぱり少しずつ少しずつ形を表してくるっていうのはあると思うんですよね。
そういったような形、やっぱり時間がかかるものだと思うんですよね、それに関しては。
作り手もそうですし、その作り手ももしかしたら自分たちのウイスキーの味わいを決める全ての要因をコントロールできてるわけではないと思いますし、それはスコットランドも一緒だと思うので、
スピーカー 1
そういった中でもゆっくりゆっくり立ち上がってくるものがおそらく上位者の個性になるだろうと僕は思いますので、もう少し時間のスパンはかかるかもしれませんけれど、最終的には出てくるものなのではとは思ってますね。
でも今から積極的にそこは投資していってほしいなと思いましたね。
そうですね。でも最初からそういったものを考えて作るっていうのは、やっぱりやっててほしいですよね。
それが身を結ぶ結ばないとかじゃなくて、それをやり切った先にある味わいっていうのがやってるんじゃないかと思いますけどね。
それはそう思いますね。
でも本当にそういうことをやってほしいですよね。
っていうかそうじゃないところは、そうじゃないところとそれによって僕はすごい差がつくと信じてますね。
依頼だったり。だからこそやっててほしいと思います。
必ずおいしいものがそうじゃないところと比べると本当に個性がちゃんとあって、末永く生き残るような味わいになりますね。
スピーカー 2
ちょっと今回の話はそういうところで、締めにいこうかなと思うんですけども。
結局話をしたいところっていうのは、ジャパニーズウェスキーの法整備っていうところがトピックになりましたけど、
今後我々が見ていってほしいっていうのは、そもそもなんでこんな法整備が必要になったのかっていう、
政法から見たジャパニーズウェスキーの歴史を見ていくっていうことを考えると、
長らくジャパニーズウェスキーっていうのはそういうバルクですとかバルクウィスキーですとか、
2級ウィスキーとかそういうウィスキーで出てきたような、
本場のスコッチウィスキーとかとは全然違うものがメインで出されていたっていう歴史があって、
それを無視しちゃいけないだろうというのが一つっていうのと、
昨今急激に蒸留所ができていく中で、各蒸留所の方向性っていうのがいろんなものが見えてきているので、
その中でものがジャパニーズウェスキーが好きなら、
どういうジャパニーズウェスキーでありたいかっていうところを見ていくっていうのは大事だと思いますし、
それは法整備っていうのはとてもいいし、別にやっていけばいいんじゃないかなと思うんですが、
バルクだとかバルクじゃない上流しているの一歩先のところ、本当は2歩ぐらい先のところで、
どういうウィスキーを作ろうとしているのか、それがある程度検証されているもののかっていうところを見ていかなきゃいけないのかなと、
飲み手側が知識をつけていかなきゃいけないのかなと思いますし、
言うならば学習コンテンツって言ったらちょっと聞こえがあれですけども、
そういう文化レベルを上げるような行為っていうのをどんどん上流上側とかですね、
酒屋なりインポーターなりいろいろとやっていってほしいなっていうのが、
スピーカー 1
の位置の見てとしての意見ですね、
スピーカー 2
いらそうに言っていて恐縮ですけども、思ったところでございました。