2024-02-18 11:13

#212 見方を変えるとグロテスクな話

コテンラジオのアメリカ開拓の歴史編です

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こんにちは、わかまろです。このチャンネルでは、採用支援を行う会社の営業マネージャーであり、
医師の母でもある私が、理想の働き方、生活を目指して試行錯誤する様子をお届けしております。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
本日、2月18日は、安眠の日、よく眠るの安眠の日ということで、
1日約8時間から9時間の睡眠時間を守って、しっかり休もうという風に提唱されているそうです。
皆さんは、毎日安眠できてますか?
私はですね、0歳9ヶ月の乳児がですね、
未だに夜中まだ2、3回ぐらい起きるんですね。
長女、4歳の長女がいるんですけれども、
長女はだいたい生後2ヶ月ぐらいから夜通し寝てくれる子だったので、
なので、次女も割と早い段階で寝てくれるんじゃないかって勝手に期待をしてたんですけど、
甘かったですね。全然寝れない、そんな感じで毎日過ごしております。
今日は何の話かなんですけれども、
見方を変えるとグロテスクな話、というタイトルでお話をしたいなと思います。
ある一方ではこういう風に見えてるけど、
当事者やまた別の人から見ると全く違う見え方をすることがあるよね。
だからあまり狭い視野にとらわれずに、
他の人だったら、違う立場の人だったら、
どうこの件について見るのかっていう視点で見ていきたいなと思った話になりますので、
ぜひ最後までお付き合いいただけると幸いです。
で、なんでこの見方を変えるとグロテスクな話をしようと思ったかというと、
今その4歳の長女がハマっているディズニーの映画の中にポカホンタスというものがありまして、
その映画を見たことがきっかけになります。
皆さんポカホンタスって名前は聞いたことがある方が多いんじゃないでしょうか。
ポカホンタスというのはネイティブアメリカンのある部族の娘さんでですね、実在の人物です。
そのポカホンタスとイギリスからアメリカにやってきたジョン・スミスという探検家の恋愛ロマンスを描いたのが、
ディズニーのポカホンタスという映画なんですね。
皆さんご存知の通り、アメリカ大陸にはもともとネイティブアメリカンと呼ばれる皆さんがたくさん住んでいて、
そこをイギリスとはじめとするヨーロッパが続々と船で押し寄せて、
そのヨーロッパの人たちから見る開拓というのを行っていたわけです。
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このヨーロッパから来た人たちというのは、結構今でいうならず者って言うんですかね。
あんまり仕事もないような人たちが、新大陸で人肌を上げてやるぜっていう感じで来たような大陸だったらしく。
なので結構治安が悪いというか、結構荒々しい人たちがアメリカにどんどん押し寄せてきて、
そこでもう数え切れないぐらいのネイティブアメリカンの皆さんを殺してですね、
住処を焼き払い、食料やあらゆるものを強奪して、
そのヨーロッパの人たちがどんどんアメリカでの領土を広げていったというのが今のアメリカの始まりなんですけれども、
そのポカホンタスというのは、迫害される側であったネイティブアメリカンの娘と、
ヨーロッパから押し寄せてきた探検家、冒険家の一人であるジョン・スミスというのが主人公の映画なんですね。
このポカホンタスという映画は、ジョン・スミスの主義が元になっていまして、
その主義にどんなことが書いてあったかというと、
そのある部族に自分が囚われてしまった時にポカホンタスがみんなの前で頭を下げて、
自分の命を救ってくれたとかですね。
そのポカホンタスと自分、ジョン・スミス自分は美しい交流をしていた、みたいなことがですね、書かれていて、
これは美しい話だねということで小説になったりとか、ディズニーの映画になってたりするわけなんですけれども、
ここまでの話を聞いて皆さんはどう思われますか?
美しい話、いい話だねって思われますでしょうか?
私はですね、もともとそんなことがあったんだ、すごくいい話だなぁなんて思ってたんですけれども、
実はこれは真っ赤な嘘だっていうことが、ジョン・スミスの真っ赤な嘘だっていうことがわかっているんですね。
実際に映画とかで描かれているのは、ジョン・スミスと大人になっている、ほぼ大人になっているポカホンタスとの恋愛なんですけれども、
史実上ではポカホンタスは当時10歳の女の子で、
ジョン・スミスとそんな美しい関係には到底なり得なかったと。
で、頭を下げてジョン・スミスの命を救ったというのも嘘であり、
しかもその後、誘拐をされてイギリスに連れ去られているんですね。
で、イギリスに向かう船の中で何回もレイプされたり非常に酷い目にあって、
イギリスに到着した暁には好きでもない男性と望まない結婚をさせられて、
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ネイティブアメリカの姫としてチヤホヤされるけれども、
イギリスに渡った割と短い期間で亡くなる。
しかもそれは夫による毒殺だったのではないかと言われているくらい不遇な一生を遂げているんですよね。
で、一方のジョン・スミスに関しても、ポカホンタスの映画上、ディズニーの映画上はですね、
冒険を愛し非常に心の優しい男性、平和を愛する男性として描かれているんですけれども、
アメリカ開拓当時の多くのヨーロッパ勢が育ったように、
ジョン・スミスも例に漏れず、非常に乱暴な行いというのをネイティブアメリカの人たちにしていたということが、
史実として明らかになっています。
なので、前半にお話ししたようなポカホンタスの美しい話というのは、
今ディズニーの映画を作っているのは、当然ヨーロッパから来た人たちの末裔でしょうから、
美しい部分、都合のいい部分だけを切り取って映画にしていて、
多分映画にすらしているということは、その開拓の歴史だったりっていうのは、
正しく子どもたちにも伝えてないんじゃないかなというふうに思うんですよね。
当のポカホンタスやネイティブアメリカの皆さんからしたら、
今、2024年の現代においてですね、そんな事実をねじ曲げて美化したような映画が、
子どもたちが楽しむものとして流れているなんていうふうに考えると、
非常に想像するのは難しいぐらい辛い進出ですよね。
非常に酷い目にあった、そんな女性や部族の皆さんの一生をそんな風に美化して描くなんて、
それを平和にみんなで見ているなんて、すごくグロテスクさを感じて、
今日のお話をしたいなというふうに思いました。
今回はポカホンタスの映画をたまたま私が見たので、その件についてお話ししたいなと思ったのですが、
日常にこういう見方を変えるとすごくグロテスクになっちゃう話ってたくさん転がっていますよね。
例えば私は豚肉や鶏肉、お肉とかを普通に食べる人なんですけど、
これも例えば豚や鳥さんたちから見たらすごくひどいことしてますよね。
あと、まあそもそも例えば今私は東京に住んでるんですけども、
マンションやアパートを建てるにあたっても、
こう、想像もできないような自然が壊されていて、それが今世界中で起こっているとか、
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今私が着ている洋服も、
例えば非常に貧しい国の子どもが賃金ももらえずに作っているかもしれないとか、
知らなかったり見方が固定化されているだけで、
グロテスクな話って世の中にたくさんあるんだろうなというふうに思うと、
いろんな立場、いろんな人の見方で物事を見ないとなというふうに思うし、
それを十分見れるだけの知識っていうのも身につけないといけないよなというふうに思いました。
ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ちなみにですね、このポカホンタスの話は、詳しくは古典ラジオという、
知っている方も多いと思うのですが、歴史のラジオの中で、
アメリカ開拓の歴史というのをやっていて、そこで詳しくお話もされていたので、
こちらリンクを貼っていくので、もし興味ある方は見ていただければなと思います。
最後にコメントのお返しをしたいなと思います。
210回、夫に優しくする理由は恐怖という回にコメントいただきました。
あさりさん、ありがとうございます。読み上げます。
声から感じ取れる若丸さんは、人から嫌われるような卑怯柄は出てません。
むしろ頼もしい、しっかりした印象です。恐怖心なんて持たなくても大丈夫ですよということで、
優しいコメントをありがとうございます。この回では、私は夫に割と優しいけど、
それは結構、自己保身であり、嫌われるのが怖いからですというお話をしております。
そうですね、そういうふうに言っていただけるとすごく嬉しいですし、
コミュニケーションに難を抱えていた過去、歴史を乗り越えて、
今、好転的にスキルとしてコミュニケーションをだんだん身に付けられているかなというふうには思っているので、
そんなふうにおっしゃっていただけてすごく嬉しかったです。
コメントいただいてありがとうございます。
ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
また次回も聞いていただけると幸いです。
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