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#55.お便り回:「無理して合わせてもらってる?」な時に役立つ、対人関係の心理学
2026-07-17 13:16

#55.お便り回:「無理して合わせてもらってる?」な時に役立つ、対人関係の心理学

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「あ、この人、自分に無理して合わせてもらってるかも?」と、なんとなく直感が働く時ってありませんか?

今回はそんなときにどう相手と関わればいいのかについて、お便りを通して解説してみました。ぜひに。


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00:06
みなさん、今週も1週間お疲れ様でした。 公認心理師・臨床心理師のわたるんと申します。
このポッドキャスト番組カウンセラジオでは、病院勤務の現役カウンセラーが日々のちょっとしたお困り事の解決策を考えたり、少しだけ気持ちが楽になるような心理学カウンセリングの豆知識をゆるっとお伝えしたりしています。
さて今回はですね、以前のエピソードについてのご質問のお便りをいただいたので、それにお答えする形でお話ししていこうと思います。
あの皆さんは人と話している時とかに、なんというか微妙な違和感。
あれ、この人本音じゃなくて自分の言ってることにただ合わせてるんじゃないかな。
この人はちょっと無理してんじゃないかなぁ。
という違和感を持たれたことがありますか?
あのなんとも言えない噛み合ってるんだけど噛み合ってない感じ。
そうですね、特に社会人の方はよく直面する場面でもあるんじゃないかなと思います。
今回はですね、そんなことにまつわるお便りをいただいたので、そのお便りを読み上げた上で、
そういう相手に合わせてもらっているかも現象、カウンセリングではどう扱うのか、それを踏まえて日常ではどうしていけばいいのかについて考えていこうかなと思います。
対人関係でお悩みの方のヒントになれれば嬉しいなと思っています。
では早速カウンセラージを始めていきましょう。
ではですね、お便り読み上げていきます。
匿名希望の方からですね。ありがとうございます。
シャープ51で少し触れられていた内容について質問があります。
もし機会があれば解説していただけると嬉しいです。
カレー作りの例、個人的にはとってもわかりやすかったです。
シャープ51の後半、カウンセリングは試行錯誤の作業だというところで、
経験者やカウンセラーが怖い人だと、こっちがビクビクしてしまって自由にできない、
自分の意見は抑えて相手に合わせてる感じになる、というようなことが起きる、
というお話があったかと思います。
カウンセリングの中でも日常の人との関係でも構わないのですが、
こういう状況に陥ってしまっていることに気づける方法や打解策はありますか?
自分がビクビクしている側なら気づけると思いますが、
ビクビクさせる側だったら気づけないかも、と思ってお聞きしました。
03:00
コメントを書いていて、自分でもなんだかよくわからない文章になってしまって恐縮なのですが、
ぜひよろしくお願いします。
ということでした。
まずですね、聞いてくださって本当にありがとうございますですし、
さらにコメントまでいただけて本当に光栄です。
とてもしっかり聞いてくださったことが伝わってきて嬉しいです。
なんかあれですかね、こんな風に聞いてくださっている方が他にもたくさんいらっしゃるんですかね。
もしそうだったら本当にもうなんだろ、照れちゃうくらいテンション上がるので、
ちゃんとしっかり聞いてますよって方はですね、ぜひコメントくださると嬉しいです。
こちらのお便り、シャープ51、カレー作りとカウンセリングの共通点、
治療同盟について、というエピソードを受けてのご質問なんですね。
どういうお話をしたかというと、
カレー作りの素人が経験のある人と一緒にカレーを作ることって、
カウンセリングを受けることと一緒かもなーと思ったんだよーっていう、
心理師ワタルンがカレー作りを体験して思ったことをお話ししたんですね。
気になる方はそちらのエピソードもぜひ聞いてくださいね。
で、カレー作り、この方以外にも分かりやすかったよーって言ってくださる方がたくさんいてですね、
皆さん優しいなと思いました。ありがとうございます。
それでご質問は、カウンセリングでも日常の人間関係でも、
立場の上の人が怖いと自分の意見を言えずに相手に合わせてしまうことがありますが、
自分がビクビクしている側なら気づけそうだけど、
逆にビクビクさせてしまう側だったら気づけないこともあるかもしれません。
こういう状況をどうしたらいいんでしょうかということですね。
すごく大事な視点だなと思いました。
で、最初は相手がビクビクしているサインをどう見抜けばいいんだろうというご質問なのかなーとも思ったんですが、
読んでいて僕が感じたのはもう少し違うところでした。
多分質問者さんが気になっているのは、
もしかしたらこちらに合わせてもらっているかもしれない、
そんな感覚をどう扱えばいいのかということなんじゃないかなと思ったんです。
もしかしたら違うかもしれませんが、その理解で話を進めていきますね。
で、このこちらに合わせてもらっている可能現象、カウンセリングでも実は結構起こります。
例えばカウンセラーが質問をすると、相談者の方が、
これが正解なんですよね、これがあなたにとって都合のいい答えなんですよね、
という感じで答えようとしてしまうことがあります。
あるいは先生がそう言うならその通りなんだと思いますと、
自分の感覚よりもカウンセラーの考えを優先してしまうこともあります。
06:01
日常でもこうなんでしょうと聞かれた時に、
ああ、まあ、もしかしたら違うかもだけど、まあ、外れてもいないから、そんな感じです、
というのを、はい、という二文字に凝縮することがあるかと思うんですが、そんな感じです。
でもそれだと、本当は例えば一緒にカレーを作っているはずなのに、
もっと言うと、どちらかというと話し手の方が思い描くカレーを作っているはずなのに、
先生が作りたいカレーに合わせて作ろうとしてしまっているんですね。
そうなると最終的に、
あれ私が作りたいのってこんなカウンセラーの好きそうな激甘カレーだっけ、
もう少し辛いやつが良かったはずなんだけどなぁ、ということになることもあります。
この流れはその方が意識している時も意識していない時もあります。
じゃあもしカウンセリング場面でそうなってしまった時、どんな風に考えるかというと、
こうなってしまった時は、
ご自身の希望に反して激甘カレーが出来上がってしまった現象そのものを振り返ることがあるんですね。
まず前提として、
僕はカウンセリングは思ったことを言ってくれた方がいいカウンセリングになるのでよろしく頼んます、
的なことを最初に言うわけですが、
それでもそんな風に意に反した激甘カレーが出来上がってしまう場合は、
やっぱりそこで起きていることにその方のコミュニケーションパターンが出てきているというのが伺えるわけです。
おのずと普段から自分がやっている対人関係がカウンセリングでも出ちゃうってこと、実はよくあるんですよね。
で、そこで起こったことを振り返ることでカウンセラーとの間で何が起こっていたか、
その時何を思って自分の思うカレーを作る方向から離れてしまったのかを考えていけば、
その方の対人パターンを一緒に形作って共有することができるんです。
もちろんそれも振り返るかどうかはその方のカウンセリングで話したいことに合わせてという感じになりますが、
少し話を戻すと、この相手に合わせさせちゃってるかもかん、
もちろんこれはカウンセリングに限った話ではありませんよね。
上司と部下でも夫婦でも親子でも友達同士でも起こります。
相手が怖いからーという場合もありますし、期待に応えたい嫌われたくないっていう気持ちから自然と相手に合わせてしまうこともあります。
日常生活でもなんか思ったことあったら遠慮なく言っていいからねーと言っても、
すべていい感じに話してくれることの方が少ないですよね。
だから僕が大事にしたいのは絶対に合わせさせないことではなく、
合わせてしまっていたことを話題にできることです。
09:00
例えばカウンセリングだったら、
実は先週ちょっと無理して話に合わせてましたーともし言われたら、
あ、それは大事な話ですねーってなります。
そこで、その時何が起きていたんだろう、どうして合わせようと思ったんだろうと一緒に考えていきます。
もしそれが苦しかったのであれば、どうしたらもう少し自分らしく話せるだろうということを一緒に探していきます。
実はもうその時間自体がカウンセリングなんですよね。
なので、もし日常で相手に無理をさせてしまっているかもーと感じたら、
無理に相手の気持ちを当てようとしなくてもいいと思います。
それよりも、ちょっと合わせてもらってない大丈夫そうとか、
何か言いにくいことがあったら遠慮なく教えてねっていうのプラス、
それでも相手が無理をしているように見えたら、
今はこうやって関係を保とうとしてるんだなーと受け止めながら、
その人のペースを待つ、そんな関わり方でも十分なんじゃないかなと思います。
あと、その時に合わせさせてしまっている自分はダメだなーなんて自分を責める必要もないんじゃないかなと思います。
相手のちょっとした声かけや、もしかしたら今は言いづらいのかもしれないなーと想像してみること、
それだけでも相手の気遣いとしては十分な一歩なんじゃないかなと思います。
人と人との関係では誤解やすれ違いは必ず起こりますよね。
でも、安心できる関係っていうのは誤解が起きない関係じゃなくて、
誤解が起きた時に一緒に修正できる関係なんじゃないかなと僕は思います。
では、本題はこの辺にしましょう。
はい、皆さん今回はいかがでしたでしょうか?
相手が無意に自分に合わせてるっぽい時の対処ということでしたが、
特に質問者さん、なんとなく疑問は晴れましたでしょうか?
そうですね、ここで持たれるご感想は、
それこそなんとなくだけどわかったかもーでもいいし、
よくわかったーでもいいし、
逆にいまいちピンとこんなーって感じでも大丈夫です。
ただそのご感想、少なくともご自身に嘘をつかずに話していただけると嬉しいです。
そのわかった感、もしくはわかってない感がどういうことなのか、
それを大事にして振り返ることに、
ご自身が楽でいられるヒントがあるんじゃないかなと思います。
では、もしよければこのエピソードがいいなと思ったら、
番組のフォローや星5評価をしていただけると嬉しいです。
皆様の応援がいつも力になっています。
ありがとうございます。
また、有料のお悩み相談や無料のお便りも受け付けています。
こんな話題を取り上げてほしいとか、こんなことをやってほしい、
12:00
みたいなご要望やその他お問い合わせ、ご依頼などがあれば、
無料のメッセージフォームまでお願いします。
有料のお便りについては、
ちょっと個人的な悩みを聞いてほしいという場合にお使いくださればと思います。
お便り会として返信させていただきますね。
詳しくはリットリンクをご覧ください。
リットリンクは概要欄とXの固定ポストからアクセスすることができます。
こんな風にアナウンスはしているんですが、
まだまだこちらのお便りフォーム諸々の存在を、
固定リスナーさんも実はご存じないっぽいことが最近わかりましたので、
お便りフォーム、このエピソードの概要欄から飛ぶことができますので、
ぜひ気になることがあればコメントください。
今日のエピソードはまあまあだったよとか、
そういうのでも全然大丈夫です。
お待ちしてますね。
では今回はここまで。おやすみなさい。
ここまで聞いてくださってありがとうございました。
また次回をお楽しみに。
13:16

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