スピーカー 3
じゃあ僕1個だけいいですか。下野さんは1飲み手からスタートして、酒屋を始めて製造の方までウイスキーとの開口を果たしたわけじゃないですか、ざっくり言うと。
そうやった上で、今ウイスキーを飲む1飲み手としての自分みたいなものに立ち返ってみた時に、
向き合い方だったりとか、味わい方だったりとか、別にウイスキーの解像度とかでもいいですけど、何か大きく変わったりとかした部分とかあったりします?
スピーカー 2
そうですね。単純に飲んだ時に、これがこういう味をするのは、もしかしたらこういう理由なんじゃないかなっていうことに対する解像度は、
確実に酒屋とT&Tの仕事をやる中で確実に高まりましたよね。
ただ、それでもわからないことも山ほどありますし、いまだにオールドボトルを飲んでもそうだし、ニューリリースを飲んでもどうしてこんなにすごい味がするんだろうって思うことは、
それはもうずっと変わらないので、解像感が高まることによって楽しくなってるっていうだけじゃなくて、新鮮な驚きっていうのは今も変わらずずっとありますね。
なので、すごい自分の中で、きっと何か変わってるとは思うんですけど、美味しいウイスキー、自分の好きなウイスキーに出会えた時に楽しいっていう感覚は全然変わらないですね。
スピーカー 3
いいですね。なんかもうめっちゃいい話だな。今日はとてつもにいい話だもんね。
スピーカー 1
僕、下野さんと飲んでて今の話聞いて思うところがあるんですけども、昔よりシビアになったところは正直あると思うんですけども、
ただ、ここからが大事でして、いいボトル、感動とかびっくりさせられるようなボトルに出会った時の驚き具合っていうのは、もういつもすごいですね。
僕も毎回目の当たりにするたびに、自分もっと襟を立たさなきゃなって思うんですが、やっぱり感動を受け取るぐらい真剣にウイスキー向き合わなきゃいけないなというふうに逆に思わされるというか。
そう思ってる時点でちょっとあれなのかもしれませんけども、やっぱりそれぐらいウイスキーに対する感受性の高さっていうのは毎回旗から見てて尊敬するところですよね。
スピーカー 2
まあ、感受性が高いのかどうかはわかんないんですけども、やっぱりウイスキー飲んでもう22年になるんですけど、やっぱりウイスキー飲んでおいしいなと思うし、面白いなと思うことが山ほどあって、もう全然飽きないですよね。
スピーカー 1
見ると本当にウイスキーのお仕事疲れてるっていうのは転職なんだなっていうのは旗から見てると思いますよね。
スピーカー 2
どうなんですかね。まあ、転職って言うと難しいですし、今酒屋やってても本当に大変な時なので、楽しいことばっかりではないですけど。
でもまあ、面白いですよね。自分はちょっと特集なので、というか前回お話ししたように酒屋もやってますし、ジャパニーズウイスキーのボトラーズもやってたり、スコッチウイスキーの輸入とかもやってて、ウイスキー関係の女優へのコンサルティングみたいなこともやってるんですけど、
でもやっぱり前提としてまず位置飲み手なので、そこの感覚はあるし、ダイアリーさんが言われたシビアになってるっていう部分はどうしても仕事でやるから厳しくなってる部分とかはあるのかもしれないですけど、
でもまあ、自分自身が楽しめてるっていう感覚は、もちろんウイスキーに詳しくないっていうのは年々変わってきてる部分はあるにせよ、新鮮さとかっていうのは正直僕は変わらないような気がしますね。
スピーカー 3
いやいいですね。まあでも僕もダイアリーさんもですけど、あれですよね、なんか飲み始めた時はウイスキーこんな長い趣味になると思わなかったですか。
スピーカー 1
こんなことになるとは全く思わなかったですね。
スピーカー 3
うん、いや僕も本当思わなかったですよ。なんか最近ウイスキーハマってるんだよねとかっていうようなことを言ってたのがもう本当に遥か遠くの昔みたいな話になってて。
スピーカー 1
なんで毎週ポッドキャスやってるかよくわかんないですもんね。
スピーカー 2
いや本当、本当。このモチベーションどっから来るんだみたいなとこありますよね。バイタリティありますねとか言われちゃう、言われますもんね、なんか知んないけど。
でもまあそれ考えたら、自分が今酒屋やってるのをよくよく考えたら不思議な話なので。まあ12年近く前に始めてますけど、じゃあ13、14年前に本当に酒屋をやるつもりだったかと言われると、
まあウイスキーを仕事にしたいなっていうのはもちろん前から思ってはいたんですけど、じゃあ本当に酒屋をやるって思ってたかって言われるとまあそうでもないんで。
自分でも驚いてるって言うとちょっと大げさですけど、まあ確かに冷静になって自分のことを振り返ると、確かに意外だなとは思いますし。
まあここまでウイスキーのこといろいろ深く、まあ全然わからないこと今はありますけど、まあ以前に比べるとかなり詳しくいろんなことがわかったので、まあこうなるとは本当に思ってなかったですね。
スピーカー 3
いや面白い、それだけでも面白いですよね、ほんと。
スピーカー 1
なんか下野さんの中でステージアップっていうところって、例えばその酒屋をやったとか、そういう社会的なステージの違いってなると思うんですけども、意識が何か変わった時っていうのは何段階かあったんですか。
スピーカー 2
意識が変わった時ですか。難しいな。
いや、ただなんていうか、その仕事、これはなんていうか説明しづらいんですけど、ウイスキーの仕事をやってる時に携わってる時って、まあ本当にお客さんとして飲んでる時は別ですけど、それ以外の瞬間って、まあほとんど変わらないっていうか、意識としては変わってないんですよね。
より要は、いいウイスキーをどうやって人に届けるかとか、どうやっていいウイスキーと出会えるか、どうやったらいいウイスキーができるようになるかっていうことしか考えてないし、
自分も上流上のウイスキーをより良くするにはどうすればいいんだろうとか、これはどうしてこのウイスキーがいいんだろうとかっていうことしか考えてないので、そこら辺での仕事っていう観点の意識の違いっていうか、より日本のウイスキーのためにみたいな意識はもちろんT&Tを立ち上げる上では、もちろんそういう意識はより強くはなってはいるんですけど、
ただ、その変に意識が変わったとか、なんかこう、スコーナー理念でとか、そういう大げさなものはないですね。本当にいいウイスキーをやっぱりみんなに届けたいし、自分ももちろん飲みたいっていうのは、これはもうずっと変わってないんです。
スピーカー 2
まあそうじゃないですけどね。そんななんか別に。
スピーカー 3
楽しそうというか、僕は思います。純粋にそういった見方は。
スピーカー 1
せっかく同じウイスキー、アルコールを摂取するんだったら、もっとそこから多くのものを受け取りたいなというか、もっと多くエキサイティングしたいなと思うので、なんかそういうのをされてるのかなというふうに受け取りました。
スピーカー 2
ある程度、不思議な言い方かもしれないですけど、自分の中でのウイスキーを飲むことに対して、理解することに対しての自信みたいなものができた瞬間っていうことでもあるのかなと思うんですけど。
要はなんていうか、やっぱり例えば、私も特に仕事をしてるからっていうのもあると思うんですけど、やっぱり自分が選んだPBが、例えば人に喜んでもらえるかどうかとか、売れるかどうかとか、そういうのは当然気にしますし、
まだテイスティングノートを書いて理解してもらえるのかとか、そういったことも気にするんですけど。やっぱり、ある程度飲んでいく中で、仕事をしていく中で、もちろん上手くいくことばっかりじゃないですけど、でもウイスキーの味に対して、理解に対して、表現に対して、
自分の中で納得いくようになる瞬間って、たぶん、別に仕事どうこう関係なく、みなさんに絶対あるというか、来るはずだと思うんですよね。これちょっと話脱線するかもしれないんですけど、やっぱりウイスキーは試行品なので、好みっていうのはすごく大きいし、もちろん経験も影響するんですけど。
やっぱり、みんな、僕はウイスキーとして本質的な良さってこれだなって思うところがある反面、やっぱり好みもあるから、その人の好み、自分はこれが好き、自分はこれを飲んでて楽しいっていう感性をすごく大事にしてほしいなってすぐに思うんですよ。
これはやっぱり、ウイスキーがある種、ブランド品化されてる部分っていうか、要はもう、自分は有名なこのウイスキー飲みました、伝説的なウイスキー飲みました、珍しい超レアなジャパニーズ買えましたみたいなところって、別にそれが悪いって言ってるわけじゃないんですけど、それってやっぱり他人の目を気にしてて、そうしてる部分って多いにあって、それが快感な部分ももちろんあるとは思うんですけど。
それって本当にウイスキーを心の底から楽しんでるかっていうと、僕はなんか違う気がするんですよね。なので、その人の目を気にせずに、自分なりのウイスキーの楽しみ方ができるようになってほしいし、そのためにはある程度飲まなきゃいけないんですよ。
スピーカー 3
もう今言ってること全部納得した。
スピーカー 1
実は、これ先週僕ら話してたんですよね。
そう、同じようなこと話してたね。
リペイさんと。
まだ編集、いやいや、アップしてないです。
スピーカー 3
アップしてないんですよ。
スピーカー 2
アップされてないんですか。
スピーカー 1
先週の収録はこの話を永遠と2時間ぐらい僕らなりの結論でしたので、ぜひしめのさんなりのそこの見解を。
スピーカー 3
いやもうでも今喋ってくれてるからもう本当に。
素晴らしいですよ。
スピーカー 2
この話はちょっと時間が長くなっちゃってあれなんですけど、すごく大事なことだと思ってて。
やっぱりその人がウイスキーを楽しむ上で、やっぱりその人の軸って。
たぶんさっき言ったように、僕自分の中で自信ができたとか、理解度が高まったって話は、
スピーカー 1
ある種、自分の中で本当の軸、ウイスキーを楽しむ、感じられる本当の軸が、たぶんカチッと固まった瞬間だったんだと思うんですよね。
スピーカー 2
なので、たぶんそれが僕が十数年かかったわけですけど、
でも、もちろん自分の中である程度わかってるっていう自覚のもとでやってても、
本当にわかったって瞬間を、さっき言ってたモルタヤマを始めて7年目ぐらいのタイミングで来たわけなので。
なので、いろんな時間のかかり方はあると思うんですけど、
ある程度それが出来上がるまで、どうしても時間はかかるので、やっぱりみんな飲んで欲しいし。
ただ、これって矛盾したようなことを言ってるようでもあるんですけど、
ただ、ウイスキーのことを趣味として発信するとか、
例えばテイスティングノートを書くとかっていうことも、すごく難しいことで、
そのプラスの面というか、自分が表現するにあたっていろんなことを勉強するし、
いろんなことを吸収しなきゃいけないから、積極的にいろんな飲む経験とかいろんな経験をしようとするんですけど、
でも、またテイスティングノートを書いたり、感想を言うことってすごくいいことなんですけど、
スピーカー 2
自分のウイスキーの理解度みたいなものを、人にさらけ出してるみたいなことにもなるんですよね。
だから、もちろんそれを対して良いとか悪いとか、他人が言うあれでもないんですけど、
ただ、見る人が見ると、聞く人が聞くと、わかっちゃう部分っていうのもあって、
そこら辺ってすごく難しいなとは思うんですけど、
それによって多分、例えばツイッターとかブログで、このウイスキー良いとか悪いとか、
これはこうだって書くと、そんなの間違ってる、そんなの許せないみたいなことが言う人も当然出てくると思うんですよ。
でも、それは仕方ないです。もちろん自分がウイスキーの理解が足りないことも人にはわかってしまうし、
それをさらけ出すことになって、それはある程度リスクも伴うことだけど、それによって磨かれることも絶対にあるんですよね。
だから、ある程度人前に立って何かをすることとか、別にわざとしなくてもいいんですけど、
そういうことによって磨かれることだったり、刺激を受けることって、僕はやっぱり実際仕事でそれをしなきゃいけなかったので、
それの中でいろんな人に、お前のウイスキーの評価はおかしいとか、これよりこれの方が上手いに決まってるとか、
散々言われたけど、でも自分はやっぱりその時は間違いなくそれが正しいと思って言ってたし、
別にさっきから何度も言ってる、モルタマンを始めて7年のタイミングで、やっぱりそれが本当に自信を持って、
例えば自分より有名な飲み手の人だったり、業界の人がこう言っても、いや僕はこう思いますよって、
本当に自信を持って言えるというか、やっぱり自分の中で、僕はこう考えてる、こう思えるんですっていうふうなことをやっぱり言えるようになったので、
わざわざ発信する必要もないんですけど、でもある程度飲み手としてのレベルが上がった人には、
Twitterで本当に書くだけでもいいから発信をしてほしい。
スピーカー 3
する人が増えれば増えるほどいいぐらいにまでいるとは思ってますね、本当に。
スピーカー 2
時にはいろんな波風立つことも場合によってはあるかもしれないとは思うんです。
ただそれによって、人からいろんな厳しい目で晒されることがあるかもしれないけど、
でも自分はこういう理由でこのウイスキーの魅力を感じたんですって、
言えるぐらいになったときに、本当にウイスキー飲むのがきっと楽しくなるはずだし、
別にそれを表にわざわざ出さなくてもいいけど、逆に誰かが発信してくれることによって、
自分はその通りに思ったなとか、逆にこれのウイスキーに関して感想が逆だなとか、
違うなとかって思うことによって、自分の中でのウイスキーの理解っていうのが深まるし、
逆に自分の捉え方が本当に正しい、正しくないっていう観点で見るのもあれなんですけど、
でも、世間一般の人と比べたときに何かその乖離してる部分がないかなどうかなっていうところを自問自答したり、
一般の人とのギャップを多少埋めたり、すり合わせをするような材料にもなるので、
互いに発信したり発信されてるのを見るっていうことは、僕はすごく大事なので、
ウイスキーを楽しむためにも適度に発信したり適度に人が発信するのを見る。
そういうことをこういうラジオとかこういう番組を発信されるのも素晴らしいと思うし、
聞くこともすごくそのままみたいな人にとってプラスだから、
こういうことがもっとやっぱり僕は活発になってほしいなっていうふうに思います。
スピーカー 3
いや、ありがたや。ありがたや。
スピーカー 1
いや、ありがたや。
確かに今の話聞いて2020年ぐらいの下野さんの心境の変化っていうのが、そういえばなと思うことが一個あってですね。
PBを出された時に、これいいと思うんだよなって昔言ってたのが、最近よしこれでいいっていうふうに、
なんかこれだみたいな感じに言い切るようになったような気がするんですよ。下野さん自身。
もしかしたらそれが今の下野さん自身の軸が確立したっていう表現がそこがしっくりきて、
もしかしたらそういうこと関係してるのかなとか。
スピーカー 1
やっぱりそのアウトプットの機会を得ているっていうのは3人とも共通しているところですね。
スピーカー 3
そうですね。だからみんなどんどんアウトプットしてほしいって常に思ってます。
スピーカー 1
いい話できましたね。
ちょっと時間もいい時間になってきたので、最後に特に打ち合わせしなかったですけども、
下野さんももちろん諸田山のことでもそうですけど、YouTubeをやられてらっしゃると思うんですが、今後またライブやったりとかするんですか?
スピーカー 2
あんまり自分、YouTubeをやれるときにやってるだけなので、なかなか正直、動画を作ったりとかっていう。
やりたいことはあるんですけど、正直、自分自身がウイスキーを飲まれる方がどういう情報を教えたがってらっしゃるのかっていうのがいまいち理解できていない部分と、
最終言語っていうのはあんまり興味がなくて。
スピーカー 3
興味がないっていうか、我らは下手くそですよね。
スピーカー 2
いやいや、みなさんはどうなのかわからないですけど、こと自分自身においては、あんまり人からどう思われるとかっていうことにあんまり、
本当は興味を持つべきなんだと思うんですけど、興味がないんですね、本質的に。
なので、そこはあんまり力を入れてやるっていうことはないとは思うんですけど、でも何かしらやっぱりウイスキーのファンを、
やっぱり今、どうしてもみなさん、ウイスキーも高くてなかなか飲めないし、新しい方が流入しにくい部分もあると思うんで、
やっぱり新しいファンの人というか、ウイスキーを飲もうと思う人が増える、もっと飲んでみたいと思う人が増えるような活動っていうのは、
今、そういうこともあって、ブログですよね。何が自分が得意かって言ったらおかしいんですけど、
苦がなくできるかって考えたときに、自分自身はそもそも人前で出るような見た目してませんし、
別にお話が上手いわけでもないんで、だったら自分が得意なことで飲んで、それをどう感じそうとして持ったかっていうことに関しては人並みにできるので、
それが別に参考にしろっていう意味じゃなくて、それをきっかけにして、ウイスキー、こういうふうに捉える方法もあるんだ、
どういうふうに捉える人がいるんだっていう上で、このウイスキーはこの下野っていう人がいいって、好きだって言ってるから、
じゃあ自分はどう思うか試してみようかなって思う人が出てきて、そのウイスキーを飲む人が少しでも増えればいいのかなと思って、今、とにかくブログの発信はしています。
スピーカー 1
このブログは本当にいいですよね。いいっていうのは、今ブログでこうやってテイスティングコメントを発信してくれる人がいなくなって、だいぶ少なくなってしまったので、
もちろんいらっしゃるんですが、プロとか業界に影響を及ぼす人が良くも悪くもいなくなってしまったところで、
しむのさんが本当に飲み手として描かれてるっていうのが嬉しいですね。
スピーカー 2
そうですね。これはなんか商売でウイスキーを扱ってる人間がね、こういうのを、それこそ自分の好みに応じてポイントをつけてリリースするんですけど、
別にお前これおかしいとか文句言われても別に全然平気なんで、あえて描いて、でもあくまで値段とかも考慮しないで、自分の好みに対してどうかっていうことだけで、あくまで参考にっていう程度で描いてますし、
本当に別に自分がブログでつけてる点数なんていうのは、はっきり言ってあまり意味がなくって、本当に参考として見てもらって飲む人のきっかけになればいいのかなっていう感じですかね。
スピーカー 1
こういうボトルがあるんだとか、こういうボトルにこういう誤差を感じるのかとかっていうのの足高になると思うんですよね。
スピーカー 2
やっぱりかなり飲んでる人のブログっていうかテイスティングコメントっていうのも、そういうところがぜひ今後も長く続けてほしいなと思いますし。
自分自身やっぱり、去年お亡くなりになりましたけど、ジェイズバーの橋村さんがかつてブログで、橋村さんはポエム的な要素は結構大きかったんですけど、当初は結構そのウイスキーのテイスティングノートっていうことも、そこにフォーカスして書かれてるブログだったと思うんですけど。
それ見て、自分もこのウイスキー飲みたいなとかって、やっぱりどんどん思うようになって、それで実際に自分が初めて東京にちゃんとウイスキー飲みに行ったのっていうのは、橋村さんのブログで、ジェイズバーに飲みに行こうと思ったわけなので。
そういう一つのきっかけになって、それでやっぱり自分の人生が変わっているので、自分にそういう影響力があるかないかは別にして、もし見てる人の中で1人でも2人でも、自分のブログをきっかけにウイスキーをどっかバーとか飲んでみようとか、ウイスキー買ってみようと思う人が出てくれば、それは本当に自分の本望としてあるところなので、そうなればいいなと思ってますね。
スピーカー 1
今年の目標の一つにドリラジさんはブログ講師に言ってたので、ぜひポエムのブログでも書いていただければと。
いやいやいや、僕も本当にブログはどんな形であれというか、やっぱりどうせもちょっと1記事書くのが重いので、前回も言ったんですけど、なかなか着手できていないっていう時期があって、ちょっとだらだらしすぎてしまったんで、ちゃんと書こうかなと。
スピーカー 2
上流上の歴史とかそういうのを書くと、結構キリがないんで、自分の本を割り切っちゃって。
今も上流上の情報とか、本買ったりネット見たりしたら、だいたいわかるじゃないですか。調べようと思ったり。
だからそういうのは、やっぱりそういうサイトとか雑誌とか、そういう専門書に任せて、自分ができるのはやっぱりテイスティングノートを書いて、
自分はこういう捉え方をしたっていうことを人に参考程度に伝えることしかできないから、そこに注力しようと思って、基本そういう話しか書かないようにしてますね。
スピーカー 3
たしかに、僕今まではずっと、1記事読めば、ボトルの来歴とか上流上の簡単な情報とかがわかるような感じで、みたいな感じで、結構頑張って書いてたので、あれはなかなか結構重たいんですよね。
そんなに何年創業でとか、そんな細かくは書かないにせよですね、本当。
スピーカー 2
普通の人は結構そこらへんの上流上がそもそもどうでとか、ボトラーズの特徴がどうでとか、そこまでたぶん知りたい方もいらっしゃるとは思うんですけど、
でも、テイスティングノートしかほとんど書いてないのが一般向けなのかどうかはちょっとわかんないんですけど、
必要としてくれる人が見てくれればいいっていう。
スピーカー 3
そうですね。今は本当にツイッターが非常に続けやすくて、ツイッターの方に文字数制限のある中で端的に書くっていうのがやりやすすぎでしょっていうのはそっちに映っちゃってるんですけれど、
スピーカー 1
なんとかね、そのブログね、もう書くって言ったし、本当は書こうと。書こうと思っております。
いや、僕も何かブログ記事は書こうかなと。僕はもうテイスティング以外を書こうかなと考えてます。
僕、割と憎れてるとこあるので。
スピーカー 3
なんでテイスティング以外なのかって思ってますけど。
スピーカー 2
いや、例えばこう、日本のそういうPBを売ってる業者の一覧とか誰もまとめてないので。そういうのまとめたりとか。
スピーカー 1
確かに視認性が高い資料ってなかなかないんですよね。
資料がなかったら、やっぱ新しい人はなかったことになっちゃうので。
例えば僕がやれたらいいなと思っていることは、例えば下野さんが10年前に出したPBどんなものがありますかっていうのを、
スピーカー 2
モルトヤマ以外のところで残しておくことだと思ってますね。
スピーカー 1
それは他の坂井さんとか、ボトラーもそうですね。3リバースのライフシリーズってなんだとか。
例えばですけども、別にライフシリーズと似た仕事に対はないですけども。
そういうようなところかなと。
結局それが、じゃあ今僕らが、僕がウイスキー飲み始めたときもライフシリーズってほぼほぼ終わりって言ったので。
じゃあそういうときに振り返ったらどうなるかっていうと、バーの一個一個の個別の紹介記事と、
あとは松木先生のブログぐらいしか、あとはモルトさんぐらいですかね、橋村さんのブログぐらいしかやっぱり情報がなかったかな、僕の時代はですね。
他にもあったでしょうけども。
スピーカー 3
いってみれば今は上流書のイヤーブックみたいなのが出てて、あとは海外でもモルトウイスキーイヤーブックで出てて、
オフィシャルボトルの結構エポックメイキングなボトルみたいな限定リリースとかがいつ出たかとかって割と追いやすくはなってるんですけど、
ボトラーズのリリースに関しては正直誰もまとめてないじゃないですか。
スピーカー 2
そうなんですよね。
スピーカー 3
そうなんですよね。だから、いやもしかしたらそういった資料を持ってる個人はいるかもしれないですけど、
結局なんか飲んだ人の頭の中にしか今のところないみたいな。
もしくは記事でまとめているけど、それはそのボトルについてだけであって、シリーズ全体とかで俯瞰したような感じって、
まあ、飲んだことあるしわかってるからいいじゃんみたいな感じで、終わってますからね。まとまってないんですよね。
スピーカー 1
そうですね。そういうのはなんか今年はやりたいなと思って、もうエクセルファイルまでは作ってるんですけども。
年末にそんなことばっか言ってて仕事が手につかなかったです。
スピーカー 3
すごいな。