上司力の実践
FeelWorks代表取締役の前川孝雄です。 今日はですね、僕がnoteで続けている上司力実践ケーススタディですね。
これのQ52番に関してですね、特別に解説をしていきたいと思っております。 Q52番ですね、どういう設定だったかでいくと、出勤時に挨拶をしない部下という設定ですね。
朝、出勤してきた時に自分から挨拶をせずに、黙って席について仕事を始める部下。 どう対応しましょうかという問題でした。
上司としてはですね、ちょっと気になりますよね。 選択肢はですね、2つありましたね。
1つ目、アンサーの1番。 他のメンバーが挨拶した時に、その部下に聞こえるように大きな声でおはようと返して、 本人が気づくのを待つ、ということですね。
アンサーの2番。 自分からその部下に向かっておはようと大きな声で挨拶をして、 おはようございますと返させて挨拶の習慣をつけさせるというふうなことでございました。
さて、あなたはどっちでしょうかという問題ですね。 いつも言っているように、これは絶対的な正解はないのであくまで妥当解でございますが、 僕のおすすめはどっちかでいくと、アンサーの2番ということですね。
自分からその部下に対して大きな声で元気に挨拶しましょうというふうなことですね。 まあまあ、これはですね、うすうすそうだよなというふうにわかっておられる方も多いと思うんですけど、
僕毎回思いますけど、わかるとできるって大きな壁がありますし、階段があると思うんですね。 なので、ぜひね、できるっていう状態になるまで毎日実践をしていただきたいと思ってるんですね。
やっぱりこういろんな企業で人材育成の取り組みをしてますけど、 やっぱりこうコミュニケーションが土台にあって、コミュニケーションのベースはやっぱり挨拶から始まると思うので、 基本中の基本だと思うんですね。
で、互いのメンバー同士、上司、部下だけじゃなくて、 同僚同士がみんな気持ちよく挨拶をし合える組織っていうのは雰囲気が良くなっていきますしね、
仕事もしやすくなりますし、心理的安全性にもつながっていくなと思うんです。 そういう意味で言えばですね、部下の皆さんが
挨拶の背景
挨拶をするのが当たり前だというふうな環境にしていくっていうのが、 上司の腕の見せどころだと思うんですね。
そのためには部下が挨拶しないとですね、 ちょっと挨拶しろよというふうなことでですね。
まあ注意をしたくなったりとか、あとはアンサーの一番のように当て付けのようにですね、 他のシーンでやってですね、それを見せつけるみたいなこともしたくなるような気持ちになるかもしれませんが、
そうじゃなくて、なぜその部下がですね挨拶しないんだろう、 もしくはしないでいいと思っているんだろう、もしくはしているんだけど周りに認識されにくいんだろうというようなことを
思い巡らせるっていうことがすごく大事だと思うんですね。 何よりやっぱり決めつけが良くないのは、挨拶は部下からするもんだろうというふうに決めつけてですね、
それを強要するってなると、なかなか気持ちよいというふうな状況にはならないと思うんですね。 まず上司から明るい元気な声で挨拶をして、それに自然に反応するような環境を作っていくっていうのがとても大事なんだと思うんですね。
ちょっと余談になりますけど、挨拶っていう言葉は禅の言葉だというふうに言われてるんですね。 ちょっと僕も調べてみて、なるほどやっぱり上司がするべきだなと思ったんですけど、
宋の時代ですね、中国の宋の時代っていうのは結構古いですね。 900年代後半から1200年代ということで、今から1000年以上の遥か昔なんですけど、
この時代のですね、禅の師匠のみなさんたちの代表的な言葉をですね、これは公案って言うんですけど、これを集めた冊子があってですね、これを碧巌録って言うんですけど、ここにはですね、この挨拶について書かれているくだりがあるんですね。
挨拶というのは何かと言うと、この禅の言葉のいわれでいくとですね、 挨とは押すこと、拶とは迫ることということなんですね。
もともとは禅の師匠が修行中の弟子に対して、その修行の度合いを測るために投げかけていた問答を挨拶というふうに言ったそうなんです。
となると、挨拶は上司からするものだな、師匠からするものだな、というようなことがやっぱり1000年以上前から言われていたということがよくわかるわけですけど、今の時代も同じですね。
やっぱり上司自ら実践をして、それに気づいてもらうと、それによってチームがよくなっていく、チームの雰囲気がよくなっていくとか、部下自身も気持ちよく働けるというふうな環境になっていくんだというふうな実感値をもたらしていく。
そのきっかけとして、上司自らが挨拶していくということをぜひ実践していきたいなと思いますし、皆さん自身もそれによって気持ちよく働ける心理的安全性の高い職場を作っていただきたいというふうになっています。
ということで、今日は挨拶に関してお話をさせていただきました。ぜひ皆さんの日々のマネジメントにご活用いただければと思っております。本日もどうもありがとうございました。