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2025-09-06 42:57

#45 ウイコネウイスキーニュース:100億宣言にみるジャパニーズウイスキーの市場規模感

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首都圏と地方都市、それぞれのテイスティング視点を持つ、ちょっとマニアックな飲み手がお届けするポッドキャスト「ウイスキーコネクト」。
今回は久々のウイスキーニュースです。経産省や中小企業庁、中小機構が行っている100億宣言について、ウイスキー業界でも100億宣言をしている企業がありました。公開されている資料から、ウイスキー業界のビジネスモデルと愛好家の関わりについて掘り下げます。

 

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サマリー

ウイコネウイスキーニュースでは、株式会社ベンチャーウイスキーの100億宣言を中心に、日本のウイスキー市場の規模や業界の動向について議論されています。他の国内クラフトウイスキー蒸留所の事業規模や将来的な展望も取り上げられています。ジャパニーズウイスキーの市場規模について考察され、特にベンチャーウイスキーやマルス上流者の売上成績が焦点となります。また、近年のウイスキー業界の参入形態の変化や競争の厳しさについても言及されています。ジャパニーズウイスキーの市場が成長しており、特に新たなブレンデッドウイスキーのリリースが相次いでいる様子が描かれています。また、サクラオや三郎丸などのウイスキーブランドが売上を伸ばし、業界が活性化していることにも触れられています。ジャパニーズウイスキーの市場規模について、特に100億宣言をする企業の登場や海外展開の重要性が考察されています。

ウイスキー市場の現状
ウイスキーコネクト。この番組は、ウイスキーの繋がりを増やしたいと思っている、ちょっとマニアックな飲み手2人が、普段ウイスキーを飲みながら感じていることや、昨今のウイスキーについて、自由気ままに語る番組です。
ということで今回もよろしくお願いいたします。ウイスキーラバーズダイアリーです。
はい、よろしくお願いします。Drinkers Loungeです。
はい、ということで今回は久々のウイコネウイスキーニュースということです。
らしいですね。
たまにはこういう時事ネタもすることで。
少し前にはなるんですけども、ベンチャーウイスキー、七分蒸留場やトマコ前蒸留場などの運営会社ですね。
アクトイチロー社長が、代表取締役であるベンチャーウイスキーさんが、100億宣言をしたというので、これは補助金の申請のためにやったということかなと思いますので。
そんな話をしてたんですが、そんなトピックがあったんですけども。
ちょっとこの辺りを少し掘り下げると言いますか、実際これってどうなんだろうっていうのと、実際蒸留所の規模感って、蒸留所というか運営会社の規模感って結構違ったりもするっていうのもあるので。
そこは公表されている範囲で少し入れたらいいのかなというふうに思いまして、ちょっと今回そういうトピックをちょっと実験的にやっていけたらなと思います。
そうですね。株式会社ベンチャーウイスキーさんの100億宣言を皮切りに、他の国内クラフトウイスキー蒸留所の事業規模感とか、ちょっとした業界の勢力図を振り返ってみようみたいな感じの映像でよろしいですか。
そうですね。そういう形でちょっと見ていきましょうという。こういうのは何事も実験チャレンジということで。
そうですね。本当にやってみてなんもないので、やってみながらこの辺りは。
よろしくお願いします。
事業規模の分析
よろしくお願いします。
はい、ということで100億宣言っていうのは売上高100億円を目指して取り組みを進めていくっていうので、
おそらくこれが通ったらそこでいろいろ広告とかを書くっていうので、そうすると報酬金が多分1対1とかで最大5億円付くというところなのかなというふうに思います。
そういうものかなっていうところなんですけども、すごく堅実にそこは出してるのかなというふうに思うんですけども。
そうですね。蒸留所の規模とかまず最初に、この100億宣言出されてるのちょっとこれをちゃんと見ましょうというところで、
僕は別にこういうの財務状況とか詳しく見たりとか、なんかどっかのデータベースに契約してるとかじゃないんですけども、
だからこそ公表された事実だけちょっとちらっと見てみましょうというので、少し見てみたいなと思っています。
ちょっと見てみましょう。
100億宣言の製造業で美味しき有利食を作る良いお客様に喜んでいただきますというところで、
100億円の実現と目標と課題っていうのは今が38億って書いてますけど、去年の売上高が30億なんで、売上高が伸びてるというところですよね。
確かに30億、2024年30億で2025年が38億だとしたら20%ぐらい伸びてるというところで。
確かにそうですね。
単純計算すると年平均成長率20%ってなるわけですけども、
この100億宣言2031年200億の売上が目指すってなってますが、これ計算したことだいたい年の売上平均で20%という風になってるんですね。
すごいなと思うのが、2025年から2028年の売上がそんな変わらないよっていうので、
2029年から60、80、105ってグイッと伸びていくっていうので、
おそらくこれ2025年に仕込んだものが伸びていくみたいなことなんじゃないかなという風には思います。
さすがに、たぶんこの宣言のシート1枚の他に何かいろいろと書かされてるはずなので、そこにいろいろと計算式が書いてあるんじゃないかなと思うんですけども。
どれっぽい感じしますよね。
なので最初は伸びないけど製造をちゃんと作っていって伸びますよっていうところなのかなと。
日本のマーケットはたぶん頭落ちて海外展開を加速させるというところで、売上高100億目指すということを書いてますが、
そこで果たしてこんな感じで伸びていくんだろうかっていうのは、
旗から見たらちょっと気になるところですよね。
きちっとまず宣言するっていうことが一つ大切で、
あとは一応その審査基準としていくつかあるみたいですけど、そこにちゃんと通過してっていうことで。
そうですね。
ベンチャー・ウィスキーさんが今回選ばれたってことでいいんですよね。
いや、宣言してるだけで選ばれたんですか?
選ばれたわけではない。
とは思いますけど、宣言企業でたぶん申請しただけだと思います。
なるほどなるほど。宣言するものですからね。
一時審査が7月。
最終審査は?
なので。
書いてありましたね。
まだ決まってないということですけど、こうやってインパクトを出すだけでもだいぶ違うんじゃないかなと思うんですけど。
いないということですね。
なるほどなるほど。
違いますよね。
この場合、ベンチャー・ウィスキーさんはどんな感じの設備投資に回していくつもりなんでしょうかね。
どうなんですかね。
設備投資に回すのかどうなるかちょっとわからないですけど。
あんまりそういうことは書いてないんですけども、でも結構有名どころはたくさん当然出てるので、
ウィスキーはたぶんそんなないのかな?
ウィスキーはパッと見た感じないんですけども。
日本酒とかですね。
は出てますね。
そうですね。
日本酒酒造会社。
これらもどうなるかというのはちょっと見てみたいところでもありますよね。
かなりたくさんありますね。
和カッツルも出してますね。
和カッツルは、和カッツルは2034年107億というところですか。
今17億なんですね。
こういうのは基本的に僕の知ってる感覚ですと出したもん勝ちなんですよこういうのって。
なんかそんな感じなのかもしれないですね。
やっぱ出さないともらえないんですけど出したらもらえるかもしれませんからね。
そうなんですよ。
なので基本的に出してなんぼですし、これたぶん裏でもめちゃくちゃいろいろ書いてると思うんですけども、
出さないよりは出したほうが絶対いいので、そういうものを見ていくってところなんですが、
国竜も出してますね。
はい。
もしかしたらもっとあるかもしれないですが、
ちょっとそこはパッと見た感じは2社だったということで。
というと結構ウイスキーは2社ですかね、我々が補足したところだと。
和カッツルとベンチャーウイスキー。
ええ。
将来の展望
和カッツルの場合は日本書もやってたりとか、
ブランドとして上流城坂倉の来場者でそこで稼ぐっていうのも書いてますね。
なかなか気の長い話ですね。
おそらくどれも海外販路のところっていうのが出てきて、
ちなみに福井の国竜収蔵も出してて、国竜もウイスキーやりたいって言ってるんですよ。
おそらくそこで国竜は2050年に100億体制か。
でも確かに海外展開を視野に入れると、上増収より上流収のほうが輸出はしやすいだろうなと思いますよね。
そうですね。マーケットが大きいので、輸出の実績がやっぱりここ10年ですごい増えてきたので、
おそらく投資家目線で言うとやりやすいんじゃないんですかね。
マーケットサイズがでかいと売れるって言いやすいじゃないですか。
そのあたり本当に僕非常に疎くてですね。
多分なるほどとかそうなんですねっていうのを今後も連発することになるんじゃないかと思うんですが、そこはご了承ください。
僕もあまりよくわかってないんですけども、ミドルって言うんですかね。
こういうところで資金を調達する時のポイントっていうのは、市場がちゃんとありますかみたいなのを結構見てくるんですよね。
そこはそうなんでしょうね。
市場をちゃんと見てますかみたいになった時に計算する指標っていうのが、いろいろマーケットサイズ簡単に理解して数字をこねくり回すんですけども、
トータルのマーケットサイズを見るときにですね、
人数×単価とかでタムとかサムとかソムとかっていうのがあって、
市場全体はこれぐらいあってそのうち標的市場のほうがこれぐらいあって、その何%を我々狙いますみたいなのをやってるんですよ。
その算出はすごいアバウトというか、細かく言ったらいろいろあるんでしょうけども、アバウトになるんですよ。
当然開拓してきてマーケットが大きくなってくると市場が大きいねって言って、
そうすると投資家のほうはリターンが大きくなるからいいんじゃないかとかっていうそういう目線で、
もちろん金とかもそうですし、いろいろとお金を出しやすいっていうのはあるんですねっていうのが僕の理解です。
なるほど、でも分かる話ですね。
ただ一方で我々愛好家からしてみたらですよ、
秩父は実績もあるし、マーケットが小さいときは非常にいろんなことやってきたので、それを純粋に応援したいというのはありますけども、
我々、例えば僕らみたいな割とマニアック気味な人々がですね、
秩父が定価で買えたら買うかもしれないけども、知ってる人が誰もいない蒸留所でポンとボトルが出てきて、そのボトル買いますかっていうと、
買うハードル高いじゃないですか。
そうですね、飲むハードルは別に全然高くないんですけど、
本当に飲んでみてからとかっていうようなところは徹底してしまうでしょうね。
そうですね、そこはそれはあるじゃないですか。
やっぱりシールド側もバーとかもそれはちょっと身構えてしまうっていう優先順位はやっぱりつけなきゃいけないっていうのはありますし。
まあそうですよね。
売らなきゃいけないってなったときに売る服が何もないってなってくると、それはなかなか出してないでしょうからね。
そういう問題もあって、そういう問題を差別化とかをしてやっていくわけですけども、
ウイスキーの差別化ってどうするんだっていうのはこのウイコネでも時々取り上げられているテーマですよね。
そうですね。
何を、ジャパニーズウイスキーらしさって何だろうっていう命題と同じだと思うんですけども、
そうですよ。
そういう難題に立ち向かうわけですよね。
多分そういう点でおそらく結論として、我々が結論まで言ってないけども、
なんとなくこうじゃないかっていうのは、
作ろうと思えば作れるのかもしれないけども、商売との両立が難しいよねっていうところが多分これ課題になってくるんじゃないかなと思うんですよね。
これまでの議論でもそういうことが多かったじゃないですか。
そうなったときに、我々が買いたいと思えば思うウイスキーほど、
ウイスキー市場の現状
どんどんコストが高くなって売りにくいマーケットサイズは、本来は小さいウイスキーになるだろうし、
でもマーケットサイズを大きくする、安売り化するものっていうのは基本的には大手が強いので、
中小企業が買っているものではないから、基本的にプレミアしてイノベーティブなものっていうものを目指すと思うんですよね。
ブランディングを図って、ほかの2人のプレミアのレンジを図るっていうのが王道だと思うんですけども、
そこのバランスとどういうふうに言いくるめるかっていうのは難しいですし、
それが最初からできますだったら、それのシーズンの特許を何個か持ってないと、
おそらくその人たちの言ってることはもうとっくに議論されつくされてると思うんですよ。申し訳ないですけども。
それはそうだと思いますよ。その辺り考えずに始めると多分普通ないでしょうからね。
例外はあるかもしれませんけどね。
だって置いといて3年から4年熟成してる間に誰かパクるじゃないですか。
そこを徹底的に見せないか、特許取って知財守るっていうのがある。
それから逆に何か真似できない何かをやるかっていう何かがあればいいですけども。
そうですね、ウイスキーの特許とか知財っていうのをどこに持つかっていうのは難しいですけど、
結構そういうのがない上流者の方が多いかもしれないなと思いますね。
そうですね。
我がどちらかというと。
分かってればやっぱりそこはすごいなって思うんですよね。特許持ってるんで。
カノスケが好きなのも実はその辺り、注目してるのもその辺りですね。
要はメロウコズルの樽っていうのがカノスケしかないので。
なるほど。
僕カノスケは好きですけどカノスケが注目してるのはやっぱ日置ですね。
シングルポットスチルができるっていうのがあれどこもやってないじゃないですか。
そうですね。
シングルポットスチルがシングルポットスチルをたらしめるっていうのは結構作り手の方がある程度知らないとできないっていうのは多分あると思うんで。
はい、その通りだと思いますよ。
アイリッシュに対する造形の深さがそこそこちゃんとないとなかなか同じことをやろうと思ってもできないんじゃないかと思いますね。
しかも言っちゃ悪いですけどもシングルポットスチルのマーケットは大きくないじゃないですか。
流行ってないじゃないですか。
そうですね。少なくとも流行ってないです。国内。アイリッシュっていうかアイルランドの方でも上流車の閉鎖が結構相次いでるらしいという話を聞いていて。
本当にすごくたくさんできて今またそれの淘汰が行われようとしているのが現在進行形でおそらく行われているのがアイリッシュなので。
もしかしたら日本ジャパニーズウイスキーの少し先の姿を見ている可能性はありますよね。
すごい乱立しましたからね2014年とか。
2014年くらいでしたっけ。
この前さっき調べたんですよね2016年くらいですね。
本当に言ってみればもうちょっと10年みたいな感じになるわけですけど本当にその10年前くらいっていうのは言ってみればジャパニーズウイスキーの黎明期でいいのかな。
創世期ではないんですけど新しいジャパニーズウイスキーってこれからきっと盛り上がるのかもしれないねみたいな感じで。
みんなワクワクしながらジャパニーズウイスキー飲んでたんですけどこと2020年代に入ってきてしまったらそんな時代はとっくに過ぎてしまって今完全なる戦国時代ですからね。
今後の市場競争
ジャパニーズクラフトに関しては。
そうですね。
本当にこれどこが生き残るんだろうみたいな名を挙げて新しい武将が国が起こりそれがいつどこでどのような形で今後の展開を迎えていくのか全くわからないみたいな状況になっていて。
今本当にうまくいってるところでも5年後10年後どうなるか本当にちょっと全くわからないみたいな状況になってるので。
そうですね。
規模の優位性っていうのはどうしてもあると思うのでさっき言ったその例えばベンチャーウイスキーさんが今年2025年38億。
38億パワーなわけじゃないですか言うならば。
はい。
で若鶴さんも17億パワーなわけですよね。
はい。
2024年の9月現在で。
若鶴さんすごいですよねベンチャーさんの半分ぐらいの期間で半分ぐらい行ってるわけですから。
まあ日本酒があるとはいえですね。
でも今売り上げのほとんどがウイスキーなのは間違いないのになぜなら2024年の売り上げだか見ると多分8割9割ウイスキーですよね。
本当だ。
本当だぞ。
改めてやっぱり稲垣さんやり手だなっていうのはこれいいと思うんですけど。
まあもちろんこれは売り上げなのであらりがどうかっていうのはまた話が変わってくるわけですけども。
まあまあまあまあそこはそうかもしれません。
ただまあそうですよねそれでも売り上げとしてはまあそこまで17億パワーまでいってるわけですから。
あとあのジャパニーズクラフト現状本当に2016年にできたばかりのジャパニーズシングルモデルの上流商となってくると。
はい。
あと一つはまつぬきそれからあの静岡。
そうですね。
であとあっけし。
はい。
であとそこに長浜と浅川が加わって5つあるわけですよね。
でそれらがまあ言ってみれば来年10年まあ今年かな来年かななんか10年を迎えるみたいな感じ。
これはあの土屋守先生の大先生のウイスキージャパニーズウイスキーイヤーブック2024に書いてあったんで。
それじゃあ2025にも同じようなこと書いてますね。
ああまじですかもう2025出てます?
はい25は僕手元にありますね。
もうちょっとそれぞれ買わなきゃいけないですね。
本来でそのやっぱりその2026年当時は最近といえば最近なのかもしれないですけどさっきもちょっとあのダイアリーさんと一緒に収録前にちょっと話したことをまた話すんですが。
はい。
まあいわばここの2016年の時点で蒸留所熟成が製造が開始されたということは大体そこから3年経つ頃には2019年2020年ぐらいには3年ものができて。
でそこでやっぱりそのなんて言うんでしょうそのジャパニーズウイスキーを国外にとか知ってもらうっていう意味でもすごく盛り上がる時期になるんじゃないかなみたいなことを当時話したわけなんですよ。
実は2016年ぐらいの段階で3年後のそのファーストリリースが非常に楽しみだっていうこと。
そしたらその2019年頃に何が起こったかというと世界的にコロナになってしまいましたからね。
そうですね。
はい。
そこでやっぱり少し言ってみればそういったちょっとある種の先行者利得みたいなのが若干ちょっと損なわれた可能性はありますね。
ただ全てをコロナのせいにするには時間がちょっと経ちすぎてますので結局そこから何年かして国内のウイスキー上流者がもはや今100を超えるぐらいのレベルになってるわけじゃないですか。
で参入の仕方っていうのもこれから規模の話もできたらいいなと思ってるんですけど。
そのウイスキー業界というかウイスキーの製造に参画してきた企業体の性格もちょっといろいろと様変わりしているなっていうのがこの戦国時代の面白いところだなと思ってるんですけど。
新規参入の影響
その2016年の当時に関しては、
つづき上流者はもともと本望志造さんです。
マルス上流者の本望志造さんがありますよね。
で、
そうですね。
マルス上流者はもともとタケツル・マサカさんの上司にあたる岩井さんという方が創業ですよね。
あとは笹野川の朝霞蒸留所もイチローズ・モルトのアクトさんの樽を預かったりとかっていうような繋がりがあって。
ガイアフローの静岡蒸留所も、言ってみれば閉鎖した軽井沢蒸留所の上流機を使ったみたいな感じの話があったわけじゃないですか。
結構そういった過去の歴史を踏襲するみたいな文脈的にも結構ロマンがあって、なかなか面白かったんですけど。
最近はやっぱり入ってくるところっていうのは、全然ホントにウィスキーと関係ないところから参入してくるところが非常に増えたなっていうのがやっぱり面白いところだと思うんですよ。
そうですね。
いろんな理由って言い方ですけど、やっぱりそこはウィスキーが売れるぞっていうふうに認識されたっていうのがあるんでしょうね。
市場規模がさっきもだやりさん言ったみたいな感じで認識され始めてっていうところなんでしょうけど、だからやっぱりあれですよね、でかいところが入ってきますよね。
そうですね。
市場規模というか、元々のベンチャーさんの38億っていうのがすごいと思うんですけれど、全然それよりも規模の大きい資本力のあるところがたくさん入ってきたということで。
そういうのをだやりさんが調べてくれてたのでちょっと教えて欲しいんですけれど。
そうですね。
じゃあ、僕がちょっと気になったのが、ベンチャーウィスキーって20年ウィスキー一つですね。
そうですね。すごい話ですよ、考えたら。
しっかり会社として回ってきた売り上げがどんどんどんどん伸びてると。
その結果が上流時も拡大して投資もして38億となったわけですけども、じゃあそれがどれぐらいの立ち位置なのかっていうのは僕は見たほうがいいなと思ってました。
20年で38億企業になったっていうのと、新規参入でいろいろ入ってきたりとか、ほとんどウィスキーで稼いでるところでももっと伸び率高いところってたくさんあるわけですよね。
当然2008年ぐらいから特に2015年以降ですね。
ウィスキーはどんどんどんどん国内外問わず生産と消費量が増えていって売れてた時期が10年、2023年ぐらいまで続いてたわけなので。
やっぱりそのグロスの世代、成長史上10年やってきてどんぐらい稼いできたかっていうのはやっぱり大事なのかなと個人的に思うわけですね。
前置き長くなりましたけども、例えば38億より大きいところどこなのかっていうところで見ると、もちろん公表されてる情報だけで今まとめてますけども、
例えばマルスやっぱり大きいんですよね、62億シリーズ去年で。
なるほど。
倍ぐらいの大きさですか。
マルスさん、だってやっぱり焼酎あってワインあってっていうような形でやってますけど、やっぱり大きいですよね。
めちゃくちゃ大きいですね。
ビールもやってますしね。
そうかそうか。
なのでワインもやってますか。
というので、かなりそれは大きいよなっていうのはわかるんですけども。
現状でもすでに2倍近くの規模感があるわけですもんね、言ってみれば。
そうなんですよね。
こんな感じで伸びてるのかっていうのも分かると面白いかもしれないんですけれど。
ウイスキー市場の成長
で、小政修造さんはだいたい売上高26億って書いてあるんですかね。
いやでも、そうですね。
これもなかなか大見当ですよね。
これももちろん焼酎もありきかもしれないですが、
カノンスケジョリーショーに関しては最近やっぱりかなり積極的にセミナーみたいなものの愛好家を深掘っていくっていうような取り組みが非常に多いので。
そうですね。
正直、アトマットのディアジオン資本が入ってるっていう風も含めて非常に認知度、海外での認知度もすごい上がっている印象がありますね。
本当にすごいですよね。
はい。
で、ディアジオンの資本がまだ切られてないっていうのは、これはどこかでお話ししたと思いますけど素晴らしいことで。
すごいことですよね。
で、2021年のデータだと小政修造さんはやっぱり国内販売がメインだっていうところで、やっぱり海外の展開っていうのが課題だっていうのは4年前に書いてあったんですね。
で、これが今後どうなるかっていうのはちょっと気になると思うんですけども。
そういうところは気になるな、どうなんだろうなっていう、ちょっと気になってるところですね。
新たなブレンデッドウイスキー
はい。
で、他で言うとそうですね。
さっき若鶴さんは結構言いましたけども、日本酒の大きく上回る売上を叩き出してるわけですけども。
それが2017年ぐらいからですかね、おそらくは。
2016でしたっけ?
三郎丸が、いや違いますね、理由は2017年ですね。
そうですね、三郎丸が新しくクラウドファンディングを経て、上流ウイスキーの上流を施設をカリウマルしたのがちょうど2017年ですけども。
8年で、もちろん他の売り上げもあるとはいえ、15億っていうのはやっぱりかなり駆け足っていう感じがしますよね。
駆け足ですよ。
あとは、ちょっと話に戻るというか、また大きなところになりますけども、桜を結構でかいんですよね。
そうみたいですね。僕もこれ見せてもらってびっくりしたんですけど。
設立経緯がいろいろあるとか、そういう噂もちらっと聞いてあんまり詳しくわかってないんですけども、もともとでかいようですね。
我々もやっぱりちょっとあんまりそういうのを知らずに飲んでるんで、結構びっくりしますよね。勉強になりますね、本当に。
ちなみに桜を、桜をトゴウチさんと桜をP&Pさんは35億ですよね。
ブルートのチームみたいな数字を出しているわけですけれども。
多分もっと高い可能性ありますね。
純資産54億だから結構すごいですよね。純劇2億なんで相当すごいですよね。
すごいですよね。あ、総資産。総資産54億。
ちゃんと漢方に出てるんですね、データベースに。
今の話で言うと、一応ベンチャーさんよりも規模感として大きいところは、一つはマルスですね。
で、あとはもう一つはアッケ氏ですよね。
アッケ氏ですね、これ言ってない。
アッケ氏ですね。
ただ気をつけなきゃいけないというか、注意しなきゃいけないのは、例えばグループ会社持ってる場合ですね。
そうですね。アッケ氏さんとかはその典型かなと思いますね。
そうですね。グループ会社というか、アッケ氏の場合はもともと商社であって、別会社じゃなくて同じ会社でやってるので、
もともと儲かってるところがウイスキー作りたかったら作ってるっていうように見えます。
おそらくは。
総売上げってなる。
まるで純宅な資本を利用してっていうところからなので。
そうですよね。そこは気をつけなきゃいけないなというのは思いますよね。
逆に例えばグループ会社を作ってるところ、三郎丸とかも若鶴さんもそうだと思いますし、別に若鶴さん以外もいろいろあるわけですけども、
そういうところはグループ全体としては売り上げが大きかったりするので、背景はすごく大きいっていうことはあるので、
そこは一概に言えないっちゃ言えないんですけども、言えないっちゃ言えないんだけども、それでも売り上げが高いってのはすごいっていうことではあるので、
そういうふうに認識してもらえばいいのかなと思いますよね。
そうなんですよね。本当にまさに戦国時代だなと思うのはこういったところで、
今この瞬間、各々できる範囲内の中できちっとやっている感っていうのがあるんですよね。
三郎丸さんとかだとやっぱりがっつり資金を調達するなりとかして、それを使っていろいろ広告戦略を打ったりとか、
新しい商品開発とかも最近すごく精力的じゃないですか、サブっていうグレンレットのシリーズをいくつか出してみたり、最近も何でしたっけ、
もう一本青いやつ出した気がするんですけど、
サブしか知らない。
出したんですよ。
サブしか知らない、まずい。
ダメですよそれちょっと。
オーシャンブルーですか?
サブ、サンセットレッド出して。
サンセットレッドが?
オーシャンブルー、そう。
オーシャンブルーだったらサブ。
サブじゃないですか。
サブですよ。
サブですよ、よかった。
サブしか知らなかった。
そうそう、オーシャンブルーですね。
そんな感じでやっぱりブレンデッドの新しい選択肢を出してきたなっていうのがありますよね。
そうだ、今思い出したように言いますけど、
本当にウイコネはあれですよね、基本的にプロットを決めないで喋るっていうのがあるんで、
思い出しながら言うこと多いんですけど。
何でしょうか、はい。
トゴウチさんが新しいブレンデッド10月に出すじゃないですか。
サクラン・トゴウチですか?
そう。
しかも2000円くらいなんですよ、金額が。
はいはいはいはい。
そんなことをするんですね、はい。
で、まだリリースのPRタイムですかなんかにそのリリースの告知みたいな情報が出てて。
そう、サクラオブルワリー&ディジタリーズからですね、10月の1日に価格2000円税別でリリースされるっていう。
そうなんですね。
そうなんですよ。
これに関してはやっぱりちょっとかなり打って出たというか攻めたなっていうような感じのリリースだと思って、ちょっと僕としては結構気にはなってますよね。
なるほど。
はい。
これですね、9月ですかこれ。
9月1日ですね。
違う、これは古い?
10月1日です。
今送りました。
ありがとうございます。
この方に。
実はジェイズバーでつい最近、これですか、ジェイズバーに行ってきてですね、とごうち飲ましてもらったんですけど。
はいはいはいはいはい、シングルカスクの。
やっぱりとごうち独特の味はありますよね。
そうですね。
えぐみっていうとネガティブに聞こえるんですけどネガティブじゃないちょっと引っかかりのある香味があって。
はい。
今年というか、ジャパニーズウイスキー、今年がもし何菓子かそのジャパニーズウイスキーっていうものの新たな黎明期から戦国時代へと移り変わる歴史の、結構このブレンデットウイスキーのリリースが相次ぐっていうのはちょっと象徴的な出来事になるかもしれないなと思いますね。
そうですね。2000円でジャパニーズですもんね。
そう、2000円で新しくジャパニーズウイスキーの定義というかあれを決めた、それにもちゃんとのっとった形で、
要はジャパニーズのグレーンウイスキーの蒸留症が緩やかに稼働し始めてっていうことですよね。
そうですね、おそらく熟成がすごい熱いのである程度早く熟成が終わるから、これぐらいで出せるってことなのかもしれませんよね。
出せると判断してもちろん製品化してるんだと思いますし、飲んでみてどんな状態なのか、どんな感じの味わいなのか。
2000円台って言われたらウルトラボリュームゾーンなわけじゃないですか。
そうですね。
2000円に握りしめてウイスキーをコンビニなりスーパーなりに行ったら、とりあえず本当にいろいろあるわけですよね。
本当にニッカーもあればサントリーもあるし、キリンももちろんあるみたいな感じで、そういったところとの競争になってくるわけなんで、かなり面白いですよね。
今回B&Dのさくらおさんのソガイニというブレンデッドジャパニーズウイスキー、今初めて名前を出したんですが、ソガイニというブレンデッドジャパニーズウイスキーはアンバサダーとして福祉壮太さんがバッと来られてますね。
みたいですね。
結構いろいろと気合が入ってますよね。
未来の展望と競争
福祉壮太さんを見るような感じの年齢層とかにもしかしたら訴求しているのかもしれないし。
そうですね。
どういう狙いなのか気になるところですね。
絶対何かしらの戦略があって今これに向けて着々とというようなことなのかもしれないですね。
テレビシリーマーとかもやっちゃうのかもしれないですね。
最近テレビ見てないんでわからないですが。
本当どうなっていくのかなと。
こういう形でちょっとずつテーマパークとかも作りますからね、桜尾さんは。
確かに。
だからそっちの路線で打っていくってことなんでしょうね。
そうやって考えると桜尾さんはあれですね。
本当に今まで誰もやってなかったみたいなことを最近やり始めましたよね。
最近というかなんかやってるなっていうような気持ちにさせますね。
本当面白いなと思いますね。
新しい歴史が今の時期は今の時期でまた新しい歴史が刻まれつつあるのかもしれないですね。
本当にそうですね。
だからこそ振り返るとベンチャーウイスキーの売り方って武骨だなっていうのは。
本当そうですよ。ウイスキー1本だもんな。
しかもそんなリフシリーズってありますけど、そんなバカスカー売りまくってたかってそういうわけじゃないので。
別にそんな本数多くないですからね。
改めて良い意味で異様な存在ですね。特殊な存在。
こういった少し低価格帯というかやや手に取りやすいような形でもしかしたら今後ジャパニーズウイスキーのブレンデッドなどが出るのか。
もしくはベンチャーウイスキーさんのリーフシリーズは多分普通の飲み手からするとやはり高級ブレンデッドウイスキーって枠組みになると思うので。
そうですね。
そういったようなものが増えていくのかとか。いずれにせよ確かにブレンデッドウイスキーはもしかしたら増えるのかもしれないですね。
ブレン上流者ができるっていうことを考えて増えるんだろうなっていうような季節にたどり着くのは自然だと思うんですけど。
もしかしたらそれが僕たちが、僕もうちょっと遅いと思ってたんですよね。変な話。
ジャパニーズブレンデッドはもうあと数年は先かなと思ってたら。
早かったですね。
ジャパニーズウイスキーの成長
早かったですね。
でも確かに言い方変えるとベンチャーウイスキーですらグレーンを作る時代なんですよね。
そうなんですよね。時代は少し先へ少し先へと我々を連れてってくれてるわけですね、こうやって。
なのでやっぱりそこはそういう世界を味わいたいなというふうに思います。
そうですね。
ちょっとジャパニーズウイスキーは確かに戦国時代に突入して、もちろんこの戦国時代って言葉気に入ったんで使うんですけど。
突入してちょっといろいろと面白くはなってるなと思いますね。
本当にそうですね。
だからまあいろいろと話を我々していって、なんか着地点を今見つけようと思っているんですけど。
やっぱりウイスキーの成長期に出てきた蒸留場がどんどんどんどん出てきて、
幸いなことにウイスキー業界で2社も100億宣言をするところが出てきてるっていうのは素晴らしいというかいいことだと思うし。
素晴らしいことですよね。
100億宣言他にも出せるところあるような気もしましたけど、どんどんどんどんそういうクラフトジャパニーズっていうところはそういう良さも出ているわけなんですけども。
今後も巨大シフォン、今のウイスキーオンリーでやってたけども大きいシフォンでどんどんどんどんやってくるところもあれば、
ペンチャーウイスキーのようなサクセスストーリーを狙ってやってくるところもあって、別にどっちもどっちで一つのやり方だと思うのでいいんですけども。
そういう、やっぱりジャパニーズウイスキーを語る上で、以前僕の言葉ではないんですけども、僕が言ってたのはファンダムだった話をしたと思うんですけども。
そうですね。
こういう視点でのファンダムっていうのはアリなのかなっていうのは、通じから見えるファンダムってあるよねっていうのも思ったなっていうのはちょっと一つ感じるところですし。
別に小さいとか大きくなるのが美徳っていうわけじゃなくて、いろんなストーリーがありますよね。
大きいところが何かでかいことをするとか、例えばブレンデッドを作るっていうのも一つ面白い試みだなと思いますし。
それぞれにストーリーがあるのかなと思うので、そこを何を好きになるかっていうのは面白いと思うかなというふうに思います。
今は本当にまだ上流して3年未満だったりとか3年経ったばっかりみたいな、まだ小さな蒸留所も、今後どういうふうになっていくのかっていうのは本当にまだ全然わからないところがそれも一つの面白さでもありますし。
一つはやっぱ海外なんだろうなと思いますよね。当然日本の人口減ってるからっていうのはありますけども、海外展開っていうのが今後の要だと思うので、そのあたりはどうなのかちょっと楽しみだなというふうに思います。
ウイスキーの楽しみ方
楽しみですね。
現場の方々は大変だと思いますけども。
我々のように本当に席に飲んでるだけなのに、こんないろいろ言っちゃって本当すみませんって感じなんですけれど。
そうですね。
楽しみにしてます。
すごい楽しみにしてます。
楽しく飲んでおります。
ぜひ。
そうですね。
特にクラフト側が頑張ってくれないと他のところも頑張ってくれないので。
なかなか面白い時代にウイスキーを飲めているなと。
そうですね。
というので今回ここまでにしようかなと思います。結構喋りましたね。
そうですね、なんだかんだ言いながら。
今回のお相手もウイスキーラバーズダイアリーと
はい、ドリンカーズラウンジでした。
それではまた来週お会いしましょう。
来週。
42:57

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