2022-08-13 09:43

#50 「消えたい」感情には名前があった

#フロイト #死の欲動
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こんにちは、採用の仕事をして13年、営業のマネージャーをしているワーキングマザーのわかまろと申します。
今日はですね、私は5日間、夏休みをいただいているうちの3日目ということで、ちょっと短い夏休みなんですけども、
皆さんもちょっとゆるりと過ごされている方が多いかなと思います。 今日は何の話かなんですけども、
消えたいとか、死にたいとか、思ってしまうことってありますか?っていうお話をさせていただきたいと思います。
ちょっといきなり何の話っていう感じですし、ちょっと暗い話というか、そういった政治に関わるような話が苦手な方は、ちょっと聞くのをストップしていただければなと思います。
ただ内容自体は、誰にでもある真理だよということで、そういった消えたいとか、そういった思うことについて語っていますので、ご興味ある方は聞いていただければ幸いです。
突然なんですけど、突然の話題ですね、今日は。消えたいなとか、ふっといなくなってしまいたいなって思うことってありますでしょうか?
私ですね、実は結構あるんですよね。別に私自身は、うつ病はずらってるとかそういうことでもないですし、心身ともに健康ですし、何か大きな悩み事があるとか、小さい悩み事はいくつもありますけど、
とはいえ何かこう、いちょくじゅうも満たされてますし、何か困ってるかって言われたら別に大きい悩みがあるわけじゃないんですけど、
いつぐらいからかな、中学生ぐらいからの時くらいから、私中学生の時は結構こう、何だろう、ネクラの子というか、何かいろいろ考えがちな子だったので、何か人は何で生きてるんだろうとか、
人が楽しみ、生きていく上で何を楽しみに生きるべきなのかとか、なぜ人は消えてはいけないのかとか、何かそういうのを毎日考えてる子どもだったんですよね。
で、その時くらいからですかね、たまになんか消えちゃいたいとか思うことがありました。
で、これそこから中高大大人になってから、もうですね、実際に実行しようとかそういうことにはならないんですけども、
ただなんとなくこう、ふっといなくなってしまいたいような、どこかに消えてしまいたいような、なんかそんな気持ちになることが結構、結構でもないですね、たまにあるんですよね。
で、これ最近で結構ピークだったのが、あの娘を出産した直後、あの育児休暇を取っている時が結構ピークに、一週間に何回かは思ってた気がしますね。
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で、ただそれが実際に本当に消えたいって思ってるわけじゃないんですよ。本当にこう、自分を殺してしまいたいとか、そういうふうに思ってるわけではないんですけど、なんかただ漠然とふと消えてしまいたいなって思うことがありました。
で、これ皆さんありますかね。あのちょっと周りの人にね、消えたいと思ったことある?ってあんまり聞くこともできなくて、あんまり人に話したことがないのと、
あと1回だけ夫には聞いてみたことがあるんですよね。なんか消えたいなとか、そういうふうに思うことってある?って聞いたら、もううちの夫はすごく明るい人なんで、いや、ないよ、全然で、もう話が終わっちゃったんですけど、
なんかこういうことってみんな思ってるのかなっていうのを、子供の頃から結構不思議でした。
でですね、ただこれ、ちゃんとした理由と名前がついてるんですよね。この消えたいと思ってしまうことには名前がついているんですよ。
これを私が知ったのは、私大学が心理学を専攻していたんですけれども、その中での授業の中で出てきて、あ、このことだったのかって思ったっていうのがあるんですね。
で何かっていうと、フロイトさんって多分心理学勉強された方なら聞いたことがあると思うんですけども、フロイトっていう人が死の欲動、死っていうのはその生死の死ですね、死んでしまうの死の欲動っていうのを唱えています。
で、これが何かっていうと、簡単に言えば、人間は心理的に全くストレスのない状態っていうのを潜在的に追い求めているそうなんですね。
人間って生きていれば誰しも緊張したりとか興奮したりとか、心にざわつきが起こる瞬間ってあると思うんですけれども、精神的にはそういった状態っていうのはあまり良しとされなくて、本当に何もないフラットな状態、ノンストレスな状態っていうのを心は常に目指し続けていると。
で、そういったノンストレスの状態っていうのは、生きているうちだとなかなか叶えづらいですよね。叶えづらいので、何もない死っていうものに対して憧れたりとか欲動したりとかっていう欲求が人間は生まれながらに備わっているっていうのを学びました。
ただ、死んじゃいけないですよね。死ぬのは良くないことですので、死の欲動と同時に人間誰しも生の欲動っていうのが備わっているんですね。生っていうのは生きるっていう欲動ですね。
で、その生の欲動と死の欲動をいつもお互いに引っ張り合いっこしながら、均衡を保ちながら生きていくっていうのが人間の姿であり、それは結構自然な姿というか、あるべきというか、それがナチュラルな姿なんだよっていうのを学びました。
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大抵はね、生の欲動が勝っているので、みんな元気に生きていけるわけなんですけども、ストレスが溜まった時とか、心のざわつきが止まらなくなった時に、その死の欲動、人間が本来みんなもともと持っている死の欲動がちょっと顔を出してくる。
ただ、それが出ることが死に直結するわけではないんですよね。わけではなくて、その死の欲動を出すことによって心の平穏を保とうとしているっていう心理状態なので、ある意味すごく健康的な心の反応ではあるんですけれども、ただ消えたいなって欲動っていう欲が出てくるときはすごくストレス過多な状態だったりっていうのが考えられるので、
ストレスを取り除けば、また自然にその生の欲動で満たされていくっていうのが、ちょっとこれもう10年以上前の授業の話だったので、うろ覚えだったら申し訳ないんですけども、そういったような話がありました。
はい、ということで、すいません、今日はむちゃくちゃ急に消えたいって思ったことがありますかっていう話なんですけど、
これ結構学生時代ずっと悩んでた、自分変なのかなって思ってたんですけど、その授業を聞いて結構安心したんですよね。
なので、もしこれを聞いている方の中にも、すごく心身ともに健康で毎日普通に暮らせてるんだけども、たまに消えたいって思っちゃう自分って大丈夫かなって、もし思っている方がいらっしゃったら、
この死の欲動と生の欲動の中で人間は戦いながら生きてるのが本来の姿らしいよっていうのを思い出していただいて、正常な反応なんだなっていうのを持っていただければなというふうに思います。
ということで、今日結構ちょっとタブーな話というか、私もいつも気軽に周りの人と話ができないようなことをちょっとお話をしてみました。
前提ですね、私は臨床心理士とかそういう資格を持っているわけでもないですし、ましてや精神科医とか精神を専門的に資格を持っているものでもないので、
ちょっとこれは私が勉強した一つのことですよっていう方でシェアをしただけなので、もし何か真剣に悩んでいらっしゃる方とかがいたらですね、
きちんと叱るべき医療機関にかかって治療していただきたいなと思います。
精神的なネガティブさっていうのは、精神的な病というよりも体の反応、体である幸せを司るような物質がうまく分泌されていなかったりとか、
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ストレスフォルムを出しやすい構造になっていたりとか、そういうのが分かってきているので、必ず解決の仕様があるというか治療の仕様があるはずなんですね。
なので、悩んでいらっしゃる方がいたら必ず治りますので、叱るべきところで叱るべき治療をしていただきたいなと思います。
ということで、今日も最後までお聞きいただいてありがとうございました。また明日も聞いていただけると幸いです。
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