「おいしい」って、そもそも何なのでしょうか。株式会社明治で飲料の研究・開発を続けてきた土師智寿さんに、食品のプロが考える「おいしさ」の正体を聞きました。味覚の基本五原味、研究所の官能評価、パッケージで変わる味の感じ方、そして「おいしい」と「食べ飽きない」はどう違うのか。毎日食べているのに、実はよく知らない話ばかりでした。この番組は、ウェルネスの「答えのない問い」を毎回ひとつ取り上げて、専門家と一緒に考えながら、最後は「〇〇とは〇〇なり」という一言に落とし込んでいく番組です。▼この回で出てくる話
・味は5種類しかない。では「辛味」は何なのか
・研究所は「おいしいかどうか」を見ていない
・同じ中身でも、パッケージが変わると味の感じ方が変わる
・ザバスの試飲は、階段を上り下りしてから飲んでもらう
・牛乳や果汁100%のジュースは、実は毎回味が違う
・赤ちゃんが苦味を嫌がるのには、理由がある
・疲れているとおいしく感じるのは、脳がそうさせている
・高級なカカオやワインがおいしい理由は「複雑さ」と「余韻」
▼目次 オープニング
番組と出演者の紹介
おいしさの要素と定義
基本五原味と官能評価
味のベンチマークとユーザー調査
コンセプトとプロダクトの一致
ターゲット設定と食べ飽きない
美味しい牛乳と文化の関係
味覚の成長と学習
普遍的な美味しさの存在 体に良いことと美味しさの関係
▼出演ゲスト:土師 智寿(株式会社明治 イノベーション事業戦略部) 2007年に株式会社明治へ入社。研究所で飲料の研究開発に従事し、その後、本社で商品開発を担当。
ホスト:木下 寛大(株式会社Wellnize 代表取締役CEO)
▼後編「“体にいいもの”は、なぜマズいのか」明治の開発者と考えた
▼WellnizeについてWellnizeは、明治と共に立ち上げた、ヘルスケア領域の会社です。『LifeをもっとWellに』というミッションのもと、自分の腸内環境のタイプがわかる腸内フローラ検査サービス『インナーガーデン』を提供しています。一緒にこの領域を盛り上げてくれる仲間も探しています。#おいしいって何だろう #味覚 #食品開発
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サマリー
株式会社明治の飲料開発者である土師智寿氏が、「おいしさ」の定義について語る。味覚の五原味に加え、香り、視覚情報、食べるシーンといった多様な要素が「おいしさ」を構成することを解説。研究所では分析的な官能評価を行い、ユーザー調査を通じてコンセプトと製品の一致を確認する重要性を説く。また、普遍的なおいしさと文化や学習によって形成されるおいしさの違い、そして「おいしい」と「食べ飽きない」の違いについても持論を展開し、複雑さや余韻が高級な食品のおいしさにつながることを示唆している。