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2025-05-23 30:19

#33 (前半)法改正というけれど、ジャパニーズウイスキーって結局何?法整備の歴史と定義の変遷

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首都圏と地方都市、それぞれのテイスティング視点を持つ、ちょっとマニアックな飲み手がお届けするポッドキャスト「ウイスキーコネクト」。
「法改正で話題だけど、ジャパニーズウイスキーって結局何?」そんな疑問から、その法整備の歴史や酒税法との関わり、定義の変遷を深掘りします。かつての等級制度やバルクウイスキーの話など、知られざるジャパニーズウイスキーの姿が明らかに?前後編の前半です。

参考文献としてA whisky lover's Diaryの下記ブログを元に話しています。

https://www.whiskylover-diary.com/japanese-craft-01/

https://www.whiskylover-diary.com/japanese-craft-02/

 


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サマリー

ジャパニーズウイスキーの法整備に関する背景や歴史的経緯が語られ、法改正の必要性について深く考察されています。また、ウイスキーの定義とその変遷に焦点を当てて、現代のウイスキー文化について議論が展開されています。このエピソードでは、ジャパニーズウイスキーの定義や法整備の歴史が論じられています。1980年代から2000年代までのウイスキーのブームとその後の変遷、そして法律の改正がウィスキー産業に与えた影響について詳しく探られています。ジャパニーズウイスキーの定義と法整備の歴史が、国際競争力を高める過程でどのように変わってきたのかが考察されています。特に、ウイスキーの定義や規制緩和、ハイボールブームなどが重要な要素として挙げられています。

ジャパニーズウイスキーの法整備
A whisky lovers diary
ウイスキーコネクト。この番組は、ウイスキーの繋がりを増やしたいと思っている、ちょっとマニアックなのを見て二人が、普段のウイスキーを飲みながら感じていることや、昨今のウイスキーについて、自由気ままに語る番組です。
ということで今回もよろしくお願いします。ウイスキーラバーズダイアリーです。
Drinkers Lounge
はい、よろしくお願いします。Drinkers Loungeです。ちょっとすいません、あの音声がですね、諸事情で悪いんですけれども、よろしくお願いします。
A whisky lovers diary
お願いします。今回ですけども、最近ですね、ジャパニーズウイスキーの法整備の話っていうのがいくつか出ておりまして、少し前の話題にはなるんですけれども、
逆にあえて流行りに飛びつかないですね。ゆっくりと考えられたらなっていうのもありまして、何が言いたいかというと、
ジャパニーズウイスキーの法整備の話っていうところがいろいろ出ておりますけども、じゃあどんな感じで法律が成り立ったのかとか、
法整備が必要だって言うんですけども、ジャパニーズウイスキーって何だったのっていうのを、我々というかどちらかというと僕がですね、個人的に思うことを時々言ったりするんですが、
やっぱりウイスキー好きとしてそこのあたりは、ウイスキーの法整備も含めた歴史的なところを知らなきゃいけないのかなというふうに思っているんですよね。
Drinkers Lounge
もともとダイヤリーさんがジャパニーズウイスキーの定義を決めようっていうふうになった際にブログとか書いてたじゃないですか。
このブログちょっと久々に2人で見返して、その時が2021年だったわけですけど、3,4年経ってですね。
2024年の自主基準の指向ですかね。
1年経って今みたいな感じ。
どんなふうにジャパニーズウイスキーの現場というか、変わってきたかみたいな感じで、ちょっと振り返りつつアップデートしつつみたいな感じでいろいろと喋れたら面白いんじゃないかなということで。
A whisky lovers diary
そうですね。ちょっとこの話を深掘りしていきたいと思います。
ブログのアップデートみたいな感じになってきますかね。
よろしくお願いいたします。
Drinkers Lounge
ダイヤリーさんのブログ記事はですね、おそらくポッドキャストの説明文にURLが載ることになるんじゃないかなと思うので。
A whisky lovers diary
そうですね。載ると思います。
ウイスキーの歴史と定義
Drinkers Lounge
もしよかったら、それを見ながら聞いてもらえるといいんじゃないかなと。
わかりやすいんじゃないかなとは思います。
A whisky lovers diary
最近で言うとですね、ジャパニーズウイスキーのこの法律関係の話っていうのは、サブロマル蒸留所の和歌通信所の稲垣さんが本で出されて書いているので、
それ見た方は結構ご存知な方多いと思うんですが、その中身紹介するとちょっと著作権的にどうかっていう問題があるので、
ちょうど僕が書いたものは僕の著作物なので、これなら擦っても大丈夫だろうというのが事情としてありますので。
なんで僕のブログなんだっていうのはご容赦くださいというところです。
Drinkers Lounge
いえいえ。このブログめっちゃまとまってるんで、ぜひ見てもらって。
A whisky lovers diary
ありがとうございます。プロが構成した文章を見たくればですね、本を買って読んでいただければと思いますし、
なるべく金払いたくないという人は僕の文章で、今回のポッドキャストのところは補えるかなと思うんですが、
一つ、やっぱりこのジャパニーズウイスキーの歴史というところを見ていく中で、実は紹介させてもらってるんですが、
ヤルオガウイスキーを作るようですっていうウィキがあってですね、ヤルオウィキになるんですが、これ結構作りいいんですよ。
Drinkers Lounge
マジっすか。ちょっとごめんごめんごめん。ここまでまだ読んでなかったんですけど。
A whisky lovers diary
これは超長いんですけど、結構作りが良くてですね。
Drinkers Lounge
しかも、ヤルオガウイスキーを作るようですは、日華ウイスキーの創業者竹鶴正隆の生涯について語る歴史系ヤルオスレ。
A whisky lovers diary
そうなんです。で、終わった頃にマッサンが出てきてですね、マッサン全然ちげえじゃねえかっていうのでブチギレてたっていうのがあってですね、最高にいい感じなんですけど。
Drinkers Lounge
やばいっすね。これは。
A whisky lovers diary
このヤルオのウイスキーはなかなか作りはいいので。
Drinkers Lounge
本当だ。竹鶴ヤルオが主人公ですね。
A whisky lovers diary
当時これをどれだけ読み込んで書いたか覚えてないんですが、1回全部読んではいますんで。
Drinkers Lounge
これ面白すぎる。ちょっと待ってください。これ竹鶴リタが出てが、水銀刀って読むんでしょうかね。竹鶴たけしさんも出てます。やらないの顔で。
A whisky lovers diary
出て言うなんすよね。
Drinkers Lounge
で、鳥井真次郎も出て言うっていう。
常識的に考えてとか言われたりするんですよね。
鈴宮ハルヒュンと長戸幸出てますね。
A whisky lovers diary
10年前ですからね。
Drinkers Lounge
すごいっすねやっぱ。
この懐かしいヤルオはぜひ読んでほしいですね。めちゃくちゃいいです。
A whisky lovers diary
で、そこってちんと書いてるってわけではまだないんですが、ちょっと僕のブログを追いながらになりますけど。
まずウイスキーを語る上で無視できない主税法だというのはあるんですね。
よく特急とかいろいろ聞いたことあると思うんですけども。
昔は特急がなくて3級ウイスキー2級ウイスキー1級ウイスキーっていうのがあって。
最近だと一昔前にトップバリューウイスキーとか流行りましたけども。
Drinkers Lounge
はいはいはい。流行ったかどうかともかくとして。
A whisky lovers diary
あれは昔の1級とか2級のとこなんですね。
Drinkers Lounge
なるほど。確かに。
A whisky lovers diary
いわゆるイミテーションウイスキーみたいなそういうものですね。
ここの文章を僕引用すると、例えば1978年の場合2級ウイスキーで10%モルトウイスキーが入っていれば
90%はどうでもいい飲用アルコール、いわゆるホワイト系の焼酎みたいなもので全然よかったということですよね。
60年代でいうと1滴でも入っていれば2級ウイスキーだったと。
Drinkers Lounge
2級になる。これすごいですよね。
A whisky lovers diary
ティースプーンモルトみたいな感じですね。イミテーションウイスキーっていうのがあったと。
ほぼほぼこれは氷類焼酎みたいなものの高濃度版という感じですかね。
Drinkers Lounge
僕ちょっと好み方を知ったことはなかったので目から鱗だったんですけど、
イオンのトップバリウイスキーに代表されるさまざまなコンビニ激安ウイスキーがあるわけですけど、
これは旧種税法ですね。旧種税法の2級1級特急の表記を見ながらお酒を飲むのは
たぶん相当味わい深いですよ。ある意味ジャパニーズウイスキーの古き良きかどうかわかりませんけど、
日本における昔のウイスキーの姿を現代に蘇らせている可能性ありますか。
A whisky lovers diary
そうですね。あれで言ってたぶん1970年代、もしかすると厚生研修のパーセンテージわかんないですけども、
時期によってあれ特急レベルな感じなわけですよね。
78年の時に27%モルトが入ってたらそれは特急なわけです。
モルトっていうか普通のウイスキーですよね。ウイスキー売れてればいいわけなんで。
27%入ってたらあれ特急扱いなんですよね。
だからそれがもともとの種税法というかっていうところで、
そこに使われる70何%ってところをバブル期でどんどんウイスキーがちゃんとしていく中で、
輸入物のウイスキーを使ったりとかしながら、よりクオリティの高いウイスキーっていうのを高級施工で作り始めたっていうのが話の流れなわけですよね。
Drinkers Lounge
歴史的な経緯としては。
A whisky lovers diary
それが何が起こったかっていうのと貿易自由化ですよね。
ここのブログで言うと種税法の改定と自由貿易っていうサブセクションのところに書いてますけども、
このあたりにチタ浄流所とかキリンシーグラムの五天場とかもできたと。
白州浄流所もできた時期が70年代になるわけですが、
そういう輸入ウイスキーに対抗するためにやっぱりもうちょっとちゃんとしたものを作りましょうっていうのがどんどん出てきたわけですよね。
それを考えると、今のインドとかインディアンウイスキーというものの多くは、
高級な路線ではなくてウイスキーかどうかわからないものが多いって言われてますが、
多分当時の日本もそういう状況だったんじゃないかなと思う。
Drinkers Lounge
そうだけですね。
A whisky lovers diary
っていうのがこの時期の特徴になるわけですよね。
Drinkers Lounge
そうですね。
ここはカットされるかもしれないですけど、
言ってみれば、要はこの辺りの日本のウイスキーの歴史ですね、ある種。
A whisky lovers diary
そうですね。
Drinkers Lounge
要はここを引き合いに出して、自社の製品の正当性を主張しているという可能性はありますよね。
しあったんだからっていう。
A whisky lovers diary
昔ジャパニーズウイスキーだった、今は法改正法改正と言われてますけども、
こういう種税法のパーセンテージとかでいろいろ分かれていたので、
結局ウイスキーとは何かっていう定義を種税法で行ったっていう話なので。
Drinkers Lounge
そうですよね。今考えても面白い定義ですよね。
現代のウイスキー文化
A whisky lovers diary
文化としてどうだったっていうものではないんですよね。
これ多分リキュールとかビールのリキュール類とかああいう話もあるじゃないですか、いろいろと。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
クラフトビール結構リキュールって書いたこと多いと思いますけども、
ああいうのも含めてやっぱりお酒文化っていうものの法律を作らずに、
全部種税法で税金の分類でやっているっていうところになってるんでしょうね。
例えば国産ジンでジュニバフェリーが全然入ってないとか、
それはジンと言えるのかどうか問題っていうのはあるわけですけども、
結局それも種税法がメインで入ってる以上、
日本におけるこういうものだよっていう、
ジンとはこういう定義だよねとか、
ウィスキーとはこういう定義だよねっていうところが、
文化として伝統的に作ってきたものではないがゆえにってことなのかもしれませんけども。
そうですよね。
Drinkers Lounge
逆に言うと結構やっぱり僕も何でこんな種税法のところからジャパニーズウィスキーの話すんだよって多分聞いてる人もしかしたら思ってるかもしれないですけど、
この話があったから今のジャパニーズウィスキーの定義がここまでややこしくなっているんだよっていうことだと思うんですよ。
そうですよね。
A whisky lovers diary
結局内輪でやってたものが、
最近国際市場に流れるにあたって、
お前ら何やってんじゃんみたいな感じになってきてるっていうのが一つの問題なわけですよね。
Drinkers Lounge
そうですね。
ここから始まってますよってことなんですよね。
A whisky lovers diary
これ知らないとちょっと話がどんどんミスリードするんですよね。
Drinkers Lounge
そうなんですよ。
A whisky lovers diary
また1980年代の頃っていうのはジウィスキーのブームですね。
Drinkers Lounge
ありましたね。
A whisky lovers diary
ありましたねっていうか僕このときお酒飲んでないですけど。
話しだけは聞いてます。
有名どこで言うと今のマルス新種蒸留所の駒畑とかはこの時代にウィスキーを作っていたので長寿駒畑っていうのはここの時代に上流されているものですよね。
そうですね。
当然駒畑酒造みたいなところに長くから細々とやってるところもありますし、
アカシとかもありますけども、
あとはゴールデンホースの東亜酒造ですかね。
あたりこれはアクトイチローさんの祖父が設立したというベンチャーウィスキー、
渋蒸留所の。
今は新生波乳蒸留所はベンチャーウィスキーと資本関係はないですけども、
ジウィスキーが各地で出てきたっていうところですけども、
これ蒸留所がどんどん作られてきてますが、
結局こういうウィスキーが植えた時代にどんどんウィスキーを作ってこうってなってきた時に、
じゃあウィスキーが何たるかっていうのがあんまりできてなくてもですね、
ジャパニーズウィスキーの問題点
A whisky lovers diary
ウィスキー名乗れちゃうわけですよね。
Drinkers Lounge
そうなんですよね。
本当にそういったところがあるっていうのが、
昔から言われてたジャパニーズウィスキーの一番の問題点ですよね。
昔のウィスキーのみが、
10年、20年くらい前のウィスキーのみが
あんまりジャパニーズを返り見てなかった理由の一つは、
もう本当にここに集約されてると言っても過言ではないです。
A whisky lovers diary
そうですね。
この時、結局何をやってたかというと、
ジウィスキーのブームの時に蒸留所のシングルモルトとかをやっていたわけではないんですよね、今のように。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
ブログ記事に書いてますけども、
結局72年の貿易自由化で何が起こったかっていうと、
ジョニー・クロイヤーだ、ジョニー・アカとかがどんどん来ましたっていうのは一つありますし、
バルクウィスキーも当然安く仕入れられるので、
バルクウィスキーを詰めて国産ですよというふうにやってたと。
要はバルク原種メインのウィスキーをたくさん出してると、
全然上流してない業者っていうのが実際はあったんじゃないかっていうのがあるわけですよね。
で、それが先ほどドリラジさんが指摘したような、
新興領域の一部で有名な土地名何年みたいな、そういうものですよね。
Drinkers Lounge
そういうものです。
A whisky lovers diary
里島55年みたいなものですよね。
そういうものが架空のもので今言いましたけども。
で、55年は言い過ぎですけど、例えば里島10年といったら、里島に蒸留所はないはずなので、
里島に会社を置いてるところが、どっかから新潟かどっかでボトリングをして、
国産ウィスキーを名乗っているっていうケースがあるということですよね。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
っていうようなものがあったと。
Drinkers Lounge
抜け道しかないみたいな。
A whisky lovers diary
そうですね。なぜ里島かっていうと、土屋守先生が里を生まれたからですね。
Drinkers Lounge
なるほどなるほど。
なんか作るかも作るかもみたいな感じの話をしてるんですね。
A whisky lovers diary
法律作ってから蒸留所あるのかもしれませんが。
Drinkers Lounge
そうですね、確かに。
A whisky lovers diary
そこは置いといて。
置いといてですね。
結局のところ何がというと、自由ウィスキーなりなんなりとか、サントリーオールドとか、
核とかも同時有名だったわけですけども、結局結構自由貿易化で早く流れてきたウィスキーで、
安く大衆に売り続けていたというのが現状ですよね。
80年代から2000年代のウィスキーの変化
A whisky lovers diary
ただその中で大手は結構そこは頑張っておいしいものを作り続けていたっていうものはあるわけですよね。
Drinkers Lounge
はい。
A whisky lovers diary
そこが日本のすごいところかなと思うんですけども。
Drinkers Lounge
そうですね。
で、あとはその貿易の自由化が行われた結果、海外の要はイスコッチウィスキーのシングルモルトが、
ブレンテッドじゃないシングルモルトもかなりごく少量ではありますが日本に輸入されるようになって、
そのあたりからおそらく日本におけるコアナ飲み手の黎明期はおそらくそこにあったんだろうなと思います。
A whisky lovers diary
多分あれですよね、80年代後半ってなってくると、我々でも今でも知っているレジェンド会話で言うと、
田中屋の栗林さんとか、あとは組竹本店の組竹さんのお父さんの方ですかね、が最初にサマーロールを引っ張ってきた。
Drinkers Lounge
そうなんですね。
そうなんですか。
あとは僕、松本にあるマホロビ。
A whisky lovers diary
マホロビさん、有名な松本のバーですけど、45周年とかでしたっけ。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
なのでこのあたり、80年代あたりからそういうところの輸入のこだわりのスピリッツをウィスキーに着目していたりっていうのは出てきて。
ただ多分これ世界的にも80年代でシングルモードを出しているところって多分少数だと思うんですよね。
Drinkers Lounge
そうですね、本当に少数だったと思います。
A whisky lovers diary
GMの伝説のボトルとかですよね。
あとはサマーロールさんとか、今出てきましたけどジャコーネとか、
あたりのボトルっていうのは大体80年代ぐらいで、70年代ボトリングっていうのは結構シングルモードは珍しくなってきますよね。
Drinkers Lounge
なるほど、そうですね。
A whisky lovers diary
おそらくこの80年代っていうところがウィスキー会話におけるシングルモードとのタイトルっていうところも被ってくるのかなという印象はあるんですが、
ジャパニーズにおいては結局そこはバルフィータキーを結構引っ張ってきてて出てきたというところですかね。
ただ90年代以降は今度ショーチューとかですよね、タイトルが出てきたと。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
他のブログにもウィスキー史上の落ち込みっていうのは書いていますけども、
東急制度の廃止というところと、酒税が上がってきたんですよねウィスキーの酒税っていうのが80年代。
というところでデイリーウィスに安いフレーバーの良いショーチューっていうのがどんどん出てきたというところで、
ショーチューはショーチューで今かなりブーブーした日になってますけども、90年代から2000年代前半ぐらい前ですかね。
そのあたりはかなりウィスキーがやられていてショーチューが上がってきたというところですね。
ショーチューのピークは2004年ぐらいになるんですかね。
というところなのでかなり飲酒の消費量が増えたってこともありますけども、
そのショーチューっていうところがかなり流行ったっていうのが一つあるというところですよね。
そうすると90年代バブル崩壊とかも当然あるわけで、
劇の低迷とかそういうのとは相まってですね、かなりウィスキーの上流上が下がっていったというのは事実としてあるというところですよね。
僕のブログだと国際局の酒のしおりっていうのを引っ張ってきてますけども、
ウィスキーの製造免許状の数っていうのが一時期では10を切っていたという一桁台だったっていう時期が2000年代半ばにはあったというところで、
ニッカが見売りをして朝日に参加だったとか、そういうのもこういう時期に起こってきたというところですよね。
結局何が行われてたかというとウィスキーのブームが終わって、
そういうバルクウィスキーメインで作ってた酒と一緒にウィスキーのブランディング化大手が一生懸命行ってきたっていうのがあるわけですよね。
ここはニッカとかサントリーとかそのあたりがどんどん国際コンペティションが出てきたというところが一つですよね。
もう一つは特に2000年代後半ぐらいからですね、前半からもそうかもしれませんがウィスキーの消費量が伸び始めてきた。
スコッチの消費量が2000年代前半から伸び始めてきたってこともあって国際的な消費量が多くなってきたというのがあるというところですかね。
ジャパニーズに注目はされてなかったけどもスコッチウィスキーっていうのが結構世界的に評価を受けつつある、消費量が増えつつあるっていうのは2000年代に起こってきた。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
であるわけですよね。
Drinkers Lounge
ここら辺までくると結構記憶に新しいっていうタイプの人も出てくるかなっていう感じですね。
A whisky lovers diary
ここら辺から動き始めたのがベンチャーウィスキーですかね。
そうですね。
前もどっかで言ったかもしれませんがベンチャーウィスキーのセミナーで僕聞きましたけども、
銀行から融資を借りるとかそういう風になった時にベンチャーウィスキーの首長はちょうど今ウィスキーの消費量上がってますよという風に言っていったというところでそこで融資を借りれるようになったと、
受けられるようになったって話があるというところですよね。
それの輸出先っていうのはアメリカとかが多いわけですけども、アジアでもかなり多くなっているというのが今の流れになっているのかなと思いますね。
Drinkers Lounge
そうですよね。
A whisky lovers diary
じゃあジャパニーズウィスキーの輸出はどうなのかっていうと2008年か7年ぐらいから右肩刈りでどんどん5年で倍ですかね輸出してると。
その刈りを境に上流者の数も増えてきて、一浪ぞもろとに続けと言わんばかりに静岡、それからつぬき、あと三郎丸ですね。
Drinkers Lounge
まずここが誕生して、続いて朝霞、あとはどこでしたっけ。
A whisky lovers diary
あっけしですね。
Drinkers Lounge
あっけしですかね。
今はもう本当にそれから5年10年経つか経たないかぐらいなのにもう100を超えるぐらいまで増えるっていうような大のウィスキーバブルを今経験しているわけですけれども。
ちょっとそこまで行くと話が飛びすぎるのでちょっとあれですよね。
A whisky lovers diary
そうですね。
どんどんどんどん出てきているわけですけども。
そうなってくると結局大きな改正点っていうのは何個かあって、1980年代までにウィスキーの取材法どんどんどんどん改正されていったわけですけども。
多分90年代以降はそんなに改正がないと。
Drinkers Lounge
そうですね。
A whisky lovers diary
っていうのが一つ。
新たなジャパニーズウィスキーの定義
A whisky lovers diary
その90年代から2000年代までの間はあんまり変わりがなかったけど、そこは大手がなんとか生き残りをかけて頑張ってた時代。
2010年代がようやくウィスキー、ジャパニーズウィスキーが花開いてきたという時代になってきた時に、ジャパニーズウィスキーの価値っていうのが再定義されたわけですよね。
今までから大衆が飲んでいたウィスキーの定義で国税局が取材法で管理すればよかったものを、コンペティションで結構90年代、2000年代が大手が頑張ってた故に、
ジャパニーズウィスキーっていうものが言葉を大げさに言うと深刻化されたっていう要素はあると思うんですね。
大手が頑張って生き残りをかけてきて、いろいろ頑張ったっていうのがそうなって、新しいジャパニーズっていうのをやっていたわけですけども、
大手のウィスキー業者がそこに対して何かしらの商標とか知財戦略をどんだけ行ってきたかっていうのは僕はちょっとわからないんですが、
そういうことしてこなかったんでしょうね。そこまでこんな蒸留所が増えるなんてことを予測してなかったっていうのはあるでしょうし。
そういう感じでジャパニーズウィスキーがどんどんどんどん出てきた時にですね、求められるウィスキーの変化っていうニーズの変化が大手が動いてきたところで頑張って行われたわけですけども、
Drinkers Lounge
ニーズの変化が起こった時に法律が変化してないっていうのが大きな問題になったっていうことなんですよね。
A whisky lovers diary
ただ、大衆で飲んでるウィスキーっていうのとジャパニーズウィスキーの定義っていうところになった時と、歴史的経緯から言うとですね、やっぱりバルクウィスキーでやってきたメインで、今でも多分サントリーとかニッカーもそうですけども、
結局安く飲むウィスキーっていうのは海外産のスコッチの安いやつか核とかそういうものになると思うんですが、そのジャパニーズの歴史ってどうなのって話になるわけですよね。
Drinkers Lounge
なので、ジャパニーズの伝統的なウィスキーをどうこうしたいっていうふうにもし思ってるなら伝統的なウィスキーは核とかバルクメインなものになってくるっていう言い方の方が多分正しくて、
A whisky lovers diary
そのうち一部が真面目に作ってた、熟成されてたウィスキーが評価されてきたって話になってきたと思うので、そこをちゃんと評価されるようにしていこうっていうのは大事なことだと思うんですけども、
歴史的経緯ってなった時にはそういうところもちゃんと加味しなきゃいけないよなっていう、大衆向けなものと歴史的なものでウィスキーの中身が変化していった中で、
ジャパニーズウイスキーの歴史
A whisky lovers diary
現代のこのウィスキーをジャパニーズウィスキーの定義としてやっていいのかっていうのはあるっていうのはあるんですよね。
Drinkers Lounge
そうですね。そのジャパニーズウィスキーが国際競争力を持つに至って必要になってきたっていう流れかなと思うんですけども、
これ言ってみればスコットランドでも数百年前に同じような動きがあったっていうことになるじゃないですか。
要はどういうことか、すごいざっくりと言いますと言ったんですけど、
密装置として始まったスコットランドのウィスキーの歴史から税金を取るみたいな感じになった時に政府公認、ブレンデッド政府公認になってっていうようなところになって、
次に出たのがブレンデッドウィスキーですよね。
要はスピリッツをモルトじゃなくてグレンでもいいぞってなって、これウィスキーと言えんのかって大論争になって、
いやウィスキーと言いましょうっていうことになって、それでビッグファイブと言われるぐらい強力なブレンデッド会社がもう一大勢力になり、
いわゆる国内でいうとこの特急時代っていうのがビッグファイブの時代のおそらく後半にあたることになったと思うんですけれども、
それと前後するようなもしくはそれより未然になるかもしれませんが、ちょっとこのあたりが雑なんですけど、
ちゃんとウィスキーの定義っていうものをちょっとよく考えていかなきゃいけないよねっていうふうな時期も経てるわけですよね。
それでシングルモルトの定義を決める協会みたいなのが本場にももちろんあって、
かなり最初は厳格な規制だったんですけど、途中で樽の使い方とかに関する規制緩和が、かなり緩やかな規制緩和が行われて、
今までは本当に多くの古樽、秋樽しか使えなかったけど、その材質を多くじゃなくてもいいよっていうふうになって、
じゃあビールの樽使おうとか、なんかそういうふうになったりとか、
それがIPAカスクみたいな商品ラインナップにも反映されて、
テキーラカスクとか今まで絶対出なかったタイプの酒が出たりとかっていうのがあったりとかするので、
そういった意味では日本のウィスキーの定義に至るまでの道筋っていうのも、
産業構造だったりとか法整備とかを交えながらうまく進展してるっていうのは、ある意味歴史の繰り返しになっているんじゃないかなと、
A whisky lovers diary
私は思います。
法整備と文化的背景
A whisky lovers diary
そうですね、それは文化民族的な違いもあるかもしれませんけども、
結局そういうことが起こっていったから法整備しなければならないと、
言った歴史は繰り返されるということになるわけですよね。
そうなった時にこういう種税法の流れっていうのをいかに我々は知った上でいろいろ考えていくかっていうところです。
考えていくかっていうのは一呑み手として何を求めるっていうか、
何がいいというふうに感じるかっていう方がいいですかね。
Drinkers Lounge
そうですね、いろいろ話をするにあたっても共通の認識は持っておこうぜっていうところですよね。
この部分は一応押さえておいたほうがいいんじゃないのかなと。
A whisky lovers diary
一つ大事なとこがあるとすれば、
ちょっとさっき2000年代とかは高品質なウイスキーをコンペティションとか出してたってなりますけども、
もう一個忘れちゃいけないのはハイボールブームなんですよね。
あれはバルクウイスキーをものすごく作っていったりとかしておいしいウイスキーを作るっていうのもそうですし、
またジャパニーズの昔のハイレンジなウイスキーもいいバルクウイスキーを作っていいジャパニーズウイスキーとして出してきたって歴史もあるので、
それをどう織り込むかってことは大事だと思う。
結局ジャパンメイドっていう言い方を一気に何かのコンペティションでやってたような気もしますけども、
ジャパンメイドにこだわりすぎるとジャパニーズウイスキーの歴史を一部無視してるようなところはあるんじゃないかなというふうに思います。
Drinkers Lounge
そうですね。それもありますし、逆に言うと、商品名出していいかわからないですけど、
〇〇さんの〇〇さんだったりとかですね、とかは顕著だと思うんですけど、
その海外から積極的に輸入原種を輸入してっていうような文化というか、
そういった歴史的な背景があったからこそ生まれたウイスキーですね。
本当に日本を代表すると言ってもいいぐらいに今で育ったウイスキー。
今は純ジャパンウイスキーになってますよね。
A whisky lovers diary
そうですよね。
Drinkers Lounge
そうですよね。格紋でした。格紋がすごいですね。
A whisky lovers diary
格紋ジャパニーズウイスキーになってるんですよ、確かに。
Drinkers Lounge
それ本当すごい。格ジャパニーズウイスキーは本当すごいなと思うんですけど。
A whisky lovers diary
すごいですよね。
Drinkers Lounge
そうなんですよね。
だから定義、歴史だったり定義だったりっていうのは本当に日本の定義が曖昧だった頃から、
仕事自体は非常に真摯かつ丁寧にやっていて、
それがある種国際的な評価に繋がっているっていうのは結構日本っぽいなとは思いますよね。
本当にお気持ち表明みたいな感じのあれになりましたけど。
A whisky lovers diary
このトピックの重要なところはですね、そこを地上というかウイスキー史上の変化っていうところを見るときに、
今だけ見ちゃいけないんじゃないのっていう話だと思うんですよね。
そこをちゃんと見ていかなきゃいけないっていうところですよね。
Drinkers Lounge
そうです、そうです。
A whisky lovers diary
というので今回これぐらいにしたいと思いますが。
お相手はアウウイスキーズラバーズダイアリーと
Drinkers Lounge
はい、ドリンカーズラウンジでした。
A whisky lovers diary
ありがとうございました。
ありがとうございました。
30:19

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